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狛犬ならぬ狛猪といえば。和気清麻呂が神護景雲3年(769年)、九州・宇佐八幡の御神託を称徳天皇に直接奏上したところ、 側近の弓削道鏡の逆鱗にふれて大隅国(現・鹿児島)に流された。 その途中、宇佐八幡にお参りをしようとした清麻呂公を300頭もの猪が現れて清麻呂公を道案内したとも、左遷されるときに脚の筋を切られた清麻呂公を道教の放った刺客から猪が守り助けたとも、いわれています。以来、和気清麻呂公と猪とは切っても切れぬ仲となり、旧拾円紙幣には、清麻呂公と猪が表裏一体となって印刷されてもいます↓。 そんな和気清麻呂公をお祀りしているのが、大隅国でのかつての配流先だと伝わる大隈国・和気神社です。神社の門前には、もちろん狛犬ならぬ狛猪が。。さすがに南国、この青空のもとの狛猪の元気さはいかばかりか。 和気神社のちかくには妙見温泉があり、清麻呂公はここで脚の治療をされたという伝説もあります。さてそこで、気になるのは、300頭もの猪の集団です。自分としては300人にも上る、千葉真一ふうの影の軍団っぽいコスチュームの集団が護衛にあたったのでは・・などとかねがねかってに想像してきたのですが、令和になった現在では『鬼滅の刃』に登場するあのイノシシの頭をかぶった嘴平伊之助(はしびらいのすけ)がいっぱいいても、これまたきっと頼もしいことでしょうね~。ということで今回は、 神社にいくとなかなかおもしろいの回、狛犬ならぬ狛猪のおはなしでした。 ちなみに摩利支天さま。 この女神さまは清麻呂公と同じ くイノシシとのご縁があるみたいで、猪のうえに乗られた 御姿もありますよね。こういったふうに、それぞれ神さま の乗り物を ああだこうだと想像するのも これまた楽し、 ですよねー。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 31, 2023
妖怪?もののけ?これはいかんと思わされた日。『1時間以上にもわたり、誰もいないはずのガラス戸や障子が、 勝手にガタガタと動きだし、次第に激しさを増していって、 ついには家中が地震でもあっているかのように感じてしまう。』といった情況に、あなたが陥ってしまったとしたら・・その原因はいったいなんだとだと思われますか? 地震?動物? まさかの心霊現象?地底怪獣バラゴン?それとも、それらとは、ちがうなにか?その状況を体験した私の場合は、まずは「これは地震の前触れの振動だ」と考えました。そのうちに人や建物が立っていられないほどの振動となり、あたり一面が壊滅的な被害をこうむる・・・そんな状況にきっとなるにちがいない・・・。と 思った。そこで、テレビをつけ、パソコンを起動させました。そう、地震速報を見ようと考えたのです。しかし不思議なことに、テレビやラジオでは地震速報を放送しませんでしたし、なによりネットでどうしらべようとしても地震の情報が、検索できなかったのです。そこで夕方の戸外にでてみた。しかし。気づいたのです。家の中のサッシや戸はガタガタといっているのに、それに反して戸外では、まったく振動を感じないという事実に。そういうことになれば、つまりは・・・家のなかの障子やガラス戸だけが揺れていたことになるわけです。正気になろうと、頭を何度もひねって、ふたたび屋内にはいると、やはりガラス戸や障子が、勝手にガタガタと揺れている。じつに不思議で、奇妙な状況でした。そこで頭に思い浮かんだのか・・・そうホラー・ファンならお馴染みの ポルターガイスト現象 です。 ヒトが手を触れていないのに、物体の移動や物をたたく音の発 生、場合によっては発光・発火などが繰り返し起こるとされる、 通常では説明のつかないという現象 と、説明される あの現象ですよ。しかし。事実はちがいました。じつはこれ、霧島連山の新燃岳の噴火による現象だったのです。この現象は物理学的には「空振(くうしん)」とよばれるもの。それだったのです。ちなみに当時のこの現象についての、鹿児島大学南西島弧地震火山観測所の後藤和彦准教授(地震学)の解説はつぎのとうり。「簡単に言えば耳で感じることができない『音』が原因。音は 空気の震えだが、人の耳が『音』と感じることができる周波 数には限度がある。 それを下回っているため耳では聞こえないが、空気の震えに よって家や窓が揺さぶられ、その時の『音』がしている」ということなのでした。たしかに新燃岳の噴火は地域の大ニュース。