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トマトの定植完了です。引き続きトマトの植え付け作業の説明です。前回はセル苗を植えつける場合の分業をお伝えしましたので、今回は、植えられる苗の様子をお伝えしましょう。まずは、これが 植えられた直後のセル苗の様子です。 こうやってセル苗が畝に植えられていくためには、 植え穴付近にセル苗を置いて ↓ 穴にセル苗をセットし ↓ 苗に土を、軽く被せるという植え付け作業の順番が取られるわけですが、その様子がわかる写真が こちら 。 そして ハウスのひとつの棟の定植作業が終わった様子が こちら 。 ののののののののの この作業を棟ごとに繰り返していくことで、定植作業は完了します。 この苗に花がつき、その花が実となり、やがて生長したトマトとなって 12月から出荷されていくというわけです。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 29, 2012

いっきに植えるのに、セル苗は便利。本日は、セル苗で育てられた 丸トマトの定植 です。まずは かん水チューブ・セット済みの畝 に 育苗ハウスから運んだセル苗を置いていき そのセル苗ポットを持ちながら、 セル苗を、ひとつづつ植え穴に苗を落とすかんじで 置いていきます。 その 植え穴近くにおいていかれた苗を 別の作業員が、植え穴に入れ、土を被せていきます。 この作業を畝ごとに繰り返していく。これで定植作業は完了です。ちなみにこの日は、4人の作業員による半日の労働力 で、 15アール〔一反半〕の面積に 2500本のセル苗の定植が完了しました。こういった分業作業は効率効率が良いですね♪ 投げ落としたときに崩れてしまわないような、しっかりとした 苗を作るのが作業効率をあげるためのポイントです。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 27, 2012

晴れて・・・トマト苗の定植です。トマト編の前回分、「天候不順のなかトマト苗は育てられています」の回からの続きとなります。定植予定日から10数日遅れたのち、苗は定植の日を迎えました。ちなみに前回分の、接ぎ木から7日後〔養生が終わって4日後〕の苗の姿は こちら。 そしてこちらが、接ぎ木から21日後〔養生が終わって18日後〕の苗の姿は こちら。当初の予定よりも10日ほど経過した苗の姿 に なりますね。 苗の 地上部、そして 根の状態は こちらです。 日にちが経過した割に芯が太い感じがするのは、それはやはり 樹勢をみながら適宣施用された液肥類の効果だといえるでしょう。そしてこれが、ハウスに用意された畝に、上記の苗が定植された様子となります♪ 次回からは 定植作業の様子を詳しくみていくことにいたしましょう。 それにしても〔東九州への〕台風の直撃はなかったのだ けれど、なんとも 雨の多い年となった今シーズンでした。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 24, 2012

苗鉢用の土・・・こんなかんじで作ります。手軽で簡単・清潔な土壌改良例につづいて、ピートモスを使った苗土の作り方実例のご紹介です。ビニールハウス内で、トラクターのロータリー耕と マニュアスプリッダを使って作ります。まずは 山土を マニュアスプリッダに載せます。 その土のうえに、まずは土づくり資材からということで、ピートモス。そして ゼオライトをまきます。 そして 肥料分となる 苦土燐酸資材 と、ぼかし肥的な化成肥料を散布。 あらかじめピートモスを土の上に広げておいた場所に・・・ 動かしたマニュアスプリッダから、土と資材を混ぜながら・・・ こんなかんじで、おとしていきます。 その土に、トラクターのロータリーをかけて、苗土の完成となります。 見た目も よさそうでしょう? 使用する資材と その量ですが、山土・1立方メートル〔1m×1m×1m〕に対して、使用する資材の種類と量はつぎのとうり〔山土の状態で量の変更あり〕。 ■ 調整ずみピートモス1袋のののの350リットル ■ ゼオライトのののののののののの10キロ ■ 苦土燐酸資材のののののののの10キロ ■ ぼかし肥的な化成肥料ののののの4キロ ということで、ピートモスを使った苗土の作り方実例のご紹介でした。 お花の苗を生産販売する農家さんは、ある意味 鉢土を生産 販売しているようなもの・・・ということで、土の品質の良さは もちろんですが、それ以上に鉢土を作る経費を下げることも経営 にとっての重要な課題となるんですよね。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 18, 2012

