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スウェーデン語に、fäbodar(発音は、フェーボーダール)と言う単語があります。日本語訳が非常に難しいのですが、牛や羊、山羊や、とにかく家畜を飼っている農家の集落と、その家畜達を放牧するエリアを含めて意味する単語です。酪農(とその農場)でもないし、単純な放牧(と放牧地)でもない・・・。とにかく、fäbodarはスウェーデンやノルウェーの農業形態の一種らしいです。Karl Lärka(カール・レルカ)による、Mora/Axi(モーラ、アキシ)のfäbodar(フェーボーダール)の写真。そのfäbodarで生まれた音楽文化(?)が、牛や山羊の角で作ったblåshorn(ブロースホーン、角笛)であったり、Kulning(クールニング、英語でherding calls)であったりします。ダーラナと言う地方は、いまだにfäbodarを残し、そこで生まれた音楽文化をfolk musik(フォルクムジーク、民間伝承音楽)に融合させてきた土地で、スウェーデン人が言うところの「ダーラナ地方は、スウェーデン人の”心の”故郷」であることを、さらに実感させてくれます。あと5年もスウェーデンに住めば、私は今の職業である宇宙物理学者をやめて、ダーラナに移り住んでfäbodarで、kulningをやっているかも知れません。・・・明日からの仕事再開で、気が重くなっているのかしらん・・・。
2008年06月29日
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ダーラナの文化に触れるの続き、写真のアップです。銅山の南西側からファールンの町を望むアングル。ただし、ファールンの町は木々の間に隠れてしまっています。手前左の黄色い壁の建物群が銅山墟の博物館。博物館の一つ。1階はレストランになっています。この日は、ファールン赤に関する催し初日でした。銅山廃坑はこんな感じです。廃坑をガイド付きで探検するツアーがあります。この建物の外壁は、鉱滓(スラグ)をブロック状に固めたものをセメントでつなぐ構造になっています。1910年建立。以前は多く見られた建築構造だったらしいです。その後、スンドボーン(Sundborn)に移動して、、、スンドボーンのCarl Larsson Gården(カール・ラーション庭園)の入り口に掲げられている標識。CLG通りと交差する通りの橋。路面は色塗りされ、橋の欄干は編み物で飾られています。CLGに隣接する、Stora Hyttnäs(ストーラ・ヒットネース)がとにかく素敵。お城などの洗練された庭園ではなく、農園地帯の庭園ですが、一日中いても飽きない居心地のいい素敵なところです。
2008年06月29日
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休日に入る前は、「(休日中に時間をみつけて)少し仕事もしなきゃ」と思っていたのに、すっかり休日モードに浸かってしまって、来週からちゃんと仕事に復帰できるか、心配です。***昨日は、家でもなく、サマーハウスでもなく「車で外出しよう」となり、ファールン(Falun)とスンドボーン(Sundborn)に行ってきました。ファールンには、世界最古の銅山(既に閉山)があり、かつては(=17世紀には)スウェーデンで2番目に大きい街で、現在、銅山墟は世界遺産の一つになっています。ファールン"赤"でも、有名です。もう一つの行き先のスンドボーンは、カール・ラーション(Carl Larsson)のアテリエと(家族と)生涯を過ごした家があるところです。カール・ラーションの色使いを見て受ける第一印象は、「フランス絵画のアール・ヌーボに感じが似ている」ですが、実際、彼の絵画に影響を受けたのはフランス絵画の印象派です。彼の絵画も好きですが、カール・ラーション・ゴーデン(gården)に行って思ったのは、庭園となっている広い敷地がとにかく広くて、ダーラナの典型的な農園地帯の池や森のほとりということでした。この日に撮った写真は、後日アップします。その中に、銅を精錬した後に残るスラグを固めてブロックにしたもので作った建築物、編み物でデコレーションされたスンドボーンの橋、など、お見せします。
2008年06月26日
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昨日の続きです。山と北スウェーデン山系の高山植物(植生)に興味のある夫に付いて1ヶ月の山籠もりをした時のこと。。。Lapp-とかFjäll-("山の"という意味)の付く植物を色々と教えてもらいました。fjällgetiana(フィエルゲンチアーナ)。常に太陽の方向を向いて咲く花。はっとするような青い花で、私の好きな花の一つ。lappljung(ラップユング)。苔類に見えるがヒースに一種と思われえる(ただし、確認はしていませんが)。この群生地でよくljungpipare(ユングピーパレ)という鳥が鳴いています。fjällvippa(フィエルヴィッパ)またはfjällsippa(フィエルシッパ)。植生が途絶える岩場でもみかける花。写真はウィキペディアから借用しています。この他には、fjällviol(フィエルヴィオール、"山菫")、fjällnejlika(フィエルネイリカ)などが北スウェーデン山系で見られます。ところで、北スウェーデンには咲かないと思われていたvitsippa(ヴィートシッパ)の花を家のtomt(plot of land)で見かけました。これは、温暖化の影響で、それに伴う植生の北上でしょうか。。。【後記】・lappljungは「ツツジ科」の植物で、ヒースと呼ばれる植物(エリカ)と親戚であることを確認しました。やっぱり、苔ではなかったです。・lappljungは日本名で「エゾノツガザクラ」、fjällvippaは「バラ科」の植物ですが、北極圏山岳系の種、fjällgentianaは「リンドウ科」であることを確認しました。
