全3件 (3件中 1-3件目)
1
1月14日(水)。1日中くしゃみをしていた気がする。BCを聴く。1月15日(木)。くしゃみをしていた。BNを聴く。2人の思想が素晴らしいと前から思っていたんだけど、国や人種というくくりからも完全に自由になっている思想で、ここまで素晴らしいとは思わなかった。長年の悩みが解決できた。1月16日(金)。本を読んだり、気が付いたら眠っていた。1月17日(土)。本や漫画を読んだ。『UNLIMITED 兵部京介』の1巻を手に入れたので読んでみた。シリアスな話で、本編の方がスピンオフみたいだ。『探偵学園Q』を少しずつ読んでいる。導入に使われる簡単なトリックなら見破れるんだけど、メインに使われているトリックは流石に分からない。後催眠とか無茶なガジェットを使うのか、この漫画は。1月18日(日)。1日パソコンの前から動かなかった。作業はそれなりに進んだ。読書はあまり進まない。風邪が治る気配がない。鼻水が止まらない。1月19日(月)。鼻水が止まらなくて苦しかった。夜はセンターの数学を時間を賭けながら解く。1月20日(火)。遅くまで仕事して、帰宅後すぐに寝た。1月21日(水)。午後休みを取ったのだが、仕事が終わらず帰れない。結局3時間休み。病院に行く。風邪だった。1月22日(木)。普通に仕事をして、病気のために飲み会をキャンセル。1月23日(金)。忙しくて何も終わらない。ミスばかり。全てを来週に回して部署の飲み会。体調不良だったが幹事なので行かないわけにもいかず。1月24日(土)。一日中寝ていた。ぐったり。体調悪い。1月25日(日)。午前中はぐったり。午後、日本語学の本を読み終わった。その他、漫画や小説や新書を読んだ。「バタアシ金魚」望月峯太郎を読みたい。映画も見たい。【最近観た&聴いた落語】桂枝雀『親子酒』。最近、家で酒を飲みたい気分になっている。そういう時には日本酒を飲みながら落語を観たい。そんな感じでこれを観た。以前観たことあるけど再見。酔っ払いの演技が上手くて面白い。桂枝雀『胴切り』。『首提灯』と似た話だけど、その後の生活ぶりを描いている点が面白い。このアイデアって、よく思いついたと思う。桂枝雀『日和違い』。天気予報にまつわる小話の詰め合わせの感じがする。言葉遊びの集積。立川談志『野ざらし』。最後に手ぬぐいを投げる回。【最近読んだ漫画】宮本福助『この度は御愁傷様です』(全1巻)。破天荒なおじいちゃんの遺言に振り回される遺族の話。上質のコメディ。次々と出てくるおじいちゃんの破天荒な生き様が魅力的。読んでいてホッとする漫画。島本和彦『炎の転校生』(全12巻)。ギャグ漫画は苦手なのだけれど、登場人物本人たちが真剣なので読み切れた。滝沢国電パンチ、カッコいい。勢いと熱さが他の漫画と違う。物語が荒唐無稽で破綻しているんだけど、真剣で熱い。全然嫌じゃない。喜怒哀楽が激しい。無理やり学園ものにしているけど、ヒーローものとかバトル漫画とかの手法。無理やり学園ものにしているのでギャグになっている。炎の転校生がコードネームであり、転校してきた主人公の話ではなく、転校を繰り返す主人公の話というのは衝撃的だった。シリアス漫画の文法でギャグ漫画を描いている作品。夏目房之介『マンガでマンガを読む 漫画学』。「じっちゃんの名にかけて」夏目漱石の孫(長男の長男)漫画評論家で漫画家の夏目房之介の本がようやく手に入った。半分エッセイ半分漫画の本なんだけど、途中著者の実験的漫画作品が入っているのでこっちに書いた。コマトピアが面白い。漫画のコマ割りについての効果を論じながらコマで遊んだ実験的漫画。SABE『世界の孫』(全3巻)。何が面白いのか分からなかった。ギャグ漫画。何でそんなにイカ推しなのか分からない。ただただ読むのがツラかった。さくらももこ『永沢君』(全1巻)。これは面白かった。卑屈でありながら哲学的。