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ミステリ作家志望の小松立人には、学生時代、仲間と共謀して家庭教師先の家からタンス預金二千万を盗み出した過去があった。犯罪が時効迎えた十年後、埋めた金を掘り返すために集まったのは小松、安東、田村、三宅の4人。しかし4人の乗っていた車が崖崩れに遭い、全員事故死する......はずだったのに、死神があらわれて、一週間の猶予を与えられ死の7日前に戻る。7日の間に仲間の命を奪うことで、自分の寿命を延ばすことも可能だという奇妙なルール付きで。こんなありえない事実を小説に仕立て、新人賞に応募することを目論む。しかし田村は手に入れた金を小松の恋人亜紀に託して自殺を図り、安東が施錠された自室で殺害され、残された者は疑心暗鬼にかられる。次は誰が?そして誰もいなくなるのか........第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。--------------------ネタバレあり:::::作者と作中人物が同一名というメタミステリー要素とタイムリープの特殊設定、そして名作へのオマージュと、面白く読ませる道具立てでリーダビリティには富んでいる。クリスティの名作へのオマージュによくある、死んだはずの人間が実はーーーーという常套的トリックを一捻り、一周回れば意外な真相にたどり着くように仕掛けてきた。ああ、人物錯誤ならぬ人数錯誤トリックときたか。とはいえ少ない登場人物せいかどうしても犯人は透けやすく、フーダニットに折角のこのトリックが生かされていない。そこで、犯人の意外性でなく動機の意外性で勝負してきたと思われるホワイダニットが示されるのだが、これまた背筋が寒くなるイヤミス効果はあっても、納得はいかない殺害理由だった。犯行動機の伏線はちゃんと作中に示されてはいるものの、身長◯○○cmあるかなしかの小柄な◯婦が体重○○kgという数値は、いくらなんでも大袈裟に過ぎて、推測できない。それやこれらの真相が示された挙げ句のリドル・ストーリーの結構はタイトル通りというより中途半端な不全感を残すだけで成功しているは思えなかったのも残念。
2024.10.31
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春からずーーーと気になっていたブラウス。一時店頭から消えていたんだけど、定番商品らしく秋になって復活していた。リボンのボリュームが控えめで、甘口過ぎないデザインと、何よりもサテン地のニュアンスカラーに惹かれて購入。光の加減で、シルバーのようにもクリーム色にも見える微妙色のグレージュ。(写真では判らないけど)ツイードやベロアのジャケットに合わせて着よう。デニムやレザーで外す着こなしのもありかも。
2024.10.30
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本日曇った寒空の下午後2時の予約で、日本橋のTYクリニックへ。このクリニックもついに12月末を以て閉院の告知がHPに出た。なので、京都のクリニックからの紹介状を提出して、今後の診療について院長と相談。中途半端に治療を中断するのは望ましくないので、系列病院で再スタートということに決まる。なまじ大学病院へ回されたりするより、そのほうが安牌だろう。TYクリニックからの紹介状を新たに発行して郵送してもらうことになった。紹介状の到着後、自分で新な病院へ連絡して予約する。ちょっと治療の間があいても、心配するほどの病状ではないので(先日の検査結果でわかった)まっいいか。さくっと転院の話がついて系列病院への紹介状なので費用は一切頂かない、と会計のさい言われて、クリニックをあとにする。あっけなかったな。これでこのクリニックやドクターともおさらば。帰り際雨が降り出したけど時間に余裕があったので、地下鉄で新宿へ出て伊勢丹へ。オーダーしていたアクセサリーが3ヶ月待ちで仕上がってので受け取る。明日以降、面倒な保険給付金の請求手続きとか待っているのだが、今日はとりあえずこれから一休み。治療もしばしお休みかな。
2024.10.29
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またしても 食ネタで京都ネタ。京都へ行くと必ず立ち寄る駅チカのベーカリーSIZUYA「志津屋」。そこそこの値段で買える美味しいペストリーがお気に入り。なんと、なんと昭和23年から続く老舗なんだそう。先日23日も帰りがけにショップに行ったらお目当てのデニッシュは売り切れていた。残念。代わりに買ったのは葡萄パンだけ。次回京都に行ったときは、此処のパンは行きがけに買っておこう。
2024.10.28
