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キキョウ posted by (C)紅そうび キキョウが、2つ咲いていますね。 さて、どちらが先に花開いたものでしょうか。キキョウ posted by (C)紅そうび キキョウ posted by (C)紅そうび ききょう posted by (C)紅そうび キキョウは自家受精しないように 雄しべから花粉の出ている時期は雌しべは閉じています。 その後、自分の花の雌しべが成熟し、 雄しべが枯れてから、開いています。 ちなみに、takatobaabaさんへのプレゼントのキキョウは、 メシベが開きかけているところを描きました。 絵 紅そうび
2007.09.20
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やぶむらさき posted by (C)紅そうび やぶむらさき posted by (C)紅そうび ヤブムラサキ Callicarpa mollis Callicarpa クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 mollis 軟らかい,軟毛のある なかなか、京都に行く事ができないので、この実が撮れていません。 近いうちに行ってぜひ実を載せたいと思っています。 やぶむらさき posted by (C)紅そうび 9月19日に、京都府立植物園に行って撮ってきました。 この木のあるところが分からず、植物園のボランティアの方が教えて下さいました。 ムラサキシキブもありましたが、高い所にあって撮れません。 同じように、まだ緑の実でした。 10月にまた、撮りに行きたいと思ってます。 下は、よく見かけるコムラサキの花です。 コムラサキ posted by (C)紅そうび コムラサキとヤブムラサキ、 ヤブムラサキのガクの所、毛が生えているのが違いますね。 ムラサキシキブとのコムラサキの違い、 葉と花の付き方で見分けます。 葉柄と花柄が付いている所をご覧ください。 コムラサキは、離れています。 ※ムラサキシキブ 葉柄の付け根付近から花柄が出ます。 ヤブムラサキも、葉柄の付け根付近から花柄が出ていますね。 下は以前載せたのを、載せますね。 コムラサキ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)の花と実です。 ※ 庭木として植えられるのはコムラサキで, これを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多いようです。10月9日の誕生日花として、ムラサキシキブ(紫式部)を紹介しましたが ムラサキシキブは、( 紫式部、実紫、式部の実 )秋の季語です。 ムラサキシキブ Callicarpa japonica Thunb 紫式部の品種や変種には ※白式部以外、----紫式部と名がついています。 実が白色の シロシキブ 白式部 果実が小形の コミノムラサキシキブ 小実の紫式部 葉が小形の コバノムラサキシキブ 小葉の紫式部 葉が細長い ナガバノムラサキシキブ 長葉の紫式部 変種の オオムラサキシキブ 大紫式部 類似種(ムラサキシキブ属の植物) ※ ---ムラサキ と名がついています。 コムラサキ(コシキブ) Callicarpa dichotoma ヤブムラサキ Callicarpa mollis ビロードムラサキ Callicarpa kochiana オオシマムラサキ Callicarpa oshimensis Hayata タカクマムラサキ Callicarpa longissima (Hemsl.) Merr トサムラサキ(ヤクシマコムラサキ) Callicarpa shikokiana Makino ウラジロコムラサキ Callicarpa nishimurae Koidz ホオライムラサキ Callicarpa formosana Rolfe オオバシマムラサキ Callicarpa subpubescens Hook. et Arn. シマムラサキ Callicarpa glabra Koidz. 参考文献 desk 園芸大百科事典 講談社 など このように、名前の付け方に決まりがあります。 (シロシキブの場合、白紫式部となり、白紫色のと混乱するために白式部。)追記、コムラサキ白実品はコシロシキブと呼ぶそうです。 コムラサキを コムラサキシキブと紹介しているサイトや図鑑がありますが、間違いです。 以下のようなサイトを見つけました。 花いっぱい.com Q & A より 引用 ご質問ではコムラサキシキブとありますが、 正式名は「コムラサキ」で別名「コシキブ」です。 そしてこのコムラサキは園芸品種ではなく、古くから本州から沖縄、 遠く中国、台湾まで自生しています。ただし個体数は少なく、 「山麗や原野の湿地にまれに生える」状況です。 ※自生しているものは少ないと言う意味。 今、庭木として多く植えられています。
