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April 19, 2012
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カテゴリ: NUMB3RS
今週はスクラッチくじという、いかにもNUMB3Sらしいテーマのエピソードでした。
高額賞金が当たった人たちのその後が悲惨というのは、興味深いですね。日本にもそういう大当たりした後のケアをしてくれる場があるのかしら。



コンビニ店に4人組の覆面強盗が入り、スクラッチくじを大量に盗んでいった。店主が反撃して、1名を射殺する。
国内で8件連続で同様の強盗事件が続いている事からFBIが捜査を担当し、宝くじ委員会のボイド・キーナンが捜査に協力することになった。
死亡したのはウェイン・ピーターソンという昨年スクラッチくじで15万ドルを当てた男だった。しかし今は家賃もためるほどで、「宝くじ当選者の会」という集まりに参加していたことが判る。
ドンらは、販売する店でシリアル番号が控えられているのに、わざわざ武装して強盗する理由がわからないという。捜査には宝くじ専門のハケット捜査官が加わる。
ハケット捜査官は数字に強く、チャーリーと話が合う。2人はパターン確立で次の強盗場所を予測し、絞り込むことにする。
宝くじ当選者の会を主宰するスコット・ウィルソンによると、突然の大金は金銭感覚を狂わせ、結局無一文になってしまうこともあるという。
そのため、ウェインにはサラ・ルイスという資産アドバイザーを紹介したという。ルイスはウェインに会ったときにはすでに財産をほとんどなくしていたと言い、運用資料などの提出を拒む。

その金額だと、どの店でもその場で換金することができるが、それにしても大がかりな強盗の割には盗んだ額が少なすぎて、FBIチームは不審に思う。
チャーリーが次の犯行ターゲットを絞り込むことが出来ない中、犯人の目的は当たりくじではなくて、くじ1枚ごとに付いているシリアル番号であることに気付く。
当たりくじのシリアル番号は、コンピューターが発生させる乱数列をコードにして割り当てるが、そのコードを解読するには膨大な情報が必要で、そのために大量のくじを盗んだらしい。
やがて、奪われた7枚の当たりくじが換金されたという通報があり、現場に向かったところ、ウィルソンの息子、ザックが犯人だった。
ザックは父親も1500万ドルを当てて金を使い果たし、破産したと言う。実は宝くじ当選者の会のグレアムとブラウンという2名も同じく破産しており、強盗事件が発生した後に行方不明になっていた。
ここで、当たりくじのシリアル番号が判ったところで、それをどの店で購入出来るのかを知らなければならないことに気付く。
ザックの取り調べにウィルソンを呼び、厳しく追及したところ、ウィルソンは強盗を認め、換金はウェインが担当だったと明かす。
次の強盗の対象を聞き出し、待ち構えていたところグレアムとブラウンが犯行を行い逮捕される。彼らも換金の方法については知らないという。
一方、宝くじ委員会のコンピューターに内部関係者がアクセスし、当たりくじを含むロットがどの店で売られるかを知った者がいるという。
使われたのはハケット捜査官のIDとパスワードで、ハケット捜査官は逮捕される。
ドンはハケット捜査官の犯行とは信じられず、捜査陣が内部関係者の存在を疑う前にキーナンがアクセスログの調査を命じていた事を掴んだ。

キーナンはサラ・ルイスも仲間だったと認める。ハケット捜査官の容疑は晴れる。
ルイスは高額当たりくじを換金しようとしているところを逮捕される。ウェインら4名はルイスの顧客で、真面目に投資しようとしないで、浪費することに腹を立てていたという。
シアトルからロビンが戻ってきて、ドンとロビンは2人の関係を今後どうするか、考える。



当たりが印刷してある「くじ」というなら、それは盗むことを考える人が出てもしかたないですよね。その欲に負けない人でないと、勤まらない。
始めからあの責任者の人が怪しかったです。

しかし、当たったら当たったで、まず会社を辞めて浪費をし始めるとあっという間に使い果たしてしまう。そうなると、当たる前よりも深刻な状態に陥る人が多いという。
なるほど、使い切れない金額を持つと人間というのはそういうものだのだなあ。
私ならまず貯金して、などと考えますが、それは「捕らぬタヌキの」ですね。(笑)
ロビンとドンの関係は、一旦終わっていたのですね。
遠距離恋愛でも良いじゃないかとか言っていますが、最終シーズンらしく、そろそろ方向が見えてくるのかも知れませんね。
まさか、最後は兄弟揃って華燭の典、ということかな?
ハケット捜査官は楽しかったので、また登場して欲しいところです。女チャーリーという感じかな。


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Last updated  April 20, 2012 05:00:17 PM
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