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フラワーコミックス(小学館)タクミくんシリーズの絵の作者さんだったので、購入しました。全寮制の高校(演劇科)に男と偽って入学した女の子が主人公です。と、書くと「花さがりの君たちへ」を連想してしまいます。まあ、似ているといえば似ているんですけどね。主人公の加納優貴は、旧家加納家の「長男」。加納家の家つき娘である奥様は男女の双子を出産した。しかし、男の子は生後すぐ亡くなってしまい、出産前に占師に「女の子ならば成人することなく他界する」と言われたことで、この女の子も死んでしまうのではとパニックになった。そこで、だんな様が、生まれた子供を男の子として育てることにした。という経緯だそうです。この全寮制高校は、加納一族の男子はすべて入ることになっているので、優貴だけではなく、乳母の息子、早川冬馬とともに入学することになり、うまく同室になることも成功した。演劇科の先輩でイギリスで実際にシェイクスピア劇に出たという先輩との出会い、同級生の嫉妬。1巻は第4話までです。【本日の言葉】自分が生まれた意味は?なんて思うなよそんなことは死ぬ時まで誰にもわからない自分で生きて自分で決めることなんだから
2004.12.30
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プリンセスコミックス(秋田書店)イタリア、ルネサンス期が舞台、法王の息子、チェーザレ・ボルジアが主人公です。今回、9巻ではとうとうチェーザレが緋の衣を投げ捨てます。世俗の君主への道を歩き始めるというところでしょうか。このマンガでは、史実とちがい、チェーザレが生まれるとき、父の(当時)枢機卿が悪魔と契約をして、生まれる息子を売り渡したという設定です。チェーザレの中の「魔」をはじくことのできたキアロと妹のルクレチア、最愛の2人が彼の元を離れたことで打ちのめされたチェーザレの精神は「魔」に取り込まれてしまいます。ルクレチアと彼女の2度目の夫になるアルフォンソ王子。アルフォンソの姉でありチェーザレの弟の妻でチェーザレの愛人でもあるサンチャ。そしてチェーザレのもとから逃げ出したキアロ。チェーザレの側近デラ・ヴォルベの拷問を受けたキアロ(ミケロット)は、ローマを脱出しフィレンツェに現れ、マキャベリに再会します…収録されている番外編「真珠貝の王女」はサンチャの話です。このカンタレラは、プリンセスゴールドに連載されています。いままでこの雑誌は買っていなかったのですが、「妖精国の騎士」(中山星香)が、今号から月刊プリンセスからお引っ越ししてきたこともあり、購入しました。コミックスよりもちょっと先が見えてうれしいのですが、話が見えない部分があってもどかしい。コミックスでは、ミケランジェロが出てきましたけど、雑誌ではレオナルド・ダ・ヴィンチも登場してきました。【本日の言葉】ついに…修羅は世に放たれた…か
2004.12.29
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コバルト文庫(集英社)「姫神さまに願いを」シリーズ、戦国時代本編姫神さまことテンと分かれて、童顔有髪僧カイは明智光秀の養子ということで織田信長に仕えています。名前も、降海と変えている。そして信長の使いとして、かつて御伽衆として仕えた越後の上杉謙信の元に出向く。一方、テンは徳川家康の城の城主の一室を乗っ取っていた。武田信玄はテンから奪った神眼でテンに呪詛をかけている。テンは、呪詛返しを行うこととした…そして信長はカイが育った比叡山の焼き討ちを実行した…だんだん歴史は進んでいきます。上杉謙信のところにいったカイは2人の養子に会います。こんなところで三郎景虎がでてくるなんて。まあ、時代的には当然なんですけどね。【本日の言葉】p202 「…行かなきゃ、ならねえんだ」
2004.12.28
