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オール富山ロケで知的障害を抱える女性の初恋描く「真白の恋」公開 第4回なら国際映画祭2016インターナショナルコンペティション部門観客賞を受賞した「真白の恋」の公開日が決定。 あわせて場面写真が到着した。 本作は、軽度の知的障害を抱える女性・渋谷真白の初恋と周囲の人々の優しさや葛藤を描く人間ドラマ。 家族とともに富山で暮らす30歳の真白は、東京から来たフリーカメラマン・油井景一と出会い、彼に想いを寄せるようになる。 「貌斬り KAOKIRI~戯曲『スタニスラフスキー探偵団』より~」の佐藤みゆきが真白、シンガポールなどアジアを活動の拠点とする福地祐介が景一にキャスティングされた。 そのほか、真白の父役で長谷川初範、真白の義姉役で及川奈央が出演する。 冨樫森、呉美保らのもとで助監督経験を積んだ坂本欣弘がメガホンを取り、軽度の知的障害のある実弟を持つ北川亜矢子が脚本を手がけた。 監督の出身地である富山県でオールロケ撮影されており、“日本のベニス”とうたわれる射水市の景観が物語を盛り上げる。 現在、YouTubeでは予告編が公開中だ。 「真白の恋」は2月11日より富山にて先行公開。その後、2月25日より東京・UPLINKほか全国で順次ロードショー。【natalie http://natalie.mu/eiga/news/213350】 以前にもこちらでご紹介していた作品、「真白の恋」いよいよ公開ですね。🌠
2016.12.31
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「長男の自閉症が治せたら」そんな私の思いを変えた、次男の言葉自閉症でまだ言葉が少ない7歳の長男。ある日、双子の弟が…重度自閉症である7歳の長男は、単語をぽつりぽつりと話す程度でまだ上手く会話を交わすことはできません。 親である私には、それが「自閉症」という発達障害によるものだということが分かりますが、まだ幼いh双子の次男にはなかなか理解できるものではありません。ある日の夕方のことです。支援学校から帰宅し疲れて眠る長男を見ながら、次男が私に問いかけてきました。Upload By シュウママ私はきちんと話したことがなかったなと気付き、次男に長男の障害について説明することにしました。Upload By シュウママ お兄ちゃんには自閉症という障害があること、上手くおしゃべりできないのはこの障害のせいで、お兄ちゃんには何の責任もないこと。でも今、お兄ちゃんは言葉が少しずつでるようになっているから、いつかいろんなおしゃべりができる日がくるかもしれないねということを話しました。 「自閉症って、治せないの?」次男からの質問に思わず口から出た言葉すると次男はしばらく考え込み……Upload By シュウママ私は「生まれつき脳の働かせ方が違うんだ。だから治すことはできないんだよ」と伝えました。 「もしシュウが自閉症じゃなかったら、一緒に遊んだり、お話できたかもしれないね。自閉症を治す魔法の薬があればいいのにね」 私はつい、半ば愚痴のようなことを口にしてしまいました。そんな薬が出来るわけもないのに……反省していると、次男から意外な言葉が返ってきました。 「もし魔法の薬があったら、10分間だけおしゃべりしたいな」Upload By シュウママ私は次男の言葉の意味がわからず「10分間だけでいいの?」と訊ねました。 「お兄ちゃんとお話したり一緒に遊びたい。でも、お話するお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃないんだよ。急におしゃべりになったら、違う人みたいな気がすると思う。でも薬を飲んで10分間だけなら元に戻るでしょ。元に戻ったときにお話した言葉が頭の中に残ってて、少しずつお兄ちゃんが変わっていくならいいよ」すやすやと眠る長男の顔を見ながら次男はそう言いました。Upload By シュウママ障害児のきょうだいだからこそ、育まれていた優しさ同じときに生を受けた双子の弟は、まだ話せず、一緒に遊ぶことができないことも全部含めて「今のお兄ちゃん」として受け止めているのでしょう。そしてその気持ちは、母である私にはよく分かったのでした。 障害のある子どもがいれば、親や兄弟はその子の障害が治ることを願うことが一度はあると思います。私もこの子が自閉症でなかったら良かったのに、と何度となく願ってきました。でもその思いとは別に、突然長男がすらすらと話し始めたら、まるで見知らぬ子どもを突きつけられたような感覚に襲われるのではないかとも思うのです。7歳になってはじめて「お母さん」と呼んでくれた時のこと、他の子どもより長い時間をかけたけれど、一人で洋服を着れるようになった時のこと。 幼い仕草やたどたどしい口調を含めて、そんな長男の姿が消えてしまったら……。そう考えると、目の前の長男の姿が愛おしく、今の私たち家族にたくさんの幸せを見つけることができるのです。 「お兄ちゃんはそのままでいいんだよ」そんな弟の声が聞こえた日Upload By シュウママ「お兄ちゃんは、お兄ちゃんのスピードでゆっくり歩けばいいんだよ、僕は待ってるから。」 自閉症児の親として味わった辛さも苦しさも、また喜びも、それら全てが結びついて、私たち家族が今の長男の姿と成長を愛しく思っているのだと、気付かせてくれた次男の言葉でした。 【woman.excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026046/ 】親は子供がいてこそ親になる、子どもの成長とともに一緒に育っているんでしょうね。🌠
2016.12.30
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「行ってきます」と言えない息子 自閉症児のオウム返し #21 “子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」第21回目です。 今日は自閉症児に見られるオウム返しとコミュニケーション法についてご紹介します。自閉症の子どもによくみられるオウム返し相手が言った言葉をそっくりそのまま返すことを指します。鳥のオウムに「おはよう」と話しかけたら「おはよう」と答えるなど、人の言葉をそのまま真似をすることから使われるようになった言葉です。オウムに「体調はいかがですか?」と質問して「今日は具合が悪いよ」とは答えてくれませんよね。さて、「おはよう>おはよう」「こんにちは>こんにちは」の場合はこれでも良いのですが、オウム返しするとおかしな答え方になってしまうことがあります。<オウム返しをするとおかしい事例> 例えば、「ただいま」と家族が帰宅したとき、家の中にいる人が「ただいま」と言うのは誤りですよね。「お帰り」とか「お帰りなさい」が正解です。 他にも、「これからどこへ行くんですか?」と質問されて、相手の言葉をそのまま「これからどこへ行くんですか」、「何色が好き?」と聞かれて「何色が好き」と答えるも同様の誤りです。これは社会性の障害、つまり相手と自分の立場の違いが理解がしづらい自閉症児が使う言葉の特徴の一つです。以前の記事で紹介した“逆さバイバイ=手の甲を向こう側に見せて振る”行為と共通しますね。「行ってきます」と言えない息子source:https://www.shutterstock.com/息子はもう高校生ですが自閉症です。 「カレーライスが食べたい」などは言えますが、「これこれこうしたい」という強い動機がない場合、未だにオウム返しすることが多々あります。 毎朝、学校へ行くとき私が玄関で「いってらっしゃい」と送り出すと、元気な声で「いってらっしゃい」と言いながら出かけていきます。 小学校の時にタクシーに乗ったとき、運転手さんから「僕のお名前は?」と聞かれたときも「僕のお名前は」とそのまま返したり、「“あんどうかつみ”です。」と運転席のネームプレートをそのまま読み上げていました。意思を確認したいときの上手な質問方法source:https://www.shutterstock.com/「何が食べたい?」「何して遊びたい?」「何色の折り紙を使いたいの?」と質問すると、そのまま「何が食べたい」「何して遊びたい」「何色が折り紙を使いたいの」と答えてしまい、意思確認が難しい場合があります。そういった場合、次のように選択肢を与える質問の仕方で“どうしたいか”を聞き取ることができることもあります。 「カレーライスとオムライスとハンバーグ、どれか食べたい?」 「うどんと蕎麦、どっちがいい?」 「図書館に行く?公園で遊ぶ?」 「赤、青、黄色、どれか選んで」それでも、「うどんと蕎麦、どっちがいい」とオウム返しで答えてしまい、言葉で返すのが難しい場合、絵や文字で示して選ばせる方法もあります。またママが「お帰りなさい」といったら「お帰りなさい」と言ってしまう場合は「『ただいま』」と手本を示し、それこそこれをオウム返しさせて答え方を教える方法もあります。ただ、なかなか相手と自分の立ち位置がわからないので、その時は出来ても他の場面でそれを応用するのが難しいこともあります。たとえ自閉症児であっても経験を積んで社会性は育っていきます。それに伴いオウム返しは少なくなっていくこともありますので、無理して直す必要もないかもしれません。また、言葉を教えようと単語を増やしてもただ、単語を覚えるだけ。自閉症児が言葉を使ってコミュニケーションがとれるようなるのは遠い道のりだったりします。あまり、そこだけにスポットを当ててしまうと「何か言葉を言うと叱られる」と思ってしまい、話すこと自体を拒否するようになりますので注意しましょう。 言葉を使わなくてもゼスチャーや絵カードなど他の手段を使ってコミュニケーションをとる方法を探しましょう。【Ameba http://news.ameba.jp/20161228-1079/】懸命に向き合っても、そこにスポットを当ててしまうと、叱られているような衝動に駆られてしまう、他の手段の適用の模索も大事なんですね。🌠
2016.12.29
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「自閉症の原因は?」10年前の現場で本当にあった、驚きの答え10年前の看護学校では…Upload By モンズースー これは、ある療育関係の方から聞いた実際にあったお話です。 「自閉症は親の育て方が原因」と言われていた時代があったのは知っていましたが、それがわずか10年前の教育現場でも言われていた話だったということに驚きました。 当時自閉症児を育てていた親からすればとてもひどい誤解です。 様々な議論が交わされていますが、自閉症の原因はいまだ特定されていません。しかし、何らかの生まれつきの脳機能障害であると考えられており、親のしつけや愛情不足が直接の原因ではないことがわかっています。 ( LITALICO発達ナビ「自閉症の原因は?遺伝する確率はあるの?」より)https://h-navi.jp/column/article/159社会の認識や医療現場のスタッフまでもが、そう考え対応していたのかと思うと、とても怖い気持ちになりました。 親は自分を責め続け、誰にも頼ることもできずに育児をする方も少なくなかったのではないでしょうか…。 現在でも、福祉や教育の現場で誤解や偏見を受けることは、少なくないように思います。 私はあまり自閉症を含む発達障害のことを周囲に理解してほしいとは強く思っていません。 私自身、全てのことを理解できているわけではもちろんありませんし、世界にある全ての障害や病気に対し全員が理解するのは素敵なことだけど、難しいことのように思えるからです。でもせめて、医療や福祉・教育の関係者だけでももう少し障害について知ってもらえたら嬉しいと思うのです。 当時教育を受けた方の中には「自閉症は親の育て方が原因」と考えている方もいらっしゃると思います。1度覚えたことを訂正することは、新しく覚えるより困難なことかもしれません、でもその考えを訂正してもらえたら、当事者や家族が少しだけ生きやすくなるかもしれません。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025986/】実際に、30年以上前の教育実習では、全く障害について触れることはなかったです。逆にも少しでもそこで知識を得ていたのなら、我が子が自閉症と診断されても、直ぐに対応ができたのかもしれないと惜しまれます。間違った情報を伝える位なら、触れないのがいいのでしょうが、教育者でも皆無の世界だったのでしょうね。🌠
2016.12.28