こいつこそ卑怯だろ。まるちゃんのスピンオフ作品。野口さん、良いキャラクターしている。不良は記号だけど、デブも笑える。オチが渋くて良い。さすが言葉の漫画家。予想以上に面白かったので、ちびまるこちゃんも読んでみたい。【最近読んだ本】森絵都『いつかパラソルの下で』。父親の死後、父のルーツ、家族のルーツを探る3兄妹の物語。恋愛や性生活について結構真剣にテーマとして扱っている。それでいて後味の良い、誰でも楽しめる小説になっているのが上手い。謎解きの要素があって、推理小説とかサスペンスとかの構造でわくわくする。結局、接し方を間違えると、親なんて子供にとって害でしかないと思ってしまう。ただ、それを良いわけにしてはいけないという考え方は感心した。「安定を求めて女を選ぶってこと自体、男として不甲斐ない」は明言だと思う。人がわいわい喋って楽しんでいるシーンが楽しい小説。出た話題を羅列する技法を使っているシーンが2、3箇所あった。これは他の小説にはなかなかない使い方である。鈴木和彦・林巨樹:監修、飯田晴巳・中山緑朗:編集『概説日本語学』。去年あたりから言葉に対する興味が出てきたので読んでみた本なんだけど、根が理系だからか数理言語学的な話が一番楽しめて読めた。他は分類わけだけしているように思えて、期待以上には楽しめなかった。多分、大学の学部生向けに書かれた本で、日本語を取り巻く研究の概略だけ解説している。方言の分類わけなどは後日読み直したい気がする。内容は全然入ってこなかったんだけど、記号的表現や言語学の研究方法はこういうものなのだということが分かった。矢野龍王『時限絶命マンション』。ゲーム世代の作ったゲームミステリィの究極版。この人の作品はゲームであり本格ミステリィである。前作のデビュー作『極限推理コロシアム』の方が面白いけど、これもあのトリックとあのトリックを使いつつ、素晴らしいエンターテイメントになっている。状況の作り方は山田悠介で、中盤はバトルロワイヤルで、後半は新本格。ただ、今回は謎を全て解き明かさないで、シリーズの根底にある大きな闇を語っていない。かなり怖い終わり方。次回作が楽しみ。組織力にごまかされているが大がかりで強引な内容。図や表を多用する奇抜なアイデアなんだけど、随所に本格推理小説のツールが使われている。バールストンに次ぐバールストンとか。建物自体のトリックとか。アカシアの話は薀蓄をよく混ぜたと思う。原野広太郎『セルフコントロール』。自己管理に関する本かと思って買ったら、心理学のバイオフィードバックに関する本だった。自己暗示と禅を比較している話は面白かったけど、それ以外は知っている話ばかりだった。医学的なことは新しく知ることも多かったけど固有名詞はどうせ忘れてしまうだろうし。人間がほかの動物と違うところは自己暗示やバイオフィードバックを行えるところだということがあって、なるほどと思った。できる動物が発見されるかもしれないけれど、自らを客観視してコントロールしようとするのは人間だけのような気がする。
2015.01.25
コメント(0)
1月4日(日)。頭が痛いのと、気力が湧かないので1日寝ていた。知人に相談した。鬱病かもしれない。小説を読んだり、『BSマンガ夜話』を観た、漫画を読んだりして過ごした。富江の上巻だけ手に入れたので読んでみた。富江、怖可愛い。インターネット回線が不安定で迷惑している。1月5日(月)。帰ってボケっとしたら1日が終わっていた。数学の本を少し読んでいた。1月6日(火)。目が痛い1日。早く帰って豆腐を食べて早く寝た。読書をしようとしたができなかった。1月7日(水)。早めに帰る。帰宅後、BCを聴く。ブログを利用して2014年中に読んだ漫画、本、観た映画の数を集計した。結果は以下の通り。2014年分漫画:313冊小説:33冊小説以外:30冊映画:33本※漫画には誤差あり。