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2019.01.23
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カテゴリ: 中山七里
・どこかでベートーヴェン(中山七里)
・宝島社 単行本
・332ページ

始まりは、前回のいつまでもショパンのすぐ後の話かと思っていたら、違った。
ショパンコンクール後のニュースで、岬洋介の同級生だった鷹村亮が回想する。
というタイプの小説。

岬洋介の父親との確執や、突発性難聴に罹患した事がわかる所など、
ヘビーな内容もある。

音楽科のある高校に転入生としてやってきた岬洋介。

イケメンなのにそれを気にかけておらず、ピアノ以外には無関心。
そんな岬に反抗心がある。

岬がピアノを演奏した時から、それはクラス全体の気持ちにもなる。
圧倒的なピアノ。
そんな中、今までは音楽科で一番のピアノの腕前だったという春奈と鷹村は岬をかばう。

豪雨の日に音楽科の数人と教師1人が崖崩れにより校内に孤立してしまう。
通信手段もなくなり、岬が倒れた電柱を伝って対岸の民家へ向かう。

無事連絡ができ、消防隊に助けられるが・・・
岬が行った民家の近くで他殺体がみつかる。

今作も、ショパンほどではないけれどもピアノ演奏のシーンは読ませてくる。
それよりなにより、高校生の岬洋介が風変りすぎていちいち面白い。


最初は岬の事を好きじゃないと思っていた鷹村亮も、
だんだんと岬をほっておけなくなるところも面白い。

犯人はいつものどんでん返し!ってほどではなかったけど、
ほほぅ。とは思った。

そしてラスト1文で度肝を抜かれた。


​
どこかでベートーヴェン [ 中山七里 ] ​

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Last updated  2019.01.23 08:42:23
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