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“Hotel California” by the Eagles 1977音楽に限ったことではありませんが、誰もが何らかの形で「影響を与えた者/与えられた者」であることは明白です。 “穴沢ジョージの Good Old Music” では、リスナーでネット仲間のとっちさんから頂いたこの企画にスポットを当てることにしました。今回はその1回目ということで、3組を取り上げて特集してみました。もちろんリクエスト曲もかけましたよ。お送りしたのは次の12曲です。 1. 夢見るシャンソン人形 (フランス・ギャル) 2. 恋は水色 (ヴィッキー) 3. ホテル・カリフォルニア (イーグルス) 4. Wake up Little Susie (Everly Brothers) 5. Bye Bye Love (サイモンとガーファンクル) 6. ツイストで踊りあかそう (サム・クック) 7. ツイストで踊りあかそう (ロッド・スチュワート) 8. Words of Love (バディー・ホリー) 9. Words of Love (ビートルズ) 10. かわいい小鳥 (マリアンヌ・フェイスフル) 11. 電話でキッス (ポール・アンカ) 12. グッバイ・ジミー・グッバイ (森山加代子)1.〜4.がリクエスト曲。1.ちゃっぴさんから。先週に引き続きリクエストありがとう。2.ミスターコーラさんから。フレンチポップス代表曲2連発!3.照屋のAちゃんから。ロックの名曲。今週もありがとう。4.糸満ろまんさんから。その後に影響を与えた曲ということで。4.〜9.は、今週の特集「影響を与えた者/与えられた者」4.は、その後の男性デュオに大きな影響を与えたので、その影響を色濃く受けた5.を選びました。6.対7.と8.対9.は、とっちさんの企画をそのまま頂きました。10. ~12.恒例のオールディーズ・ランダム選曲。次回もお楽しみに。 ********** イーグルスの『ホテルカリフォルニア』は、100人中90人は知っている曲だろう。誰もが認める名曲というのはこういう曲のことなのかと思う。 で、この曲がロックの集大成だったと思うのは、僕だけだろうか。 50年代に誕生したロックが、60年代に成長してその後成熟期に入り、『ホテルカリフォルニア』で終わりを迎え、ちょうど同時期にパンクが登場して、レゲエも認知され、大衆音楽の世界地図が大きく塗り替えられることになる。 ロックの集大成と呼ぶ訳は、とにかく様々なものの影響を様々に受けた曲であるということ。 まず、リズムが8ビートなのに16ビートが混ざったような感じがある。そしてベースラインは、明らかにレゲエそのものと言っても良いくらいで、ギターソロはブルースギター。 様々な意味に解釈できそうな歌詞も、それまでのロックを総括しているようにも思える。 いずれにせよ、1967年には約束の地だったカリフォルニアが、10年後にはロックの終焉を歌う名曲の舞台になったのは、歴史的必然性だったのかもしれない。 ところで、以前僕らはこの曲を略して『ホテカル』と呼んだように思ったんですが、もしかしたら『ホテカリ』と呼ぶのが正しいのだろうか。 “Words of Love” by Buddy Holly 1957 “Hotel California [Live]” by the Eagles 1977
2015.10.28
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“間抜けなキューピット (Stupid Cupid)” by Connie Francis 195810月17日の “穴沢ジョージの Good Old Music” は、「リクエスト曲、コール&レスポンス、第2弾」をお送りしました。ようするに、リクエスト曲をかけて、それから連想する曲を僕がかけるというパターンです。先月は、主にタイトルから連想した曲をかけましたが、今回はいろんなパターンで選びました。お送りしたのは次の12曲です。 1. サークルゲーム (バフィー・セントメリー) 2. 青春の光と影 (ジュディー・コリンズ) 3. 悲しき街角 (デル・シャノン) 4. 悲しき女学生 (パット・ブーン) 5. 天使のらくがき 6. カトリーヌ (以上、ダニエル・ビダル) 7. コンドルは飛んで行く 8. ボクサー (以上、サイモン&ガーファンクル) 9. Blue Velvet (ボビー・ヴィントン) 10. Stupid Cupid (コニー・フランシス) 11. I'll Keep You Satisfied (ビリー・J・クレーマーとダコタス) 12. 