2007.09.18
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花とは、種子植物の有性生殖にかかわる器官の総体の事と定義されていますね。 有性生殖、雄にあたるもの、おしべ(ゆうずい)と雌にあたるもの、めしべ(しずい) 両方か、または片方あれば、花と言うことになりますね。 両方あるものを、両性花。(おしべとめしべ) 片方だけのもの、雄花と雌花。 キク科の花のように花が集まって、1つの花に見える物もありますね。
2007.08.27
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タチイヌノフグリ posted by (C)紅そうび タチイヌノフグリ Veronica arvensis Veronica ウェロニカ ゴマノハグサ科クワガタソウ属 arvensis アルウェンシス 可耕地の,原野生の,畠地生の 何回か、タチイヌノフグリを写そうと試みるのですが、 なかなか、キレイに咲いているのにあえません。 オオイヌノフグリ posted by (C)紅そうび オオイヌノグリ Veronica persica Poir Veronica ウェロニカ ゴマノハグサ科クワガタソウ属 persica ペルシカ ペルシャの ※イヌノフグリというのもありますが、俳句の世界では、 オオイヌノフグリが、イヌノフグリと呼ばれています。 オオイヌノフグリ タチイヌノフグリは、クワガタソウ属です。 クワガタソウという花があります。 この花の画像撮れなかったので、植物園へようこそ さんからお借りしました。 写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) この花の実はこんな形をしているそうです。 兜(かぶと)です。 上の画像を加工できないので、兜の折り紙を用意しました。 黄緑で塗りつぶした部分は、クワガタと呼ばれています。 クワガタソウと呼ばれるのは、実のガクが、兜のクワガタに 似ているためだそうです。 ちなみに、クワガタムシもその兜のクワガタに似ている所から 名付けられたそうです。 Veronica 処刑地へ向かうキリストの顔を拭ったという伝説的女性の名前ですが。 もともとは、vettonicaだったそうで、Veronicaとは無関係なのだそうです。 春山行夫『花ことば――花の象徴とフォークロア/上』(平凡社ライブラリー)
2007.03.31
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母種について、以前、 変種あるいは品種などの母体となったグループ。 と書きました。 訂正しておきたいと思います。 母種とは、名前の元になった種という 学問上のものであって、 その植物が、先にあって、それが変化してその植物ができたという訳ではなく、 たまたま、先に学者の目にとまり、 分類整理されたものを母種とし、それと違うものを変種として 分類されていると言うことです。
2007.03.08
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アンズと梅の花の見分け方、 ガクの部分、違いがおわかりでしょうか。 アンズは、花が開くと、反り返ります。 ※ 上の梅は、先日紹介した 紅千鳥。(大阪城公園) 下のアンズは、昨日のアンズとは、違う品種のアンズの花です。(京都府立植物園) 京都府立植物園のきまぐれ園だよりには、 杏のガク片がイナバウアーと紹介されていました。
2007.03.06
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スイセンの品種形態表記法というのがあります。 分類の群、花弁の色、副花冠の色を 並べてあらわします。 W ホワイト Y イエロー O オレンジ P ビンク R レッド G グリーン ※ 日本スイセンの場合、 Narcissus tazetta var.chinensis Roem. タゼッタ系の変種で、中国渡来 Johann Jacob Roemer(1763-1819) スイスのチューリッヒ植物学者 教授 8群の房咲きスイセン に含まれ、 ※ 上の学名に、tazetta と表記されていますから、8群 花びらは、白、 副花冠は、黄色。 8W-Y と表記されます。 ※副花冠の色が、元 中 先で違う場合、 2WーRRY というように 表記されます。
2007.02.18