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自分によく似た女を替え玉に仕立てようとするデザイナーの岸浜涼子。ホステス殺しの嫌疑が掛かりそうな友人を救けるべく、警察への偽証をする商社マンの風山。そしてルポライターの布施香に不倫をネタにゆすられた官庁の課長大幹はなぜか、アリバイ工作を企んでいた。やがて起きた殺人に、彼らは巻き込まれる。涼子の夫竜二の会社に手首が送られたのを皮切りに、顔を潰された首が、胴体だけの死体が発見される。殺されたのは誰か。犯人は誰か。昭和58年事件から9年の時を経て私立探偵砧順之助は自らがたどり着いた、意外な真相を回想するのだった。--------------------タイトルのダミーは替え玉のこと。プロットは陰謀や謀略ほどの意味か。ご丁寧に作中、作者の神の声がこんなトリックがあるから御用心と示唆してくれる。といっても、トリックは、その一点だけではなく十重二十重に仕掛けられ、謎解きを容易ならぬ難問としている。入れ替えによる錯誤、叙述、フーダニットは誰が犯人か以上に誰が殺されたのかの解題が推理の興趣になる。誰が誰の替え玉なのか殺したのは誰か殺されたのは誰かめくらましために、全体に被せられた大掛かりな網が作者の謀略なのだ。よほどの読み巧者でないとこの網に絡め取られ、間違いの推理をしてしまいそうだ。人物入れ替えと顔のない死体トリックによる人物錯誤トリックの絡み合った謎をときほぐしても、ある部分がうまく解明のピースに落とし込めず、犯人は判っても被害者は判らなかったり。正解にそうだったのかと膝を打ったら、読み返してみるのも一興かも。私としては秋の夜長でも読み返している時間があれば、氏のその他の長編を読むのに当てたいけれど。
2024.10.27
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昨日スタジオに行くため乗った地下鉄で耳にした男子中学生らしき少年たちのお話。少年隊三人組がスマホを手に検索しながら「リョウセイルイ(両生類?)ってのもいるんだー」とか、喋っていた。ん?生物の授業の話題かと思いきや「リョウセイルイは9人に1人の割合だってさ」ときた。どーやら生物の両性類なくて、LGBT+のB、両性愛者のことを両性類って表現してるらしい。いまどき、学校では生物多様性だけでなく人物多様性についても教えてるのか。だけど、教わったところで何ほど理解できるのやら、ビミョウーに感じるけど。えっ、私?小学生のときから一応本で読んで知ってたけど(以下自粛)
2024.10.26
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京都に行くと、つい立ち寄ってしまう駅地下の京小物の店「井和井」一昨日もこの袋物を見つけて黒猫の刺繍とあって、買わずにいられなかった。幽かに香のかおりがするのも気が利いている。次の京都行きのときはこの🐾を連れて行こう。旅のお守りのつもりで(ΦωΦ)ニャン♪昨日に続き今日も猫ネタになってる?
2024.10.25
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猫は9つの生を生きる。かつて漱石に飼われていた黒猫が、生まれ変わって古書店を営む魔女に出会う。古書店「北斗堂」の飼い猫になり、他の猫たちと暮らし始めるのだがこの魔女の正体は何と.....日本ファンタジーノベル大賞2024受賞作ーーーーーーーーーーーーーーーーーー猫には作家と古本屋が良く似合う♪黒猫を視点人物に据えたファンタジーときて、「牡猫ムルの人生観」のようなテイストの幻想譚を期待したがそんな此方の勝手な希望的観測ははずれ。池波正太郎と稲垣足穂の飼い猫の生まれ変わりのエピソードが出てくる中盤あたりまではよかった。それじゃ、三島由紀夫の元飼い猫や内田百閒の元飼い猫も登場するかなと、勝手な妄想。当然そんな妄念邪想は露と消えその後、小説家志望の女子高生が絡み、書物の神降臨とくる終章に至っては、ストーリー展開に無理筋を感じ、世界観に入り込めなかった。単に好みの作風でないというだけだろうけど。
2024.10.24
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午後から京都のクリニックへ。片道切符しか買っていない。まさか最終の「のぞみ」には乗れるだろうけれど。::そして正午過ぎ東京駅から「のぞみ」で発ち4ヶ月ぶりの烏丸御池のクリニック。診療と検査が長引いたり、混雑で待たされたりしたら、ビジネスホテルに止まるか、最悪深夜バスで帰る?前回の通院の記憶が朧で、地下鉄出口を間違えて、ちょっと戸惑う。でも医療ビルはすぐ目の前。午後4時からの診療で、予約2番手だったためか、待たされることなくすぐに検査。結果は良好で改善していると院長のお言葉。再度都内のクリニックへの紹介状を書いてもらう。念の為検査後1時間、待合室で休んでいるあいだミスター****とか、外国人らしき男性が呼ばれ、診察室へ入った。英語対応する院長の声が聞こえた。6時にクリニックを出ると、外は暗い京都の夜。でも京都駅地下で買い物をする少しの余裕はあったし、最終便どころか、7時ののぞみに乗れた。なんのことはない、無事日帰りで井戸の底へ帰還した。