1月8日(木)。他の人の苦情に付き合って帰るのが遅くなる。帰宅中、車がパンクして踏んだり蹴ったり。1月9日(金)。連休明けに休みを取ったので、この日は残って仕事をしていた。帰宅後は懐かしのフリーゲームをした。体調が悪くなる。1月10日(土)。電車に乗る。体調が悪く、読書をしたかったのだがなかなかできなかった。1月11日(日)。一日体調不良で寝ていた。買い物をして、トランプをした。1月12日(月)。双六をした。しゃぶしゃぶを食べに行った。相変わらず体調が悪い。1月13日(火)。電車に乗って読書をする。ただ、横溝はなかなかページが進まない。読み終わって我孫子を読み始めたらすぐに読み終わった。【最近読んだ漫画】新谷かおる『エラン』(文庫版全2巻)。解説にもあったけど、少年誌で商社モノなんか普通やらない。この人の絵で書かれると、現代劇でもSFに観える。士郎正宗『仙術超攻殻ORION』(全1巻)。造語をこんなに多用する漫画は初めて。小説なら流水大説が近いかも。和深ゆあな『カチン・コ』(全2巻)。借りて読んだ少女漫画。打ち切りか。もうちょっと何とかならなかったのか。委員長やプールの少女と若いしないのか。サークルの女の子は何も活躍しなかった。物語が始まる前に終わってしまった感じがある。【最近読んだ本】阿刀田高『食べられた男』。流石に面白い。星新一と筒井康隆の良い部分を自覚的にハイブリッドしている。最も好きなショートショート作家。過去に読んだエッセイで紹介されていた、二人称の小説が実際に載っていて楽しめた。こんな変幻自在で毒のある作品集がボンボン出てくるのは何でだろう。何故か、この作者には余裕を感じる。星新一も筒井康隆もオリジナリティを出すために全力を注いでいる感じなんだけど、阿刀田高は既にあるフォーマットを使ってより洗練された作品作りをしている感じがある。漫画家で言うと浦沢直樹の立ち位置に似ている。横溝正史『悪魔が来たりて笛を吹く』。悪魔が来て笛を吹く話。横溝作品の平均よりは楽しめた。動機、ミッシングリングに重きを置いた話でちょっと苦手。密室なのに密室のトリックが全然頭に残らない。物語としては飽きない。我孫子武丸『さよならのためだけに』。流石にストーリィが面白い。逆・恋愛小説。離婚をする為に奔走するサスペンス。気の強いヒロインが魅力的。対組織のサスペンスを扱った作品は多くあるけど、これも面白い。クライマックスはちょっとB級っぽい気がする。臭い。と思ってしまうのは僕がスレてしまったからか。ミステリィではなく、終始サスペンスだった。岡嶋二人の『コンピューターの熱い罠』を思い出した。【最近観た映画】『百瀬、こっちを向いて。』。中田永一(乙一)原作で、原作が良かったので映画も観てみた。ストーリィ上のアレンジが良かった。原作者らしい優しさが表現されていて良かった。ヒロイン(百瀬)の方の役者、何者だろうと思って調べてみたら元ももいろクローバーZだった。何気に先輩のキャラクターと役者が良い。考えさせる演出良いなと思う。鏡の前でリップリクームと口紅塗るシーンが好き。人間レベル2の男から女性がどう見えるかを上手く表現していると思う。原作で大好きだった、キャッチボールのシーンが削られていなくて良かった。その後のバスのシーンでのセリフが印象的だった。田辺君、良いなぁ。ただ、ラストこんな感じだったっけ? 確認したいけど小説版がどこにあるか分からず確認できない。確か、もうちょっと救いのある結末だった気がする。百瀬に対しても、田辺君に対しても。『魔女の宅急便』。実写映画版。清水崇監督作品なので興味があった。流石に不気味なシーンの演出が怖い。猫が可愛い。よくこんな思い切って日本を舞台にしたと思う。現代日本を前面に押し出していて笑った。
2015.01.13
コメント(0)