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まさに天使の歌声!自閉症の少女が歌う「ハレルヤ」がジンとくるFacebookに投稿された10歳の少女の歌声が世界中で話題になっています。L・コーエンの名曲「ハレルヤ」北アイルランドの特別支援学校Killard House Schoolがクリスマスコンサートで披露したこの合唱。レナード・コーエンの名曲『Hallelujah(ハレルヤ)』です。リードシンガーを務めているのはケイリー・ロジャースちゃんです。彼女には自閉症とADHDの症状があり、読み書きや算数の勉強に遅れが出てしまうといいます。「歌うのが大好き」同校の教師によると、ケイリーちゃんは普段はとてもおとなしいのだそう。しかし、歌を歌いだすと素晴らしい才能を発揮。その才能をいち早く見抜いた音楽の教師が、ケイリーちゃんの声を磨き、自信をつけさせるために歌を歌うよう勧めたそうです。ITVによるとケイリーちゃん自身は「とにかく歌うのが大好き」なのだそう。3歳のころから歌うのが好きだったケイリーちゃんですが、本格的に歌うようになったのはKillard House Schoolに通うようになってから。歌うことで、ケイリーちゃんは自信をつけているといいます。再生回数285万回地元の教会のコンサートで何度か歌ってきましたが、今年は体調を崩して声が出なくなり、コンサートで歌えなくなりました。そこで学校の校長が、その前の週に学校のコンサートで録画した動画を教会で流したところ、涙を流す人多数…。 この動画は、ケイリーちゃんと同じ学校に息子が通う親が、この歌声に感動して投稿したものです。再生回数は285万回、シェアは1万3,000を超えています。世界各国から「美しい」「天使の歌声」と称賛の声が寄せられ、学校には日本やオーストラリアからも感激の電話がかかっているそうです。出典元:Special needs schoolgirl wows audience with voice - Newsbeat(12/21)出典元:Co Down girl’s Hallelujah heard around the world - ITV(12/20)【irorio. http://irorio.jp/umishimaakira/20161226/378031/】天性の発掘により、可能性が最大限に発揮されることが何よりですが、一番の難儀なので、何より幸せなできごとですね。🌠
2016.12.27
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クリスマスのタペストリー作り 発達障害の子どもたち 名張 クリスマスを目前に控えた12月23日、名張市元町の「福祉まちづくりセンター」で、発達障害のある子どもを対象にしたクリスマスツリー型のタペストリー作りがあり、子どもたちが熱中した。 発達障害がある子どもがいる保護者でつくる「凸と凹の会」(村上千倉代表)の主催。同会はこれまで、保護者同士での悩みの共有や情報交換する茶話会を毎月1回開いてきたが、「子どもたちがびのびと楽しめるイベントを開こう」と、クリスマスの時期に合わせて初めて企画した。 参加した子ども4人は、保護者たちが縫い上げた1メートル大のツリー型タペストリーに飾り付ける「オーナメント」を制作。アイロンを使った染色技法「山の幸染め」のインストラクターで同市つつじが丘北8番町の中村泰子さんの指導で、赤や黄色の染料のシートを木や星の形に切り抜き、十数センチ四方のフェルトにアイロンで染め上げた。出来上がったオーナメントは、保護者と一緒にタペストリーに取り付け、完成させた。 母親と妹の3人で参加していた6歳の男児は「紙を切ったり型を抜いたり楽しかった。上手に出来たので、100点くらい」と満足げ。村上代表は「障害の特性から、日頃自分の思い通りにさせてもらえないことが多い。こういう場で楽しみながらさまざまな経験を積み、学習につなげていってほしい」と話した。【YOU http://www.iga-younet.co.jp/news1/2016/12/post-228.html】【完成したタペストリーを見る参加者たち=名張市元町で】 自分たちで作る楽しみ、クリスマスと重なって嬉しさも二倍だったでしょうね。🌠
2016.12.26
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「金スマ」出演で話題の発達障害のピアニスト・野田あすかが生み出す音色の秘密先日、放送されたテレビ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、一人の女性ピアニストが取り上げられ、リサイタルのチケットが完売するなど、大きな話題となっている。野田あすか、34歳。数々のピアノコンクールに入賞してきた彼女のピアノの音色は、たくさんの観客の心を打ち、涙を誘う。10月19日には東京・王子ホールで、自身初となる東京でのソロコンサートを開催し、見事会場を人で埋め尽くした。野田あすかの演奏を初めて聞く人ばかりだったが、拍手が鳴り止まず、しばらく会場は興奮に包まれた。聴衆からは「心地よくて、ずっと聴いていたい」「心が元気になりました」「自然と涙がこぼれた」などという声があり、そのなかでも多かったのが「心がホッとしました」「心が穏やかになりました」という声だった。なぜ、野田あすかのピアノの音色は、「心がホッとする」のだろうか。彼女は自身で作曲をするのだが、その曲のモチーフとなるのは、すべてそのときの彼女の感覚であったり感情であったりする。物に触れたときの感覚、そのとき抱いている感情や気分。それらをそのままピアノで表現するのだ。たとえば、「金スマ」でも放送され注目されている「なつかしさ」という曲は、野田あすかが小さいころに住んでいた大好きな街を思って作った曲だ。のどかで自然にあふれた街。そして、両親とお兄さんが一緒に生活をして、いつもみんなに守られていた野田あすか。いま当時を振り返ると、変わらなかった日常が、とてもいとおしく、なつかしい気持ちをメロディにした。「金スマ」では、「眠い」という気持ちを表現したやさしいメロディから、「でも、がんばりたい」という意志を込めた明るいメロディに転調する即興曲をピアノで披露。自分の気持ちを言葉で表現することが苦手な彼女だが、ピアノだったら表現できる。即興曲は野田あすかの心の声がそのまま表れ、その時の彼女にしか作れない曲なのである。こうしたことができるようになったのは、野田あすかが「広汎性発達障害」(自閉症スペクトラム障害)という先天的な発達障害を抱えて、壮絶な子ども、青春時代を送ってきたからとも言える。集団になじむのが苦手で、コミュニケーションがうまくできない。好きなもの、興味のあるものにはずっと没頭する。そんな振る舞いから、いじめにあったり、自傷を繰り返したりと壮絶な少女時代を送ってきた。猛勉強をして現役で入学した宮崎大学も、ストレスやパニックで中退せざるを得なくなった。その後、発達障害の二次障害である解離性障害が起きたときは、精神病院に入院し、その原因はピアノではないかと医師から大好きなピアノを遠ざけられたこともあった。22歳になるまで、本人も両親も発達障害だと分からなかったため、どうしてまわりの人と同じことができないのだろう、と悩み苦しむ日々が続いた。憧れて入った大学も、ピアノも、音楽も、そして自分という人間さえも、完全に否定されてしまった野田あすか。そんなときに出会ったピアノの恩師に言われた一言が彼女を変えた。それは、「あなたのピアノの音は、いい音ね。あなたは、あなたの音のままでとても素敵よ。あなたは、あなたのままでいいの!」という言葉だ。自分を否定し、あきらめることしか考えられなかった野田あすかを、恩師が初めて否定をせず、「ありのままでいい」と言ってくれたのだ。この言葉で自分を認めることができるようになった野田あすかは、ピアニストとして大きく開花する。だから、彼女のピアノの音色には「ありのまま」の野田あすかが投影されていて、聞き手も「自分も、ありのままでいいんだ」ということに気づく。人よりもたくさん苦しい思いや悲しい思いをしたからこそ、人に寄り添うやさしい音が出せるようになったのでは、と恩師は言う。脳科学者・中野信子は、野田あすかとの共著『脳科学者が選んだ やさしい気持ちになりたい時に聞く 心がホッとするCDブック』(アスコム刊)の中で、野田あすかのピアノの音色を通して、自分のさまざまな気持ちに気づき、見つめなおしてほしいと述べる。自分のありのままの心や気持ちに気づき、その気づきで自分をいっぱいに満たす「マインドフルネス」。そのことで自分の心がどのようであるかを知り、よりよく生きることにつながると言う。このCDブックには、野田あすかの自作曲10曲が収録されている。現代社会は、自分の感情を抑えて振る舞うことが「当たり前」とされ、ストレスはたまっていく一方だ。だからこそ、心をありのままに表現したピアノの音色は、私たちの心にダイレクトに響くのかもしれない。また、両親との共著である『CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?』(アスコム刊)にも、彼女の自作曲が収められたCDが収録されている。現在、野田あすかはピアニストとしての単独のリサイタルとは別に、母親が「発達障害の娘との30年」というテーマで講演をして、野田あすかが演奏をするという依頼が増えているという。来年3月16日には、浜離宮朝日ホールでのコンサートが決まった野田あすか。3月18日に同じ浜離宮朝日ホール公演のチケットは即日完売となり、16日に追加公演が行われることになった。何かとストレスの多い毎日の中で、彼女のピアノの音色はそっと心に寄りそってくれる支えになるはずだ。【J Cast News http://www.j-cast.com/bookwatch/2016/12/22286764.html】【楽天ブックスならいつでも送料無料】脳科学者が選んだやさしい気持ちになりたい時に聞く心がホッとするCDブック [ 中野信子 ]以前ご紹介したコンサートも大盛況でチケット完売だったようで、CDBookなら家でゆっくり楽しめそうですね。🌠232万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.12.25
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自閉症の5歳児に見知らぬ男性が「キミは動物園にいるべき」(英)我が子のことを見知らぬ他人に批判されることは親として辛い。このほど自閉症の息子を持つ在英日本人のシングルマザーが、バスの中で偶然乗り合わせた見知らぬ初老男性に「この子は動物園にいた方がいい」と言われたことにショックを受けた。彼女は英紙に「自閉症の人に対する理解を持ってほしい」と訴えている。英ブリストルのフィッシュポンズに住むミカ・ヒロセさん(41歳)は、4歳と5歳の息子を持つシングルマザーだ。5歳のマコネン君は、「sensory processing disorder(感覚処理障害)」という自閉症スペクトラムを患っている。感覚処理障害というのは、感覚を通して脳に伝わる全ての情報に対する受け答えが困難になる症状で、マコネン君の場合は突然予期せぬ大声や音を発し、手を叩き、頭や体を壁に打ち付けるなどの行動を起こすことがあるという。ミカさんはある日、コールド・アシュトンまでマコネン君をセラピーに連れて行くためにバスに乗っていた。ミカさん曰く、マコネン君は機嫌が良くバスの中で歌ったりハミングをしていたそうだ。やがて60代と見られる老夫婦がミカさんとマコネン君の席の前に座り、女性の方がマコネン君に話しかけてきた。ミカさんは、マコネン君が自閉症であることを伝え、限られた言葉しか話せないため会話を続けることが困難であることを説明した。しかしその後、普段から動物が大好きだというマコネン君は、動物の泣き声をハイピッチで発し始めた。するとカップルの男性が、マコネン君の真似をしてからかい「君は動物園にいるべきだ」と発言した。その一言はミカさんの心をひどく傷つけた。「その男性にどうして息子にそんなことを言ったのか今は聞きたい心境です。息子が自閉症だと伝えた後で、そのようなことを言われたのでとてもショックです。まるで自閉症の子供を差別しているように思えました」と話している。ミカさんは、「自閉症の子供をからかうのが普通だという社会に生きているなら、これから息子が成長すれば、世間からどんな対応を受けるのでしょうか」と不安を隠せない様子だ。しかしミカさんは、マコネン君に向かって心無い一言を発した男性を批判するよりも、この一件を愛を持って世間に伝えたいと願っているという。そして各紙で自閉症の理解をもっと深めることが大切だと、ミカさんはこのように思いを伝えている。「誰も、アウトサイダー(社会の常識枠にはまらない人たち)のような気分を味わうべきではないと思います。みんな、感じる心を持っているのです。自閉症だったり、話すことができなかったりしても関係ありません。大切なのは周りが理解して、互いにサポートし合うことです。」他人には見えにくく理解されにくい自閉症スペクトラムの子供を持つ親は、常にこのような問題を抱えて葛藤しているといっても過言ではないだろう。ミカさんの訴えが世間に広まることを願いたい。出典:http://www.dailymail.co.uk【excite. http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20161221/Techinsight_20161221_330230.html】公共の場に交通機関と、見知らぬ人と遭遇し、人目に曝される数々と経験の中で、何よりに親が育てられ、鍛えられていきますね。🌠
2016.12.24
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特集 小さないのち連載「児相の現場から」 発達障害児に暴力 しつけだから… (児相の現場から)第2章「子どもたち」(4) 病院についた途端、男の子は走り出した。 「危ないからちょっと待って!」。担当ワーカー(児童福祉司)のケイコ(仮名)は叫んだ。男の子は小学1年生。父親に顔にあざができるほど殴られ、児童相談所(児相)が一時保護していた。 男の子はとにかく落ち着きがない。追いかけるが、ケイコが伸ばす手をすり抜け、走り回る。同行した児童心理司と2人で追いかけてやっと捕まえた。手をつなぎ、小児科の医師のもとに連れて行った。 診察中、廊下で待っていると「トイレ!」と飛び出してきた。看護師も手に負えない様子だ。児童心理司が追いかけていった。 その間、ケイコは診察室へ。「極めて多動傾向の強いお子さんです」と医師。ケイコが保護の経緯を説明すると、「自分では『はしゃいで悪いことをして施設に入れられた』と言っていましたよ」。 すでに両親は来院し、面談したとのこと。医師によると、両親の希望は「服薬はさせたくない」とのこと。父親は「ちょっと元気で困っている。(殴ったのは)しつけだから」と話したという。 「ご両親が発達障害を受容していないので、治療は慎重にしないといけないですね」と医師はケイコに言った。 一時保護中の子どもの通院にはワーカーが付き添う。発達障害があるケースも少なくない。道中での子どもとの会話や医師の診断は、家庭での状況を把握し、親子関係の改善を図るうえでも大切だ。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJDH56YPJDHUUPI002.html】障害を受け入れられずにいると、何より本人が辛い日々、されど、命の危険を伴う多動には、暴力には及ばないまでも、その度毎に厳しく注意することは大切ですね。🌠
2016.12.23
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発達障害の娘に弟ができた!それを聞いた娘が平然と言ったのは…発達障害の娘(5歳)に弟ができた!その事実を伝えると…我が家には広汎性発達障害がある娘がいます。 先日、娘の5歳の誕生日直前に、私の第2子妊娠がわかりました。いつも面白い回答や、予想以上のリアクションをくれる娘。 「ママのおなかに赤ちゃんがいる」と言ったらどんな反応をするのか、ドキドキしながら告げると…。Upload By SAKURA Upload By SAKURA Upload By SAKURA娘の発言は、いつも想像を超えます…(笑)。【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025978/】想像力豊かで、子供らしいですね。発達障害と関係なく、こういう発想をする子どももいますね。🌠
2016.12.22
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障害者虐待の通報2000件超、知的障害者の被害が最多障害者が福祉施設の支援員などから虐待を受けているという相談や通報が、1年間で2000件を超えました。 厚生労働省によりますと、2015年度に障害者が福祉施設の支援員などから虐待を受けているという相談や通報が、全国で2160件にのぼりました。前の年度と比べ、400件余り増えています。 このうち、実際に虐待があったと判断されたのは339件569人で、内容としては、殴る・拘束するなどの「身体的虐待」が最も多く58%、次いで暴言などの「心理的虐待」が41%でした。虐待を受けた人として最も多かったのは知的障害者で、474人となっています。 厚労省は、「早い段階で通報するシステムが構築されつつある。引き続き自治体と連携して取り組んでいきたい」とコメントしています。【TBS NEWS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2939550.html】知的障碍者の被害が最多とは残念です。支援体制の見直しや随時の見守りも必要になってきますね。🌠
2016.12.21
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発達障害児への教員、強化 教員1人に16.5→13人 文部科学省は19日、2017年度から、発達障害のある子らが別室などで学ぶ「通級指導」や外国人児童に日本語を指導する教員の配置を今より手厚くすることを決めた。少子化に伴い、機械的に教員を減らす「自然減」分を除くと、教員全体では今年度より計868人の増員となる。 「通級指導」の教員1人当たりの子どもの数は16年度の16・5人から13人になる。教員不足で通級できない「通級待機」が減るほか、よりきめ細かい指導ができるようになる。日本語指導の教員も同様に21・5人から18人になる。 教職員の定数は、子どもの数などに応じて機械的に決まる「基礎定数」と、各校の課題などに応じて配分する「加配定数」で決まる。17年度から通級指導の教員などの基礎定数化を始め、今後10年間で、いまの加配定数(約6万4千人)の約3割を基礎定数に入れる。これにより、各自治体は年度ごとに変動の可能性がある加配に頼る余地が少なくなり、正規雇用の教員を配置しやすくなる。 一方、いじめや不登校への対応(25人増)、貧困などによる学力課題の解消(50人増)、小学校の英語などの専科指導の充実(165人増)――は加配で対応する。 この結果、17年度の教職員定数は約69万人となり、17年度の政府予算案に約1兆5千億円を計上する。文科省は、定数の新たな算定基準を盛り込んだ義務教育標準法の改正案を来年の通常国会に提出する。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJDM658JJDMUTIL04Q.html】 教育現場のニーズに、教員試験の内容も変化してきそうですね。🌠
2016.12.20
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小6男児、発達障害ないと反論書大阪市立小6年の男児(12)がいじめを受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したと訴えた問題で、市第三者委員会の部会が男児に関し「発達の観点から医療機関の精査を受けるよう推奨する」などと報告書に記載、診察した医師が「あたかも被害者に発達障害があり、それがいじめの要因のような結論だ」と反論書を提出したことが16日、市関係者への取材で分かった。 男児はPTSDの症状が原因で約3年半学校に登校できず、現在も完全には復帰できていない。市関係者によると、報告書は男児が2年時にいじめを受けたと認定、PTSDの原因になった可能性が極めて高いとの見解を示した。【REUTERS http://jp.reuters.com/article/idJP2016121601002131】いじめの原因を追求せずに、本人にその原因を押し付けるかのような流れに、何か教育の歪みさえも感じさせますね。🌠
2016.12.19
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遺伝?それとも育て方?自閉症になる原因とは #16“子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」です。今日は第16回目、自閉症についてです。自閉症は生まれつき?遺伝するの?それとも「育て方」が原因なの?自閉症は生まれつきの脳機能の障害であることはわかっています。ただし、どうして機能障害が起こってしまうのか医学的にはっきりとした原因は未だにわかっていません。 遺伝的要素もあると言われています。 一卵性双生児のうちの1人が自閉症の場合に、もう1人も自閉症である割合は、報告によって差がありますが91~96%、二卵性では0~24%と、大きな開きがあります。兄弟姉妹では、1人が自閉症と診断された場合その兄弟姉妹が自閉症である割合は一般よりも高く、5~10%くらいと言われています。自閉症、こんな考え方は誤りです自閉症啓発ポスターに「僕は自閉症になったんじゃない。自閉症に生まれてきただけ」というフレーズがありますが、この言葉通りです。生まれたあとに自閉症になるわけではなく、病気でもなく、後天的に作られた性格や個性でもないのです。ですから、次は誤りです。・小さい頃、あまり抱っこしてやらなかったから自閉症児になってしまった。・愛情不足で自閉症になってしまった。・テレビを見せ過ぎたから自閉症児になってしまった。・言葉をあまりかけてやらなかったから自閉症になってしまった。・お友達と遊ばせなかったから自閉症になってしまった。 親の育児の仕方やしつけの問題で自閉症になるわけではありません。また、生まれた直後の0歳児に自閉症の特徴が表れることはなく、その成長過程で“人に関心を示さない”、“言葉が遅い”、“視線が合わない”ことで気づかれます。ただし、人に関心を示し、視線も合い、言葉の遅れのないタイプの自閉症もあり(アスペルガー症候群など)この場合、大人になるまで気づかれないケースもあります。自閉症の治療法はあるの?自閉症は後天的に発生した病気ではありません。ですから治療法は存在しません。自閉症児に対して薬が使われることもありますが、これはあくまでも二次的な障害である自傷、鬱などに対しての対症療法で自閉症そのものを治す薬ではありません。これは注意欠如/多動性障害(AD/HD)や学習障害(LD)などの発達障害についても同様で治療薬はありません。 喘息などの症状がひどい場合吸入したり、アトピー性皮膚炎については一時的にステロイド軟膏を使います。そんなイメージを持つとわかりやすいかもしれませんね。ただし、早期発見して早期に療育することで、その行動が改善することは大いにあります。でも、それは本人の行動を治すと言うよりもむしろ、本人のこだわりやルールを親や保育園、幼稚園の先生が理解し寄り添ってやることにより、不安感なく生活できるようにすることで、結果、問題行動が起こりにくくなるものです。 「しつければ何とか改善する」そんな誤った育て方をすることになり、「自分自身はダメな人間である」と低いセルフイメージを持ってしまい、将来、不登校、精神疾患、自傷(リストカットなども含む)、他害(反社会的行動や犯罪)などの二次的な問題が起こってしまうこともあります。 自閉症と診断されたら、子どもを何とかしようとするのではなく、親が子育ての仕方のスイッチを切り替えることが何よりも肝心なことですよ。【ameba news http://news.ameba.jp/20161217-884/】子育てのスイッチを切り替えるというよりは、普通の子ども以上に、きめ細やかに手間暇時間を惜しまずに我が子と向き合うということなんでしょうね。🌠231万アクセス超えております。いつもご訪問にコメント、感謝です。今年もよろしくお願い致します。
2016.12.18