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コバルト文庫(集英社)暗夜鬼譚シリーズ「暗夜鬼譚 春宵白梅花」「遊行天女」「夜叉姫恋変化 前編・後編」「血染雪乱」「紫花玉響 前編・後編」「空蝉挽歌 1~5」「狐火恋慕 前編・後編」「綺羅星群舞」「霜剣落花」 ここまでスーパーファンタジー文庫(集英社)「細雪剣舞」「凶剣凍夜」「火雷招剣 」「烈風覇王剣」コバルト文庫時は平安時代、怨霊はびこる平安京。主人公の新蔵人、大江夏樹が知り合った陰陽師 一条は、当代一の陰陽師賀茂の博士の弟子。夏樹の隣家に住み、地獄の獄卒だった馬頭鬼(外見は鬼でも中身は純情)を居候にしている。こんな隣人ができてしまった夏樹に不思議な事件が降りかかる。しかし、曾祖父である菅原道真ゆかりの太刀で魔を払ってきた。しかし、前巻で物の怪に変化してしまった中納言を追ったまま行方不明に。そして、都の貴族の家ばかり雷が落ちる。その雷神が夏樹そっくりだという・・・夏樹がダーク夏樹になってしまいました。うう、こんなの夏樹さんじゃないっ!とあおえが叫びそうです。展開がシリアスなのにもかかわらず、帝とあおえはいつも自分の世界にひたっています。今回の帝は、理想の恋人を求める狩人ではなくって、新蔵人を助けるため・・という理想?に一人でもえています。はた迷惑な燃え方ですが。あと今回は、津守時生さんの「三千世界の鴉を殺し」のファンだったら、おもわず爆笑しそうなセリフが・・・いえ、連想しなければ、それはそれでいいんですけれども、なんとなく発言したモノと内容のアンバランスさも似ているもんで、つい。連想しちゃったんですよ・・・・・最新刊のリンクがなかったので、前巻のリンクです。【本日の言葉】p171「来ちゃった」
2004.12.27
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キャラコミックス(徳間書店)カルバニア王国の公爵令嬢エキューと女王タニアのコメディときどきシリアスマンガ。今回はエキューがタンタロット公爵領で最近観光事業で売り出し中のホルグに出かけた時の話、エキューが変装して闇市に出入りする話、女王タニアに好意をもっている隣国の第一王子コンラッドの話、そしてタンタロット公爵家の侍女コーディの話。短編なので、エキューとタニアの設定さえわかっていれば途中からでも楽しめるのがお気軽です。エキューはタンタロット公爵の一人娘。公爵夫人は亡くなっており、エキューが唯一の公爵の子。エキューはわんぱくで男装して近所のガキ大将になるような子で、現在お年頃だけれども、普段は男装です。かといって、あととり息子の代わりといった悲壮な覚悟ではなく、必要な場面ではドレスアップ。普段は動きやすいからズボンといった使い分けです。当然普段の行動も破天荒。男装すれば美少年、ドレスを着れば美女だけれども胸がないのがご愛敬。女王タニアは、父王の死後若くして女王になってしまい、じじいたちにガミガミいわれながら一生懸命女王業をやっています。女王らしくない庶民派で現代っ子?のお嬢さん。胸はDカップ・・・このカルバニア物語の世界は、剣と馬、女王様や王子様の時代なんだけれども、登場人物はいたって現代的で庶民的。エキューも公爵令嬢というのが嘘みたいに、活発に活動しているし、タンタロット公爵領の産業振興のためなら、特産品の売り込みにも力をいれる。女王タニアも、ハンサムな王子にプロポーズされても、自分が一国の女王であり、隣国の次期王位継承者との結婚はできないことは十分承知なため、できないことを言う王子を怒る。コメディの中でも「女王」と「公爵令嬢」というよりも「国王」と「次期公爵」と言った方がいいような感じが見えるのが、すごく現代的で楽しい。(9巻のリンクがなかったので、参考までに8巻です)【本日の言葉】p122 ”すてきな思い出”だけに終わるような恋なんか私はいりません!