2024.10.23
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休業にしたいところだけど今日は会計処理のことでバタバタ明日は多分遠出でドタドタそうもいかないらしい。提携先不動産会社が、ヴォケなことに書類の送り先間違えて、社屋のないビルに郵送してくっれた。転送の再配達手続きメンドイ。
2024.10.22
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今日の午後、スタジオからの帰り、駅に降り立ったら選挙の街頭演説の周辺を警察官が警備していて物々しい雰囲気。一昨日の火炎瓶騒ぎの影響なのか、駅直結のビルの中にまで複数の警官の姿。ウインドウショッピングする気分にはならず、早々に立ち去った。で、演説の内容は?記憶にございませんてか、聴いてございませんでしたので。
2024.10.21
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14年前、教師戸川更紗が殺害された聖ヨアキム学院中学に赴任した英語教師鹿原十和子。自らのセクシュアル・マイノリティに悩む十和子は、自分に似ていると言われる更紗もまたアセクシュアルだったのではないかと疑念を持つ。一方、巷を騒がす連続殺人鬼八木沼武史が、十和子の生徒樹里の母親に手をかけ、その遺体を解体する惨劇が起きていた。更紗を殺害したのも八木沼では?事件を追う刑事の今道と伊野。しかし十和子にも何者かの魔の手が迫っていた。--------------------犯人はあらかじめ判っているので、倒叙ものサスペンスかと思わせておいて、そうは問屋がおろさなかった。サイコパスの殺人犯は目眩ましのダミーだとしたら、フーダニットをどう仕掛けるのか。登場人物皆怪しいといえば、怪しくないか。とくに神父あたりが如何にも。だって、その(以下自粛)なんてのは例によって推理ではなくて妄想だった。真犯人はそこか。イイ人のはずが、実は.....それら、その他怪しい者も含めて、人物は巧く描き分けられており、操作側の刑事たちのキャラにも好感が持る。セクシャル・マイノリティのテーマはともすると、興味本位に流れがちだが、淡々と筆を運びつつも、スリリングにストーリーを構築してみせる作者に才能を感じた。飽くまで個人の主観ですと、微妙な主題へのチラ裏なので、お断りしておく。同じ作者による「死刑に至る病」も読んでみたい。
2024.10.20
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lumineアプリ見たらクーポンが(゚∀゚)アッターーーあっ、クーポンじゃなくてチケットだそう。お買い物に使える分にはクーポンと変わりない。夕方、猫街の旅行社に行ったついでにLUMINEに寄ったけど特にこれといって物欲の対象が.......それに少額チケットなもので。いえ、頂き物に文句は言えない。買いたい物がないときはやっぱ食べたい物でしょ。リチュエルの定番スイーツエスカルゴ・フレジェとマロンタルト。エスカルゴ・フレジェ好きなんだけど、ン百円値上げ?小麦だけじゃなくて苺も高騰してるんだろう。物欲の秋はなくても、食欲の秋は慣用語句なのでここのところ食ネタばかりになると言い訳。
2024.10.19
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先週のNew Faceのキジトラに昨日また出逢った。青く光る眼が妖しい、いや怪しい?例によって鼻先を寄せてくるので、此方に興味津々のはずなのにすぐ知らんぷりってどうだか。追えば逃げる、逃げれば追うツンデレの素質十分です(ΦωΦ)このあと闇の中へ走り去った。
2024.10.18
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午後、個人の資金移動をするつもりで郵便局へ。ATMで通常貯金から定額貯金へ入金しようとしたら、まさかのエラー表示。窓口の局員さんに尋ねたら、暗証番号間違ってないか?ってことで、調べてもらう。マチガイナシ。入金額オーバーで受付不可と判明したけど、ゆうちょ銀行は総額13******円までしかあずけられないのは、先刻承知のうえ。別の口座を持っていないかとさらに聞かれる。ゆうちょ銀行は原則1人1口座しか作れないでしょ?私が隠し口座?!それもない、ない!!で、さらによーーく通帳確認したところ定額定期の口座に結構な残高があったことが判って一件落着。残り******万円しか預金出来マセン!!!(゜゜)ハイ、ハイ限度額の範囲内に金額設定し直し、無事入金しおえた。通帳をかなり放置して預貯金残高の確認もせずにいたら、とんだ恥を晒した。そういえば、楽天銀行様も楽天カード引き落とし専用でほぼネグレクトかなー。久しぶりにネットでなくリアル銀行で入金操作して気付いたこと。ネットバンクの操作のほうがリアルでATM操作するよりずーと煩雑だわ。当たり前か。クレカの決済が多くなるのも当然か。
2024.10.17
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いにしえの魔術師によって創造された人工生命体「蛇」彼らは現世人の身体と記憶を喰らう「衣装替え」によって永遠のときを生き続けるはずだった。しかし何者かが、5体の蛇を襲撃し、うち1人の蛇「弐ノ」が行方不明になる。女子高生鱗川冬子に化体していた蛇「伍ノ」は、殺された冬子から同学の猫谷秋果へと衣装替えをして辛くも生き延びる。蛇の長「壱ノ」から襲撃犯探しの命を受けた伍ノは、高校の部活仲間を廃墟のような佇まいの涼月館に誘う。それは部員たちを衣装替えの餌食にするための企みでもあった。伍ノはただ1人彼女の正体を知る男子鷹谷巧とともに、犯人探しを試みるが蛇体を思わせる奇観を呈する館に集う者たちは、次々と怪異な現象に見舞われ、ついに蛇の「参ノ」と「肆ノ」部員の高校生竜野健が犠牲者となり......ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー特殊設定ならではの奇想にみちた謎の魅力、その謎を解明するロジックも特殊設定ならでは独創性。特殊設定ミステリの極北という帯の推薦文は決してほめ過ぎではない。誰が蛇か、あるいは人間か? 殺されたのは誰で、殺したのは誰か?この手の「奇人と騎士の島」ならぬ「蛇と人間の館」のパズラーなら大好物なので論理の入れ子細工のようなルールの複雑さに戸惑いつつも、魅力的なギミックが仕掛けられたスリリングなストーリー展開を楽しめた。あくまで私の嗜好にかなって魅力を感じたにすぎないかもだけれど。例えば人狼ゲームならぬ「蛇牢」というゲームを高校生たちがするシーンは膝を乗り出すような気持ち注目したが、やはりそこには伏線が張られていた。なるほどね。以下、私の考察ならぬ当て推量を少しネタバレすると ある人物Xは最初から蛇である。 (したがって蛇は5体より多い) 涼月館にいる○○が蛇である。 ある蛇Yが犯人である。なんちゃって。推論の前提条件になる複雑なルールを確認するため、ページを往きつ戻りつの迷推理は一部は当たり、ある部分は論理の盲点をつかれて見事にひっくり返されて大外れ。解決篇は多重解決の要素を絡ませながらも、唯一の真相に至るロジックの提示はエレガントであると感じた。作者の才覚と技量には畏れ入ったのと、本作の世界観が私の趣向にぴったりだったゆえ、いつか中世以降に遡った時代を舞台に、魔術師と蛇たちが暗躍するミステリーを書いてほしいな。と、またしても妄想をチラ裏の最後に書き加えてしまった。
2024.10.16
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古典篇は、1950年にデビュー、現代篇は2023年までの10年にデビューしたミステリ作家の名作をガイドしたブック。執筆陣が極力ネタバレを避けて解説を書いてくれているのは御立派。紹介された作品を本当に面白く感じるかどうかは個人の主観に過ぎないと思いつつも、既読作品がかなりあり、自分の読書傾向に偏りがないことに何だかホッとした。逆の見方をすれば、未読作品には、これと言って気になった作品がなかったのが物足りなくもあり。入門書として世界のミステリ界全般を見渡せる内容ではなくかと言ってマニア向きのつっこんだ評論やコラムはたいして載っていなくてそちらも残念。本の薄さ通り、中身も薄味だった。
2024.10.15
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不気味なくらい一昨日のアクセス数があがった。連休のさなか、世間にはそんなに暇人、いやご奇特な方がいるのだろうか。先日買ったFLOのタルト近隣にショップがないので梟街に出張ったときくらいしか買うチャンスがない。タルトタタンは美味しかったけど、洋梨は今ひとつ。なんて、つまらない話しか記載してないはずだから検索に引っかかるはずもなし。これも日常の謎のうち?日常こそミステリーより奇なり?