噴火の際の煙などは遠目に見えていましたが、まさかこの噴火に伴う現象のひとつであったとは予想もつきませんでした。もちろんそんなふうに、この現象を噴火と関連づけられなかった宮崎県民も多数いまして、そんな事態を伝える2011年の新聞記事によりますと、 「誰かが家屋内に侵入している」 「誰かが玄関を叩いている」といった内容を慌てて警察に伝えるという、数にして300件を超える110番通報が相次いだのだそうですから、やはりこれは、誰しもが遭遇すれば仰天する事象ではあったのです。 ←事情を伝える新聞記事というわけで今回はちょうど12年前に噴火して、いまもくすぶり続けている新燃岳噴火時[こちら]に宮崎県内で遭遇した自然現象についての不思議な体験のご紹介でした。しかしてほんとに不気味で怖かったですよ、だって 風でも、地震でもないのに、これほど家中が揺れることを経験したわけですから。新燃岳噴火のニュースをまったく知らない状況で、この現象に遭遇していたとしたら、私は ぜったいによんでましたよ、エクソシストか 科特隊を 笑。。 とはいったものの、なかにはひとつくらい本物の ポルターガイスト現象も、まじってますって/笑。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 29, 2023
冬本番。そんな2月のハウスの施肥管理。これから2月いっぱいまでの一か月間は年間で最も気温と、そして地温が低下する時期です。くわえて長期間の曇天がつづくことも予想されるため徹底したハウス作物の管理をおねがいしています。ということで、ハウス栽培管理に関するメール NO.456 &457を1月20日に郵送いたしました。 2月から、そしてさらには3月、いわゆるお彼岸までの約2か月間に、あらゆる手段を尽くして作物の樹勢をおとさずに収穫していくことが、今作の成功を勝ち取る鍵になることと思います。収穫量と秀品率を確保するためにも、作物をよく観察し、早め早めの対処をお願いいたします。 ちなみに2017年の過去分のメール内容はこちらです。 このときと今回の対処のちがいは亜リン酸のはいった タキPK液肥が、サポート資材メンバに加わったこと! とくに玉太りがいまいちの状態時の対策として好評です。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 26, 2023
世界最古の木を増殖した方法は。世界最古の木といわれる「ウォレマイ・パイン」の話は前回[こちら]でしたが、2023年現在では そんな「ウォレマイ・パイン」もふつうに販売されているよ・・と思われている方も多かったことと思います。そこで今回は、そんな貴重種がいかにして増やされていったかのはなしとなります。2006年分の当ブログ記事ですが、よろしかったらご参考に。↓下にある一枚の写真。じつはある植物の競売会を写した報道写真なのです。 ←いかにもな白黒写真写真の左側には椅子に腰掛ける熱気に包まれた200人を越す人々。右側には、オークションの主催者然とした、挙手した人を指さすかのように手を伸ばしているスーツ姿の男。そしてなんといってももっとも注目すべきは、手前に写っている鉢植え。「ウォレマイ・パイン」です。そう、その生息地は極秘。研究者でさえ目隠しをされ、ヘリコプターで生息地に入るのが義務付けられているはずの植物ではありませんか。そんな貴重な植物が、世紀の大発見といわれた絶滅寸前の植物が、よもやオークションにかけられ、しかも好事家に高値で取引されているというのであれば、これはじつにゆいしき事態ではありませんか。ないものをねだるのはヒトの性〔さが〕とはいえ、悲しすぎる話でもあります。なーんて、報道写真を見て想像しながらの物騒な話しをしてしまいましたが、これは正規の合法的なオークションの報道写真なんです。驚かれた方、申し訳ありません。この写真は2005年10月23日にオーストラリアのシドニーで撮影された写真となります。そして真実は・・「ウォレマイ・パイン」の発見地のあるオーストラリアのニューサウスウェルズ州当局の発案によるオークションで、保護のための活動の一環として開かれた競売会のもの。ニューサウスウェルズ州当局は、「ウォレマイ・パイン」の増殖に成功したのです[増殖分をオークションにかけたとのこと]。原木から枝を切り取って繁殖・販売を担当したのは クイーンズランド州政府なども出資するウォレマイ・オーストラア社。そしてこの写真には、「木は大きいもので2.5メートル。