12月28日(日)。フリーゲームをして漫画を読んでいた。12月29日(月)。1日何もやる気がなかった。しめ飾りを作って、午後は買い物にでかけた。『派遣戦士山田り子』を読んでいた。四コマ漫画を読みたくなる時は弱り切っている時だと思う。買った漫画を読んだ。『ONE PIECE』最新刊76巻。最近開き直ったのか、作者の好きな落語ネタや映画ネタが多くて楽しい。もっとやってください。『MIX』最新刊6巻。予想していたけど『タッチ』の世代とはあまり関係性がない。西村勇と元須見工など徐々にタッチつながりの話が出てきてうれしい。『卓球社長』、後述。時間ができたのでようやく、買っておいたDVD『AVALON』を観ることができた。ストーリィは一般受けしないだろうけど、技術的に面白い。クリエイターなら『イノセンス』と『AVALON』を観ておいて損はないと思う。映像と音にこだわり抜いた映画を作る監督だと思う。音楽を楽しむのではなく音質を楽しむという音楽愛好家がいるけど、押井映画は画質と音質を楽しむ映画だと思う。12月30日(火)。一日仕事で職場待機。昼は上司に蕎麦を奢っていただいた。蕎麦が大好きなので嬉しかった。夜、年賀状用のネタ出し。今年も四コマにする。漫才かショートショートかにしたかったけど、納得のいくものが思いつかなかった。せっかく大学時代や大学院時代に培った能力が失われつつある。何事も継続しないとダメだと思う。2014年12月31日(水)。読み途中だった小説を1冊、格言集を1冊読み終わらせた。積んであった漫画を4冊消化した。BCを聴いた。『AVALON』に関する動画や、押井守のインタヴュー動画を観ていた。本当に面白い人だから、死ぬその瞬間まで映画を撮り続けてほしい。前から思っているんだけど、宮崎駿と押井守の対談を公開してくれるなら、多分どちらの映画作品よりも面白くなると思う。それは映画監督としてどうなんだと思ってしまうが、押井守の喋りはそのくらいのエンターテイメントだと思うし、ジブリに喧嘩売る時の押井守が一番面白い。押井守と鈴木敏夫の面白対談はよくやっているのに、押井と宮崎の対談はない。仲良い敵同士なのに何故やらないんだ。多分その二人の対談が映像化されれば、世の中の全ての映像作品の中で最も面白い作品になると思う。もちろん、僕の個人的な意見だけど。あと、感電パラレルを観ていた。多分、TVでやっているネタより感パラの方が面白い。感パラ全てで1つの作品になっていて、いろいろなところで繋がりがある。「ここで話が繋がるのか!」という、他の表現媒体にはない楽しみがある。演者は2人だけなのに、独特の世界観の中に何百人ものキャラクターがいる。夕方からひたすらネタ出し。何も思いつかないのでパズルゲームでも作ろうと思ったが、それすら良いアイデアが出ない。何に挑戦してもアイデアが湧いてくる時期があったが、もうそういう感じでもない。これが大人になることなのか、と毎度同じようなことを書いている。良いお年をお迎えください。2015年1月1日(木)。明けましておめでとうございます。ある世代より上の人たちは強い信仰心を持っているという気がする。朝まで作業して3~4時間睡眠。夕方1時間ちょっと寝た。親戚が来ていたので、大人しくしていた。必要に駆られて『鏡の国のアリス』を1日で読み終わった。感想は後述。後は感電パラレルを流しっぱなしにしつつパズルゲームを作っていた。1月2日(金)。年始回りに行った。その後、買い出しに行き、一人で夜食を楽しむ。1月3日(土)。昼まで寝る。氷を少し割る。映画『サカサマのパテマ』を観た。これは面白い。こういう作品を見ると、ジブリが後続のアニメ映画に与えた功績は大きいと思う。【新年の抱負】年末年始は普通の休日と同じように過ごしているので抱負を考えたことなどないんだけど、気持ちを切り替えるためにここで考えて書いておこうと思った。あまりに自分に残された時間が少なすぎるので、自己管理を徹底的にしたいと思う。