2024.10.14
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「戦後翻訳ミステリ叢書探訪」翻訳ミステリの研究所としてわかり易いガイドブックとして、読んで楽しいだけでなく資料的価値が高い一冊。私のように、語学力不足で原文でミステリを読めない者には、どれだけ飜訳に読書生活を助けられて来たことか。かつての出版界の翻訳や出版の裏事情まで本書で知ることが出来た。むかーし、むかしは作家兼翻訳家って多かったんだ。そして中村真一郎訳の「私の全てはひとりの男」は未読だけれど、ゴーストライターがいたなんてトリビア。ではでは敬愛する作家にしてミステリ翻訳を残した大岡昇平とか福永武彦の翻訳業は何か訳ありだったのとか。大岡訳のガードナーやフィルポッツなんか読みたいけど、絶版でしょ?星を継ぐもの殺人交差点ファラデー家の殺人くらいならすぐ手に入りそう。そして翻訳のみならず小鷹信光と、なんと佐野洋が戦後ミステリー界への貢献度が高かったことも再認識。やはり小鷹氏の訳書だけでなくエッセイ、それに佐野ミステリーとやはりエッセイもはずせないか。
2024.10.13
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日曜日 連休2日目
2024.10.13
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土曜日連休一日目暑さの余りボケーとして買いそこねていたトップスがおくればせながらセールになっていた。のはいいんだけど、オンラインショップは完売御礼。駅そばのショップに一点だけ残っていて買えたのは僥倖と言うべきか。当たり前のTシャツ仕様だけど、バックポイントがお気に入り。まだ25度以上の気温が続くので、秋物を見ても物欲がわかない。まだ夏の残り物を探している。まだ暑さボケが残っている。夏の光の名残よさらば と、いつ言えるのか。
2024.10.12
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乳製品アレルギーに悩まされているのではなくて、乳製品の値上がり問題の悩み。楽市が買い回り中なので、取り合えず値上げ前らしきチーズとバターをまとめ買いした。食料の買いだめは、好きではないのだけれど苦渋の選択。これで年内乳製品は買わない。ついでに保存できる食料も楽市で買っておいた。おかげで今月は食費がどれだけオーバーしたことか。予感的中で、よく利用している楽市ショップから10月16日から値上げのお知らせメールがキタ(゚∀゚)ーーーーーーーアアアアアアア今回はそちらではなく、別店舗で買った。まっ、抜き打ちで値上げされるよりは親切なんだけど。なのに、なのにまた年が明けたら値上げしそうなさらなる予感。いや悪寒がするほど嫌な予感:;(∩´﹏`∩);:。
2024.10.11
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PCPCのEXCELの更新がうまくいかず起動するとエラーになる事象が発生。以前もこうなっって、いつの間にか正常化した。会社のPCは年内買い替え予定なんだけど、Windows11一択なので、いやーな予感。先が思いやられる。ついでに先ほどメールチェックしたらENEOSでんき様からシステムの不具合のため電気料金口座振替できなかったとのお知らせが。は、再度振替するって。どうぞご随意に。
2024.10.10
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DV夫を大戦で亡くした若き未亡人ジェーンは、叔母ミリーとともにカイロのメナハウスホテルを訪れる。しかしホテルで知り合った大佐の娘が殺害され、その第一発見者となったジェーンは容疑者とみなされてしまう。楽しいバカンスは一転、ジエーンは自らの嫌疑を晴らすため、自称銀行員で正体不明のイケメンの協力を得て、事件の捜査に乗り出す。捜査の途上、密輸組織の暗躍、そして事件関係者の秘密、さらにミリー叔母の隠された過去までがが浮かび上がる。そして真相に迫ろうとするジェーンにも危機が......--------------------アガサ・クリスティー賞最優秀受賞にして、舞台がエジプトのミステリーだが「ナイルに死す」ほどの名作ではなかった。と、比べるほうが悪いのだろうけれど。発端の殺人事件と容疑をかけられたヒロインが素人探偵を勤めるまでが良いが、その後はエジプト観光あり、ジェーン危機一髪の活劇ありの冒険小説のような展開で、謎そのものの描きこみが希薄。被害者をはじめ事件関係者すべてが隠し事ありげだが、クリスティーの某作のように全員がグルなんてことはさすがになく犯人は一見「いい人」に騙されちゃダメよと言わんばかの人物だった。このフーダニットにしても犯行動機の設定や犯人特定のロジックが弱く感じられた。エンターティメントとして読むには面白い、ミステリーとしては今一つ物足りない。アガサ・クリスティー賞のレベルっていかほどなのだろう。