2008年06月25日
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キルナに住む知人が「全然、夏らしくなーい!」と言って、せめてもの慰めにと、キルナの夏によく見られるsmörbollar(スムールボッラール、直訳すると、”バターボール”)の写真を掲載していました。確かに、ここダーラナでも決して「夏らしく」ないです。ストックホルムの方は、大体コンスタントに20度近くいっているようですが、ダーラナはここ数日15度いけば良い方。そこで、私も、スウェーデンの夏の花でちょっと気分転換。wikipediaから借用してきましたが、オリジナルはDen Nordiska Floranからだと思われます。カール・フォン・リネエ("リンネ"の方がよく知られていると思います)に由来する、Linnea(リネア)。私のお気に入りの花の一つ。左は(liten)blåklocka((小)ブロークロッカ)、右はängsklocka(エングスクロッカ)。wikipediaから借用。ブロークロッカとエングスクロッカは、いずれもダーラナ地方の花(Dalarnas landskapblomma)です。サマーハウスのtomt(plot of land)でこれらの花をみかけた時に、「一応、スウェーデン(ダーラナ)も夏を迎えたようだな~」と思いました。
2008年06月24日
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どこまで知られていることなのか分かりませんが、スウェーデンの初等・中等教育機関はもちろん、高等教育機関(=総合及び単科大学)では授業料が無料です。しかし、ここ数年からスウェーデン国外からの学生(留学生)に対しては、授業料を科すという動きがあり、遂に、EU圏外からの学生には授業料支払い義務(英語)無授業料廃止の動き(スウェーデン語)となりました。いいことなのか、悪いことなのか、、、私には正直分かりません。私はスウェーデンで最終高等教育(研究者養成コース、PhDコースに相当します)を受けましたが、修士課程を終えたあとのその後の課程は大学雇用=給料を貰うので、私は直接無授業料の大学学部教育をここでは受けていないからです。ただ、、、最近、発展途上国から先進国の一つで、無料で大学教育を受けられることを利用し、学生ビザを取った後、大学には在籍せず、そのまま不法滞在する学生・留学生が多くなってきていたことは事実です。今後どのように具体的に法的整備されるか、動向はこのまま見守っていこうと思います。
2008年06月24日
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今年の夏至祭(midsommardagen)は、大きな天気の不安定もなく、無事迎えることができました。本当は、夏至祭≠midsommardagenで、midsommarafton(ミッドソンマル・アフトン、”イヴ”のこと)が実質的な「夏至祭」だと、私は思います。実際、midsommardagenの土曜日は、どこもかしこも静かで、場所によっては交通機関がストップしていますから。。。(2年前、アメリカ出張がこの日と重なって、義父に3時間かけてアーランダ空港まで送ってもらいました)1年ぶりのスウェーデンでの夏至祭前後。義両親のサマーハウスで前日(イヴが金曜日だったので木曜日ということ)から泊まり込んで、夏至祭当日と翌日(昨日)までサマーハウスで過ごしました。久々の、silltårta(シル・トータ、”鰊”が入ったサンドイッチタイプのケーキ、またはケーキタイプのサンドイッチ)、デザートの苺ケーキ。うーん、これぞ、スウェーデンの夏。スウェーデンのお母さんの味!と思いました。
2008年06月22日
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今、大きな決断を下すか下すまいか、考えています(私個人は既に下しているのですが、家族の意見を聞いてから、と知人に言われたので一応、保留としています)。前から、ストックホルムに住む知人に「借りてもいいですか?」とお願いしてあったニッケルハルパ(日本語説明も有)を実際に見て触って、さわりを弾いてきましたが、借りようと思っていた物が使えないと双方で判断。Eric Sahlström(エリック・サールストローム)製作のニッケルハルパ。Wikipediaより借用その知人の知り合いの、ニッケルハルパの製作者のところに1台在庫があるということなので、今後、ニッケルハルパを弾きたいなら、買ってもいいのではないか?!と話が進んでいった訳です。ただ、その知人には「(決して安い買い物ではないので)まぁ、家族とも相談して、もうちょっと考えてみてね」と念を押されてしまいました。。。私の中では、もう既に買う気になっているのを見透かされていました(^^;)。スヴェンスカ・フォルクダンス(Svenska folkdans、Swedish folkdance)を踊る者としては、踊るのも楽しいけど、ダンス音楽(特に、民間伝承・伝統音楽)を「自分で奏でる」のも興味あるところ。・・・夫には「ねぇねぇ~、買うんでしょ?」とつつかれていますが、一応まだ「考え中」ということにしています。・・・でも、やっぱり買おうっと!