オークションにかけられた木は1本あたり1500豪州ドル〔約13万円〕を予想していたにかかわらず、予想値を大幅に上回る1本あたり3000豪州ドル〔約26万円〕の値がつけられた」というコメントがつけられています。そして記事中にもある、その保護の方法ですが・・・ 州はウォレマイ・オーストラア社に繁殖と販売の独占権を許可 ↓ 州は同社から販売本数に応じ販売権料を受け取る ↓ その販売権料を絶滅が危惧される危惧植物種の保護に使用するという試みなのです。この写真の2005年10月23日のオークションで販売された「ウォレマイ・パイン」は292本といいますから、すでに発見当時の群生をうわまわっています。そして翌2006年4月には日本をはじめ米国・欧州でもその一部が販売されましたが、そのときの本数は50万本超!といわれていましたから、ウォレマイ・オーストラア社の増殖技術には素晴らしいものがあるようですね。ちなみにこのときに日本で販売された「ウォレマイ・パイン」は 完売・・・そしてもちろん日本での販売価格には、「ウォレマイ・パイン」ほかの繁殖保護費用が上乗せされていたとのことですよ。このように増殖することで盗掘を防ぎ、さらには保護の資金も稼ぐというじつにスマートな好事例だとおもうのですが、皆様どう想われますか。ということで今回は、世界最古の木といわれるオーストラリアの「ウォレマイ・パイン」と、その貴重な木の保護のやり方についてのご紹介でした。 たとえばここ南九州のエビネランなど、盗掘に次ぐ盗掘で すっかり生息本数が減少してしまったという苦すぎる過去 があります。このオーストラリアの取り組みなどは個人的 には おおいに参考になる気がするのですけれども。。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 24, 2023
世界最古といわれる木のはなし。2009年9月分ですが、前回の世界一高い樹[こちら]関連として再掲載です。 ↓ウォレマイ・パイン。2億年前のジュラ紀には既に生存していたと考えられ、6500万年前に絶滅したと思われていたナンヨウスギ科の植物です。唯一残された化石の標本は 175万年前のものだとされてきました。しかし1994年、世界遺産にも登録されているオーストラリアのウォレマイ国立公園内の秘密の場所で発見されるのです。発見当時シドニー王立植物園のディレクターであるカリック・チェンバーズ教授が「この発見は、地球上に未だ生存している恐竜を発見することに匹敵する」 と語ったことからも、ことの重大さがわかります。歴史を紐解けば、地球誕生が45億年前、生命が最初に陸にあがったのは5億年ほど前のこと、そしてこの「ウォレマイ・パイン」は2億5000万年前から6500万年前のそんな恐竜の生きていた中生代〔三畳紀・ジュラ期・白亜紀にわけられています〕に誕生したというのですから、ほんとに古い話なのだとわかりますよね。そんな古代の植物である「ウォレマイ・パイン」の日本国内初登場は2004年の浜名湖花博。その後、浜名湖ガーデンパークや とっとり花回廊にも展示されました。そして、もう一カ所。これも植物ファンにとっては有名な話なのですが、東京ディズニーランドにもあります! そう、「アドベンチャーランド」ウエスタンリバー鉄道の通る一角 に植えられ展示されていますよ。その貴重性から、発見されたオーストラリアのウォレマイ国立公園内での正確な生息地もいまだに極秘にされているという「ウォレマイ・パイン」。現地では、 この木の研究者でさえ目隠しをされてヘリコプターで生息地に入らなければならないといわれているほどの保護がなされているだけだけに、植物ファンにとってはこのディズニーランドのウォレマイ・パインは一見の価値おおありといったところでしょう。ということで今回は、世界で最も古く、そして最も希少な樹木の一つということで、ジュラシック・ツリーともよばれているウォレマイ・パインをとりあげましたが、ウォレマイ国立公園内野生に生存する成木は約100本・・・ということで、山火事被害などにあうことなく、これからも生存しつづけていってほしいところですよね。 最後になりましたがそんなウォレマイ・パインは こんな樹です。 ウォレマイ・パインの生息地には、草食恐竜の生き残りも いてほしいなあ・・とはおもいますけれど、約100本程度 しか残っていないということなら、草食恐竜の生息は や っぱ無理筋な話なんでしょうかねえ。残念ながら。。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 20, 2023
