2005年04月02日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




年齢の近い叔父の本棚から20年くらい前に無断で借りたままの一冊の文庫本。タイトルは
『ナタリーの朝』という。原題は Me,Natalie.(私、ナタリーよ)。

容姿の良し悪しが、自分らしさ・個性をいともたやすく凌駕する時期が少女にはある。
そんなティーネージャーの頃何度も読み返した、使い古された言葉で言うならまさに
「自分さがし」の「バイブル」。その頃私にとっての限定要因は、他人じゃなくて自身の
家族だった。父と母が愛らしいと思うのは自分達に似た妹達。有言無言の比較の中で
傷ついて怯えて、でもそれを悟られたくない私に残されたのは道化になることだった。

アメリカで原作を探したがすでに絶版となっていて、大学の図書館でやっと探し当てた

どんな酷い精神状態であろうが、君はビューティフルゴージャスグレイトと褒め称えて
くれるこの最大の信奉者のおかげで、私はもうお道化る必要がなくなった。だって私は
醜くなんかないし、可哀想でも、みっともなくもない。

愛車HONDAで颯爽と恋人との愛の巣を去ったナタリー。風をびゅうびゅう切って
進むのは気持ちよかっただろうな。つんと上を向いて胸を張ってワンツーワンツー <365歩のマーチ

思うに、自分を醜く惨めにしていたのは、誰あろう自分自身だったのだ。姉妹だって
それぞれに得意なこと出来ることは違っていてそれが自然なんだって納得するまで
結構な時間がかかり、だから、同じことを同じようにできなくていいんだって、最近
やっと両親にも布教が浸透し始めた。でもまーいーか、と。親だって人間でそれゆえ
完璧ではないのだ。彼らが知らないことは私が教えてあげればいいのだ。



Can be bitter.Can be sweet.I accept what I am.




P.S.

『ナタリーの朝』は映画化されている。(1969年アメリカ映画)
製作:スタンリー・シャピロ
監督:フレッド・コウ 
脚本:A・マーチン・ツウェイバック 


で、なにを隠そうアル・パチーノの映画デビュー作でもあるらしい。どうにか
入手しとうございます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月02日 16時38分19秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

bittersweet

bittersweet

お気に入りブログ

ちびとら7の徒然な… ちびとら7(セブン)さん
dtr ”さん
アノトキノ猪木 あのときの猪木さん
ざわざわ日記 野沢菜々子さん
AKIYAN'S SHOW あきやん0620さん

コメント新着

bittersweet @ ルーチェ1000さんへ そうそう、そうなのよ~。私だって甘えじ…
ルーチェ1000 @ Re:長女ですから・・・?(02/07) 下は甘えるのうまいものね。ああ・・羨ま…
bittersweet @ とみぃNYさん! お久しぶりっす!とみぃさんは現在日本で…
とみぃNY @ おひさしぶりっす! すんごい久しぶりに日記を更新したらBitte…
bittersweet @ ちびとら7さん! ンガー!わかるよー その"外国人の…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: