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東京到着翌日の4月3日、池袋で行われたマリンダイビングフェアというイベントに行ってきました。国内、国外、海辺のリゾート地やダイビングスポットをPRする各地のブースで大賑わい。もちろん目指すは、「ケアンズ・グレートバリアリーフ」ブース。ジェットスター航空さんが抽選ガラガラをしていて、ものすごい賑わい!観光局さんの協力で、ここで無事小社発行のGBRブックを配布できました~。(ケアンズからの郵送にも色んなドラマがあったけど割愛)対消費者のイベントは、結果がダイレクトではないかもしれないけれど、認知度を高める意味で大切だと感じます。お陰様でメディア関係の方々など色々な出逢いもいただき、クジラトリップに次の展開が出る兆しも…。私は、ケアンズの周りの大自然は世界に誇れるものだと信じています。ケアンズで、日本人の方が、少しでも心が豊かになる体験をしていただきたい。そういう素材を仕掛けてケアンズと日本をつなげていくのが私の役割の1つかな、と思っています。何しろ、我が社 JC Creations社のモットーは「ハートに響く異文化体験のトビラ」なんで!マリンダイビングフェアに実際に参加して、皆さんが何を求めていらっしゃるのか、をほんの少し肌で感じられたのは収穫でした。
2009.04.24
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4月1日から16日まで日本に行ってきました。いろんなことがギュッと詰まった濃い滞在。というか、貧乏性の私はどうせ飛行機代出すなら、とケアンズでは体験できそうもない所へ行ったり、人と会ったり、勉強会に参加したりするから、毎回様々な体験をして帰ってきます。今回は子供2人も一緒。初日から今までに無い体験が私たちを待っていた…。飛行機の出発が1時間半遅れたのが事の発端でした。入国審査で、「ママ日本人だから、あっち行くね。じゃーねー」(子供2人はオーストラリアのパスポートしか持っていない)と別れて少しすると、知らない外人さんが私に一生懸命手を降っている、ように見える。ん?よく見ると、我が子が不安そうに後ろに…。「お母さんですか?お子さんたち、入国カードを持っていらっしゃらないんです。一緒に書いてあげて下さい」と係員の方。日本人だとカードなんて要らないから知らなかった。自分だけ涼しい顔で入国審査をすませそうになってしまった。母の信用度がここで少し落ちました。その後荷物を受け取り、検疫。「カードを下さい」「は?」「あ~、あれか。機上でもらったけど、該当するものを持参していないので書かなかったんです」「皆さんに提出していただいていますのでお願いします」最近厳しいな~。その場で立って記入している横で、子供たちの冷たい視線…。何で書いとかないんだ、的な。母の信用度がまた落ちました。さすがに2回の記入漏れはは~やっと到着ラウンジにたどり着いた!と思ったら10時をとうにまわっていました。空港は灯りが消え始め、私が希望する行き先のリムジンバスなんてもう運行していません。電車か泊まるか2秒くらい考えたけど、子供もいるし、荷物もあるし、乗り換えなんて絶対にごめん、とホテルに泊まることに。でも、空港内の予約センターは「本日の営業は終了しました」とのこと。京都とか奈良のホテルのパンフレットしか置いてない!どうすんの?仕方なく、公衆電話から電話帳で成田の名の付くホテルを上から順にかけてみる。5件くらいに「本日は満室でございます」と言われた時、さすがに焦り始めました…。小銭はあと10円しか持ってないし、空港で寝るか?と思った次の電話で救いの声。1泊2万円は痛いけど、仕方ない。電車に乗って行きました。(しかも終電)その日何と寒かったことか…。気温9度。みぞれ混じりの小雨に打たれつつ、ケアンズからの薄着でやってきた私たちは何とか立派な門構えのホテルに到着したのでした。(気温くらい調べて、ちゃんと服を持ってこいって感じ)新たな事件。円高の今、オーストラリアドルで2万円を払う気になれず、翌朝コンビ二のATMへ日本の口座からお金を引き出しに行きました。部屋に戻ると、子供たちがワーワーすごいことになっているのです。何と、テレビをいじっていたらアダルト番組になってしまい、チャンネルを変えても変えてもそれ系の画像ばかりが流れて、2人でビックリして大騒ぎしてテレビを消したとのことです。(笑)チェックアウトの時、超過料金取られてませんでした。OK。 …楽しい出だしの旅となりました…
2009.04.21
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リビング・イン・ケアンズ3-4月号がもうすぐ印刷に入ります。今回はいつもにも増して難産…。ふだん残業はほとんどしないのに、最近はしてますね~。(皆さんもご苦労さまです)「グレートバリアリーフ特集」の別冊を作っているからかと思われます。ケアンズと言えば、世界遺産・グレートバリアリーフと言うことで、現地に住む者として、日本の方にもこの海の素晴らしさを伝えよう を大きなコンセプトにしたのでした。で、日本で行われる マリン・ダイビングフェアで配布するために別冊にしたのです。今、世界的な大不況もそうですが、それにも増して日本からの飛行機の乗り入れが減ってしまったとのことでケアンズの観光業界の落ち込みはすごい。正直、うちの会社の売上の落ち込みもすごい…でも、だからって何もしないでいたら、ただ落ちていくだけだと思うので自分たちに出来ることは何かを考えて、この企画を実行してみました。お金をかけてしまったけど、フェアに来る方々に1人でもグレートバリアリーフ行ってみたいと思っていただければ本望です。「ミンククジラに出逢うトリップ」をジョンとのコラボで開催することになったし、動いた甲斐はあります★しかし、私の疲れもそろそろピーク…来週早々入稿ですが、まだ納得いかないページがあって写真集めとかギリギリまでやっているし。そんな今の自分にピッタリの言葉!?土曜日にお稽古している習字で書きました。書いている時は、集中できて、すごく気持ちいいです!仕事のことを忘れる瞬間って大切かも。(今、お稽古が終わり、娘のお迎えまで時間があるのでこのブログを書いています)「努力」で入稿までやっていこう~。と自分に喝を入れてます。で、入稿が終わったらエステにでもいこう~。と、ご褒美のことも考えています(笑)