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水仙は、英国公室園芸協会によって、12群に分類されています 1 群 ラッパスイセン群 副花冠が、花弁と同じ長さか、より長いもの。 2 群 大杯スイセン群 副花冠が、花弁と1/3以上で、花弁より短いのもの 3 群 小杯スイセン群 副花冠の長さが花弁の長さより1/3より短く花弁全体より短いもの。 4 群 八重咲きスイセン群 花弁や副冠、おしべめしべが花弁化して八重咲きになるもの。 1茎1花。 5 群 トリアンドルス群 下向きに咲くもの スペインスイセンとも言う。 6 群 キクラミネウス群 シクラメンのように花びらが反り返って咲くもの。 7 群 ジョンキラ群 香りスイセン、イトバスイセンとも言われる。1茎に3~4花 8 群 房咲きスイセン タゼッタ系、ポリアンサススイセンとも言う。 9 群 ポエティカス群 口紅スイセンの改良種 10 群 原種 および 自然交配群 11 群 スプリットコロナ群 副冠が1/3以上裂けているもの。 12 群 1~11にはいらないもの。 参考文献、 園芸大百科事典 講談社
2007.02.17
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4つのをあらわす言葉に、もうひとつ Tetraと言う言葉があります。 京都府立植物園で、 テトラネマ・ロセウムという花を見つけました。メキシカンジキタリス、メキシカンフォックスグローブと呼ばれている花。 学名は、Tetranema roseum Tetranema は、Tetra-nema 4つの糸? roseum ばら色の ↓は、テトラネマ・ロセウム‘アルバ’Tetranema roseum cv. Alba albi(o)~ 白 写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) ↑これは、ジキタリス。Digitalis purpurea 似ていますか。
2007.02.13
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先日、ギリシャ語の数について書きましたが、 今日は、quadri- 4つのと 学名についている花について書きましょう。 Marsilea quadrifolia アクアリウム(水草)の4つ葉のクローバーの一つ folia は、葉と言う意味です。 写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) 2007年 2月11日 京都府立植物園にて 撮影 ラケナリア・アロイデス クアドリカラー Lachenalia aloides var.quadricolor 4つの色をもつ花という意味のようです。 quadricolorと名前があるものは 蘭などにもあるようです。 1月14日に行った時は、まだつぼみ。 一ヶ月後、開ききっていました。 2007年 2月11日 京都府立植物園にて 撮影 Clerodendrum quadriloculare クレロデンドルム・クアドリロクラレ cleros 運命 dendron 樹木 loculare Loculus=Locule 花粉塊を収める器官。葯。 4つの花粉塊を収める器官があると言う意味のようです。
2007.02.12
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昨日、オリンポスの12神の中で、 その中で、 ドデカ dodeca が12と言う 事を 書きました。 1 モノ mono 2 ジ di 3 トリ tri 4 テトラ tetra 5 ペンタ penta 6 ヘキサ hexa 7 ヘプタ hepta 8 オクタ octa 9 ノナ nona 10 デカ deca 11 ウンデカ undeca 12 ドデカ dodeca 13 トリデカ trideca 14 テトラデカ tetradeca 15 ペンタデカ pentadeca 16 ヘキサデカ hexadeca 17 ヘプタデカ heptadeca 18 オクタデカ octadeca 19 ノナデカ nonadeca 20 エイコサ eicosa 21 ヘンエイコサ heneicosa 22 ドコサ docosa 23 トリコサ tricosa 24 トテラコサ tertacosa 25 ペンタコサ pentacosa 26 ヘキサコサ hexacosa 27 ヘプタコサ heptacosa 28 オクタコサ octacosa 29 ノナコサ nonacosa 30 トリアコンタ triconta 10の 1 乗 デカ deca da 10の 2 乗 ヘクト hecto h 10の 3 乗 キロ kilo k 10の 6 乗 メガ mega M 10の 9 乗 ギガ giga G 10の 12 乗 テラ tera T 10の 15 乗 ペタ peta P 10の 18 乗 エクサ exa E 10の 21 乗 ゼタ zetta Z 10の 24 乗 ヨタ yotta Y 10の -1 乗 デシ deci d 10の -2乗 センチ centi c 10の -3 乗 ミリ milli m 10の -6 乗 マイクロ micro μ 10の -9 乗 ナノ nano n 10の -12乗 ピコ pico p 10の -15 乗 フェムト femto f 10の -18 乗 アト atto a 10の -21 乗 ゼプト zepto z 10の -24 乗 ヨクト yocto y 見たことのある単位がありますよね。。