2004.12.26
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ハヤカワ文庫JA惑星統一を果たしたレンカ帝国が、星間列強諸国に対峙しようとしていたとき、帝都トレンカを大地震が襲った。議会開催中の議事堂は崩壊し、議員、閣僚はほとんど全滅、皇宮も崩壊し高皇、皇族もほとんど死亡。帝都は壊滅した。生き残った高級官僚、セイオは亡き上司の意志に従い緊急対策に奔走する。地方公共団体である帝都庁との軋轢、陸軍部隊の不気味な動き、崩壊した国家の再生は???全3部作だそうです。1巻は平成16年6月発行です。このときに読めばまた印象はちがったのかもしれませんが、積んでおいてつい先日読みました。巻頭に地図があります。レンカ帝国の位置は、イメージとしてはスカンジナビア半島のような形なのですが、首都トレンカはトレンカ湾に面しているのですが、まるで東京を連想しました。川を挟んでとなりの州になり、中央の皇居とその南の官庁街。なにしろ湾の形が東京湾みたい・・・わたしは軽いファンタジーものを読むことが多いのですが、今回は首都直下型地震を連想してしまって、ちょっと重かったです。おかげで一気読みは中断して、1巻ずつ書くことにしました。主人公のセイオは植民地の総督の副官です。議事堂に遅れて到着した総督のソアラーが着陸した瞬間に地震が発生しました。瀕死の総督はセイオを総督代理とします。セイオは、当初何をすべきかわからず、一人の人間として行動しましたが、組織だった救援活動の必要性を感じ、また自分にその権限があることに気が付きます。そして高級官僚としての権限で、右往左往していた帝都庁に乗り込み、指示を始めます。平時には必ず必要だった手続きも、非常事態ではじゃまにしかなりません。しかし危機管理体制が明確でなかった組織はそれそれの権益も影響してなかなかうまくうごきません。非常事態には、どのような行動がベストなのだろうか。私人としての感情と公人としての行動、それらが同じ方向を向いていればいいのだけれども、そうでないときはどうするべきか。考えさせられます。【本日の言葉】p312「役人どもの足には太い鎖がついている。現状維持という鎖だ。成功か失敗かなんて判断そのものを好まない。問題を放置して誰の責任にもならないようにするんだ。結果として悪影響がじわじわと進むに任せてしまうーおれも役人だからよくわかる」
2004.12.25
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ハヤカワ文庫星界シリーズ「星界の紋章」I 帝国の王女 II ささやかな戦い III 異郷への帰還「星界の戦旗」I 絆のかたち II 守るべきもの III 家族の食卓 IV 軋む時空前巻から間隔がだいぶあきましたけど、やっと出ました。けどまだ続きます。ととの戦争が続いています。今回の作戦「双棘」では、ラフィールとジントは襲撃鑑に乗り組んでいます。今回、ラフィールの弟ドゥヒールは戦列鑑に次席通信士として乗り込んでいます。ラフィールたちの祖母である皇帝ラマージュとハニア連邦との間に密約がなされようとしています。いままで、アーヴの生まれではないにもかかわらず、アーヴ貴族となってしまったジントの視点で描かれることの多かった話ですが、今回は、ジントたちの隊の話とドゥヒールの隊の話と両方が絡み合って進んでいきます。そのせいか、ジントとラフィールの絡む場面がほとんどなく、ちょっと寂しい。ところで表紙の「アブリアルの耳」を持つ新顔はやはりドゥヒール王子なのでしょうね。前巻「家族の食卓」で、三ヵ国連合が撤退したことでジントの故郷ハイド星系は帝国領に復帰した。しかし、ハイド政府は帝国への帰属を拒み独立宣言を行った。ハイド星系の領主と帝国に認められているジントが、ハイド(領民)政府に大幅な自治権を与え、しかも領主であるジント自身がハイド星に入らないという条件で決着がついた。今回は、その話の続きではなくいきなり襲撃鑑に搭乗していたので、どうなったのかと思っていましたけど、ハイド伯爵主催の宴(戦隊長の趣味で、諸侯がいる場合はみんなに奢ることと決めつけられてしまった)で、ハイド伯国からの収益がジントに入ってくるという話が出てきて、すこしほっとしました。【楽天ブックス】星界の戦旗(1)【楽天ブックス】星界の戦旗(2)【楽天ブックス】星界の戦旗(3)【本日の言葉】p112 星界軍は才能を隠すことを必ずしも美徳とは見倣さない。
