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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.02.20
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 同じような価値観の中で、同じようなものを見聞きして育ち、
 そして、同じような現在に直面している。
 そのことを最も強く感じた一冊。

 もちろん、一つ一つの状況は、香山さんと私では相当に違う。
 私の父は産婦人科医ではなかったし、ジャイアンツには全く好感が持てない。
 また、単身で東京学芸大附属に行くほどの学力はもちろん、発想すらなかった。
 さらに、東大受験や一浪後の東京医科大学入学、精神科就職とも無縁である。

私は香山さんのように「誰・彼に勝ったところで、そこに何の価値があるのだろう」と言えるほど、

また、「一番になりたくないという気持ちがすごく強い」なんていう言葉を聞くと、
それは、一番になってる人だけが言える台詞じゃないのかと思ってしまう。

それでも、学校におけるポジションや受験の失敗、その他諸々のことや、
本著における彼女の言葉には、色んな所で親近感を感じてしまった。
それは、やはり同じ時代を生き、同じように年齢を重ね、
同じような立場・状況で家族や世間と繋がっているからだろう

  受験に失敗して診察に来る子が悩みを抱えてしまうのは、
  親や学校などの過剰な期待がある場合に多いですね。
  「自分が本当にそこに行きたかった」というより、
  「あなたならできる」と期待されて失敗してしまった場合です。(p.52)

香山さんには子どもがいない。その分、冷静に受験における親子関係を見つめている。

ただ、親としては、なかなか客観的になりきれない。そこが辛いところ。
もし、香山さんに子どもがいたら、どういう風に述べたのだろうか。

  大きな夢のために、つまんない(=パンのために働く)ことを手放したとき、
  自分の毎日の生活さえマネージメントできていないことに気づく。
  すると、それだけでものすごく自信喪失してしまって、

  そういう意味では、実は「生活のために働いている」というのは、ものすごく大事なことだし、
  そのことを「くだらない」とか「つまらない」って
  自己卑下する必要はまったくないのではないでしょうか。(p.68)

これも、バブル経済と自分探しのブームが去った現在、
不況下における厳しい現実であり、真実である。
そして、今後のキャリア教育をいかに進めていくのか、その鍵がこの言葉の中に確実にある。
この辺の考え方は、内田先生と通じるところがあると感じた。

  親のほうも、親子の構造を変えたくないんだと思うんですね。
  自分たちは母、父で、子どもたちはずっと子ども。
  それが逆転して、子ども世代が一家の主となり、
  親は隠居してその世話を受ける老人となるという構造に逆転することがイヤなんだと。
  なぜそうなるかというと、核家族だからなんですよね
  代々三世代同居だった家の場合は、それらの逆転の流れを自然に受け入れてきたはず。
                                    (p.153)

それにしても、香山さん同様、いつまでも親離れができず、
そしてさらには、子離れの方も全く出来ていない自分。
これからどうしていけば良いんだろう……。
本当に色んな意味で考えさせられることが多かった一冊である。





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Last updated  2011.02.20 20:42:01 コメントを書く
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