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アンソロジー『注文の多い料理小説集』は、そのものずばり、料理がテーマの短編集。グラスワインと鮨のマリアージュや、琺瑯(ほうろう)の鍋で炊くご飯、温かな家庭料理に季節の和菓子まで、何でもそろっています。 柴田よしきの『どっしりふわふわ』のメニューはパンです。 パン職人を目指した朋子は、あきらめて専門学校の講師になったものの、経営に関わるようになってから心身ともに疲弊しきって郷里に帰ってきました。 生徒だったヒロとの恋愛も自ら捨てた朋子でしたが…。 50という年齢は新しく何かを始めるなら、最後のチャンス。60過ぎたら、お金を使い、体力を使って新しいことに挑戦するのは難しくなります。まず老後の安泰を考えてしまうから。 朋子は一歩踏み出せるでしょうか。 朋子の故郷は百合が原高原。カフェ・ソン・デュ・ヴァンのオーナー菜穂子が登場しますが、『風のベーコンサンド・高原カフェ日誌』の主人公、菜穂子です。 最後のほうで、「え?やられた!」と思うこともあり、やはり柴田よしきはミステリー作家なんだ、と感じ入りました。 参照元:『注文の多い料理小説集』 文春文庫 から 柴田よしき『どっしりふわふわ』
July 4, 2024
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☆瓜…カ、うり 「古事記」や「万葉集」に出てくる「瓜」は「甜瓜(てんか)」(メロンほどではないが甘さのある、まくわうり)ではないかと言われます。メロンが一般に出回っていなかった頃は「まくわうり」は甘みをとる貴重な果物(分類上は野菜)でした。 「瓜」の漢字は、ウリ科の植物を表す熟語を多く作っています。「南瓜(かぼちゃ)」「西瓜(すいか)」「糸瓜(へちま)」はよく使います。 人に疑われるような行動をとるな、という戒めの「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず」という故事成語があります。「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠を正さず」から来ています。 瓜がなっている畑でかがんで靴をはき直すと、瓜を盗ろうとしていると思われかねません。また、すももがなった木の下で、手を挙げて冠を直せば、すももを盗ろうとしていると思われるかもしれません。 このような、人に疑われる行動は避けるようにという意味です。四字熟語では「李下瓜田」です。
July 2, 2024
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☆胡…コ、ゴ、ウ、あごひげ、えびす、なん(ぞ)、でたらめ☆瓜…カ、うり 「胡」は、中国から見て北方・西方の異民族を指した漢字でした。その「胡」に由来するものや産物にも「胡」の漢字をつけました。*胡弓…三味線に似た楽器で弓でこすって弾く。三弦または四弦。*胡角…胡人の角笛 *胡楽…異民族の音楽 食物関係では*胡椒(こしょう)胡桃(くるみ)胡麻(ごま)胡瓜(きゅうり)などがあります。 また、「胡」には「いい加減な」「勝手気ままな」の意味もあります。怪しい人物に使われる「胡散(うさん)くさい」や「胡乱(うろん)」もこの漢字が使われます。*「胡馬北風」…北方で生まれた馬が、北風に故郷を懐かしむ→懐郷の念
July 1, 2024
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レモン味の小枝はさわやかでした。 お茶はルピシアの健康茶「キエラ」大麦・はと麦・コーン・黒大豆といった穀物に、オレンジピール、ジンジャー、レモングラスなどが入ったノンカフェイン・ティーです。はと麦茶にジンジャーが効いた感じの飲みやすいお茶です。個別包装に書かれたメッセージも楽しい。 アーマッドのデカフェの紅茶からレモンライム。 レモンフレーバーのシュークリームは適度な酸味が好きです。お茶は、アーマッドのデカフェでアップル。 「世にもおいしいブラウニー」シリーズは、コンビニやスーパーで手軽に買える小さなお菓子。いままでいろいろなバージョンが出ています。夏限定のレモネードは、そんなに酸味が強くなく食べやすかったです。お茶はルピシアの「ラビアンローズ」、ローズヒップとハイビスカス、コーンフラワーなどを加えたルイボス茶です。目にも鮮やかな夏のルイボス茶。
July 1, 2024
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