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Dec 19, 2002
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カテゴリ: カテゴリ未分類
学生時代、同級生に目が全く見えない人がいました。Aさんとします。Aさんは非常に真面目で、しっかりしていました。成績も優秀だったのですが、最初は「障害者なのにすごい」と感じていました。

その後、話をするうちに「障害者」という感覚が抜け、「Aさんはすごい」と思うようになったのです。確かに、視覚障害を持っているので、図書館に行って関連図書を読みあさったりすることなどはできません。本を点訳する機械があったのですが、文字を入力するボランティア(といっても学校より一定額の支給がありました)の時間も限られています。朗読を録音したものを聞くのは、私たちが読んだり、視覚障害者が点訳本を読んだりするよりも、時間がかかるでしょう。だから、「障害者なのにすごい」というのは、当然です。しかし、言葉にするのは難しいのですが、Aさんを1人の人間として見るようになったというか、自分の中で何かが変わったのです。それまで何だかんだ言いながら、障害者を必要以上に特別視していたのかもしれません。

Aさんから、いろいろなことを教えてもらいました。物事に集中して取り組むことのすばらしさなどの他に、視覚障害者とのコミュニケーションの取り方も学びました。

ただ「おはよう」などと声をかけてくれても、誰に話しているのか分からないので、まずは名前を呼ぶ。名前が分からない人なら、声をかけながら肩をたたく。

食べ物の位置は、時計の針を思い浮かべ、「2時に○○、6時に○○がある」と伝える。

移動介助するときは、肘をもってもらい、少し前を歩く。

歩数を数えながら歩いていることもあるので、無理に引っ張るようにして手伝ったりしない。まずは、「手伝うことはありますか」と尋ね、障害者自身を尊重する。

卒業してからかなり時間が経っているので、間違っていることもあるかもしれませんが、以上のようなことです。

現在の学校現場でも、体験学習や福祉教育などが盛んです。車椅子に乗ってみたり、目隠しして歩いたりしているようです。これはとても素晴らしいと思います。さらに、障害者自身と触れあう、できれば自然な形で触れあうことができれば、良いのではないでしょうか。





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Last updated  Dec 20, 2002 10:21:15 AM
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