2007.02.06
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植物の学名は、 属名 種小名 と並んでいますね。 さて、今回は、その後に続く言葉について書きましょう。 var. ~の変種 f. ~の型 form. ~の型 cv. ~の園芸品種 sp. ~属の一種 spp. ~属の数種類 subsp. ~の亜種 ~ × ~ ~と~の交雑種 (×はクロスと読むそうです。) ☆☆ 学名について、コレまでのもお読みくださいませ。☆☆ 学名について その1 シノノム ホモノム 番外編 ヒガンバナの別名 その2 遺失名 その3 種小名 japonicus その4 種小名 nipponicus その5 和名が属名のもとに その6 種小名 人名 その7 種小名の後に続く言葉
2007.01.28
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地名が、形容詞化して、種小名になるとき、 国名には、帰属の性に従って、 1) 男性 icus 女性 ca 中性 umをつける。 2) 男性 女性 ensis 中性 eをつける。 3) 上の 2)のかわりに、 男性 anus 女性 ana 中性 anumをつける。 と言うことをお話しましたが、 種小名に、人名が使われる場合は、所有格にかえるか、形容詞化する。 1) 属性がなんでも、語尾は同じ ※ 人名の名前が aで終わるときには、そのあとに e を加える。 ※ a 以外の母音で終わるときには、そのあとにi を加える ※ erで終わるときは、その後に、i を加える。 ※ その他の子音の時には、i または ii を加える。 2) 人名を形容詞化するには、人名の終わりに、anus または ianus をつける 学名には、有名な植物学者などの名前が付けられていることが多いです。 ☆☆ 学名について、コレまでのもお読みくださいませ。☆☆ 学名について その1 シノノム ホモノム 番外編 ヒガンバナの別名 その2 遺失名 その3 種小名 japonicus その4 種小名 nipponicus その5 和名が属名のもとに
2007.01.27
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日本の名前、和名が、属名になったものがあります。 メギ科ナンテン Nandina domestica ナンテン属 ※ domesticus 国内の,家庭の,その土地産の アケビ科アケビ Akebia quinata ※ quinatus 五の,五数の,五小葉の ユキノシタ科キレンゲショウマ Kirengeshoma palmata ※palmatus 掌状の アブラナ科わさび Wasabi japonica :Eutrema japonica ※japonicus 日本の 種小名が、和名から ショウガ科 みょうが Zingiber mioga mioga は、名詞ですよね。 ※形容詞でないけれども、認められている例外的な学名です。 ☆☆ 学名について、コレまでのもお読みくださいませ。☆☆ 学名について その1 シノノム ホモノム 番外編 ヒガンバナの別名 その2 遺失名 その3 種小名 japonicus その4 種小名 nipponicus その5 和名が属名のもとに
2007.01.26
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もう一つ 学名で日本を示す言葉がありました。 nipponです。 地名を種小名に用いる場合、一般に国名や広域の地名には“~icus”を語尾に用い、 その他の地名には“~ensis”または“~iensis”を用いて形容詞化します。と あるのですが。。。nipponは国名ではないのか? 男性 女性 ~ensis ~iensis 中性形 ~ense nipponense だと、中性形の名詞につく形容詞と言うことになりますね。 何の学名で見つけたのかと言うと。 Polygonum nipponense タデ科 ヤノネグサ です。 ※Persicaria nipponensisと表記されているサイトもあります。 Ajuga nipponensis ジュウニヒトエ Rosa nipponensis Crepin タカネバラ 植物ではありませんが、Cochylimorpha nipponana と言う学名をもつ蛾があります。 nipponana 男性 (i)anus 女性 ana 中性 anum 人名を形容詞化するときに用いるものがつかわれているようです。 Ranunculus nipponicus (Makino) Nakai var. nipponicus イチョウバイカモ 藻が存在しました。 Nipponia Nippon トキ 日本を国扱いしている?学名もあります。 本当にややこしいこと。。(笑) 地名 + icum などをつけて、形容詞化して その地産の と言う種小名になります。