2008年06月18日
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スウェーデンに来て、現代音楽で唯一好きになったスウェディッシュ・ジャズ。そのスウェーデン・ジャズに目覚めさせてくれた、Esbjörn Svenssonが死亡したと言う記事を目にしたのは、ちょうどストックホルムに(私用があって)来ていた時でした。ジャズ音楽家、エスビョルン・スヴェンソンが事故死凄くショックでした。。。彼らe.s.t.(esbjörn svensson trio)の次のアルバムを「いつかなぁ~」と楽しみにしていただけに。そもそも、スウェーデン・ジャズの現代の先駆者と言ってもよい彼らのcoreを失って、本当に本当に残念で仕方ないです。とにかく、エスビョルンの冥福を祈りつつ。。。
2008年06月17日
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昨日はうってつけの「掃除日和」でした。家の周りのゴミを拾って、芝生(?)に溜まっている枯葉を集めて、掃除が終わったのは大体14時。昼ご飯を食べた後に、子供達と遊んでいたら、すぐに16時。16時からは居住区のbostadsförening(ボースタッツフェレーニンゲ、居住区住民で作る協会)のÅrsmöte(オーシュメーテ、年次会)で、昨年度(2007年)の協会活動報告と今年度(2008年)の活動予定(委員会、会計も含めて)の承認がありました。まぁ、この手の会合は早く済むものと大体相場が決まっていますが、果たして、20分で終了。早い原因はもちろん、年次会後のgrillfest(要は、BBQ)。居住区にある公園でgrillfest。17時台は半袖ではちょっと寒いですが、凍える程ではありません。まぁ、食べる以上に「飲んで」いるので寒さには鈍感になりますが・・・子供達は、食べるより公園の遊具で遊ぶ方に忙しいです。(撮影:義母)この日は、スウェーデン対スペイン(Euro2008)と重なっていたので、20時前には10人も残っていない有様でしたが。。。夕方(?)21時頃、夕日の中で綺麗に掃除されたtomtが映えている、と思いました。(撮影:義母)
2008年06月15日
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明日、住んでいる地区の「大掃除」が終わったら(本物の”草”サーカー場がある他に、サーカー場が10枚以上も取れそうな広大な居住地区なので、一日掃除です)、ダーラナで夏至祭休日を含めての夏休みです。と言っても、やむなくの休みですが。。。仕事を再開して1ヶ月も経っていないのに、子供達を保育園に預けられないので、有給休暇を取るか育児休暇を取るしかない訳です。でも、ダーラナでの夏休みなので、多分、キルナよりは(気候的に)ましかな?と思っています。子供達に、久々に思いっきり”日光浴”をさせることが出来るので、キルナをしばし脱出することはいいことかも、と思っています。
2008年06月14日
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まったく、夏はどこに行ったのやら・・・玄関に置かれた鉢植えの花。さすがにこの後、屋内に退避させました。これはおとといの積雪があった時。今日も、なんか寒いなぁ~と思っていたら、先ほどちょっと降雪がありました。ノールカップからあまり離れていないところに住むという方からメイルをいただきましたが、「こちらも雪でした」とのこと。やっぱり・・・。職場に向かうバスの最寄りのバス停から。左は8月子供達が通うことになる保育園。以前、娘が通っていました。右はバス停側の民家の様子。夫は、自転車のタイヤを冬タイヤ(スパイクタイヤ)から夏タイヤに替えたばかりだったので、この日は夫も一緒にバス通勤。自動車と同じで、積雪のあるところを夏タイヤ自転車で走るのは、かなり危険。左は職場の私の部屋(オフィス)から見た職場の駐車場。右職場のレストランからの眺め。小鳥用のえさ台にリスが餌を失敬しに来ました。
2008年06月11日