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外では良い子なのに…発達障害の息子が母にだけ暴力をふるうのはなぜ?周囲でよく耳にしていた「家で暴れる発達障害児」。その実態とは発達障害児を育てている親たちからよく聞く困りごとの1つに「子どもが家で暴れて困る」というものがあります。 更に、その暴力暴言の標的は母親であることが多いです。 私も何度か子どもの暴力で悩む母親と話をしたことがあります。そのお母さんの手には、引っかき傷やあざが沢山ありました。 全部、発達障害の子どもからの暴力による傷だと言います。ところがその、「家で暴れる子ども」に外出先で会うと、(変な表現ですが)とてもそんな風には見えない「普通の子」であることが多いのです。お母さんや兄弟姉妹とも、外ではとても穏やかに接していることが多く、公共の場で見る態度はとても模範的です。「こんないい子がどうして…」という場合がほとんどです。だからこそ、悩む母親が多いようです。体中に傷をつけられている状態なのに、周囲からは「こんなにいい子なのに」「普通じゃない?」「信じられない」という言葉をかけられることが多いからです。 一体なぜ、子どもたちは家の中と外とで態度がこんなに違うのでしょうか? 息子にも現れ始めた、暴力・暴言。やはり周囲にはなかなか理解してもらえず6歳になってから落ち着きが出てきた我が家の息子。 発達障害と診断された頃は、家で癇癪を起こしては何時間も泣きわめき、それはそれは大変でした。しかし最近は癇癪のコントロールも上手になり、感情を爆発させることが少なくなってきました。 何よりも社会性が伸び、幼稚園でもしっかりと人間関係を構築し始めました。しかし、息子のこの「社会性の伸び」と相反するように、私に対する暴力・暴言が始まったのです。 毎日毎日、「このバカヤロー!」「うっせぇ」「くそボケ!」と、びっくりするような言葉が息子の口から飛び出します。少しでも気に食わないことがあると、拳を振り上げ私にかかってきます。6歳であっても、このような暴力・暴言は身に応えます。ところが息子は、園や習い事など公共の場では、実に手のかからない「模範的な子」なのです。このため私の悩みは、どこにも理解してもらえませんでした。 以前幼稚園の遠足で、息子が私のことを拳で叩きまくっているところを、たまたま先生が見かけたことがあります。 先生はびっくりして、「○○くん、お母さん痛いでしょう。どうしたの!?」と止めに入りました。 「いつもこんな感じです…」と私が言うと、先生は「信じられない…普段は本当にみんなに優しいんですよ…」と目を丸くしていたのを覚えています。どうして母親にだけ暴言・暴力が現れるのだろう 発達障害児の母親に対する暴力・暴言はなぜ現れるのでしょうか。 外で頑張っているから家で爆発している、という意見もよく聞きます。だから母親は受け止めてあげるべきだとも言われます。けれども、徐々に身体が大きくなっていく子どもの暴力・暴言を全て受け止めきれるほど、母親は強いものではありません。限界があります。 発達障害児は人間に対してもこだわりを持つことがあります。息子は小さい頃、物にこだわりがありましたが、それが思い通りに動かなかったり壊れたりすると、よく癇癪を起こしていました。そのこだわりが、人間にも向き始めているのでは…?つまり、母親に対する暴力・暴言は「母親こだわり」なのかもしれません。そして、思い通りに動かない母親に対して、癇癪を起こしている気がします。それが、暴力・暴言という形で出ているのだと私は思っています。けれども、母親は発達障害児の「お気に入りの物」ではありません。暴力・暴言を受け続ければ、母親といえども壊れます。 極端な態度を少しでも緩和させるには 息子の様子を日々見ていて感じるのは、「発達障害児の暴力・暴言を、声かけ1つで変えていくのはとても難しい」ということです。このため、母親への内向きのこだわりをなくそうと努力するのではなく、外向きのベクトルを増やしていく必要があると思います。 家庭の外でも、自分の気持ちが言えたり、自分を受け入れてくれる場所をたくさん持っておくこと。そうすることで、母親を思い通りにしたいというこだわり行動は、少しずつ薄れていくのではないかと私は信じています。 外で常に模範的な態度をとることは、決して理想的ではないと思うのです。それがストレスとなり、内向きのこだわりをますます強めてしまっている可能性があります。 外では模範的、内では暴力・暴言という極端な態度が、その子の基本行動になってしまわぬよう、外でも自分を崩すことのできる相手を増やしていくことが必要かもしれない、そう思うのです。 [woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025941/]母親はいつも子どものそばにいる存在、当りやすく、気持ちも出しやすいのでしょうから、表現法を言葉にのせて上手に会話のできる工夫、日々の積み重ねが大事なんでしょうね。🌠
2016.12.17
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自閉症の子は先入観にとらわれない 「悪い子」の「良い行動」をどう判断 自閉症の子どもは人を信じやすく、見かけの行動で善悪を判断しやすい――。こんな研究を京都大学など6つの大学と平谷こども発達クリニック(福井市)の研究チームがまとめ、英の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)の2016年11月29日号に発表した。 研究者は、自閉症の子どもは「先入観にとらわれない」という特質がある半面、悪意のある相手にだまされやすいことがわかり、いじめ防止などに努めたいという。 子どもは元気で育ってほしい(写真と本文は関係ありません) 相手の内面より行動で善悪を見る危うさ 京都大学が11月30日に発表した資料によると、研究チームは、自閉症の小中学生19人と自閉症ではない小中学生20人に、「良い子」と「悪い子」が登場する物語で読んでもらい、登場人物に対する見方を比較した。登場人物の特性と行動、物語の結末を操作した文章を読んだ後、登場人物の善悪を判断させた。その結果、自閉症の子は、そうでない子に比べ、登場人物の特性より人物がとった一時的な行動にもとづいていて善悪を判断することがわかった。 具体的には、物語が良い結末になるケースを例にとると、次のようになる。(注:善悪判断は「良い子」「悪い子」の二者択一で、「良い子」と答えていない場合は「悪い子」と答えている) (1)良い子が良い行動をとる場合=自閉症の子もそうでない子も、ほぼ100%が「良い子」と判断する。 (2)良い子が悪い行動をとる場合=自閉症の子は30%が「良い子」と判断。そうでない子は40%が「良い子」と判断。 (3)悪い子が良い行動をとる場合=自閉症の子はほぼ100%が「良い子」と判断。そうでない子は70%が「良い子」と判断。 (4)悪い子が悪い行動をとる場合=自閉症の子は30%が「良い子」と判断。そうでない子は35%が「良い子」と判断。 ここでのポイントは、(3)の「悪い子が良い行動をとる場合」だと研究者は指摘する。自閉症の子どもは、普段は「悪い子」に対し、一時的に「良い行動」をとったことを明示されると、ほぼ100%が「良い子」と判断してしまった。自閉症の子どもは他人を判断する際、その人が持つ特性より、その人がとった行動に基づいて判断する傾向が強いことが確認された。 この結果について、研究チームの京都大学の米田英嗣教授は、発表資料の中でこう語っている。「自閉症の子どもは、相手の特性といった内面の情報を判断することが難しく、行動を手がかりに善悪を判断していることがわかりました。このことは、先入観にとらわれず判断できる可能性があるのかもしれません。相手がだまそうとする際に相手の悪意に気がつかないことがあります。今後は、自閉症の人に対する詐欺被害やいじめ防止につながる研究を進めていく考えです」【J CAST http://www.j-cast.com/healthcare/2016/12/12285880.html】 一旦定まった人のイメージは、なかなか塗り替えられない特性があるようですね。🌠
2016.12.16
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自閉症者・東田直樹氏のNHKスペシャル「自閉症の君が教えてくれたこと」に疑問本記事を読んで頂く前に、筆者の立場を明らかにしておく。筆者は放送作家として活動しながら、実は大学院の博士課程で「自閉症および自閉症者を社会の人に正しく理解してもらうにはどのようにすればいか」の研究をしている。修士課程時代は徹底行動主義(心の内面はわからないので、心が行動となって外に出るもののみを研究対象とする。たとえば、転びそうな人がいたら思わず支える手を差し出す行動が研究対象となる)の教授についてこれを学んだ。自閉症を正しく理解して貰うには、「正確な自閉症像の定義」が必要だが、先人の研究ではこれが甚だしく心許ない。あまりにバリエーションがありすぎるからだ。さらに、原因については「先天的な脳の器質異常」という説が有力だと言われるが、虐待などの環境因を指摘する研究者もいて最終的にはわかっていない。つまり、根本から治す原因療法(Causal treatment/therapy )はなく、対症療法(Symptomatic treatment/therapy)しかない。アメリカ精神医学界の操作的診断マニュアルDSM-5(精神科医が障害名を付けるための手引きと、理解して下さい)では、自閉症と診断するためには主に2つの要件が必要だとされる。*きわめて限られたこだわり行動(鉄道が好きで好きでたまらなくそれが度を超しているなど)*社会的なコミュニケーションおよび相互関係における持続的障害(たとえば人の目が見られないなど)単純化して書いてしまうと誤謬が生まれやすい自閉症の概念だが、本文章では敢えてその禁を犯して書いている。2016年12月11日(日)午後9時からの NHKスペシャル「自閉症の君が教えてくれたこと」を見た。内容については番組ディレクターである丸山拓也氏(33歳)がNHKのホームページに書いたものが分かりやすいので引用しながら進める。<以下、引用> 【この番組を企画したきっかけは?】この番組は、会話のできない重度の自閉症の作家東田直樹さんを2年前に取材した番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」の続編です。前回の番組が、芸術祭ドキュメンタリー部門大賞を受賞した10日後、私はガンと診断されました。 ディレクターである私自身が、ガンというハンディキャップを負ったのです。それが、続編を作るという、ひとつのきっかけとなりました。がんと診断された当時は、肺や肝臓にも転移し、5年生存率は5割以下という厳しい状況でしたが、大量の抗がん剤と手術を行い、1年間の闘病を経て、何とか職場復帰を果たすことが出来ました。 しかし、今も治療の後遺症や再発の恐怖に苦しんでいます。もう体力勝負のテレビのディレクターはやめた方がいいのか、家族と静かに暮らした方がいいのか、色々な不安が頭をよぎりました。自分の病気とどう折り合いをつけて生きていけばいいのか、これからどんな人生が待っているのか、大きな不安にとらわれたときに、2年前に取材した直樹さんの姿をもう一度見つめ直したいと思いました。 病院のベッドでも私はしばしば直樹さんの本を読んで励まされました。自閉症というハンディを自分の強さに変えた直樹さんから、私自身がたくさんのことを学べるのではないか、そしてそれは、生きづらさを抱える多くの人にとっても普遍的なメッセージになるのではないかと考えました。<以上、引用>東田直樹氏は現在24歳。実際に彼に会った精神科医によれば、明らかに重度の自閉症(カナータイプ)であるそうだ。重度の自閉症者の多くは知的なハンディキャップを持っており、発話に困難を伴う。ところが、<以下、引用> 【どんな番組ですか?】東田直樹さんは、会話ができない重度の自閉症ですが、文字盤やパソコンを前にすると自分の意思を伝えられるという世界的にも極めてまれな能力を持っています。2年前には13歳の時に書いたエッセイが、同じ自閉症の息子を持つ、アイルランド在住の高名な作家デビッド・ミッチェル氏の目にとまり、翻訳され、世界30カ国でベストセラーとなりました。直樹さんは謎に包まれた自閉症の世界を明かし世界に衝撃を与えました。<以上、引用>自閉症にはアスペルガータイプの人がいる。アスペルガータイプの人は知的水準は定型発達者と同じで、上述した自閉症の要件には当てはまるが、言葉は自由に使うことができる。それもあってドナ・ウィリアムズ氏(Donna Williams)やテンプル・グランディン氏(Temple Grandin)、日本人ではニキリンコ氏、藤家寛子氏などが、自閉症者の豊かな心の内面について著作を著している。著者は女性が多い。【参考】<24時間テレビ>清く正しく美しい障害者を創る「感動ポルノ」という嘘アスペルガータイプの自閉症者を「軽症」などと、安易に不確かな表現をする人がいるが、それは間違いだ。彼らは一見では定型発達者と見分けがつかない故に、重大な問題をかかえる。自閉症者だから出来ないのに、それを定型発達者のようにやることを求められたりするからだ。たとえばコミュニケーションスキルが劣っているのは努力が足りないせいではなく、自閉症者だからと言うことを分かってもらえない。上述のようにアスペルガータイプの人の発言はこれまで色々とある。しかし、東田氏は「重度の自閉症ですが文字盤やパソコンを前にすると自分の意思を伝えられるという世界的にも極めてまれな能力を持っています」ということになるのである。この文字盤を使うという点に疑問が入り込む余地が生まれる。幼少の頃の東田氏はおかあさん手作りの文字盤を使い、おかあさんが東田氏の手を支えて指さす方法で言葉を紡ぎ出していた。この行為をファシリティテッド・コミュニケーション(FC:Facilitated communication)=介助されて行うコミュニケーションと言う。東田氏はの場合はおかあさんがFacilitator(介助者)である。このファシリティテッド・コミュニケーションに関しては専門家からの批判が多い。コックリさんと同じであると思う。筆者も懐疑的である。ところが、東田氏は今は母親の手を借りない。ポメラというキングジム製の入力機を用いたり、番組ではQWERTYの手書きボードを使って発言しているのである。見た目は介助者なしの発言である。しかし、そこにも疑義がある。QWERTYのボードを使いながら発言しているが、ローマ字入力には対応していないように見える。キーを押すのは発話のきっかけにしか見えない。脳科学の知見によればたとえば「指の動きを脳がすべてコントロールしていると考えるのは間違いで、指の動きが脳を作るという側面もある」とされるが、これを真と捉えれば東田氏は指によって、言語脳を発達させたかも知れない。