2004.12.24
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シャレード文庫(二見書房)表紙の絵が藤井咲耶さんだったので、惹かれて購入し、一気読み。パンダ航空の客室乗務員、春日野美雁は機長の神園との仲を精算しようとしていた。一方的に別れを告げ、バンコク便での仕事についたが、乗務したファーストクラスのVIPのマーク・スペンサーという青年に異様に気に入られてしまった。しかも、帰りの便のファーストクラスをマークは買い占め、美雁を放さない…片やすでに2回の離婚を経験しているにもかかわらずモテモテのエリート機長、片やファーストクラス買い占めだけにとどまらずパンダ航空自体もTOB(株式公開買い付け)してこようとする資産家。何故にここまでモテる???ここまでのめり込まれてしまうような訳がちょっとわからないけれども、軽く読めるお話です。でも、このマークって完璧にストーカーよね。よく考えるとコワイかも……で、第一弾ということで、次は2月末に、「狙われた華編」が登場だそうです。【本日の言葉】p157「美雁に助けてくれなんて言われたら、どんなことしてでも行くしかないだろ?」
2004.12.14
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富士見ファンタジア文庫風の大陸シリーズもクライマックス。あと一部で終わり(でも場合によっては伸びるかもしれない)ということです。滅びつつある大陸。太陽帝国の首都アステ=カイデからローダビア公国に、ゾグド神への生け贄として育てられたヘルルダルを救うために向かったティーエたち。ヘルルダルの館の長という協力者を得て、ティーエたちはヘルルダルに会うことができた。しかし、彼らは”世界の相”を持つティーエを、ヘルルダル以上の「生け贄」として狙っているのだった…この話がクライマックスだとしたら、どういう時点で終わるのかなあと思ってしまいます。たしかこの大陸の話の舞台は、超古代。やがて動き、分裂していく大陸の話だったと思っています。大災害がさけられないのか、ティーエたちはどうなるのか。大陸が動くときの変動という意味では、佐藤史生さんのマンガ「夢見る惑星」でも、大地震と神殿が大きく関わってきました。あれは災害とそのあと逃れた人々の後日談で終わりましたたけど、これはどういう決着を付けるのか、はっきり言えば、あと一部で終わるのかどうか。たしか竹河さんの別のシリーズもノベルズで久しぶりに続き(だと思う)が出ていたので、そちらの方に、別の大陸の話になるのでしょうか。【本日の言葉】p259「あなたの力も、必要なんです」「あなたの力も、なくてはならないのです」
2004.12.13
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プリンセスコミックス(秋田書店)50巻で終わる予定だったらしいですが、無理そうです。ローゼリィ姫の意識はあいかわらず闇の神王に捕らえられたままです。しかし、神王は第一神皇子を包む「迷夢の珠」に穴をあけるべく、自らは用いることのできない「光の力」をローゼリィに使わせるために、ローゼリィの身体を再生した。闇の神族同士の戦い、人間界におけるグラーンとの戦い。闇の国でローゼリィに何事かが起きていることを感じながらも、ローランド王子とアーサー王子はグラーンへ兵を進める・・・敵はアーサー王子の実の父であるグラーン王と占術師オルゲニー「妖精国の騎士」は月刊プリンセスで220回ノンストップ連載を続けてきましたが(12回で1年です)この12月から「プリンセスGOLD」にお引っ越しになります。発売日は12月16日。「今まで読んだことのなかった方にもわかる形で再スタート」するということなので、説明口調が多くなるのかちょっと心配です。人間界の争いと闇の神族の争い、そして本来人間界に介入してはならない妖精たちの介入。この話が終わっても、三剣は伝えられ続けることは、「三剣物語」の他の2話で分かっていることですけれども、そこに行くまでのあと何巻あるのでしょうか、気になります。どんな状況になっても、あきらめないローゼリィが素敵です。