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またまた仕事中ですが・・・今朝(5時頃)また、娘にベッドを占領され(息子は既に半占領中)行き場をなくして、起床。しかも、朝一で血液検査があったので、昨夜8時から12時間絶食の途中でした(今は解除されています)。ところで、起床したてでは、とにかくコーヒーが飲みたい~。いちこさんの日記を読んでいたら尚更飲みたくてしょうがなかった。。。日本に一時帰国して、夫婦共々「日本のコーヒーの方が、スウェーデンのより美味しい」で意見が一致し、かつ、日本に遊びに来た義母も「こっち(日本)のコーヒーは美味しい」と言ってました。さらに夫は、「使っているコーヒーメーカー(私が日本で学生かつ自炊していた頃に使っていたもの)がいいのかも知れない。スウェーデンに持って帰ろう!」と言っていました・・・。電源合わないって。そう、コーヒーのこと。日本ではコーヒーが美味しくて大抵ブラックで飲んでいましたが、スウェーデンのコーヒーはローストでも酸味が強い感じがして、帰国してからずっと自宅ではいつもレットミョルク(lätt mjölk、脂肪分0.5%)を泡立ててコーヒーに入れる、カフェラテ風(週末はエスプレッソを作って、カフェ・ラテにしていますが・・・)で飲んでいます。スウェーデン人に言われたか、何かの本で読んだか、定かではないのですが、「スウェーデン人はコーヒーが飲みたいから、朝早くに目を覚ます」。今朝の私が、まさにそんな気分でした。あ、午前中のフィーカの時間になったので、コーヒーを飲みにいってきます。
2008年06月10日
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仕事中ですが、、、雪です。左が今朝の様子。右はほんの数日前。これが、キルナの現実です。(それにしても、土曜日は外での~んびりフィーカしたと言うのに・・・)
2008年06月09日
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以下のような記事をみつけました。EISCAT(による極域イオン上昇流の研究)尚、EISCATは、アイスキャットと発音します。私の専門がまさに関係するもので、5 Earth Radii(RE、地球半径6371km=1REの5倍)より高いところ(正確には、地球磁気圏境界付近の10-12REが下限)でのイオンの加熱・加速は私や私の同僚の研究が最先端をいっていると自負しているので、コメントさせて頂きます。●地球の重力を振り切って、例えば、酸素原子イオン(O+)が地球を脱出するために必要なエネルギーは10eV(electron volt)以上です。従って、O+より軽い水素原子イオン(H+、要はプロトン=陽子です)はもっと低いエネルギーで充分です。●10eVは、従って、thermal energy(熱的エネルギー)と言われていますが、EISCATなどの観測では、10eVより大きなエネルギーを持つO+を~100km近辺で観測しています。100eV以下までのエネルギーをsuprathermal(超熱的)、それ以上のエネルギーになるとnon-thermal(非熱的)と、業界では称しています。●私(や、私の同僚)のここ数年での研究によると、5RE以上磁気圏境界より内側までの領域で、特に、昼側のCuspからそれより高緯度側の領域(専門用語では、Polar Capと言います。ただ、CuspからPolar Capの間にもいくつかの領域がありますが・・・)で、1keV以上のエネルギー(これらは特別に、energeticと称されます)を持つO+を統計的に同定しています。この研究自体は、事象例はそれまであったものの、統計的に同定したことで確実になったために、画期的なものでした。●極域(Polar Cap)には、確かに、イオン上昇流(別名、polar windと言われています)と呼ばれる現象が観測されていますが、上昇はしてもエネルギーが低い場合はリターンすることもあり、実際は、下降流が割と大きな比率を占めます。●問題は、Cusp(正確には、朝側のCleftと呼ばれる領域で)上昇しているイオン流がリターン(下降)を免れるだけのエネルギーを得ていることが多いことが分かっています。つまり、上昇しているイオンはそのまま上昇を続けて、電離圏を出て、磁気圏に入ることが可能なわけです。ただ、CleftはCuspの低緯度側で、しかも、領域的にはすごく狭い領域。明らかに、極域上昇流とは異なる性質のものを作っているわけです。●電気を帯びた粒子は、磁場のあるところでは、磁力線に巻きついたgyro-motionをするという性質がありますが、gyro-motionはジャイロ半径が磁場の強さに依って決まっていて、そのジャイロ半径と同じ大きさの振幅を持つ電磁場(この場合、AC場を考えます)で、波動ー粒子相互作用が可能になります。電磁場(波動)から(大抵の場合)共鳴的に粒子がエネルギーをもらうわけです。●イオン粒子がエネルギーをもらう(加速される)過程は、力学的なものもあり、地球磁場の高高度での曲率に由来する遠心力加速というのがあります。ただ、この物理過程は加速は出来ても、加熱することは出来ず、観測結果(これも私達が最初に示した)と一致しません。●私個人、EISCATという研究ツールに興味があり、特に、O+を人工的に加熱して100kmくらいで上昇流を作る(既に、日本人研究者がやっています)実験とその成果に注目しています。O+の上昇流(もうちょっと高高度から観測する人間は、source=発生源といっています)とその上昇流生成過程と生成場所は、加熱・加速と同じくらい分かっていないことで、それが分かるとこれもセンセーショナルなことなのです。折角、EISCATの本部のあるキルナに住んでいるので、研究の活動幅と対象を広げてEISCATにも参入したいと、個人的に考えています。
2008年06月06日
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今日はスウェーデンのナショナルデー(flaggdagen)なので、休日です。1話キルナに戻ってきて仕事を再開したのはいいのですが、6月=夏休みが始まる(しかも、大体8月いっぱいまで)で、日中の子供達の面倒を義両親にお願いしています。2人とも全/半年金生活に入っているので、非常に助かっています。6月5日は義父の名前の日だったので、義母がkladdkaka(クラッドカーカ、”スティッキー・チョコレート・ケーキ”)を作っていました。我が家では、ホイップした生クリームを別個に用意しますが、最近、電気泡立て器の音を覚えた息子が、器具についた生クリームをおねだりしているのをスクープ!一心に容器の中身を覗き込む息子。クリームを泡立て終わったら・・・自分でスツゥールを持ってきて義母が台所で何かをやっているのを見る、その姿は、義母の言うところの「息子(私の夫)と似ているわぁ~」だそうです。教えた訳ではないので、やっぱり、血は争えない!?2話家から見える西側に広がるルオッサイェルヴィ(Luossajärvi)(湖)の氷はすっかりなくなりました。6月14日は、住んでいる区域で一斉清掃が行われます。日中、子供達の面倒を見てくれている義父が、時間をみつけて、前倒しで家のまわりの清掃を始めてくれています。西側のtomt(plot of land)。前の住人が(かたづけせずに)残していったbarnkoya。最近、義父が掃除をしてくれて、この通り綺麗に。写真では分かりづらいからも知れませんが、1週間前は芽吹いていなかった白樺が、ずいぶんと緑になっています。
2008年06月06日
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1話スウェーデンの他の地域ではないことだと思いますが、キルナではこの時期(大体5月の半ばから6月中旬頃まで)、水道水が茶色くなります。別に健康には影響はありませんが、さすがに、キルナに来た最初の年はお腹を壊し、ミネラルウォーター(しかもガス入り)愛飲者の仲間入りをしてしまいました。でも、今年戻ってきて、全く違和感なく、お腹を壊すこともなく、普通に水道水を飲んでいます。水道水が茶色くなる理由ですが、雪融け水に土壌分(キルナだと鉄分や松脂と言った感じ!?)が溶けた状態で、それらが濾過されないからです。有機物ではないので健康には本当に問題はありませんが、まぁ、最初見た時は”ギョッ”としました。2話スウェーデンに戻ってきて、再開したこと。・・・それは自転車通勤をすること。この時期、実に多くの同僚が歩きで、インラインローラーで、ローラースキー(夏のクロカントレーニング用)で、そして自転車でと、それぞれのスタイルで通勤しています。市の中心から研究所までは7km。行きは緩やかな下り坂。そして、帰りは緩やかな上り坂。おまけに、帰りは大抵向かい風まで吹いているので、歩き以外はちょっとキツイ時があります。でも、気持ちいいものです。
2008年06月04日