2007.01.25
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学名は、ラテン語をもとにし、その文法によってつくられた名称です。 ラテン語には、男性名詞、女性名詞、中性名詞があって、 わかりにくくしています。 国の名前、つまり、日本のと言う場合、 帰属の性にしたがって、 icus (男性) ca (女性) um (中性)を付けています。 japonicus たとえば ハマナデシコ Dianthus japonicus ミヤコグサ Lotus Japonicus japonica たとえば、 乙女椿 Camellia japonica japonicum たとえば フジバカマ Eupatorium Japonicum レンゲツツジ Rhododendron japonicum 写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) 上の画像5枚とも、植物園へようこそからお借りしました。 何故に、ナデシコ、椿、ユーパトームが、男性女性中性に分かれるのか よくわかりません(笑)
2007.01.24
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昨日、 生物を命名したときに、 シノニムやホモニムが発生した場合、先に発表した学名が有効になります それを プライオリティ Priority 先取権と言います。 と書きました。 その最初に付けられた名前が忘れられてしまい、 新しく付けられた名前の方が、長く使われ、知れ渡ってしまっていることがあります。 その場合、その関連機関の審査会の強権発動によって、 最初に付けられた名前は遺失名として扱われ、長く使われ、知れわたった名前が 学名として使われます。
2007.01.24
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学名の話をするのに、特に別名の多いというヒガンバナをあげました。 ざざっと、彼岸花の別名をあつめてみましょう。 分類して並べるとわかりやすいかと思って書き並べて 類推できる漢字を当てはめておりますが、違うかもしれません。 梵語(サンスクリット)でmanjusaka。「赤い花」「天上の花」から 曼珠沙華 (秋の)彼岸の頃に咲くから 彼岸花(ひがんばな) 秋花 (あきばな) 墓地に生えていることが多いことから 死人花(しびとばな) 仏花(ほとけばな) 地獄花(じごくばな)、 幽霊花(ゆうれいばな) お化け花(おばけばな) 葬式花(そうしきばな) ジャランポン ※ジャランポンは葬式のこと そうれん花 厄病花 (やくびょうばな) 疫病花(えきびょうばな) 死んだもん花 後生花(ごしょうばな) わすれぐさ わすればな 死霊草 (シリョウバナ、シレイバナ) 線香花(センコウバナ) 赤い 赤花 (あかばな、あかはな) 赤の花 剃刀に見えた? かみそり、かみそり花、かみそり草 火を連想して 花火花 (はなびはな) 提灯花 (ちょうちんばな) 野松明 (のたいまつ) 火焔草 (かえんそう) 火焔花 (かえんばな) 灯篭花 (とうろうばな) 家焼き花 (いえやきばな) 火事草 火事花 火事やき草 火事やき花 怒っているようにみえた? 怒り草 (おこりぐさ、いかりぐさ) 怒り花 (おこりはな おこりぐさ) 毒があることから、 毒花(どくはな)毒っぱな 毒イビラ、毒かんそ、毒菊、毒草、毒しゅ花、毒スミタ、毒ズミタ、 毒スミレ 毒百合(どくゆり)毒フジ 毒ほうじ、毒ほじ、 毒モメラ 毒ホウセンコウ 毒マンジュウ、 舌曲がり(したまがり) 親ごろし(おやころし) ババゴロシ 親しらず 親しね子しね 手腐り花 一夜ころり 痺れ しびれ草、しびれの花 しびれ花 しびれん、しびろれ 苦草 シタコジケ シブライ イチヤコロリ かぶれ かぶれ草、かぶれ木、かぶれ菊、かぶれ花、かぶれんちょ、かぶれん草 カイカイバナ カイカイバチ (痒い痒いの意味か?) オシャカバナ 花の時期に葉がないことから、 捨て子花(すてごはな) 葉見ず花見ず(はみずはなみず) 葉抜け草 (はぬけぐさ) 猿の赤い顔を連想して 猩々花 (しょうじょうばな)※猩々は猿の一種 狐の 狐花(きつねばな)、 狐の松明 (きつねのたいまつ) 狐の尻拭い (きつねのしりぬぐい) 狐芋(きつねいも) 狐の嫁御(きつねのよめご) 狐の扇 (きつねのおうぎ)キツネノアフギ 狐の煙草 (きつねのたばこ) 狐の蓑 (きつねのみの) 狐のカミ カミは髪? 紙? 守? 狐の百合 (きつねのゆり) 狐草 (きつねぐさ) 狐の蝋燭 (きつねのろうそく) 狐の蒲公英 (きつねのろうそく) 狐の牡丹 (きつねのぼたん) 狐の花火 (きつねのはなび) 狐の提灯 (きつねのちょうちん) 狐の尻ぬき (きつねのしりぬき) 狐ゴーラ 狐ゴロー 狐の雷 (きつねのかみなり) 牛の 牛追い 牛帯 牛のニンニク 牛にんにく 牛びろ 牛もめら 馬の 馬草 馬ちゃごちゃご 馬のシタマガリ 馬のべろ 馬百合 鬼の 鬼おせ 鬼花 鬼ばんば 鬼もめら 鬼百合 嫁の 嫁の簪 (よめのかんざし) 雨の 雨降り花 雨ふり草 雨ふらし 雨ふらし花 雨ふらし草 あめっぷり 頭・・ 頭イタ 頭イタイ 頭ハシリ ヒガンバナの漢名が「石蒜」から いちし イチバナ イチジバナ(山口県)(九州), イッポンバナ(和歌山県) イチシバナ(山口県熊毛地方) イッポカッポ イッポラカッポラ イッポンカッポン イチシノハナ せきさん 茎を細工して花を提灯のように吊す子どもの遊びから オチョーチンボンボラコ オチョーチンポンポコラ 数珠かけ花(じゅずかけばな) 折り架け花(おりかけばな) けさかけ けさばな 似た花から 山水仙(やますいせん) ヤシキ百合 ききんの際の食べ物になることから 白い餅 お芋 オイモチ オイモナ オエモチ 毒があるので、 嚇して遠ざけるための名前 てくさり 舌乞食 はっかけばな ハッカケバアサン 入道花 毒すみら ひぜん花 蛇花 カンジン花 犬の糞花 その他 からすの団子 毛なし芋 花魁花 雀花 あおし あおしのはな 赤カンジ 赤こ花 (赤い花の意味か?) 赤子花 赤シラゲ アトサンバナ (後産 胎盤のことか?) あわせ イー イゲシバ イシボロの花 イセノチンカラリン (伊勢の?) 一夜にょろり (にょろりって何) イビラ イビラ坊主 エビラ エベラ 芋花 ウッドバイ うどんげ エグの花 (エグイという意味?) エンコウノ花 エンコー花 エンコ花 エン花 オーイー オイオ 花魁花 花魁草 オウトボボ オオシ オオスガナ オオセ オオバコ オームシ花 オオモメラ おき知らず(沖知らずか?) オシカケ花 さんまいばな ほそび せうぜうはな ふじばかま オオヰヰ すずかけ イチャニョロリ テアキバナ へそび したかりばな クハエンサウ オホスガナ カハカンジ ホドヅラ イツトキバナ みみくさり めくさりばな ぽんぽんばな モメラ 上の名前で意味のわからないものもあります お分かりの方ぜひ教えてくださいませ。
2007.01.23
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最近は、学名そのまま、カタカナ読みされる花も多いですね。 学名の話をしてみましょう。 花には、いろいろな呼び方があります。 たとえば、ヒガンバナは、日本だけでも呼び方が1000を超えるそうです。 世界中で果たして幾つあるのか、膨大な数になりそうです。 学問の世界で、世界共通の名前をつけておきたいと、 こうして生まれたのが、学名なのです。 生物を命名したときに、 シノニムやホモニムが発生した場合、先に発表した学名が有効になります それを プライオリティ Priority 先取権と言います。 ※シノニム 1つの生物にいくつかの学名が付いているもの。 ※ホモニム いくつかの違う生物に同じ学名が付いているもの。 ちなみに ヒガンバナの学名は、Lycoris radiata var. radiata 学名ついて その2につづく。 ※これが いきあたりばったりだったりして。。(笑)
2007.01.23
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2006年12月17日 咲くやこの花館(大阪市鶴見区)にて撮影 チシマルリオダマキ Aquilegia sp オダマキには、距が5つ。 花びらのように見えているのは、ガク。 ガクの間から、距(花びらの一部)が出ています。 昨日のカナダオダマキとあわせてご覧下さい。
2006.12.28
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2006年12月17日 咲くやこの花館(大阪市鶴見区)にて撮影 カナダオダマキ Aquilegia canadensis オダマキには、距が5つ。 どこが、ガクで、花弁で、距なのか、図解必要でしょうか。 黄色いところが、花弁です。 下の写真では、距は3つだけ見えています。
2006.12.27
