Blog de afutura

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January 4, 2009
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年をまたいだケーブル試聴 の続き。

昨年末やばいものを聴いたと思ったのは 、某ブランドの裏ACケーブルです。電気用品安全法(PSE法)ある限り、おおっぴらに世に出回ることのないものですが、年末に聴いた時はコリャスゴカッタ

たかがACケーブル変更で、鼓動が早くなるほど興奮したのは初めてかも。今回の比較はAyre K-1Xeに常時刺しているMIT Magnum AC2ですから、安価な製品比較ではないにも関わらず、です。

Blogに書いたか書かないか忘れましたが、このK-1Xeにだって、NBS Omega Extreme Iとか、Esoteric Mexcel 7N-PC9100とか、MIT Oracle AC1とか、Cardas Golden Powerとか、STEALTH Cloude 9 とか、最高クラスかどうかはともかくとして、結構な数のACケーブルを試してきたのですよ。その結果が (無論金銭的理由もあり)MIT Magnum AC2だったわけで、これはなかなかのインパクトがあったな~。

おかげで大晦日の朝から、何枚ものソフトを聴きまくってしまいました大笑い
個人的にMITは非常に整理された音、きちんと管理された音のように感じていました。ところが裏ACケーブルと一対比較すると、それが散らかったように乱雑に思えます。しかもそれがSN良く、生気に満ちて再生されるんですから言うことなし。 (ケーブル類にSNなんて言葉を使うのはあまり好きではないんですが。)
舞い上がって妻に発した言葉は、「昼なのに夜の音がする」でした。妻曰く「アホがいる」ですが、オーディオマニアならそれがどういうことかわかってもらえるでしょう。

興奮もそのままに帰省。これが年末年始でよかったです。普段だったら、ショップ宛に即電話の一本でもかけていたかもしれません。値段も聞かずに発注ぐらいの勢いがありましたもの。


年が明け、そんなACケーブル1本で興奮する必要があるか?と、少し自分を冷静に見つめ直してから再度試聴に入りました。あれはいろいろな好条件が重なって、そういう精神状態だったんじゃないかって。

えぇ、喜ばしいことに、あの鼓動が早くなるほど興奮は再現されません(爆 危ないところでしたね。バクバクが再現されたら、今日こそはショップ宛に即電話しているところだった^^

ただし、裏ACケーブルがMIT Magnum AC2よりは上質であることは間違いなさそう。いわゆるオーディオ評論する上で用いられるような語彙/評価では、Magnum AC2より裏ACケーブルの方が(音楽のジャンルを問わずに)同等以上だと思います。

いえ、正確に言えば「裏ACケーブルをAyre K-1Xeに刺した時には」です。

実はこの裏ACケーブルをEsoteric UX-1 Limitedとか、CHORD DAC64Mk2にも使ってみましたが、十分いいのだけれど過度の期待には応えない感じ。特にFirst cryのミティーク経由で使うと、K-1Xeの最高ランクの印象はどちらへ?となってしまいます。
要するに、K-1Xeとの相性が、あるいは現用システムの中でのK-1Xeに使った時の相性が非常に良かったのでしょう。その逸品が見つかったことは非常に喜ばしいです。

年末と同じ曲を、最初の1分くらい聴いては電源ケーブルを抜き、また聴いては抜き、という試聴を2時間ほど繰り返しました。K-1Xeには電源スイッチがないので、これほどオンオフを繰り返したのは近年なかったことです。

初見のインパクトこそ薄れたものの、そういう意味では今日聴いてもコリャスゴカッタですね。欲しい。

しょんぼりそんな手元にあっても買えない裏ACケーブル。
年末年始にかけて、いい夢を見させてもらいました。






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Last updated  January 5, 2009 07:23:31 PM


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