迦陵頻伽─ことだまのこゑ─

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2026.10.04
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テーマ: イベント(1489)
カテゴリ: 浮世見聞記
東海道の旧川崎宿で、江戸時代の琉球使節の行列“江戸上り”を再現した催しを見物する。



一年前の告知から知っており、首里城も近々復活することであり、常々關心のあるまだ見ぬ沖縄の文化であり、これは必ず目にしておきたいと、十時三十分開始に合はせて出かける。



江戸時代の琉球王國は薩摩藩を介した“ヤマト”への従属を強いられ、節目ごとに使節(謝恩使・慶賀使)を派遣させられたが、琉球王國ではかうした強制外交を逆手にとり、自分たちの文化力をヤマトの道中津々浦々に廣く知らしめる好機とした誇りの歴史が、今回の支那や朝鮮の風俗を濃厚に取り入れた装束と音樂(路次樂)に美事再現され、



當時のヤマト庶民がいかに目を瞠ったかをも髣髴させた、有意義で上質な三十分。



初夏にかわさき宿交流館で琉球使節の企画展を觀たご縁から駿州清見寺へ尚寧王の弟である具志頭朝盛のお墓にお参りし、その具志頭朝盛も加はってゐた琉球使節の再現行列に今日出會ったことで、



一連の善き締めくくりとなる。


そのあとで川崎大師平間寺まで足をのばすと、地域の秋祭りで神輿が境内を練ってゐた。



沖縄と川崎、神と佛、それぞれの友和に出逢ひ、お互ひの認め合ひがその根幹だが、



それが出来ないのもまたニンゲンなのだ、とつくづく思ふ。





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最終更新日  2026.10.04 19:29:26
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