ずっと続けている腹筋腹筋を続けること。去年から1周年を迎えた家計簿をつけ続けること。この簡易日記(というより記録)をつけ続けること。今年全然できなかったが、本を読むことをしていきたい。記録を取っていないが、多分人生で一番本を読んでいた中学生の時から狭義単調減少で読書量は減っているし、集中力も減っているので自分のものにほとんどできていない。2014年は評論や科学系の新書を中心に読んだ気がする。時間を見つけて読んでいかないと積んである本が大変なことになる。社会人2年目がもうすぐ終わるので、この辺で資格の一つも取っておきたい。2年、何の向上心も持たずに来てしまった。かなり焦っている。英語の勉強も止まっており、洋書読むのも止まっている。情報系の資格を取りたいんだけど、勉強時間を計算するとどうしても無理。数学もとなると難しい。あと、今年こそはウディコンに作品を出したい。ウディフェス出展予定作品は完成したので良しとする。更に、水泳にも全然行けていない状況が遺憾である。せめて、どんなに忙しくても月に2回は行きたい。去年の実績は年2回。その前の年は年9回行っている。これも習慣にしなければいけない。欲を言えば月4回くらい行きたい。結論として、スケジューリングを完璧にする。自分の管理をするということ。曜日でやることを設定するか、日付のmodで設定するか迷っている。予定が決まったら書きたいと思う。【最近読んだ漫画】島本和彦『卓球社長』(全1巻)。卓球好きの社長の話。予想していた以上に面白かった。島本らしいギャグなんだけど、真剣なところは真剣。同時収録の読み切り短編も皮肉が効いていて良かったと思う。社長が社長のお面を被って卓球する話が秀逸。島本和彦『アスカ@未来系』(全3巻)。タイムスリップSFバトル漫画。全体の雰囲気と、シリアス度が高い点で良かった。ただ、内容は複雑で詰め込み過ぎでイマイチ分からない。タイムスリップモノって伏線を張って上手くやると面白いんだけど、この作品はかなり強引にやっている。それなりに面白いんだけど、期待し過ぎていたかもしれない。あだち充『SHORT GAME ~あだち充が短編で紡ぐ高校野球~』(全1巻)。短編集。高校野球というより、高校野球時代を振り返る大人の物語の方が多かった気がする。こういうの、上手いよなぁ。近年のあだち漫画のヒロインは、ふわふわ系とツンツン系に大別されると思う。どちらも魅力的だけど、『クロスゲーム』から登場するツンツン系はあだち充が描くからこその魅力がある。朝倉南とは違った"強さ"を持つ登場人物。あと、下らない手抜きギャグが相変わらずで、真面目な話に挟まれているショートショートも面白かった。あだち充だからこそできる芸当。浅丘高校野球部日誌シリーズの続きが読みたい。全編を通して、主人公顔の奴が美味しいところを持っていく短編集。『MIX』の最新刊を読んだ時も思ったんだけど、あだち充の主人公人格と青山剛昌の主人公人格ってかなり似ていると思う。クールでユーモアがあって余裕を感じる辺り。工藤新一の推理力を取って投球力をつけると国見比呂になる。それくらい同じ。【最近読んだ本】太田光『文明の子』。SFファンタジー。短編形式なんだけど、話がつながっていくところが面白いと思うんだけど、途中時期を開けて読んでしまったので100%楽しむことはできなかった。社会派なだけあって現実にあった過去のニュースが引用されている辺り楽しい。1つの長編として読むのが正しい楽しみ方なんだけど、短編として面白い話はいくつかあった。いきなりウルトラマンが出てくる話は度胆を抜かれた。物語の核となる繋がりの部分をちゃんと理解できていないのでそんなに楽しめなかった作品。相変わらずファンタジー色が強すぎて肌に合わない。村山孚『「論語」一日一言』。365項からなる格言集。文字通り一日一言取り上げて簡単な解説をしている。