2024.10.09
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今日は雨の中を歯科検診に行った日。帰ってきて、TVをつけたら「袴田事件 無罪確定」の報が。検察側控訴せず。おめでとう、と言うには当たり前すぎること。当然の判断。そのあたり前のことをするのに半世紀以上かかるという異常さ。当たり前ならざることを誰がやったのか。その誰かこそ「検察側の罪人」でない?この期に及んで証拠は捏造であるという判断に不満があるなら検察側は反証を示すべき。それもしない(出来ない)無能と無恥な司法とは呆れると同時に恐ろしさを覚える。歯科医の帰り道、池袋に出た。西武が閉店して梟街も買い物しづらくなったなあ。パルコとショッピングパークがあるからどうにかなるか。それとも東武百貨店だのみ。だからショッピングパークでタルトとパンを買った。
2024.10.08
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昨日の夕方、近隣のビルの通りすがるとエントランスで、事故なのかあるいは事件なのか判らない光景に遭遇した。今日のNEWSにはそれらしい報道は見られない。先日の飯田橋駅の事件らしきことも報道がなかったので、そんなものかと。ビルは休日のためか、シャッターが下りていて人の気配がなかったけれど私以外にも相当数の通行人の目撃者?がいたはず。人が集まっってたわけではなく、私同様通りすがりで皆スルーするだけなのが返って奇妙に感じた。詳細は非表示日記に書いておこう。と、万が一のために現場撮影(?)もしておいたんだけど刑事が聞き込みにくることもなかったなーんてのは、妄想に過ぎない。画像は不要らしいので削除。もちろん拡散なんていたしませんので。
2024.10.07
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大正時代末期、船場。画家の壮一郎は、関東大震災の怪我が元で亡くなった妻倭子への未練が立ち難く、巫女に降霊を頼んだが口寄せはうまくいかなかった。倭子は普通の霊ではない、と壮一郎に警告する巫女。その後、壮一郎の周りに倭子の気配が立ち現れるようになった。そればかりか、通称「エリマキ」なる異形のものが訪れてきて、倭子のようなさまよえる霊を喰らうと言う。何故、倭子はさまよえる霊となったのか。第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 <大賞><読者賞><カクヨム賞>三冠受賞作。-------------------死んだ妻の霊が現世の夫の周囲に現れるという設定が、リラダンの「ヴェラ」や、ポオの「リジィーア」思い起こさせる、好きなテーマの怪奇譚だった。無駄な文章がない簡明で適切な描写で、いにしえの船場の情景、関東大震災の光景が伝わってくるのも良い。お化け屋敷の虚仮威しの仕掛けよりも、日常の隙間を侵犯してくる怪異の気配が文脈から伝わってきてこそ真の恐怖だろう。恐怖を言葉で描くのではない、言葉そのものが恐怖なのだという恐怖小説の、あってほしい姿を見せてくれる。かと思えば、顔のないあやかしのエリマキの存在や、壮一郎の友人の人物像が何やらコメディータッチな造型なことで息抜きさせられ、その他登場人物の巫女や女中の書き分けによる役割分担も巧い。全体として冗長さを避け、無駄なく隙なく構築された物語だと思うが、オチが呆気ないことにいまひとつ詰めの甘さを感じた。無事霊を払い終わり、魂魄は成仏しました、ハッピーエンドで終わり良ければ全て良しでは、真の恐怖を描ききったとは言えない。あくまで此方の好みの問題で、本作の結構を了とする読者もいるだろうけど。これだけ、情感豊かに船場の風情を描きながら作者は英文学の研究者だとのこと。例えば本場はだしのイギリスを舞台にしたゴシックロマンとか描いてはどうだろうか。と妄想と期待を込めて、次作を待つ。チラ裏が長すぎると、黒猫の手帳がお腹いっぱいになるにゃ。
2024.10.06