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昨日、日本から郵便SAL便で送った荷物第一便が届きました(届いていたのは先週頭だったのですが、引き取りに行く時間がなかった訳で・・・)。で、引き取った時の感想:残りの荷物、押し潰されたり壊れたりしていないかなぁ~。特に電子ピアノ一式。以前住んでいた家はピアノを置くスペースなんて全然なくて、私の実家からの「ここにあるピアノ、もう何年も使っていなくて置いておいても仕方ないから、そっちに輸送しようか?」の申し出も丁寧に断っていましたが、日本滞在中に”狭いスペースでも置ける!”電子ピアノを、娘の(3歳の)誕生日プレゼントとして買っておいたのを、日本を引き払う時に、郵便SAL便として発送していました。夫は、「二次梱包材ではなく、オリジナル(電子ピアノを購入した際に販売元から輸送されてきた時に使われた梱包材)を使っているから、輸送中の取扱いはそれなりになっているはずだし、もし、破損等があった場合でもクレームをつけられる!」と、かなり強気。まぁ、郵便以外の輸送方法ではスウェーデンに持って帰られないものなので、かなりの賭ではありますが・・・*****もし、無事に電子ピアノがスウェーデンに到着した場合、1。娘のために(と言っても、半分以上は私のため!に)買った電子ピアノですが、どうも、息子の方が望み有りって感じです。日本にいる時も、”一緒に弾いて”とせがまれたし、私が歌うのを耳をすませて聞いたり、とにかく、楽器類が好きみたいで、、、遠くない将来、息子の物になるかな?!2。日本で買ったものなので、当然、電源(電圧の大きさ)が違う!。夫は「電子ピアノでは世界シャアを持つメーカーのだから、絶対にスウェーデンにもコンバータはある!」と問題にしていませんが。。。とにかく、まずは、無事に、キルナまで届いて欲しい~、私達の電子ピアノ!!!。
2008年06月04日
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火星にあるローヴァー・スピリットが撮った火星の日の入り。ウィキペディアのスウェーデン・スタートページの「今日の一枚」で出ていた写真です。明日から仕事。先週丸々休みを取って(ちなみに、日本での前の職場で取った有給休暇です)引越・片付けをしましたが、今日ようやく日常生活に戻ることができました。で、火星の日の入りですが、大気成分に依った(二酸化酸素が主成分。あと、季節によって細かい”ダスト”がかなりの上空ー対流圏を越えてーまで舞い上がっています)光の屈折によって「青い」日の入りになっていると思いますが、、、地球の大気と比べて圧倒的に密度が低いので”青い光”が散乱されることなく地上まで到達するのが原因かと。地球での日の入りが”赤い”のは、青い光(波長の短い)が地球大気で大方散乱される一方、波長の長い赤い光は多少散乱されても地上まで到着出来る。多分、地球と火星の「日の入り」の違いは、これで説明できると思いますが、いかがでしょうか?
2008年06月01日
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昨日(土曜日)は、キルナでも夏の陽気になりました。そうなると、外に出たがるスウェーデン人+スウェーデンナイズされた日本人1名は、早速その日のプランとしてサイクリングを決行することに。隣人(職場の元同僚)に義母用の女性用自転車を借りて、手早く調整。隣人の息子さんと一緒に自転車の調整をする夫。息子は空気入れを持って歩き回っています。半袖&短パンでもOKな陽気になって、私は久々に自分のサイクリング・スーツを着用。子供達を乗せるために出してきた自転車キャリアー(cykelkärra)は息子の誕生前に購入したものですが、その当時は使い心地が良くないと感じてずーっと地下倉庫に眠っていました。ただ、今回は他の選択肢がなかったので、取り出してきて、タイヤの空気を入れ直したら、何か別物!私でもきつい上り坂でなければ引ける程軽い(注:名古屋東山地区では絶対に無理ですが・・・)。娘には大好評。でも、ヘルメット着用が嫌な息子は大泣きして、そのまま寝入ってしまいました。息子を妊娠中、出産後の授乳期間中、そして名古屋滞在中に全然サイクリングから遠ざかっていたので、久々にしてみたら楽しい。キルナは坂の多い街な(と言うか、街の中心が丘状のところに位置している)ので、以前は坂は嫌だぁ~と思っていましたが、名古屋滞在の後はこれくらいの坂、ちょろいちょろい!今年の夏はあとどれくらいサイクリングができるか、楽しみです。
2008年06月01日
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