【参考】<パソコン未所有と貧困は無関係>NHKが描く「貧困女子高生」のリアリティの低さ東田氏は発言のセンテンスが終わると「終わり」と甲高い声で発話するが、これは嫌なことをやり終えて「後はやらないよ」と言う宣言のように私には聞こえる。番組ではなく、東田氏が書いた著作「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んだ感想であるが、この内容について、自閉症についての本を山ほど読んだ素人(依然の筆者がその状態であった)が書いた文章のように思えた。それから、番組内で内面について語る東田氏の発言、たとえば、 「自分が辛いのは我慢できます。しかし自分がいることで周りを不幸にしていることには耐えられないのです」 「僕は命というものは大切だからこそ、つなぐものではなく、完結するものだと考えている。命がつなぐものであるなら、つなげなくなった人は、どうなるのだろう。バトンを握りしめて泣いているのか、途方にくれているのか。それを思うだけで、僕は悲しい気持ちになる。人生を生き切る。残された人は、その姿を見て、自分の人生を生き続ける」といった発言は凡百の人生指南本のなかに出てくるような、ありきたりすぎる文言のように感じる。あるブロガーは「(東田氏を)ただ、既存の自閉症スペクトラムの概念で説明しようとするのは少々乱暴で、むしろ既存の自閉症スペクトラムに当てはまらない非常に稀有で、それこそ『奇跡的』な事例ということになるのではないだろうか」(http://openblog.seesaa.net/article/435850939.html)と述べているが筆者もこの意見に同意する。番組は東田氏も、おかあさんも、取材に当たるディレクターも全員が善意の人である。だが、そこが問題であるとも、筆者は考える。東田氏なりの発達の仕方を何も批判する必要はない、と言う意見ももちろんあるだろう。筆者がこうした批判を述べているのは冒頭で記したように「正確な自閉症像の定義」が知りたいからである。それを知るにおいて、東田氏の事例はあまりに考えの範囲を超えるのである。自閉症は発達障害(Developmental Disorder)のひとつである。自閉症当事者や、その家族に講演をするとき、筆者は必ず次のように言う。 「発達障害者は必ず発達します、ゆっくりですが必ず発達します。だから待つことが必要です。ただし、決して高望みはしないで下さい」この番組は、2016年12月14日(水) 午前0時15分から、再放送がある。【excite. http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20161214/Mediagong_20511.html】 ふとしたきっかけで観た番組でしたが、東田さんもそれなりに年を重ねていますね。🌠広告inRead invented by Teads
2016.12.15
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世界はさまざまだ=中村秀明彼の言葉を聞きわけようとした。だが、「すちぃふぁー」とか「せっしばぁー」としか聞こえない。 広告inRead invented by Teads そんな言葉に乗って、舞台中央に大きく映し出されたパソコンの画面に彼の思いが次々とあふれた。 「僕は、他の人のような普通の会話をすることはできませんが、みんなの言っていることは聞いています」 「自分のすごしている世界が、この世のすべてだという思い込みが、物の見方を狭くしているのだと知りました。世界は広いという事実に、僕は励まされています」 東田直樹さん24歳。「自閉症の僕が跳びはねる理由」で世界的に知られた作家だ。「普通の」会話はできないが、パソコンや文字盤を使って自らの考えや感情を伝える。 さいたま市で10日、「僕の七転び八起き」と題して講演した。彼の可能性に気づき、道をひらいた母親の美紀さんもマイクを握った。 身近に同じ境遇の子や兄弟、知人がいて、そのだれかの言葉にできない思いを感じ取ったのだろう。画面を見つめ、目頭を押さえる人をあちこちで見かけた。 27ページ分の話を終えた後、彼は突然演壇から飛び降り、客席の最上部近くまでかけあがった。気持ちが高ぶり、じっとしていられなかったようだ。うれしかったのかもしれない。美紀さんが笑顔で追いかけ連れて戻った。 子育ての体験を語った美紀さんは、締めくくりに直樹さんの詩を紹介している。 「希望というのは、将来の夢や目標だと思っている人がいるけれど、それだけではない。明日の自分を待っていてくれる人がいる。そう思えることが希望のない人の『希望』になる」 美紀さんを支えてきたものであり、多くの人にもヒントになるだろうという願いが込められていた。 ところで彼は4歳3カ月の時、筆談を通じてある思いを伝えている。それが作家としての原点と言える。 彼は書いた。「こわい、あんまりぼくのことをしらないくせに しっているみたいにいうから いや」 だれかについて、何かについて、知っているかのように語り、わかったふうに決めつける。私を含め、大人と呼ばれる人はそうしがちである。だが、それは4歳の子にも見透かされ、「いや」と拒絶されることなのだ。 自分のすごしている世界が、この世のすべてだという思い込みは怖い。世界は広く、知らないことも多く、さまざまである。(論説委員) http://mainichi.jp/articles/20161214/ddm/003/070/086000c#csidxf1121d169fb7d279996110a715480cb 毎日新聞東田さんの言葉には、気付かされる部分が多いですね。🌠
2016.12.14
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『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』(LITALICO・新著のご案内)発達ナビの運営会社である株式会社LITALICOの代表、長谷川敦弥の新著が発売されました。SB新書から、『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』というタイトルでの発売です。LITALICOがこれまで学習支援や就労支援のサービスの中で出会ってきた方々のエピソードを中心に、それぞれ違った個性を持った方たちが、どのように自分にあった学び方、働き方を見つけていったのかをご紹介するとともに、多様な個性が活かされる「障害のない社会」とはどのような社会なのか、私たちのビジョンや想いを記した書籍です。 発達ナビ編集長である私も、この書籍の構成・編集に携わりました。これまで、発達が気になる子どもたちの学習支援教室や就労支援センターの現場スタッフとして、また自分自身の特性に悩んだ日々も思い出しながら、同じようにご自身やお子さんの将来について悩める方々に届けられるようにと編集させていただきました。 新著の構成と見所は?以下では、書籍の構成とともに、各章の見所をご紹介します。 『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。 』 第1章:ADHDはぼくの強み第2章:子どもが一番の先生だ! 第3章:子どもの心に火をつける第4章:「多様性」を力に変えていく働き方 第5章:障害のない社会をつくる-------------第1章は、LITALICO代表である長谷川敦弥自身の人生のエピソードです。ADHDの特性を強く持つゆえに、周囲との関わりに悩んだ幼少期の学校生活。人生の転機となる焼肉屋の店長夫妻との出会い。上京後、自身のADHD的特性を活かして働き、LITALICOを運営するに至るまでの歩みをお伝えします。 第2章は、発達支援の教室「LITALICOジュニア」で出会った子どもたちのエピソードです。 「困った子だ」「問題児だ」と言われているその子自身が、実は一番困っている。お子さんの特性を理解し、その子が過ごしやすい環境づくりをしたり、その子ならではの学習方法を探して成功体験を積み重ねることの重要性などについてお話します。 第3章は、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」で出会った子どもたちのエピソードです。 学校で決められた「枠」からはみ出る子どもたちが、自分の「好き」や「得意」を伸ばしていくことで、苦手を克服したり、新たな進路を切り開いていったエピソードをご紹介します。 第4章は、働くことに障害のある方を支援する「LITALICOワークス」の利用者さんのエピソードです。 困難と直面しながらも自分らしい働き方を諦めずに探し続け、一人一人違う自分だけの「天職」を掴み取るまでの過程をご紹介します。ご自分の特性や働き方に悩まれている大人の発達障害当事者の方だけでなく、お子さんの将来について悩まれている保護者の方の姿を思いながら、執筆・編集いたしました。 第5章は、こうした取り組みを続ける中でLITALICOが大切にしている思い、発達ナビなどのメディア発信や、研究・政策提言活動を通して、「障害のない社会」をどのように実現していきたいかを記しました。 発達ナビ読者のみなさまにも、ぜひお読みいただきたい内容となっております。 書店やネットショップで手に取っていただけると幸いです。[woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026008/]発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。 SB新書 / 長谷川敦弥 【新書】http://r.binb.jp/epm/e1_38025_28112016144440/『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』立ち読みページ手引書として、一冊持っていたい図書ですね。🌠
2016.12.13
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障害ある妹、自慢だよ 相模原事件きっかけに中3が作文 障害のある妹について書いた作文が、今年度の「心の輪を広げる体験作文」コンクール(内閣府など主催、朝日新聞厚生文化事業団など後援)の中学生部門で最優秀賞に選ばれた。大阪府和泉市の常盤美海(みみ)さん(15)=関西創価中3年=は「大好きな妹のことを書いて評価されたのがうれしい」と話す。 夏休みの課題で作文を書いた。選んだテーマは「人権」。妹、心海(ここみ)さん(10)のことをつづることにした。 きっかけは、7月に相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件だった。知的障害のある19人が殺害され、27人が重軽傷を負った。施設でかつて働いた容疑者の男は、「障害者なんていなくなればいい」などと供述したとされる。 〈私の妹が殺されたら、みんなは幸せになりますか?〉 生まれつき知的障害と脳性まひがある心海さんは、地元の小学校の支援学級に通う4年生。持病もあり、救急車で運ばれたこともある。 〈もし妹が普通の子だったらどれだけ楽だろうと思わない日はありません。でも、大変だと思うこと以上に、喜びの方が大きいです〉「かわいくて優しくて、私がちょっと沈んでいたらなぐさめてくれる」自慢の妹は、3姉妹の末っ子。いつも家族の中心にいるムードメーカーだ。お風呂に一緒に入ると、いつも歌を歌っている。 だから、テレビで見たニュースがショックだった。母は涙を流していた。妹のような人がいなくなればいいと言う人と、その考えを支持する人がいる。 〈妹が「不幸しか作ることのできない存在だ」と、誰が決めていいのだろうか〉 小学校の頃の出来事が忘れられない。仲良しの友達が、支援学級の子たちのことを「がいじ」と言って、しぐさのまねをしていた。「だめだよ」って、言えなかった。 障害者のことを知らないから、ひとごとだと思っているから、差別をするんだ、と思った。障害のある人とない人が触れ合う機会がもっとあればいいのに。 〈私はこれからも、一人の人間として、そして障がい児の姉として、たくさんの人に障がい者のことを伝えていきます〉 理科は得意だが、国語は苦手。先生から、作文が全国一になったと聞いて耳を疑った。でも、大好きな妹のことを書いた作文が評価されたのがうれしかった。 「みみちゃんだいすき」。心海さんも喜ぶ。 青年海外協力隊員になるのが今の夢。妹と離れる時が、いつかは来る。 「一番年が近い家族として、頼りになる姉でいたい。いつも楽しそうな妹だけど、将来はそうもいかなくなる時がきっと来る」。その時、相談に乗ってあげたい。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJD87QRNJD8PTIL02Z.html】すてきな姉妹愛、ご両親の愛情の賜物でもありますね。🌠230万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.12.12