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先日初顔合わせしたこの(=^・・^=)顔なじみのキジトラたち(現在3匹確認)に比べて、だいぶ若い。またキジトラが増えたの?これで、4匹生存確認。繁殖力強い種なのかな。この🐾はすぐには逃げ出さず、私の手に鼻先を近づけてきたあと走り去った。最近他の毛色の猫とはご無沙汰だし地域がキジトラ王国になってしまいそうな。
2024.10.05
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月初めの会議での自社ビル工事の案件。現在見積もり中だけど、知り合いの工事業者?にも相見積もりを取ってほしいと先日言い出した者が一名。その業者、価値のある物件があれば買い取ると申し出ているって、怪しさ一杯で何者だか。一応そっちのも見積もり依頼はしたそうだけど結果は当然却下、不採用と予想。安かろう、悪かろう、怪しかろうは不要なので。こうしてヘンな連中に引っかかるヴァカがあとを絶たないので、余計な手間がかかる。夜はスタジオレッスンへ。その帰宅途中、ヘンなことならぬ異変に遭遇。地下鉄飯田橋駅で乗り換えのため降りたらコンコース内に規制線が貼られていて、POLICEが出張っているではないの。「撮影や動画はご遠慮くださーい」を連呼していた。遅延情報はなかったから、事故じゃなくて事件?Xによると乗客同士の流血沙汰らしい。だけど、撮影するなったって事件後の駅構内の画像しっかりSNSに上がっちゃってるんですが。
2024.10.04
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新内閣が期待外れって、言うより想定通りの外れというヘンな日本語出てきそうな組閣。狼しかいない人狼ゲームの決戦投票のお次は人材がいない、つまり当たり籤がない籤引きを行った結果の面子。女性閣僚が少ないのも、有用な人材が見当たらないからじゃない?女性でありさえすればとばかりに、付け焼刃で体裁を整えられてもね。消費税15%狙いとか、悪手しか打てないのかな。(増税そのものが悪いとする私見ではない。念のため。)もとい現行の選挙制度、政治システムじゃまともな政治的人材は生まれない、育たない。と、現行の政情に納得も共感していない者の所感。
2024.10.03
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ジャーナリスト伏見の住む鳴川市で起きた、連続イタズラ事件と陶芸家殺害事件は同一犯の仕業なのか。『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』事件現場に残された落書きは、何らかのメッセージなのか。伏見は、13年前鳴川市で高名な教育者正木が講演中に教え子だった男に刺殺された事件のドキュメンタリー映画の撮影を行う途上、過去の事件と現在の事件の奇妙なリンクに思い至る。現在服役中の正木殺害犯は、黙秘を貫きながらも『これは道徳の問題なのです』と謎めいた発言をしていた。過去と現在の点を繋ぐ線を追う伏見が、見出した事件の真相とは。-------------------「爆弾」の作者のデビュー作にして、61回乱歩賞受賞作。ただし選考で評価が割れ、加筆修正を条件とするいわくつきの受賞となった。それも宜なるかな。重いテーマと問題提起の意識は良いのだが、意余って文章が追いつかず、主題を伝えるための描き方、人物の設定、物語の構成が粗さ拙さが気になった。会話部分の読みづらさが、読む側の考察を困難にさせ、過去の事件と現在の事件の関連付けは無理筋な印象で、ミッシングリンクものとして成功しているとは言い難い。「真犯人」の動機が明かされても、これまた犯罪心理への強引な言い訳めいており、得心がいかず、それがラストに不全感と不満足感を残してしまう。そんな、こんなも含めて、議論百出の「問題作」の書き手が、その後「爆弾」で見事な進化を見せてくれたことには感心する。
2024.10.02
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ピンタックシャツブラウスを買った。白シャツ3枚処分したのでおかわり。タックが胸下で縫い止まりになっていること裾の長さが前後同じでノーマルなカッティングなことが購入の決めて。サイズにもう一回り小かったい細かったりてもいいかなと感じるもワンサイズしかないしズルズル、ユルユルではないので妥協。はおりにも、インナーにも使えるつかず離れずのサイズ感がシャツ、特に白シャツの身上だというのが私の信条でもある。
2024.10.01
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