肥えすぎたハウス土壌の改良・・・苗の植え付けまで。長年にわたってのハウス栽培を続けてきた結果、ハウスの土の状態がカリや塩分が過多となって水はけが悪くなったピーマンハウス。前回は、そんなハウスの土づくりとして、 家畜ふんが原料のたい肥の代わりにピートモスを施すといった改良例をお知らせしました。引き続いて、土壌検査で調べておいた結果に基づいて、この圃場でピーマンを栽培するのに必要な最低限の肥料分〔カリ分を減らします〕を施したのち、まずは畝を立てます。のののののののの 写真の左列は作業工程、右列は各作業時の土の状態 その畝に、苗を並べて株間を調整したのち、最初にはこの写真の右側のような状態の土が 短い時間で、このような定植の状態となるわけです。 いじょう、塩素やナトリウムやカリが過多になっているために水はけが悪くなり、そのために病害も多くなってしまったハウス土壌の改良の一例でした。というわけで、〔土壌検査の結果などから〕心当りのある土壌条件のハウスをお持ちのみなさま、まずはそんなハウスの、最も水はけがわるい部分だけでも試されてみられるのはいかがですか。前回もお伝えしましたが、家畜ふんが原料のたい肥を撒く労力がなくて困られている場合や、たい肥の施用に対して臭気の問題がある圃場などの土づくりにも便利なんですよ〔土が肥えていない場合は、ピートモスに加えて腐植酸資材を加えています〕。 そうそう、施用する肥料にボカシ肥料〔たとえばこちら〕などを使用 すれば、定植を急ぐことも可能になりますね。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 15, 2012

肥えすぎたハウス土壌の改良例。長年にわたってのハウス栽培を続けてきた結果、ハウスの土の状態が カリや塩分が過多となって水はけが悪くなったというケースは、けっこう多くあるものです。そのような場合の改善策の一例をご紹介してみました。よろしかったらご参考に。 ↓土の物理性や生物性、そして化学性に問題がある圃場の土壌の改良には、まずは 家畜ふんが原料のたい肥の使用を控え、ヨシやカヤ、ススキなどのケイサン分に富んだ植物を材料としたたい肥による土の改良を数年にわたって続けていくというのが、なによりの対策です。しかし、問題があります。それは、こういった植物を材料としたたい肥が、最近では手にいれることが難しくなっていることです。そこで、そのような圃場の改良方法として、植物質のたい肥の代用としてピートモスと腐植酸を使った土壌改良 をお薦めする場合があるんですよ〔円高でピートモスも割安感があることですし〕。 以下の写真は、そのような土壌改良作業の実際例となります。ちなみにこちらのハウスでは肥料濃度が高かったためにイナワラも併用することにいたしました。作業はつぎのようになります〔写真の左列は作業工程、右列は各作業工程時の土の状態です〕。 ワラを土の上にばらまき ↓ そのうえにピートモスを散布 ↓ 腐植酸を散布 その後、このようにトラクターをつかって土中に鋤きこんでいきます。 いじょう、塩素やナトリウムやカリが過多になっているために水はけが悪くなり、そのために病害も多くなってしまったハウス土壌の改良の一例でした。このようなハウス栽培の土づくりは、通常夏場の炎天下の時期におこなわれます。そんなきびしい条件のなかで〔重い〕家畜ふんが原料のたい肥を、圃場全体に均一に撒くのは大変な重労働になること も多いものです。しかし、今回ご紹介した土づくりにおけるピートモスは、散布するのはけっこう簡単・・・こういった施用にかかる労力も少なく、時間がかからない点からいっても魅力的な土づくりといえそうですね。ちなみにピートモスの施用量ですが、3ほろで10アールの圃場であれば・・・そうですね、圧縮240リットルのピートモスであれば、基準量としてひとつのほろに5袋くらい・全体で15袋 を使えば けっこうフワフワ感がでてきますよ。心当りのある土壌条件のハウスをお持ちのみなさま、まずはそんなハウスの、最も水はけがわるい部分だけでも試されててみるのはいかがですか。 カリや塩分[塩素やナトリウム]が多いのに、使うたい肥が相変わ らず家畜フン主体のたい肥っていうのは、おかしかないですか? → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 11, 2012