中山星香さんはデビュー作のころから、妖精王が出てきていたし、いつか描きたいローゼリィということで、カットなどにもいろいろ登場していました。「三剣物語」三部作はいつか描きますといってそうして、ようやく三剣の最後の長編が月刊誌に連載することとなって、もう220回。長いです。すごいなと思うのが、その昔からたぶん世界構成が変わっていないこと。この妖精国の世界にはとっぷりと浸かりこんでしまっています。もうすぐ終わるんだといわれて、終わってしまったらどうしようかと思います。でも、雑誌連載やプリンセスコミックスは終わっても、文庫本版はまだ先があるので、当分は短編の書き下しはあるんだろうな。49巻のリンクがなかったので、とりあえず48巻です。【今日の一言】p41貴女はロリマーをダメにしたのよ、お偉い知略の女王陛下国をも国民をも見下し 保護という名の下に支配し囲い込みそしてロリマーは 自分のことしか考えない情けない国になった!本当はそうならない道もあったのに国民は…私は選ばなかった母は…そういう人心を操るのが上手なだけp184平和になってなりたくもない王様になんかなっちまったら、一番最初に「自己犠牲は美しくない」って法律を作るぞ。
2004.12.09
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角川ビーンズ文庫「ローゼンクロイツ」シリーズの最終巻ということで、4編の短編集です。「2人のノワール」「シュザンナの休日」「3枚の金貨」「黄金の十字架」今回の書き下し「黄金の十字架」はセシルの14歳の時の話で、「怪盗ローゼンクロイツ」の誕生の話です。本編は終わったということですけれども、こういった小編はまた出ないかなあと期待したいですね。【本日の言葉】p138「そうですわね。友達を見捨てるわけにはいきませんわね。」
2004.12.08
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ハヤカワ文庫JAとうとう98巻です。とうてい100巻じゃ終わりそうもありません。97巻では、グイン捜索に出ようとしていたケイロニア軍の前に、マリウスが現れた話でしたが、今回はノスフェラスのラゴンのところにいるグインの様子から始まります。あいかわらず記憶喪失状態です。しかし、ここから出て行かなくてはいけないという思いで、ノスフェラスを出て行く決心をします。夢の中で、アキレウス大帝が、リンダが語りかけてくるのですが、懐かしい思いはしても、それが誰なのかわかりません…何かきっかけがあれば、きっと思い出せるとは思うのですが、なんかもどかしいという状態です。グインは記憶は失っているけれども、体力も技能も判断力も衰えているわけではないので、与えられた情報で必死に判断しようとします。これは敵なのか味方なのか、利害関係があるのかないのか・・・グインサーガの第1巻でも、記憶を失って現れたグイン。豹頭の戦士でたしかに今回と同じような状態でした。違っていたのは、今回はグインはすでに中原で「ケイロニアの豹頭王」として知られた存在であったこと。さて、今回出てこないケイロニア軍はどこにいるのでしょうか。無事グインに巡り会えるのでしょうか?次の99巻は2月発売だそうです。【楽天ブックス】グイン・サーガオフィシャル・ナビゲーションブックグイン・サーガの最新巻のリンクがないのはともかくも、1冊もないってどういうこと??マンガ版は出てきたのに。で、ナビゲーションブックのリンクを載せました。外伝を入れると100巻を超しており、さすがに気軽に読み返せる巻数を超えています。当然のことながら、忘れているところも多いので、あると便利です。【本日の言葉】p25 「俺は、俺だ。俺はーたとえどこからきたのか、何者であるのか、なぜこのような異形の顔容をしているのか、知らなくとも、それでも俺は俺以外のものではない。俺は伝説にはなれぬー俺は、俺のやってきたところを、俺の生きてきた軌跡を知りたい。」
2004.12.07