昔、論語を題材にしたフリーゲーム『死妖花』を作ったこともあり、講師時代にお世話になった数学の先生が論語好きで勧められたこともあり、論語に関する本を読んでみようという気になった。9月か10月くらいに読み始めて、数ページずつ読んでいけば年末までには読み終わるだろうと思っていたのだが、思いのほか放置しておいたので大晦日にまとめて読んだ。孔子らしい格言もさることながら、孔子の人間臭い部分が現れた言葉が多く紹介されている。孔子という真面目な人間が悩む様や、矛盾したことを言う様子、人間味を見せるエピソードなどが入っている。また、時代性から見る孔子の思想の限界についても言及している。現代では通用しないことの解説をちゃんとしている辺りが、この本の優れているところだと思う。孔子ほどの人間でも時代の常識を打ち破ることは難しいのだと感じた。孔子の思想は儒教と呼ばれ、現代の日本にも無意識下に多大な影響を与えている。しかし、週興味は全くなく、孔子ほど現実主義な人は当時珍しかったのではないか。「未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん」という言葉にもあるように死後のことよりも、生きている間のことを考え続けた人だからこそ、現代でも通用する言葉がいっぱいある。真面目で現実的な人だったんだなと思う。紀元前の人で、こんな素晴らしい思想を持っていたんだから、後世に残るはずだよ。原作:ルーイス・キャロル、訳:岡田忠軒『鏡の国のアリス』。大晦日に作ろうと思い立ったゲーム作品が、この作品に関連で作りたかったので読んでおこうと思った。本来英語原作の小説は英語版を先に読みたいと思っていて、『Alice's Adventures in Wonderland』は英語版で読んだんだけど、これはすぐに読みたくてちょうど何年も前に買って積んであったので元旦に読んだ。意味不明の童話。言葉遊びを楽しめば良いのだろうか。詩が出てくるんだけど、日本語の詩ですら楽しみ方を知らないのに翻訳だからよく分からない。夢から覚めてからの数ページが一番良かった。何を思ってこれを書き、世界中の人は何を思って楽しんでいるのか知りたい。どの部分に楽しみを見出すのか。『不思議の国のアリス』嫌いなわけではない。ただ、世界中でウケる理由は分からない。本当に夢の世界のような世界観。狂った登場人物のみ、喜怒哀楽の強い人たちが出てくるのを、子供たちはどこを楽しんでいるのだろう。翻訳の注釈が無理がある。チェスに括弧書きで「将棋」なんていう説明はさすがにいらないと思う。いつの翻訳だ。ただ、英語の言葉遊びに注釈を入れていた部分があったので良かった。パロディとして使えるほど自分の中に入れることができなかった現状。もう一度読む気力は湧かない。【最近観た映画】『サカサマのパテマ』。2013年に有名になったアニメ映画らしくて、珍しく観たかった映画。現代の作品じゃないくらい、ちゃんとしたSFという印象だった。ジュールベルヌの匂いがする。映像に関しては、綺麗なのはもちろん、面白い構図とか動きとかが多い。上下逆の、思いつく限りのネタを映像がしていて良い。話も、反体制側が主人公で盛り上がる。悪役の悪役っぷりが気分悪いので主人公側を応援したくなる。これは映画館で観るべきなくらい迫力もある。ちゃんと力学を分かって作っているのが、おもりの何気ない扱いで分かる。突っ込みたいところが何点かあるけど、夢がないのでやめておく。久しぶりに少年に戻ってワクワクするSFを観れた。主人公が少年漫画みたいな主人公で悪くない。音楽も良いし、種明かしも最高だよ。海外のSF作品のような雰囲気だけど、日本映画のいい所も入っている。SFもアニメも、僕が最も求めているのはロマンだよ。
2015.01.03
コメント(2)
全3件 (3件中 1-3件目)
1