ー人生の店じまいー
家財道具をみんな売っ払っちゃって、主人(松山善三氏)と二人だけ。
さっぱりすることにしたの。終のすみか、ね。たった三間で、皿もコップもふたつ。
いすも四つ。女優ははなやか、家が広いから人を呼ぶ。だからみんな捨てたの。
好きな人間とわずかの本と梅原先生(龍三郎)の絵が一枚あればよい。
そうしたら家の中のものにみんな目が行き届き、自由な時間が手に入ったわ。
捨てなきゃ人間新しいもの手にできないのよ。
・・・・・・・・・(後略)
金も名もいらない 後残さぬ死がいいとおっしゃり、締めくくりに
生きているうちに、家も前部売っ払って、豪華船に乗り太平洋の真ん中でと、またまたわたしのすごく共感を呼んだ記事であった
世界文学全集を背負って(浮かばないために)二人で飛び込んじゃおうか、
って松山と話したのだけど、あながち冗談でもない心境
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