STBスペシャルとは何か?
これSTB社の普通のピジョンタイマーなのですが,部品が生んだ偶然で,特別精度のよいタイマーができた時にその刻印を打つのだとか。そして普通のものに混ざって売られていくそうで。
今,ピジョンタイマーがどうなっているかは知りません。文頭に書いたとおり35~40年くらい昔はそうだったのです,
長い前ふりでしたが,Esotericに修理に出したUX-1Limitedが修理から戻ったら,とにかくよい意味で別物のようになりました。購入した5年前はもちろんCH Precision C1と組み合わせていたわけではありませんが,最初期よりよいのではないかと思うくらい。部品どうしがとにかくうまくかみ合ったというか,ホントにSTBスペシャルのように精度が上がったように感じます。
「修理伝票上はトレイの開閉異常」のチェックだけですが,ピックアップもチェックしているはず。
だいたい半年にも修理し,今回再発したトレイの修理です。はっきりと部品交換の記載はありません。調整だけなのでしょうか? CDプレーヤーも内部のメカニカル部分の調整だけでこんなに音が良くなるの?
思えばメカですから,レコードプレーヤーのアームの調整のように,針圧の調整のように,名人が触るとよくなるのかもね。
ハイエンドユーザーは同じ機種がだから同じ音がするなんて誰も思っていません。量産しないハイエンド機ほど,当たり外れがあるんだなぁ。そしてオーディオ機器にも絶対に「STBスペシャル」はあるはず。
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