世界一高い木の記録が塗り替えられた話。前回は、毎年毎年いやというほど剪定されまくるサンゴシトウのはなし[こちら]でしたが、やはりあの樹は ほっておくと路側帯の幅以上に枝が張り出してきて、歩道を歩く人はもとより自転車やバイク、さらには いずれは車道にまで枝葉が張り出してきて通行するのに支障がでてくるほどに成長していく危険性があるのでしょう・・・見ているとそんなバリバリの生命力を感じずにはおられません。なんてことを考えていたら以前の、自分のブログ記事で[剪定ってなに?というかんじで]世界一高い木のはなしがあったのを思い出しました。ということで、よろしかったら。 ↓世界一高い木の記録が塗り替えられた話です。「米カリフォルニア州北部にあるレッドウッド国立公園内でこの ほど、世界一高い木が見つかった。7日付のサンフランシスコ・ クロニクル紙によると、このコーストレッドウッド(セコイア) の高さは378.1フィート(約115.2メートル)と、 自由の女神像(93メートル)よりかなり高い。 ギネスブック には最長の木とし、州内の別の公園にある「ストラトスフィア」(112.5メートル)が登録されている。 ところが地元の調査チームが今夏、山奥を踏破して調べたところ、 前述のストラトスフィアより高い木を3本も発見。最長の木を、 ギリシャ神話の神の名を取って「ヒュペリオン」と命名した。 専門家もこんかい、これを世界最長と確認した。(時事) 」とのこと。これは 2006年9月8日のニュースでした。この発見されたというこの「ヒュペリオン」という樹の木の直径や樹皮の厚さ、樹齢等は発表されていませんが、同じく過去に調べられたレッドウッドの111.4メートルの個体の、しっかりと調べられた公式記録として ■ 樹の直径 6.7メートル ■ 樹皮厚 30センチ ■ 推定年樹齢 2000年という記録がありますので、ほぼこれにちかいと考えていいのではないでしょうかね、「ヒュペリオン」も。それにしてものレッドウッド。そしてレッドウッドの森。この森があるレッドウッド国立公園内の様子は検索かけられてくださいね。 で、公園に行かれたという方は当然として、この映像風景をどこかでみたような気がするという方も、じつは多いと思います。そんなあなたの記憶は正しい。じつは、この森は超メジャーな映画の風景としてたびたび使用されています。おわかりになりましたか。スター・ウォーズシリーズの「ジェダイの帰還」とくれば、ああ、そうだとうなづけますでしょう?とくに「ジェダイの帰還」における緑の惑星エンドアは、レッドウッドの森の風景が効果的に使用されてることで有名です。 巨大なレッドウッドの木陰から森の住民イウォーク族がとびだしてきそうなかんじ、ありありですよね。個人的には「ジェダイの帰還」の映画のなかでレッドウッドの樹々のなかを飛び回っていたスピーダー・バイクに乗って 巨木観察がしてみたいーですよ。できうることならぱ、映画の映像のなかに垣間見られるこの森の風景をいつまでも現実にみることができることを願ってやみません。ということで今回は、世界一高い木の記録が更新されたというお話でした。 ジュラシックパークにもこの森の風景は使用されていて とくにプレーリークリークレッドウッド州立公園で撮影 されたという『ジュラシック・ワールド』でのステゴサ ウルスの群れが登場するシーンで効果的に使われています。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 16, 2023
これでもかと枝を切られに切られちゃう植物。樹木の剪定に関するはなしで、剪定されまくる植物 の はなしです。今年も変わらず 強剪定されている・・・ ということで畏敬の念を込めて、過去分ですが よろしかったら。 ↓“伸びた枝をバッサリと大きく切ること” を、「強剪定/きょうせんてい」といいますが、そこまでやるのかと思えるほどに強剪定される植物が、宮崎にあります。・・・いかがでしょうか、その 強剪定ぶり。。まるで東宝怪獣のアンギラスやガラパゴス諸島にいる海イグアナ、はたまた伝説のドラゴンみたいに見えるほどに強剪定されたこのみ姿や如何。の のの このように冬の間はある意味ゴツゴツとした岩のように硬い造形とされたこの植物ですが、春になると一転して四方に枝を伸ばし始め5月の連休明けから梅雨入りの時分になるとの のの 高くそびえたつヤシの株下で、青空はもちろん梅雨のどんよりした曇り空にも良く映える、鮮やかな赤い刀のような花を咲かせてくれるのですから、すごいと。