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プリンセスコミックス(秋田書店)19世紀末のウイーン。オーストリア帝国の皇帝フランツ=ヨーゼフ2世の皇太子ルドルフは自由主義者で反政府活動に関わっていた。彼を愛する下級貴族の娘マリー、そして悪魔との契約により人界に解放されたセト神。初めて出会う人間を不幸のどん底に落とすという契約で復活したセトが、最初にあった人間は、成り上がり男爵の娘で恋を夢見るマリーだった…妻もあるオーストリア皇太子と下級貴族の娘との心中事件として名高い「うたかたの恋」の世界に、堕とされた異教の神(たぶんエジプトの)セトを絡め、やがて世界は戦争へと導かれていく。セトはこのお話にしか登場しないのでしょうか。イメージでいうと、時の流れを超えてさまよう存在ということで、「ポーの一族」のエドガーのようなものと思ったのですけれども。ちなみに「うたかたの恋」というと、オーストリア皇太子と男爵令嬢の心中事件。マイヤーリングの悲劇、という実際の事件は、映画、小説などさまざまな話になっています。一番先に思いついたのは森鴎外の小説「うたかたの恋」でした。初めてよんだとき、正字旧かなづかいだったので、ちょっときつかったです。他にも映画宝塚歌劇にもなっているようですね。【今日の言葉】ただ…愛しいと思うからちっぽけな力でも奴らは一生懸命生きているーそれが愛しいと思うから
2004.12.06
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プリンセスコミックスイタリア・ルネッサンス期のチェーザレ・ボルジアが主人公です。法王の地位をねらうロドリゴ枢機卿は、そのために悪魔と契約し、生まれてくる息子を悪魔に売り渡した。そして法王アレクサンドル6世となる。法王の息子(聖職者は正式には結婚でできないため、甥と言っていた。)であるチェーザレは、その身を魔の力に飲まれそうになりながら、強固な意志でイタリアの統一を図る。実在の人物なのですが、ボルジア家というと、政敵を次々に暗殺したという証拠の残らない毒薬で有名。それが「カンタレラ」と言われています。他にも、チェーザレの妹、ルクレチア=ボルジアも美女で有名です。そして、その父、兄の政略に使われ何度も結婚させられました。そして、ミケロット、彼も実在の人物でチェーザレの腹心です。この話では、伝説の暗殺者であり魔を退ける力を持つものとして現れてきます。その暗殺者の天才的な技量とともに心優しい面を持つ青年に、チェーザレは惹かれていきます。しかし、彼が愛したのはチェーザレの妹のルクレツィアでした・・・・キアロ(ミケロット)とルクレツィア、愛する2人を失ったチェーザレの心の中で魔の力が増大し、やがてチェーザレを飲み込んでしまう。ごくわずかな深層心理を除き・・・チェーザレ・ボルジアは実在の人物なので、おおよその歴史の流れから、今後のストーリーは見えてきます。しかし、悪魔との契約とかミケロットへの想いというのは、歴史上にはないことなので、どういう展開になるのだろうか、楽しみです。ただ、まったく違う話なのですが、冒頭の法王になるために生まれてくる我が子を悪魔に捧げるというシーンが、手塚治虫さんの「どろろ」の最初のシーンを連想してしまいました。あれも戦国時代、天下統一を望む武将、醍醐かげみつが、魔神に生まれてくる息子の身体48カ所を捧げたことから始まります。百鬼丸とチェーザレに似ているところなどないのですが。【本日の言葉】7巻自分でもーわけがわからないさなんで…お前…なんだなんで……お前でなきゃならない!!ついでに、7巻の最後でサンタンジェロ城の天使に雷が落ちます。この城は、中世時代には法王とローマ貴族達との争い時、法王側の城塞となったり、バチカンに住む法王の緊急事態時には避難所としても使われました。また、牢獄としても使われ、チェーザレ没落時にはミケロットもここに幽閉されたということです。 ついでに参考文献ですチェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 ( 著者: 塩野七生 | 出版社: 新潮社 )
2004.12.05