涙のバースデーパーティー (レスリー・ゴーア)1.3.5.7.がリクエスト曲。1.ミスターコーラさんから。いちご白書!3.旧友の tougei さんから。街角男、デル・シャノン。5.ちゃっぴさんから。初めてのリクエストありがとう。7.照屋のAちゃんから。やはり初めてリクエスト、ありがとうございます。2.4.6.8.は、1.3.5.7.に対してそれぞれ僕が連想した曲です。今更コメント要りませんよね。敢えて1.2.について言うと、どちらもジョニ・ミッチェルの曲で同じ頃にヒットしたというところかな。9.~12.は、得意のオールディーズ・ランダム選曲。強いて言えば、単純に自分が今聴きたい曲をかけるコーナーですかね。さて、次回はどうなることやら。お楽しみに。 ********** 収穫の季節を迎え、信州の友人の所でも米が随分穫れたようだ。 稲刈りといえば、一つだけ思い出したくないことがある。 中学1年の秋、担任の実家が農家で、クラスの非農家の生徒に稲刈りを体験させたいと思ったのか、僕も含めた数人が手伝いに呼ばれた。 鎌の持ち方などきちんと教わったつもりが、実際に刈り始めてまもなく、稲をつかんだ方の左手の薬指の爪の辺りを、思いっ切り鎌で切ってしまった。 一瞬、しまったと思いつつも痛みが走った指を見たら、じわーっと血がにじみ出して溢れてくるではないか。 あまりにビックリして、次の瞬間頭から血の気が引いて、その場に倒れてしまった。 その後、結局立ち直れず、稲刈りが終わるまでずっと部屋で寝かせてもらったことだけは覚えている。 何とも恥ずかしい限りだが、所詮非農家は農家にはかなわないと思った。 その3年ほど前の、小学4年生頃だったろうか。 すぐ近くの農家の同級生がイナゴ捕りに連れて行ってくれた。収穫期を迎えた近所の田んぼにはたくさんイナゴがいて、同級生は捕り方を教えてくれ、手ぬぐいで作った袋も貸してくれた。 おもしろいように捕れたイナゴを持って帰って親に褒められたのは、良い思い出だ。 え?・・・そのイナゴをどうしたって? そりゃもちろん食べましたよ。母はイナゴを煮るのは上手だったんです。 以前『悲しき女学生』のことを書きましたので、詳細は↓↓↓こちらで。 “2007年9月28日の日記「悲しき女学生」 “悲しき女学生 (Blue Bobby Socks)” by Pat Boone 久しぶりにコニー・フランシス聴きたくなりました。 “間抜けなキューピット (Stupid Cupid)” by Connie Francis
2015.10.23
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“落ち葉のコンチェルト (For the Peace of All Mankind)” by Albert Hammond 197310月10日は「目の愛護デー」でしたから、“穴沢ジョージの Good Old Music” では、前半はリクエスト曲をかけましたが、後半はタイトルに「Eye や Eyes の付いた曲」を特集しました。オンエアした曲は次の12曲でした。 1. 花はどこへ行った (キングストン・トリオ) 2. 落ち葉のコンチェルト (アルバート・ハモンド) 3. Hello It's Me (トッド・ラングレン) 4. 魔法を信じるかい (ラヴィン・スプーンフル) 5. マシュ・ケ・ナダ (セルジオメンデス&ブラジル66) 6. 恋の片道切符 (ニール・セダカ) 7. Dark Eyes Twist (ベンチャーズ) 8. 夢見る瞳[Dreamy Eyes] (ジョニー・ティロットソン) 9. 片目のジャック[One Eyed Jack] (ジョニー・バーネット) 10. I'll Close My Eyes (ジョニー・ソマーズ) 11. 恋のキラキラ星[When the Love-light Starts Shining through His Eyes] (シュープリームス) 12. 君の瞳に恋してる[Can't Take My Eyes Off of You] (フランキー・ヴァリ)1.~6.がリクエスト曲。1.旧友の tougei さんから。これは僕もレコードを持っていました。2.糸満ろまんさんとミスターコーラさんから。秋の定番ですね。邦題のおかげですかね。3.小禄の新垣さんから。大変渋いところで、良かったです。4. ミスターコーラさんから。ラヴィン・スプーンフル!ビューティフル!5.大度のブッチーさんから。久しぶりのセルメンでした。6.ケンちゃんの奥さんから。まさしくオールディーズの王道ですね。7.~12.が、目の愛護デーに因んで「Eye や Eyes の付いた曲」の特集。の8.が1958 年で、それ以外は全部 60 年代の曲でした。