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May 6, 2010
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カテゴリ: NUMB3RS
カルト宗教に対するラリーの反応が激しくてちょっと驚いてしまいました。それも、彼なりに意味のあることなのですね。
信仰がテーマだとあまりなじみがないことが多いのですが、最後は意外な展開で面白かったです。
タイトルはヒ素の元素番号ですね。



カルト教団と言われるパトモス教会で、コーヒーを飲んだ信者が次々と倒れ、当局に内部通報があった。この教団では祈りによって治療をする事で知られ、到着した救急隊を激しく拒んだがFBIが強引に中に入り患者を助けた。
毒物としてヒ素が検出されたが、教団の敷地からはヒ素は見つからず、侵入も難しい事から集団自殺なのか内部犯行なのかと考える。
チャーリーは社会ネットワーク分析で教団内の組織構造の分析を行うという。
教団のエズラ牧師はFBIの捜査に協力的で、信仰治療は間違った解釈だとし、誤りを正そうとしているという。ドンは教団の実質的な管理者、スーザン・ドーランとその娘オードリーから信者に関する資料を預かる。スーザンとエズラ牧師は対立していて、牧師の息子クレイグとオードリーは恋人同士だった。
実はオードリーの父親がこの教団を開いたが、1年前に心臓麻痺で死んでいた。メーガンはドーラン牧師の死因に疑問を持ち遺体を掘り出して調べさせる。
その結果、ドーラン牧師もヒ素中毒で死んだことがわかり、今回の中毒事件との関係を調べる。

スーザンの住居の洗濯室から高濃度のヒ素が検出され、状況的にスーザンが殺人容疑で逮捕される。
しかし、その時に建物から爆発が起こりエズラ牧師が死亡する。牧師の家の流し台にはヒ素があったようだが、爆発が事故ではないと見たチャーリーは、アフィニティ分析で事件を分析し、他にも共犯者がいるとして関係者を洗う。するとオードリーの関与が示唆され、3件の事件ともオードリーのアリバイがなかった。
スーザンは娘に容疑がかけられたと聞いて、急に犯行を自白する。チャーリーは検証過程で逆にクレイグに疑問を持ち、ラリーはエズラ親子の関係に足りない物があるという。
シンクレアの調べによると1998年以降、親子の記録が見あたらず、エズラ夫妻は1998年に交通事故で死んでいることが判った。その時里子だったのがクレイグで、犯罪者のウィリアム・ブーンがエズラ牧師になりすまし、親子で教会の金を目当てに詐欺をしようとしたのだった。
おそらくクレイグがドーラン牧師を殺し、ブーンがコーヒーに毒を入れてクレイグを殺そうとしたが助かって、逆にクレイグはブーンを爆発で殺したのではないか。クレイグは疑いを持たれたのを知って逃走し、メーガンはクレイグを信じているオードリーに真実を語るよう説得する。
思った通り、クレイグからオードリーに金庫の金を持ってくるように連絡があったので、FBIチームは張り込んでクレイグを逮捕する。



ラリーは科学の人として、パトモス教会が医学などを否定する教義に激しく反発。また、独自の特殊な聖書の解釈についても許せない。
宇宙へ行ったり、「神の粒子」を研究したりと、ラリーの中では科学と精神世界は違和感なく同居して、意識して双方を結びつけようとしているので、つい熱くなるのかも知れませんね。
手に持っていたのは箱庭サイズの石庭の熊手ですが、「アリー」のジョンも同じ物を持っていたように思います。(笑)
あれは精神を安定させるのには良いのでしょうね。
出番が少なかったアランが、神を探すことについては人それぞれだと言ったのはさすがに年の功でしょうね。

この教団の信者が信じる物が何であれ、そこに別人になりすました牧師がいて、詐欺を働こうとしていたとはまさか思いませんでした。しかも主犯は息子の方だし。
オードリーの愛情を利用して最後まで罪をなすりつけようとするなど、本当に酷い話です。
ドンとロビンは相変わらずLOVE×2であまり幸せそうな所ばかり見せられると、逆に別れもあり?という気がしてきます。(爆)
冒頭とエンディングの「非ニュートン性流体」て、本当に可能なのでしょうか。私も試して見たいな。

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Last updated  May 7, 2010 07:25:37 AM
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