トマトハウスへの植え付けが遅れています。接ぎ木から2週間。引き続き、日照時間が多いとはいえない気象条件のなか、接ぎ木苗は順調に育って植え付けの適期をむかえました。 というか・・・平年なら既に本圃に植えつけられていても良い大きさに育ってしまっている苗のアップは、 こちら 。 植えつけられる予定のハウスの準備が遅れている理由ですが、 ● 想定外に雨が多かったので、圃場の土が乾かない ● 近接する台風が多かったためにビニールをかけられなかった ● 上記2点の影響で圃場の土が触れない状態ということになります。3点目の“圃場の土が触れない状態”というのは、「トラクターで畝立てなどの植え付け準備をおこなう場合、土が湿ったままの状態であれば土を練ることになってしまい、土に空気を含ませることができない状態に陥ってしまう」という理由からなんですね。というわけで、現場では、 ● これ以上雨が降らないこと ● 台風が接近しないことという自然条件の回復とともに、圃場内の土が一刻も早く乾くことが望まれています〔台風の接近さえなければビニールがかけられますので、こうなると圃場内の土はさらに早く乾くことになるのですけれども〕。と、同時に 植え付け時期が超過している苗の樹勢の維持 することが、大きな課題となってまいります。そのために 前回 ご紹介したライムショットや 多木育苗用有機液肥、そして アクセル2号といった液肥類が利用されていますよ。ののの それにしても、天候です。今年は特別に農業は天候に左右されるものであり頭のなかで立てているスケジュールどうりにはいかないものだと、つくづくに思い知らされることになってしまいました/笑。というわけで次回からは、一般的なハウスでの植え付け前の準備〔土壌改良材や肥料などの散布方法やトラクターによる畝立て〕などについての 土づくり編にすすんでいきたいとおもいます。 こういった植え付けが遅れてくるといった事態も、じつは想定済み。 12月という早い時期からの収穫のために、今回の10アール程度 の早植えが計画されていたわけです。 この農家さんでは、この早い植え分以外の平常どおりの植え付け分 の接ぎ木作業を含めた〔順に植えつけていくための〕苗作りがすで にはじめられています。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 9, 2012

天候不順のなか、トマト苗は育てられています。接ぎ木されたあと、72時間養生され て、ふたたび育苗ハウスに移されたトマトの状態です。接ぎ木から7日後〔養生が終わって4日後〕の苗の姿は こちら。 いまのところ順調に生育しているトマト苗ですが、問題は天候。6月から続く長雨と、その長雨の影響による日照不足が、9月になっても継続しているのです〔6―8月の日照時間は平年より144時間以上少ない404時間程度〕。日照不足で作物が養分不足となり、結果としてクリの小粒化やマンゴーの生育遅れなどを招いていることを伝える新聞記事は こちら 。 もちろん、こういった日照不足の影響は〔記事にある果樹だけに影響するわけではなく〕宮崎で栽培されている全作物に及ぶことになります。というわけで、あと10日ほどで定植適期を迎えるトマト苗のためには、少しで多くの日照が欲しかったところなのですが・・・その後の台風の影響などもあって、トマトの定植後の健全な生育に必要な日照時間を確保することはできなかったように思えました。 そこで日照不足を補うために、ミネラル分と 糖分であるトレハロースを含んだライムショット の葉面散布などを数回利用してみましたよ〔接ぎ木前に体力をつける意味で使用して好感触を得たので〕。 しかし、それにしてもの日照不足です。平年であれば全国で一位 二位を争う長い日照時間があるはずの宮崎。その宮崎でこれほど 日照が少ないという天候は、ほんとうに 変。。 → 関連サイト「松下一郎のグリーンブレーカーズ」は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 5, 2012
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