番組の性質上ということもありますが、僕がみなさんに聴いてもらいたい曲ということでこうなったと思ってくださいね。さて、随分涼しくなって参りました。みなさん、お身体にはお気をつけて。 ********** 秋になると、アルバート・ハモンドの『落ち葉のコンチェルト (For the Peace of All Mankind)』が聴きたくなるっていう人は多いようですね。かく申す私もその一人。 原題 (訳:すべての人の安寧のために) と邦題の乖離についてはいろんな人が思っているとおりで、話題にするようなことでもなさそうですが、ただ、この邦題についてはひと言「上手い!」と言っていいんじゃないでしょうかねえ。 原題だけでなく、内容ともこれだけかけ離れた邦題なのに、秋になるとこの曲を思い浮かべるんですから、ものすごいことです。 そもそも、アルバート・ハモンドの『カリフォルニアの青い空』と『落ち葉のコンチェルト』を知らない人っているんだろうか。大変素晴らしいメロディー・メイカーだったんですね。 “落ち葉のコンチェルト (For the Peace of All Mankind)” by Albert Hammond 弘田三枝子さんのカヴァーもあったんですが、この曲はやっぱり「男」の歌だと思うんですよね。 “落ち葉のコンチェルト (For the Peace of All Mankind)” by 弘田三枝子
2015.10.15
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“素敵じゃないか (Wouldn't It Be Nice)” by the Beach Boys 19662年目に突入して第1回目の “穴沢ジョージの Good Old Music”、やはりビーチボーイズ特集をやりました。ついでに、10月にもなったことですから、前テーマを "Surfer Girl" から "Wouldn't It Be Nice (素敵じゃないか)" に衣替え。新たな気持ちで番組続けさせていただきます。今回は、次の10曲をお届けしました。 1. Try to Remember (ブラザーズ・フォー) 2. 悲しき16才 (ケーシー・リンデン) 3. メロディー・フェア (ビージーズ) 4. 噂の男 (二ルソン) 5. 素顔のままで (ビリー・ジョエル) 6. One Last Kiss (Bobby Vee) 7. Sloop John B 8. God Only Knows 9. Good Vibration 10. Surfer Girl (以上、The Beach Boys) 1.&2. は、去年9月に正午からの番組でコーナーを持たせていただいた時に1曲目にかけた1.と、10月の第1回目の1曲目にかけた2. でした。リクエスト曲が、3.~6。3.クラーベさん、初めてリクエストいただきました。今後ともよろしく。4.小禄の新垣さん、ニルソンの大ヒット。映画音楽特集でもかけましたが、名曲ですね。5.糸満ろまんさん、サックスのフィルウッズが10月1日に亡くなったということで、間奏の名演を聴きました。6.ミスターコーラさん、ボビー・ヴィーの懐かしい1曲ですね。パラキンのカヴァーも良かったですね。7.~10.は、ビーチボーイズ特集。映画 "Love & Mercy" に合わせて、"Pet Sounds" の中から2曲と、翌年の大ヒット9. を。そして最後に9月まで前テーマでがんばってくれた10.をかけました。というわけで、次回もお楽しみに。 ********** 映画『Love & Mercy』がこちらでも封切りになったので、先週早速行って来ました。 内容的には少々重いのは覚悟していましたが、録音風景などは緻密に作られていて、とても楽しかったです。ちょうど去年の今頃『ジャージー・ボーイズ』を見た時にも同じことを感じました。近頃の音楽映画は実に良くできていますよね。 若い頃のブライアン役は、かなり本人に似ていました。 圧巻は『グッド・バイブレイション』の録音風景で、少しずつアイデアを出し合いながらだんだん完成して行く過程も良かったなあ。 コミュニティFMとはいえ、一応週に1回1時間番組を持たせていただくようになって1年が経ちました。 これまで台風と電波障害による放送休止を除き、とりあえず皆勤賞。これは自分を褒めても良いかな。 サーフィンが盛んな土地柄なので、最初、前テーマはズバリ、ジャンとディーンの『サーフ・シティ』でした。でも、ちょっと元気がよすぎて最初から息切れしちゃいそうな気がして、『サーファー・ガール』に変更し9月まで続けましたが、2年目に入った今月からは『素敵じゃないか (Wouldn't It Be Nice)』にしました。 実は、気分を変えるために変更しようとは思っていたんですが、曲は決まっていなくて、結局映画を見た翌日、つまり放送の前日に決定しました。 『Love & Mercy』を見なかったらもしかすると全然違う曲、しかもビーチボーイズでなかったかもしれないかな。いや、やっぱりビーチボーイズは外せませんでしたね。きっと。なにしろここはサーフシティだからね。 “素敵じゃないか (Wouldn't It Be Nice)” by the Beach Boys “Love & Mercy 予告編” in Japanese