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東京未来大学が発達障害児の学習を支援する個別指導塾を開校!約50の専門学校を展開する学校法人三幸学園(所在地:東京都文京区、理事長:昼間 一彦)が運営する学習塾が2016年5月9日に開校しました。学習支援こどもみらい園(所在地:東京都足立区綾瀬、園長:斉藤 幸枝)では、「勉強が苦手」「友達関係がうまくいかない」といったお悩みを抱える小中学生を対象とし、東京未来大学(所在地:東京都足立区千住曙町、学長:大坊 郁夫)と連携して、発達障害の子どもたちにも専門的な学習指導を実践、2016年12月18日~冬期無料体験授業を実施いたします。勉強は嫌いだけど、少しでも自信をつけたいというお子さまのために、一人ひとりの個性を大切にしています。URL: http://www.kodomomirai-gakusyu.com/■学習支援こどもみらい園の理念漢字の書きとりや算数の文章問題など、学習のお悩みは子どもたちによって異なります。最初は小さなつまずきでも、積み重なると大きなつまずきになってしまいます。特に、発達障害の可能性がある子どもたちは、通常学級の各クラスに2~3人は在籍していると言われています。学習に困難を抱えている子どもたちのために、大学の教育メソッドを生かし、その子の強みや弱点に適した学習指導を実践しています。また、臨床心理士による知能検査やカウンセリングも対応可能です。「できるところからはじめてみる」「好きなところからやってみる」「ちょっと難しいけど挑戦してみる」そのような小さな成長を積み重ね、「わかる」「できる」を実感してもらいます。■東京未来大学と連携した専門性の高い指導教育・心理の学部を有する東京未来大学と連携し、学習面や心理面において専門性の高い指導を実践しています。講師は教員免許やメンタルサポートの資格をもち、高い指導力を有します。また、定期的に研修にも参加してスキルアップを図っています。■知能検査結果をもとに最適な学習方法をご提案希望制で知能検査も実施しており、検査結果をふまえた効果的な学習指導が可能です。発達障害のタイプには、それぞれ特性があります。子どもたち一人ひとりの弱点や強みを見極め、その子に最適な学習方法を工夫していきます。また、学習のつまずきや友人関係に関するお悩みに臨床心理士が対応します。■コース案内小学生コース:国語・算数/中学生コース:英語・数学<マンツーマン指導(先生1人:生徒1人)>【小学生45分か60分、中学生60分】子どもたちの理解にあわせて、わかるまでじっくり向き合って指導します。<個別指導(先生1人・生徒2~3人)>【小学生60分、中学生90分】先生がじっくり指導するだけでなく、自ら考える時間も先生がフォローします。<小集団指導>【小学生60分、中学生60分】学校準拠の学習を中心に行い、グループワークも取り入れていきます。■冬期無料体験授業12月18日(日)、26日(月)、27日(火)、28日(水)、1月6日(金)、7日(土)(1) 10:00~10:50(2) 11:30~12:20(3) 13:00~13:50(4) 14:30~15:20(5) 16:00~16:50(6) 17:30~18:20上記の時間帯から授業時間を選択できます。1回50分のマンツーマン指導(1:1)を初回無料で受講できます。■概要名称 :学習支援こどもみらい園所在地:東京都足立区綾瀬2丁目30番6号代表者:学校法人三幸学園 理事長 昼間 一彦園長 :学習支援こどもみらい園 園長 斉藤 幸枝内容 :小中学生対象の学習支援塾■関連リンク・学習支援こどもみらい園 公式HP: http://www.kodomomirai-gakusyu.com/・学校法人三幸学園 公式HP : https://www.sanko.ac.jp/・東京未来大学 公式HP : https://www.tokyomirai.ac.jp大学と連携した細やかな指導、学習支援も徐々に充実してきていますね。🌠
2016.12.11
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デイリー新潮知的障害者施設で起きた妊娠中絶事件「施設の対応に納得できない」知的障害者施設で起きた妊娠中絶事件 「施設の対応に納得できない」母明かす知的障害者は全国で74万人。それぞれに「生」があれば、同じ数だけの「性」もある。横浜の知的障害者施設で働く女性が妊娠中絶する事件が起きていた。“相手”も同じ施設のメンバー。この事件の教訓とは。 ***「今でも私は施設の対応に納得できません」 そう憤るのは、高島沙織さん(20代後半)=仮名=の母である。 事件が発覚したのは、昨年12月上旬のこと。沙織さんは10年以上、この施設に通い、モノの製作などの作業に携わってきた。「施設から“大事な話があります”と連絡がありました。伺うと、職員から“2階の会議室で松岡くん(仮名)がスパッツ、沙織さんがパンツを脱いだ姿でいるのを目撃しました”“過去に同じことがあったかもしれないので妊娠検査を受けてください”と言われた。急いで近所の産婦人科で診てもらうと、やはり子どもがいることがわかったのです」知的障害者施設で起きた事件、横浜市も把握済み(写真はイメージ) 沙織さんは、ひらがな、カタカナは読めるが、漢字は「山」「川」程度。計算は1+1くらいしかわからず、自分の意思も「足、痛い」「お腹、すいた」など2語でしか表現できない。4段階のうち、上から2番目の重度の障害を持ち、IQは21~35程。子育ては難しい。そう判断した母は“処置”できる病院を探した。しかし、「障害者は無理、と3軒の病院で断られてしまったのです。いっそ無理心中しようかと思った矢先、ようやく引き受けてくれるところが見つかった。お腹の子は3カ月でしたが、年明けに手術してもらいました。やはり沙織は怖かったようで、その後ひと月くらいは私に当たり散らしたり、相手の男の子の名前を呼んだり、眠れない日々が続きました」 男性の障害は上から3番目の中度。沙織さんとは同年配で、“友人”の関係だったという。■想定不足 手術後、沙織さんは同じ施設に復帰。松岡氏は別の施設に移った。 が、母の心は千々に乱れたままだ。「施設は“お互いに好意があった”と言う。しかし、5年程前に2人が一緒に帰った際、電車の中で男の子が娘の手を股倉に入れようとしたのを目撃した人がいる。沙織が嫌がると暴力まがいのことをしたそうです。今回の件も娘は脅されてそうなったと思っています」 また、「現場の会議室は施錠されていなかった。だからああいうことが出来る場になってしまった。施設がその責任を受け止めているようには思えません」 母はこれらの点を文書で問い質しているが、納得する答えを得られず、今もやり取りが続いている。 松岡氏の母を訪ねたが、「お話しすることはありません」。施設に尋ねても同様の回答であった。 知的障害者の権利擁護に携わるNPO「PandA-J」の堀江まゆみ代表の話。「障害者施設内での性トラブルは頻繁に起こっています。セックスの意味がわからない重度の知的障害者でももちろん“性欲”はある。しかし、私たちはそんなことはないと捉えがちで、こうした想定不足が施錠忘れの部屋などの死角を作り出してしまうのです」 障害者の性を扱った『セックスボランティア』の著者でノンフィクションライターの河合香織さんも、「知的障害者の性はタブー視される。しかし、障害者も特別ではなく、理解力に合わせて、当たり前のことを当たり前に教えられるべきだと思います」 現実に起こりながらも報じられない、不可視な「不幸」の一断面である。ワイド特集「希望とため息のストライプ」より「週刊新潮」2016年12月1日号 掲載【livedoor.com http://news.livedoor.com/article/detail/12381829/】似たような不幸なできごとが以前にもありましたね。難問を抱えつつもやはり、あらゆる面からの見守りが問われてきていますね。🌠
2016.12.10
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発達障害児への投薬で悩むとき、母親を追い詰める言葉とは発達障害の息子にとって、とにかく大変だった幼稚園1年目我が家には発達障害と診断を受けた6歳の男の子がいます。 今でこそ多動がだいぶ落ち着き、いろいろなことが一緒に楽しめるようになりましたが、3~4歳の頃の大変さは、今となっては思い出すのも辛いレベルでした。 幼稚園年少の頃、参加する全ての行事が初めてで、そのたびに荒れる息子を、私は励まし続けました。お友達にも全く興味を示さず、1年間の間に1人の名前も覚えませんでした。 遠足に出かければパニックになって座り込み、結局全行程おんぶして回ったこともありました。私にとっても辛いことがたくさんありましたが、「初めてが苦手」「集団生活が苦手」な息子にとっては、幼稚園年少の1年間は一杯いっぱいだったのでしょう。 息子は初めての幼稚園生活を1年間よく頑張りました。そして、ストレスが爆発した3月。息子はまるで別人のように荒れ始め…ところが、息子の気力が崩れ落ちる日は、ある日突然やってきました。3月。全ての行事が終了し、「4月から上の学年になりますよ」と繰り返し告げられる時期です。いろいろなことが大きな変化の渦に巻き込まれていくこの季節、不安定になる発達障害児が多いのではないでしょうか。 学年の切り替わりという見通しの立たないイベントに、息子の不安はマックスになり、さらに慣れない環境で頑張り続けた疲れが一気に爆発することになりました。 息子は幼稚園から帰宅すると突然、家のクローゼットに頭を打ち付け始めたのです。 頑丈なクローゼットは陥没し、それまで落ち着いていた奇声等の自己刺激行動も復活し、とにかくあっという間に息子は別人のような振る舞いを見せたのです。 「一体何が起きたのだろう…」と思いながらも、何の手立ても思い浮かばず、私は夜も眠れないほど憔悴する日々が続きました。タイミングよく訪れた発達外来での診察。医師に勧められたのは投薬だったその時期、ちょうど発達外来の診察がありました。 息子が調子を崩していることは、かかりつけの先生にも一目瞭然だったようです。 診察室で息子は、部屋中のものをひっくり返して脱走し、隣の診察室に飛び込みました。その後、看護師さんにつかまえられて戻ってきましたが、興奮は冷めやらず診察室で大声でわめき続けます。 「先生、3月になって急にこんな感じなんです。どうしたら良いでしょうか」と先生に助けを請うと、先生は静かに言いました。 「このままじゃお母さん、倒れちゃうね。そしてね、1番辛いのは本人なんですよ。お母さん、ちょっとお薬使ってみますか?このままじゃ2人とも辛いですよ」この言葉を聞き、私はショックで倒れそうになりました。わずか4歳の息子に薬を飲ませて良いのだろうか、私は大変なことをしているのではないか…そんな気持ちでいっぱいだったからです。このとき先生から処方された薬は、精神安定剤の一種でした。しかし、投薬に対する周囲の意見は厳しく…反対派の意見が刃のように刺さるその当時、私が付き合っていた発達障害児のママ友さんたちは「お薬反対派」の方がほとんどでした。 薬の服用を勧める医師をまるで敵のようにみなしている方が多く、とてもじゃないけれど、息子に薬を服用させるか迷っていることなど打ち明けられませんでした。 投薬に対する意見の中でも、私が1番辛かったのは「本人の意思ならいいと思うけど」という言葉でした。4歳の息子には、「本人の意思」なんて確認できないのです。 「薬を飲みたいか」と聞いたら、4歳では「美味しいなら」ぐらいの回答しかできません。本人の意思ならば薬を飲ませても悪くない、じゃあ本人の意思が確認できない年齢のときは、どうしたらいいのでしょうか…。このまま、暴れ狂う息子と一緒に暮らしていくしかないの?私は誰にも相談できず、悶々としていました。溢れる子育て情報。正解がないからこそ、周囲に振り回されない意思を持ちたい投薬について悩んでいると、ママ友だけではなく、親や教師などからあれこれと反対されることが、よくあります。ネット上にも、薬の副作用などについて、ネガティブな情報が溢れています。そんな中、決断をしなければならないのは、本当に辛いことだと思います。けれども、発達障害児を育てていたら薬だけではなく、様々な場面で外野の声に左右されます。そんなとき、いちいちその言葉に傷ついて自分を責めていたところで、何も事態は改善しません。 私は投薬を迷っていたときに決めました。 外野のアドバイスは、「ほどほどに」聞いておけば良い、と。そうでなければ、心が壊れてしまうと思ったのです。迷った時は、とことん納得するまで確認して そして私は、●あり得る副作用●副作用がひどいときにすぐに薬が中止できるかどうか●半永久的に飲むのではなく状態が改善したら服薬をやめることができるのか…等を、繰り返し医師に確認しました。その結果、自分で納得できる答えを得ることができました。 結論から言えば、息子は服薬を1年程度したことで落ち着いたため、現在は薬の服用をしていません。けれども今後就学してから、また状態が変わる可能性もあります。また薬が必要だと医師に提案されれば、そのときまた考えようと思います。そうやって、親も周囲の声と折り合いをつけながら、育児をするしかないのだと思います。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025841/】薬は、うまい具合に利用して、生活の安定が図れればなのでしょうね。🌠