この植物の名前は、サンゴシトウ。宝石の「珊瑚」のような色、[たいして目立たないのですが、]枝や茎にトゲがあるとのことで「刺」、マメ科の植物なので「豆」というのが、この名の由来とされていますよ。ちなみに 花言葉は 夢・童心・優しい気持ち というのだそうですが、個人的には “復活” も加えてほしいなと、心底思えてしまいます/笑。ということで今回は、花の季節はもちろん、脅威的に剪定される冬の間にも[その姿に]想像力を働かせて楽しませてくれる植物のご紹介でした。 熊楠が好きだったというオウチことセンダンの花からはじま ってブラシの木や ネムノキ、そして今回のサンゴシトウや ジャカランダの開花していく、5月から梅雨明けまでの時期 の花めぐりというのも[南九州における]なかなかにおつな 贅沢となりますよ♪。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 12, 2023
底面からも刺す・刺す。鉢の管理。前回[こちら]の続きです。これ以上おおきくなったら春になって路地植えにする、デンタータラベンダーの大鉢 [→ネバーエンディングな鉢栽培の回はこちら]。 もうすぐお花が咲いてくるので、そのときまでは鉢栽培のままで鑑賞すべく、鉢に穴をあけることで、時間を稼ぎます。 あしたのジョーの打つべし・打つべしというか、仕掛け人藤枝梅安の針攻撃というか[古すぎますが笑]、この鉢の大きさでしたら 20回ほど底面に届くように、しっかり穴を開けていきます。 またいまは厳寒期ですから、昼間にやった水が残らぬように、鉢の底面方向からも、3回ほど鉢の表面に至るくらいにしっかりと針といーうか鉄線で貫通させておきます。 で、いつもなら剪定しておくのですが、なんせ花芽がついていますから、今回は特別気にかかる枝のみをカットして終わりにします。いじょう、今回はラベンダーの鉢栽培におけるお花前の鉢管理のおはなしでした。 ピナータラベンダーのほうは すでに昨年のクリスマス 前後より開花し始めていますよ。クリスマスにピナータ ラベンダーのブルーのお花って、なかなかあうんです♪「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 10, 2023
防寒も兼ねて固くなった土には空気を。寒さが、ことのほかきびしくなった2023年初春。 さっそくのガーデニング作業は、 鉢に空気をいれるとこから始めます。ということで次回分のつなぎとして定番の改善策のおはなしとなります。よろしかったらご参考に。 ↓定期的に鉢に穴を開けています。 左は、フレンチ系の生育をそろえたラベンダー。 右は、同じく生育をそろえたデンタータラベンダー。鉢に穴を開けることで、空気が供給され、新根の出る場所が確保されるというわけですね。春から秋にかけては、だいたいひと月に一回の割合で、鉢の大きさにあわせながら穴を開けています。ただし、この穴明け作業は、寒さで伸びが止まる冬の間は控えていますよ。 穴を開けるための道具は これ。 大きい鉢用のドライバーと、小さい鉢用に、握りをつけた鉄線を使用しています。お気づきになった方もおられると思うのですが、土ってえらいもんですよね、長年つかっているうちにこの写真のように鉄の先端をすりへらすわけですから。。感心してしまいます。そしてこの管理法のもう一つの利点は、植物を栽培するスペースがなかなかとれない場所での栽培をある程度は可能にすること。大鉢のラベンダーでも、薄いプラ鉢のまま、 この大きさのままにそだています ↓ 。 土が硬くて植物の生長がどうにも悪い・・・という方は、最初はひとつの穴でもいいですから、試してみられませんか。ただし、さわった針金の傷から病原菌が入る可能性もなきにあらずということで鉢土に生の有機物をたくさん[こちら]施されている方には向かない技術ですので、この点は注意が必要です。 プランターや鉢栽培は、技術獲得に大いに役に立ちますね。 だって試験場の試験だってけっこう小規模。そして本田とい うか、ゴルフ場の芝生などへの空気入れ話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 7, 2023
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