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リンクスロマンス(幻冬社)「青の軌跡」シリーズ「青の軌跡(上)(下)」「カタルシス・スペル」「クリスタル・クラウン(上)(下)」「バロック・パール」「ペルソナ・ノングラータ」「ファントムペイン」「タイトロープ ダンサー STAGE1 STAGE2」新惑星をめざす惑星探査船。その船は、コンピューターによって精神面、身体面とも最高の相性と判断された文官と武官のペア、”バディ”たちによって運行される。長期間の運行には、担当の順番まで冷凍睡眠で待機する。惑星探査船ジュール=ヴェルヌのセカンドクルーである三四郎が目覚めたとき、彼の相手は、月生まれの美貌の男カイだった。ジュール=ヴェルヌは2組のクルーによって運行される。文官である月人のカイと武官である元傭兵の三四郎。もう一組は温厚で元大学講師の大男の文官ロードと連邦政府の軍人でグラマラスな美女のサンドラだった。本来なら、何事もなくすぎるハズの航海が、様々な事件が発生。今回、「タイトロープダンサー」では、漂流船を発見、救助に向かうが、その船は謎のメッセージを残し爆発してしまう。そのメッセージを見た三四郎は、「ジュール=ヴェルヌ」からの逃亡を図る。任務を放棄しようとした三四郎の決意が固いのをしったカイは、「特別任務」という形で、シャトルで三四郎とともに目的地をめざす・・・・。話としては、「ペルソナ・ノングラータ」の続きのようなストーリーです。生き抜くための傭兵暮らしが長く、破天荒な行動力とそれを支える技術を持つ三四郎と、マニュアル人間で常にバイザーをかぶり冷たい美貌のカイ。カイは月人。月人の多くは快楽思考で、性的モラルが欠落している。そんな月人であることを知られることをいやがるカイは、月人の特徴であるカレイドスコープ(万華鏡)の瞳を隠し、クールな態度を崩さない。昔の「月人」そのものの自分に返ることをおそれている。そんな彼の殻をやぶってきたのが三四郎だった。そんな”仲”になっても、相手に負けたくない。そんな二人の緊張に満ちた関係は読んでいてスリルがあります。今回は2冊では終わっていません。ツアルノルテからの独立をめざすマンダレイの争いに巻き込まれてしまった三四郎とカイ。「ペルソナ・ノングラーテ」で登場した司令官でマンダレイの王族の最後の一人であるマジェラの救出(誘拐?)作戦になりそうです。タイトロープ ダンサー STAGE2【本日の言葉】p48言葉にした方が負け、相手より先に動いたほうがこのゲームに敗れるのだという無言のルールで、二人は相手よりも優位に立とうと見えない火花を散らしている。互いに言わせたい言葉があって、それを自分から言うのは負ける気がしてーー。
2004.12.04
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技術評論社副題が「全国のバカが考えた脳内列島MAP」。もう笑えます。「鳥取と島根、どっちが東側?」これは、思わず考えた。「鳥取と取鳥、どっちが正しい?」「名古屋は県名だと思っていた」「富山は山だと思っていた」「岩手と秋田はどっちが東か西かはわからない」「佐賀ははなわの歌で知っているが、どこにあるかはわからない」「京都は四角い」・・・・そんなことはない。自分の住んでいるところの近くならともかくも、日本の各都道府県、全部正確に場所が分かりますか?でもね、いくらなんでも、「九州は一つの県」とか「北海道の一部は青森」とか書いてあるのを見ると、いくらなんでもそんなバカじゃないぞ。と思いながら、読んで笑えます。第1回から第30回と、それぞれの論理?で、県が消えたり変化したり、その理屈付けがおかしい。でも、自分のいる県がなくなると、ちょっと寂しいです。ちなみにわたしは千葉県在住ですが、この地図の最終版ではこの付近は「ディズニーランド」になっていました。・・・その方がいいかも・・・また、後の方に個人の方が書いた脳内日本地図が出ているのですけれども、これも楽しい。もともとインターネットの「みんなでくだらないものを作る」ウエブサイト「借力」が本になったものだそうです。「みんなの記憶をひとつにまとめたバカ地図」+「それぞれのバカ地図」の2本立て。【本日の言葉】p9 バカに向かって怒るヤツは、もっとバカだ【楽天ブックス】バカ日本地図思いっきり笑ったので、本当は今日「カンタレラ」(1)~(8)と「タイトロープダンサー2」と「美貌のディテイル」の感想を書こうかと思っていたのですが、そんな気分じゃなくなってしまいました。あ・・・お耽美な雰囲気がぁぁぁ
2004.12.03
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