2016.12.09
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「共に生きる」目指し50年 /大阪 障害の有無にかかわらず地元の学校に通えるよう働き掛けるなど「共に生き学ぶことが当たり前の社会」を目指して活動を続ける枚方市の「枚方自閉症児(者)親の会」が結成50年を迎えた。次男が自閉症と診断されたことをきっかけに会を設立した作家、鶴島緋沙子さん(82)は今、かつての自分と同じ母親らの悩みに耳を傾ける。 自閉症への理解がなく「母親の育て方が悪い」という見方が一般的だった時代。次男は地元の保育園に入った入ったものの、教室から飛び出すなどして途中退園し、電車で1時間半の幼稚園に通った。 広告inRead invented by Teads 小学校は地域で学べるよう親子で学校や教育委員会を訪ねた。そのころ病院の診察室で、同じ障害がある同世代の子の母親2人と出会った。学校に自閉症を理解してもらうにはどうしたらよいのか。定期的に集まり、互いに相談するうちに「会」として動きだした。 他の母親も加わり、次男が高校に進むころには署名運動を展開、知事との交渉も経験した。だが苦い思い出も。会員の一人は子どもが中学生ぐらいになった時、施設に預けることにした。鶴島さんは「息切れしちゃったのかな」と振り返る。 55歳になった次男は枚方市で非常勤嘱託として働いている。集団生活の中で社会のルールを自然に覚える姿に、人間が互いに影響し、支え合って生きていると感じた。 相模原市の障害者施設殺傷事件で社会の中にある差別意識を目の当たりにした。だが50年の活動の実感として「いろんな人がいてこそ社会。誰にでも、生きる権利も、存在する価値もある」と思う。共に生き、学ぶことが当たり前になる日まで活動を続けるつもりだ。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161207/ddl/k27/040/390000c】親として、作家としての多くの経験が周りとの繋がりを太く、強くしたのこでしょうね。🌠
2016.12.08
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知的障害の男子生徒を転倒させる…支援学校教員「興奮してやってしまった」 大阪府立西浦支援学校(羽曳野市)で、20歳代の男性教員が、知的障害のある中等部の男子生徒の胸ぐらをつかんで転倒させ、けがをさせていたことが分かった。 同校と府教育庁は体罰にあたるとして、5日、同校で保護者説明会を開き、謝罪した。 同校によると、教員は11月21日朝、体育館でランニング指導中、生徒の胸ぐらをつかんで2度床に押し倒した。 生徒は腰や首に1週間のけがを負い、4日間休んだ。 教員は、生徒に真剣に走るよう指導した際、生徒の拳が体に触れたといい、「興奮してやってしまった」と話しているという。 同府立の支援学校では、難波支援学校(大阪市浪速区)で実習助手が生徒に体罰や暴言を繰り返していたことが7月に発覚、停職3か月の懲戒処分を受けた。 【yomidr. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161206-OYTET50005/】 行き過ぎた指導は、ただ恐怖感を植え付けるだけで、今後の心理的ケアが必要になってもきますね。🌠229万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.12.07
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学校の先生にも知ってほしい!発達障害の子どもを怒鳴らないほうがいい3つの理由息子は来年小学生。主治医から就学に向け、言われたアドバイスは私の息子には発達障害の診断が降りています。 息子が2歳頃まで、私には気持ち休まる時間がありませんでした。 多動で動き回り、癇癪で泣き続ける声にどうしたら良いのか分からず、思わず「うるさい!!」と泣いてしまったこともありました。そんな息子が、来年度いよいよ小学校に入学します。 自由保育の幼稚園で先生方にしっかりと支えて頂きながらのびのび育ち、困りごとは今でも形を変えて継続していますが、大変さの度合は以前と比べものにならないほど和らぎ、6年間で別人のように成長しました。しかし、就学について発達外来で相談したとき、ずっと息子を診てくださっていた医師の先生からこんなことを言われたのです。 「普通級でも支援級でも、お母さんのお考えに任せます。ただ1つだけ言えることは、小学校に上がると上からガツーンと押さえつけられるような叱られ方で、一気に二次障害に陥ってしまう子もたくさんいるんです。 息子君がここまで成長できたからこそ…気を付けてあげてください。」このときの先生のやるせなさそうな顔を、今でもふっと思い出すことがあります。そして迎えた就学時健診。じっとしていられない息子の衝動性はピークに達し…そして、就学時健診で小学校に息子を連れていったとき、私はこの先生の言葉を噛みしめることとなりました。ほとんどの先生たちが来年入ってくる可愛い小さな子どもたちに、穏やかでわかりやすい指示を心がけていらっしゃいました。うちの息子は、学校に貼ってあるポスターを見て先生を質問攻めにし始めたかと思えば、教室に置いてある本を読み始め、返事もせず…という場面が何度かありました。そのとき、恐れていたことが起こりました。私が受付をする間、衝動性がありじっとすることのできない息子は、健診で使う道具をパッと手に取ってしまったのです。それを見ていた受付の先生は、大きな声で「さわるな!!!」と怒鳴りました。あまりの大きな声に、私ですらビクッとしてしまいました。息子はその先生の大きな声にパニックに。その拍子にまた別の器具を触ってしまいました。 先生はさらに畳みかけるように大声で「おい!!さわるな!!!」と怒鳴りました。 息子の顔を見ると真っ青。その直後、体育館の床にうずくまってしまったのです。 「小学校って最悪」「ぼく怒鳴られた」「怒鳴る先生がいるなら僕は小学校なんて行きたくない」 帰り道、息子は真っ青な顔をしながらそう言ったのでした。 子どもの成長を阻まないで…!発達障害児と関わる先生に知ってもらいたい、3つの大事なこと健診で起きた事件を振り返り、私は学校の先生にも知っていてほしいな、と思ったことがあります。それは、 発達障害児に怒鳴っても、百害あって一利なし ということです。 発達障害児を特別扱いしろ、優しくしろと言っているわけではないですし、発達障害児の逸脱行動を無条件に受け入れて欲しいと思っているわけでもありません。まずは発達障害児に厳しく怒鳴ると、どんなことが起こるのか?私の息子を例に挙げ、詳しくご説明したいと思います。■1. 多くの発達障害児は耳に入る音や身体に触れられることに敏感です息子の場合は聴覚・触覚・味覚に過敏性があります。 女の人の甲高い声や男の人の大声は、耳元でドラを鳴らされたかのように大音量に響いているようです。 耳元で大音量で聞こえる人間の声にパニックになると、指示はほとんど聞き取れないそうです。こうなると、冷静に行動することは難しくなります。■2. 気持ちの切り替えが苦手です息子は気持ちの切り替えが苦手で、怒鳴られて不快な気持ちになってしまうと、そこからなかなか抜け出すことができません。 不快な気持ちをなんとかするため、パニックになるのだそうです。また、嫌な記憶は数年経っても鮮明に残り、フラッシュバックとなって本人を苦しめ続けます。 息子はこのフラッシュバックの影響で、新しいことにチャレンジしようという気持ちがなかなか起こらないようでした。■3. 極端な考え方をする傾向があります発達障害の子は極端な白黒思考の子が多いようです。 息子も1度嫌なことがあると、「ここは嫌な場所だ」とか「先生に怒鳴られた自分はダメだ」という考えになり、後からどれだけ励まそうが説明しようが、辛い記憶に引きずられて一気に思考がネガティブな方向へ傾いていきます。それまで「この場所は楽しいところだ」と思えるよういろいろな準備や工夫をしていても、1回嫌な体験をしたら、その思い出は嫌な記憶になるようです。このネガティブ思考を、程よいところまで戻すためには、たくさんの励ましと成功体験が必要になってきます。発達障害児に指示をする場合、怒鳴って言い聞かせるよりもずっと簡単な方法があります。それが、CCQというテクニックです。CCQとは、C(Calm) = 穏やかな声でC(Close) = 子どもに近づいてQ(Quiet) = ゆっくりと話して というものです。うちの息子も、このテクニックを使えばすぐに理解し、サッと指示を聞いてくれます。 私たち親が発達障害児を育てる中で、怒鳴りたくなることは日に1度や2度ではありません。でも、怒鳴ったところで自分も子どもも辛いだけだとわかっているので、「どうしたら怒鳴らずに、育てていけるか?」ということに日々頭を悩ませています。 子どもの笑顔と成長を促すため、必死に悩み、育ててきました。だから正直、簡単な気持ちで怒鳴らないで欲しいな…と思うのです。 学校の先生、どうかパニックになっている子どもたちを、行儀が悪いと睨みつけないでください。適切な方法で指示を出せば、子どもも落ち着いて行動できるでしょう。もし指示がわからなかったとしても、穏やかに話しかけられれば、パニックになることはグッと減るはずです。 子どもの成長を願うのは、親も先生も同じ。 そのための方法は、1つとは限らないと思います。 【woman excite http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025934/ 】 怒鳴るより、優しく叱ることの大切さ、きっと育児には必要なんでしょうね。🌠
2016.12.06
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発達障害、思春期の接し方を冊子で紹介 篠山発達障害のある子どもの思春期、どう接したらいい? 発達障害のある人を支援する篠山市の会社「おめめどう」が、子育ての悩みに答える冊子「ハルさんの思春期Q&A 自閉症・発達障害の人との暮らし お悩み50選」を出版した。 自閉症の人らとのコミュニケーションがスムーズになるよう工夫したメモ帳などを販売するおめめどう代表の奥平綾子さん(53)は、次男(24)が3歳のときに自閉症と診断された。「自閉症児の思春期は荒れると聞いていたが、器物破損や家庭内暴力など、実際に嵐の渦に巻き込まれた」という奥平さん。年間1千件もの悩み相談を受ける今、自身の経験などを伝える冊子の編集を企画した。 冊子では、奥平さんのもとに寄せられた相談から〈ビデオ、パソコン、ゲームばかりしています〉〈同じことを何十回も確認してきます〉〈学校でのトラブルを家に帰ってから爆発させます〉など、50を選び、接し方を詳しく記した。〈男女の距離感をどう教えていいか悩んでいる〉というものや、お小遣いの悩みも取り上げた。 奥平さんはまず「障害があっても、思春期は思春期。定型発達(健常児)と同じ年齢にやってくる。親の指示は聞きたくないと思っているときもあることを忘れないで」とし、「本人がスケジュールを立てるのが基本。自分で考え、判断させて」「家の中で一人になれる場所を作って」などとアドバイス。 そして、最も重要なことに「親子が距離をとる」を挙げ、「障害があると、つい手伝う、先回りする、後始末をするなどしてしまうが、それでは本人は余計にいらだってしまう。『良かれと思って』をやめて、待ちましょう」と説く。 奥平さんは「思春期の子どもがいて悩んでいる人に、『自分だけじゃない』と思ってもらえたら。学童期の子どもがいる人は、今後の予備知識にしてほしい」と話している。 A5判、50ページ。756円(送料別)。おめめどうTEL079・594・4667【神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/201612/0009719934.shtml】歯医者さんを好きになる 自閉症児・者のための7つのひけつ おめめどうライブラリー / 高原牧 【全集・双書】分かりやすい内容での手解き、お値段もお手頃で有難いですね。🌠
2016.12.05