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マリーゴールド。Tagetes erecta、 (アフリカン種) Tagetes patula (フレンチ種) Tagetes tenuifolia (メキシカン種) 黄色やオレンジ、その中間の色があり、 白色、暗赤色と黄色~オレンジと暗赤色との複色がありますね。 昔、1900年ごろのお話。 マリーゴールドには、白い花はありませんでした。 アメリカのバーピーさんと言う人は、1920年に30年かけて、 非常に薄い黄色の花を作りました。 彼は、この花を元にして、改良を続ければ、白い花ができると思いました。 1954年、白花のマリーゴールドの懸賞を発表しました。 花径21/2インチ(約6.5センチ)以上の白い花が咲く種子を 最初に送ってきた人に、1万ドルを提供するというもの。 それから、なんと 21年。1965年 当時64歳のアリスさんが、賞金を手にしました。 21年間、バーピー社は、出品されたものの、試作、その他で、20万ドル以上費やしました。 ファーストホワイテス と言う アフリカン種の白いマリーゴールドのお話。 平成元年ごろ サカタのタネで、バニラと言う名のマリーゴールドの種を買いまして、 説明書どおりに、種をまいてみたのですが、 まったく発芽せず、サカタのタネさんに問い合わせたところ、 他のマリーゴールドとともに、送られてきて、再挑戦しましたが、 他のマリーゴールドは、ほとんど全部発芽して、キレイな花を咲かせましたが 白い花はとうとう、見ることは出来ませんでした。 去年、近くの公園で、白いマリーゴールドを見つけました。 2005年7月9日 兵庫県にて 撮影 上のマリーゴールドより、一回り大きな花が、近所に咲いていました。 2006年 10月6日 兵庫県にて 撮影
2006.12.06
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コムラサキ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)の花と実です。 ※ 庭木として植えられるのはコムラサキで, これを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多いようです。10月9日の誕生日花として、ムラサキシキブ(紫式部)を紹介しましたが ムラサキシキブは、( 紫式部、実紫、式部の実 )秋の季語です。 ムラサキシキブ Callicarpa japonica Thunb 紫式部の品種や変種には ※白式部以外、----紫式部と名がついています。 実が白色の シロシキブ 白式部 果実が小形の コミノムラサキシキブ 小実の紫式部 葉が小形の コバノムラサキシキブ 小葉の紫式部 葉が細長い ナガバノムラサキシキブ 長葉の紫式部 変種の オオムラサキシキブ 大紫式部 類似種(ムラサキシキブ属の植物) ※ ---ムラサキ と名がついています。 コムラサキ(コシキブ) Callicarpa dichotoma ヤブムラサキ Callicarpa mollis ビロードムラサキ Callicarpa kochiana オオシマムラサキ Callicarpa oshimensis Hayata タカクマムラサキ Callicarpa longissima (Hemsl.) Merr トサムラサキ(ヤクシマコムラサキ) Callicarpa shikokiana Makino ウラジロコムラサキ Callicarpa nishimurae Koidz ホオライムラサキ Callicarpa formosana Rolfe オオバシマムラサキ Callicarpa subpubescens Hook. et Arn. シマムラサキ Callicarpa glabra Koidz. 参考文献 desk 園芸大百科事典 講談社 など このように、名前の付け方に決まりがあります。 (シロシキブの場合、白紫式部となり、白紫色のと混乱するために白式部。)追記、コムラサキ白実品はコシロシキブと呼ぶそうです。 コムラサキを コムラサキシキブと紹介しているサイトや図鑑がありますが、間違いです。 以下のようなサイトを見つけました。 花いっぱい.com Q & A より 引用 ご質問ではコムラサキシキブとありますが、 正式名は「コムラサキ」で別名「コシキブ」です。 そしてこのコムラサキは園芸品種ではなく、古くから本州から沖縄、 遠く中国、台湾まで自生しています。ただし個体数は少なく、 「山麗や原野の湿地にまれに生える」状況です。 ※自生しているものは少ないと言う意味。 今、庭木として多く植えられています。
2006.10.19
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葉の形で、まむしぐさでも、鳥足状複葉だと書きましたが、 23日に、六甲高山植物園に行った時に、見かけました。
2006.09.24
