2003年07月02日
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学生の頃、よく通った名画座センターシネマ。
そこは、週変わりで公開から半年遅れの作品を上映するところで、通い始めた頃は、学割で250円だったと思う。
半年ほどの遅れは、最近DVD化される程度の時間差だからさほど古いとは感じなかった。
行くのは土曜日の午後が多かったけれど、いつ行っても座席がいっぱいになるくらい混んでいて、立見をする事も多かった。
そこはもう10年以上も前に閉館になり、今は保険会社になっているらしい。
スクリーンはさほど大きくなかったけれど、それでも、今住んでいるところに近いシネコンのいちばん大きいスクリーンよりは、大きかったと思う。
センターシネマは交通センターの近くにあってとても便利な所だけど、繁華街からはかなり離れたところに、大きなスクリーンを備えたテアトルデンキという映画館もあった。
ここではヒッチコックやヴィスコンティ、日本の巨匠たち、あるいはもっと古いモノクロの映画が多く、上映作へのこだわりは結構なもので、名作を見るならここだなと言うイメージがあった。
ここは地理的に不利な場所にあるためか、閑散としていることが多く、目新しい作品も時として上映していた。

とても分かりやすいのだけど‘歴史’にこだわった作品の2本立てで、でも、こだわったわりに、この映画館にはめずらしく内容的にはこの2作に何の関連性もない。
「歴史としての聖書」は、聖書に記された歴史の遺跡を伝える単なるドキュメンタリーである、そして「歴史は夜作られる」、こちらはタイタニック号の沈没を絡めたラブストーリーである。
私のお目当てはもちろん後者、主演の二人がとても美しかったと記憶している。
主演のシャルル・ボワイエはこの前年に亡くなっているらしいので、きっと追悼の意味をこめた上映だったのではないかと思う。
その時一緒に映画を観ていたのは、私以外に7人、7人全てが、近くの教会関係の人だった。そこまで憶えているのに、映画の内容はいまいち覚えていない。
もう一度観たいなぁと思う映画の筆頭がこの作品である。

今思えば、私が就職する場所を今住む町に決めるのには、映画館の館数がとても多かったのがいちばんの理由だった。

このところ、有名どころの俳優さんが何人も亡くなったりしているけれど、地元のTV曲の追悼映画名を見て、がっかりする事が多い。
この人の代表作としてはちょっと・・・ライブラリーになくていたしかたないのだろうけれど。。いや語るのはよそう、作品のストーリーと亡き人自身のストーリーを重ね合わせてしまいそうだから。

cinemaでもうひとつ
「ただうまく立ち回ってみたって 幸せにはなれない」





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最終更新日  2003年07月02日 14時14分15秒
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