2011年オーディオが低調だった理由
のにもう一つ追加するのであれば、「ほしいものがなかった」ことが挙げられます。やはり購入目標がないと、店やフェアに聴きに行っても目的がないし、雑誌を読んでも特に追う記事もなくなりますから。そうすると、積極的に聴かない/情報収集しない→特定の製品に興味を示さないという悪循環も。前向きに考えれば、現状の我が家のメイン機器(Pass Labs Rushmore、Ayre K-1Xe、Chord QBD76、Esoteric UX-1Limited、Mac mini、Roksan Xerxes20、Chord Symphonic)が優秀で、特別不満も欠点を見いだせず購買欲をそそらないということかもしれませんが。
そんな中、今年発売になった製品の中で唯一、雑誌を読んでそそられた製品がありました。音はフェアでもショップでも聴いたことがないので知りません。もちろん触れたこともないので、操作性もわかりません。
何か?
それは CH Precision C1 D/Aコンバーター
です。
全体的に臨む機能とスタイルを1台に兼ね備えた機器が意外にない。DAC+プリ機能は、私にとって最も大事な機器の一つである(我が家の永久保存機器である)Ayre K-1Xeを抜いてまで、というのがミソ。Wadiaが出始めた16~7年前、bit落ちするDACのデジタルヴォリュームはマニア受けしませんでしたし私も止めてしまいましたが、もうそういう時代でもないでしょう。DACはセンター機能を持つ方がよい。
C1は角張ったデザイン良し、Spec良し、プリアンプ機能良し、(オプションボード要だけど)クロック入出力良し、モジュール構成良し、Ethernet インターフェイス良し、大きさ良し、風格良し、税別2,800,000円という値段良し。
アホみたいに高いのに値段良しとはこれ如何にですが、40歳も超えて自分自身に対して本気度を示すにはこれくらいの金額でもいいんじゃないの?とも思います。これから子供二人を育てる会社員として、自分自身への本気度と、家族に対する本気度ね。
上の子が幼稚園に入って下の子が生まれて、急に貯蓄カーブの傾きが1に近づいてきてしまいました。住宅ローンも払いながらだからなぁ。でも夢の対象として数十万円では正直燃えないんだよなぁ(苦笑
CH Precision C1を導入すると、CD/MacC1Rushmoreという最少機器の構成となります。それが最良の効果を生まないか、なんてね。
夢見るのは自由。
でもそんな夢想をする前に、まず「聴けよ」って感じはあるか(笑
PR
Keyword Search
Category
Calendar