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写真は、ヤブガラシの葉です。 掌状複葉の最下部の側小葉の柄からさらに小葉柄がでる複葉で、 鳥足状複葉と呼ばれています。 この鳥足状複葉は、アマチャヅルとヤブガラシ、テンナンショウ(マムシグサ)などに限られています。 ※ほかの植物でも、栄養状態によって、鳥足状複葉に見えることもあります。
2006.09.16
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手のひら状複葉という葉のつき方があります。 上の画像は、シェフレラです。 変わった葉のつき方でしょう? 手のひら状複葉と呼ばれる葉のつき方とは違います。 この葉はなんて呼ばれる葉のつき方なのでしょう? この葉のつき方は、限られた数種のもので見られます。 それだけで、この植物の名前が、分かりますね。
2006.09.15
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葉序には、対生、互生というものがあります。 互生は、たとえば、このナルコユリのように 葉が一カ所から一枚ずつ、たがいちがいに出ている状態を言います。 対生は、たとえば、このバーベナのように 葉が1つの節から2枚出るようなつきかたをしている状態を言います。 同じ側から、2枚続けて出て、次は反対側から、2枚続けてという風に 葉がついているのが、上の画像から、お分かりになりますか。 2対互生、コクサギ型葉序と呼ばれる葉のつき方です。 ただし、 サルスベリは、キレイに、このコクサギ型葉序をしていません。
2006.09.11
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葉のお話をする前にと 珍しい葉序をもつもので、皆さんがご存知の木の枝を撮ってお目にかけました。 つい、花に目がいってしまいますが、葉もよくみると、面白いものです。 画像は、サルスベリの枝です。 サルスベリは、葉や枝だけを見ませんね。特徴のある木肌をしてますから、それだけで、サルスベリと分かります。 サルスベリは、こんな面白い葉のつき方をしています。 葉序 その3に続く
2006.09.10
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この木の葉のつき方をよくご覧下さい。 互生するが、交互ではなく、2対づつの互生。 まれに、疑似対生のような葉序もあり、2対互生がはっきりしない。 葉身は、倒卵状楕円形で全縁、ほとんど無柄。 花がなくても、この木の名前分かりますよね? 解説は後日。
2006.09.09
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写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) サフランの花です。 このサフランの濃紅色のめしべは、3本あるようにみえますが、 実は、1本のめしべが、3つに裂けたものです。 アヤメも、ニワゼキショウも、グラジオラスも、 めしべ1本が、裂け方は、違いますが、3本に裂けています。 グラジオラスのめしべが、3つに裂けているのは、 うえの画像のリンク先の紫の花をご覧になればお分かりになると思います。 アヤメは、6/23の日記で、外側の花びらにかぶさっているものが、 めしべが変化したものだと書きました。 あれも、1本のめしべが、3つに裂けているのです。
2006.07.07
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うわずみざくら いぬざくら 写真撮影:青木繁伸さま(群馬県前橋市) どちらも、バラ科でウワズミザクラ属の樹です。 似たような花を咲かせる木 (画像を用意出来たら良かったのですが。) バラ科 ウワミズザクラ属 イヌザクラ ウワミズザクラ シウリザクラ エゾノウワミズザクラ バクチノキ属 バクチノキ リンボク ハイノキ科 クロバイ
2006.05.10
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ベニバナトキワマンサク 菊桃 似ていると思いませんか?
2006.04.24
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今日の誕生日花は、ポピー。 別名ヒナゲシで、これは、栽培しても良いケシ。 栽培していけないケシが、あります。 下の写真は、昨年、近所で見つけたアツミゲシ。 アツミゲシを見つけられましたら即刻・県の薬務課か役場、警察 あるいは保健所に連絡をして抜き取ってもらって下さい。
2006.04.21
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