星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.11.27
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 リファンド型は具体的には一般客と同じ免税されない値段(消費税を払う)で購入し(購入記録は税関に)商品を確認後、免税額を受け取るというシステムです。シンガポールのチャンギ空港内にも消費税払い戻しのカウンターがあるので、日本でも出発する空港で消費税の払い戻しを受けるのだと思います。

 リファンド型への検討は昨年12月に米アップル社の日本法人「アップルジャパン」が東京国税局の税務調査を受けて消費税を追徴課税された事に端を発するようで、2021年9月期までの2年間で約130億円の追徴課税を課されたとあります。さらに記事にはiPhone 販売などで免税要件を満たさない取引を見抜けなかった多数の例を指摘され、国税庁が21年7月から22年6月の1年間に実施した法人調査でも2万4千件の消費税の申告漏れがあり、追徴課税は計869憶円と前年の20%増のようです。

 免税で購入した物を日本国内で転売する事例も多いようで、リファンド型が一般的な海外の国と比べてゆるい制度の中で必然的に起こった犯罪です。



 因みにiPhone15の世界での値段のグラフを見てみると一番安いのは中国、次はアメリカで日本は3位となっています。これに免税となれば確かに旨味があります。シンガポールは14番目で1299ドルからとあるので143000円ほどになります。以前にマレーシアに住む知人がマレーシアのiPhone の値段が高いのでシンガポールに買いに行きたいと言っていたのを思い出しました。微妙に値段の違うiPhoneですが、ブラジルとトルコの値段が抜きんでて高いのは何故なんだろうと素朴な疑問もあります。

 余談ですが、海外に2年以上住む日本人対象の免税制度も先月帰国時に制度が変わり大使館が発行する在留証明書が必要な事を知りました。犯罪が多発すれば普通の庶民にも迷惑がかかるのは必至で政府のしっかりした対応を強く望みます。







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最終更新日  2023.11.27 12:07:00
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