2015.10.07
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“You'll Never Walk Alone” by Gerry & the Pacemakers 19639月26日の “穴沢ジョージの Good Old Music”、おかげさまで通算50回目を無事に迎えることができました。同時に、去年の10月からちょうど1年分の放送が終了しました。そこで、ちょっと趣向を変えて、頂いたリクエスト曲から僕が勝手に連想した曲を続けてかけるという、初めての試みを実行しました。通算50回目の “穴沢ジョージの Good Old Music”、お送りした曲は次の10曲でした。 1. 真珠貝の歌 (ビリーボーン楽団) 2. Side by Side (レイ・チャールズ&ベティ・カーター) 3. Sha La La (マンフレッド・マン) 4. Sha La La La Lee (Small Faces) 5. チム・チム・チェリー (サウンド・トラック) 6. Cherry Oh Baby (エリック・ドナルドソン) 7. Carry on (クロスビー・スチィルス・ナッシュ&ヤング) 8. Carry on till Tomorrow (Bad Finger) 9. Alone Again (ギルバート・オサリバン) 10. You'll Never Walk Alone (Gerry & the Pacemakers) 1.&2. は、「今週の掘り下げコーナー」。ビリーボーンとベティ・カーターが命日でした。リクエスト曲は、3.5.7.9.の4曲で、これらに対して4.6.8.10.で穴沢が応えました。旧友の tougei さんの3.に対しては、タイトルがそっくりで、どちらもブリティッシュビートの代表曲ということで4.を。ケンちゃんの奥さんから頂いた5.には、単語は違うけれど「チェリー」で思い付いた曲6.を。糸満ろまんさんから「番組を続けるように」との激励から7.をリクエストしていただいたのですが、結局思い付いたのは「明日まで続ける」という8.でした。ミスターコーラさんの9.には絶対これしかないと、10.を選びました。皆さんお楽しみいただけたでしょうか。次回から2年目に突入です。今後もよろしくね。 ********** イングランド・プレミアリーグのリバプールFCのサポーターが歌うのは、地元でビートルズと肩を並べるほどの人気があったジェリーとペースメイカーズの『ユール・ネバー・ウォーク・アローン (You'll Never Walk Alone)』だ。 チームのために作られた曲ではないので、甲子園球場の『六甲おろし』や名古屋スタジアムの『燃えよドラゴンズ』なんかとはちょいと違う。 既存の曲を歌うようになったという点では、神宮球場で聞かれる『東京音頭』とか、ボストンのフェンウェイパークの『スウィート・キャロライン』に近いかもしれない。 今年5月に、長年リバプールFCの顔だったスティーブン・ジェラードが引退したときのラストマッチでの『ユール・ネバー・ウォーク・アローン』は、本当に凄かった。アンフィールド全体が歌で包まれる。きっとアンフィールドだけでなく、リバプールの街中がこの歌で包まれたんだろうなあ。 ジェラードの引退に合わせて、5月のうちにこの曲を放送するつもりだったんだけど、先送りになって今回ようやくかけることができました。 これ↓↓↓を見るとジェラードのテーマ『ケ・セラ・セラ』に続けて歌ってますね。 “You'll Never Walk Alone” by Liverpool FC Supporters 17th May 2015 ミュージカル「回転木馬」で歌われたこの歌はその後スタンダードナンバーになりますが、ジェリーとペースメイカーズは見事に自分たちのスタイルにアレンジしていますね。 “You'll Never Walk Alone” by Gerry & the Pacemakers
2015.10.01
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