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自閉症の少年のため製造会社が一肌脱ぐ 生産中止のカップを500個作ると約束(英) 乳幼児が使う飲み口のついたカップを生産している会社「Tommee Tippee」が、このほどある14歳の少年のために500個のカップを作ることを約束した。そのブルーのカップは少年にとってなくてはならないものであり、生産中止となっていたカップを少年のためだけに再製造に導いたオンラインキャンペーンの効果が各英紙で報じられている。英デヴォン州に暮らすベン・カーター君(14歳)は重度の自閉症であり、2歳の時から「Tommee Tippee」メーカーのブルーのシッピーカップ(Shippy Cup)でしか飲み物を口にしない。そんなベン君のために、両親はこれまで同じカップを買い続けてきた。しかし使っていた何番目かのカップが古くなってしまったために、ベン君の父マークさんはこのほど新たに同じものを買おうとした。ところが製造元の「Tommee Tippee」は何年も前にこのカップの生産を中止していることが分かった。そこでマークさんはツイッターにそのカップの写真を投稿し、息子が深刻な自閉症であること、このカップ無しではどんなに喉が渇いても水を一切口にしないこと、学校でも飲み物を全く口にしないこと、またそのせいでこれまで脱水症状も数回起こしたことがあることなどを綴り、「これと全く同じカップを探している。あなたの子供が昔に使ったものでも構いません。戸棚の奥に眠っていたらぜひ譲ってください。息子のために、これと同じカップをどうか見つけてください」とツイートした。すると19,000以上のシェアが寄せられ、ハッシュタグ「#CupForBen(ベンのためにカップを)」というキャンペーンまで行われるようになったのだ。拡散されたこのツイートを知った製造元「Tommee Tippee」のスタッフが、マークさんが探している同じ型のカップの在庫はないかと、各工場の倉庫を探しついに発見。そして「Tommee Tippee」はベン君だけのために、そのカップを再生産することを申し出た。最初、1000個のオファーが来たというマークさんは「宝くじに当たってもこれほど喜ばないでしょう」と製造元「Tomee Tippee」とオンラインキャンペーンで協力してくれた人たちに感謝を隠せない様子だ。とはいえ、きっとベン君の生涯にわたっても1000個は使わないだろうと予測し、その半分である500個の再生産となった。多くの人の善意で再生産が決まったカップは、来年1月にベン君のもとへ届けられるそうだ。少し遅れたクリスマスプレゼントになるが、今後壊れても心配する必要がないほど大量のカップが届くことを思えば、ベン君にとって多少待つことも苦痛ではないだろう。「Tommee Tippee」からの配送に先立ち、世界中に拡散されたベン君のブルーのシッピーカップのツイートを見た人たちからは、すでにベン君のもとに6個のカップが届けられているという。そして現在も35個が配達段階にあるそうだ。500個の再生産を約束してくれた「Tommee Tippee」社や送ってくれた世界中の人たちの善意は、マークさんの言うように「宝くじよりも価値のあるもの」に違いない。出典:http://www.boredpanda.com【excite. news http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20161203/Techinsight_20161203_324639.html?_p=2】ここまで世界に協力を呼び掛けられるとは、心強いことですね。🌠
2016.12.04
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栗原類、発達障害の苦しみ明かす「母親の方がずっと辛いと思う」2日放送のTBS系「中居正広の金スマ」(金曜・後8時57分)に、タレントの栗原類(21)が出演。発達障害の苦しみを明かした。 昨年5月にNHK「あさイチ」で発達障害の一つ・ADD(注意欠陥障害)であることを明かしている栗原。MCの中居正広(44)に「『(笑って)いいとも』も一緒にやってて、全然わからなかった」と言われると、「苦しいことはいくつかあるんです」と話し出した。 1つは新しい場所に時間どおりに行くことが苦手なこと。「時間の逆算がうまくできない。自分の頭で考えることができなくて遅刻してしまう」と栗原。スマホの地図アプリが外出の際には手放せないという。 記憶することも極端に苦手で、1度会った人も1晩寝てしまうとすっかり忘れてしまうこともしばしば。「同じ失敗を繰り返しても、反省して1度寝ると忘れてしまう」と言い、今では「この人と会ったのは○○以来」など、常に意識するようにしていると言う。 また、場の空気を読んだり、人の言葉から感情をくみ取ることができないため、「人がうれしい顔をしていても、その人がうれしいんだと自分の中で認識できない。自分の心に、その人の気持ちが伝わってこない」と明かし、中学時代は一見、無神経に聞こえる発言を繰り返し、いじめにもあったという。 そんな栗原を救ってくれたのが、女手一つで育ててくれた母・泉さんの存在、そして言葉だったという。「本当は障害を持つ子供より母親の方が一番辛いんです。批判が全部、母親に向けられてすごく負担をかけた」と振り返った上で、「母は人の心を読み解くのが苦手なら、自分が(気持ちを)言葉にするようにすればいい。自分がされていやなことは人にしないのは当たり前だけど、自分がいやじゃなくても相手はいやかもしれないと想像する気持ちをいつも持ち続けてと教えてくれた」と、感謝の思いを明かした。【スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161202-OHT1T50222.html】母を思いやる気持ちや感謝の思いは、障害を越えての、真の心の優しさを感じさせましたね。🌠
2016.12.03
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ドナルド・トランプ妻 YouTube動画「バロン君は自閉症か」制作者に激怒先日、ある人物が「ドナルド・トランプ氏の息子(10)は自閉症ではないか」という内容の動画をYouTubeにて公開。バロン君の仕草をまとめた映像には「自閉症の子供によくある症状」と説明が添えられ、もの悲しいBGMも流れるなんとも切ない内容に仕上がっていた。この動画を、かねてよりトランプ氏を批判してきたロージー・オドネルがTwitterに紹介。そこに「バロン・トランプは自閉症? もしそうなら、自閉症が増えていることに注意を向けてもらう素晴らしい機会になるわ」と記したために動画に注目が集まり、「ヨソの子についてなんてことを書くんだ」「この子がこんな扱いを受ける筋合いはない」といった批判が噴出した。このスキャンダルにバロン君の母メラニアさんは激怒し動画の制作者を訴える可能性を示唆したが、実は制作者には“ある意図”があったもようだ。「バロン・トランプ君は自閉症か。」そんな内容の動画が出回り、動画の制作者やそれをTwitterで拡散したロージー・オドネルにメラニア夫人が激怒。このほどトランプ夫妻の弁護士が法的文書をしたため、その内容を『Gossip Cop』に開示した。そこにはこう書かれていたという。「バロン君が自閉症かと憶測するビデオがYouTubeに公開されましたが、それは事実ではありません。このビデオには#StopTheBullying(イジメをやめよう)というハッシュタグも添えられていますが、10歳の少年と両親に嫌がらせをすべく事実に反する内容のビデオを公開することもイジメ行為です。バロン君を含む子供達へのネット上のイジメ行為は、今すぐ終わりにしなければなりません。」メラニア夫人はロージーを訴えるつもりはないというが、動画の制作者には動画そのものを削除、そして謝罪を発表するよう求める構えとのこと。これを知った制作者はとても驚き、同じく『Gossip Cop』に「トランプ家の人々を傷つける気などありませんでした」「ただ自閉症が多いことを人々に知ってほしかったのです」と釈明し、こう語っている。「今は正直、ちょっと怖い気分です。あのビデオを作ったのは、ソーシャルメディアの利用者たちがバロン君を標的としてイジメ行為に走っているからです。僕はそれを食い止めたかった。でも状況をより悪くしてしまい、本当に残念です。」「バロン君は自閉症かもしれない。僕はイジメをする人達にそう伝えたかったのです。そんな理由でイジメをしては駄目だと言いたかった。なぜなら僕本人も、自閉症のせいでイジメを受ける気持ちを知っているからです。なのにロージーさんが動画をシェアして、こんなことに…。」ちなみに動画の制作者は自閉症スペクトラムだといい、メラニア夫人に対しても尊敬の念しかないという。「そうなんです。僕はメラニアさんをとても賢い女性だと信じています。素晴らしいファーストレディになられるとね。」「ご一家とバロン君を傷つけるつもりは無かった。もし(訴訟をする可能性があるという話が)事実で、『削除してほしい』というメラニア夫人からの声明を確認できたなら、動画は削除します。」しかし動画の閲覧回数はすでに数百万を突破。その影響は計り知れず、愛情深い母メラニアさんの怒りは当然ながら大きい。【Excite.News http://www.excite.co.jp/News/world_ent/20161129/Techinsight_20161129_323239.html】何かと大物にはスキャンダルが付き物ですね。それにしても可愛らしい少年です。🌠
2016.12.02
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逆さバイバイってなあに?「自閉症が気になる」ある動作子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」第10回目。“逆さバイバイ(さかさばいばい)”って知っていますか? 手の甲を相手に向けてするバイバイの仕方をさします。 健常の子ですと、誰に教えられたわけでもないのに相手に手のひらを向けたバイバイが1歳前から自然にできますが、自閉症の子でこれができない場合もあります。立石 美津子 著者・講演家・元幼児教室経営者。自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』逆さバイバイ現象ってなに?illustration by author誰かと「さよなら」するときは通常、相手の方に手のひらを見せて「バイバイ」します。 自閉症児は社会性、想像力、コミュニケーションの遅れがありますので、相手と自分の立ち位置の違いがわかりません。ですから、お別れの挨拶のとき、これを置き換えるのが難しいのです。 相手が手のひらを向けてバイバイをしてくれると、見たまんまの手のひらをそのまま真似て「バイバイ」します。これが“逆さバイバイ”という現象です。これと同様、写真を撮るときにピースサインをするとき裏表反対になっていたり、絵本をさかさまにして読んだり似たようなことが起こります。 (ただし、保育園の先生の真似をしていたり、ママに見えやすいようにと相手の座っている位置まで気遣って反対に持っているケースもあります。) 自閉症児にみられやすいその他の動作2つ(1)オウム返しsource:https://www.shutterstock.com/筆者の息子はもう高校生ですが、未だに朝、登校前に玄関で「いってらっしゃい」と送り出すと「いってらっしゃい」と元気に手を振りながら出かけていきます。 鳥のオウムのように相手の言ったことをそのまま真似する“オウム返し”と呼ばれるものです。相手と自分の立場の違いにより言いかたを変えることがなかなか理解できないようです。これはある意味、逆さバイバイと同じですね。(2)手をひらひらさせる自閉症の子で同じ場所でクルクル回っていたり、ロッキングチェアーに座っているようにギッコンバッタンと身体を前後に動かす癖があることがあります。キラキラ光るものや一定の動きをする換気扇の羽に強い関心を持つ子もいます。自分の目の前で手をひらひらさせるのが楽しくてやっている場合があります。これは相手との挨拶、コミュニケーションの一貫で手を振っているわけではなく、自分の世界で楽しんでいるだけです。それが、逆さバイバイに見えることもあります。逆さバイバイ、イコール、自閉症なの?すべての自閉症児にこれらの動作が出る訳ではありません。 自閉症児は言葉の発達が遅れると言われますが、自閉症の一つのタイプである“アスペルガー症候群”の子はよくしゃべります。“逆さバイバイ”も“オウム返し”も“クレーン現象”も全く起こらない自閉症児もいます。ですから、「逆さバイバイしたから自閉症に違いない」なんて決めつけないでくださいね。 逆さバイバイをしたとしても本人にとっては相手と一生懸命、コミュニケーションを取ろうとしているのですから、これを禁止したり叱ったりすることのないようにしてください。0歳児や1歳児では自閉症とは診断がつきにくいです。3歳くらいになる前にまだ気になる行動があれば、一度専門機関を受診してみてはいかがでしょうか。悶々と不安を抱えて日々過ごすよりも、次の手立てが見えてきてストレスが減ることもありますよ。【AMEBA NEWS http://news.ameba.jp/20161130-1255/】 動さとして表現できるだけでも素晴らしいことですね。🌠
2016.12.01
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