2009.02.28
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日本でまったく心得がなかったのですが、ここケアンズでお茶を習わせていただいています。異国の地で、丁寧に教えて下さる先生に出逢えるなんて…本当にラッキーなことです。昨日は、初釜。本誌にレシピを提供下さっている英美さんの懐石料理を皆でしみじみ味わいました。和食の美味しさにみんな感動。盛りつけの美しさに、ためいき。先生の器も素敵で、ケアンズにいながら久々に優雅な気分に浸れました。こちらは参加した皆さんとの1ショット。外国に住んでいると、よけいに日本の良さがしみるんですよね~。懐石は、教えていただきながら、お客様をもてなす心遣いとか逆にご主人にお酒を差し上げるといった思いやりの心とか、次の方に気持ちよく取り分けていただくための仕草とか何と言うか、「ちょっとしたこと」に奥ゆかしいけど、非常に美しい心持ちが現れている気がしました。お茶碗や器を最後に綺麗にする、と言うのも日本独特な気がする。マレーシアの中華屋さんに行ったとき、ぐっちゃぐちゃの食べ終わったテーブルを見て、「ぜったいここのウェイトレスになりたくないもんだ」と思っていたら、お姉ちゃんは、テーブルクロスの端と端をもちあげて風呂敷のようにテーブルの上のものをいっしょくたにくるんで持ち去ったのでした。これは、私にはすっごい衝撃だった(笑)台所の人への考慮は皆無です。もちろん。うーん、日本に流れる思いやりの心、持っていたいものです。今回は、母が昔着ていたという着物を着てみました。報告がてら、写真を載せておきます。(ブログって便利だな)帰って来てから家に誰もいなかったので、リビングで汗だくオート撮影。わたし何やってんだ…と思いつつ(笑)最後になってしまいましたが、素晴らしい機会を下さった美加子先生はじめ、みなさま、本当に有り難うございました♪よく「サムライみたいな性格」とか「前世はくのいち(忍者)だったんじゃない」など微妙~なコメントをもらいますが、わたしは「大和撫子」をめざして精進したいと思いますので、よろしくです。(!?)
2009.02.23
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先日、次号のインタビューのためポートダグラスに行ってきました。お話をうかがったのは、ジョン・ラムニー氏。グレートバリアリーフの観光が盛んになるずっと前から海の魅力に取り付かれて、何と自作の船の上で暮らし、(そこで娘さん3人が生まれ!)今ではこの世界遺産の海を守ることに人生を懸けていらっしゃいます。あった瞬間から、すごい勢いで2時間くらい語りまくってくれました。パワーと情熱があふれちゃっている素敵な方です。小さい頃から自然や動物が大好きで、部屋にはヘビや昆虫やワニまで飼っていたとか。オーストラリアの大自然に憧れて、アメリカからやってきたのだそうです。ジョンみたいな人と話をしていると、私たちが住まわせてもらっているこの土地って、地球最古の森があったり、宇宙から唯一認識できる有機体というグレートバリアリーフがあったり、実は本当~に奥深いところなんだと思わずにいられません。ジョンの活動はユニークで、彼の言う「真のアドベンチャー」体験を求めるお客さんを船に乗せ、海の生態に迫るなど、エコツーリズム業を営みながらその収益をリーフの環境保護に回すというもの。サメの体内に装置を仕掛け、定期的に居場所などを確認しながらまだ謎の多いその生態を研究。海洋学者専用のチャータートリップを行ったり、一環して、この世界遺産の海を次世代へむけて守る活動をされているのです。(クリントン前大統領が滞在中にグレートバリアリーフのエコのお話を地元の子どもにさせるという場を設けた仕掛人もジョンです。)娘さんも、海洋学者になったり、一緒に会社の運営を手伝っているとか。お父さんの生き方に憧れたんでしょうね。話していると、やんちゃ坊主がそのまま大きくなった感じで怖いもの知らず。「ジャングルの動物もすごいんだろうけど、俺には向いてないな~。巨大な魚が目の前に現れたり、魚の大群が横切ったり、海のそういうダイナミックなところにどうしようもなく惹かれるんだ」。話をしていたら、私も海に行きたくなってきた。いきなり環境保護というより、まずは海とそこで暮らす生き物の姿に純粋に感動することが大切な気がして、日本の人にもそんな場を提供できないかな~と言ってみたところ、日本人のお客さん専用の「ミンククジラに出逢うツアー」を実施することになりました!6日間かけてじっくりミンクと向き合う旅。1頭2頭でキャーというレベルじゃなくて、多い時は70頭くらい寄ってくるらしい。(ジョンがこの辺りの海を知り尽くしているから)ちょっと高いけど、クジラに遭遇して人生変わったって人もいるくらいなので、ディープな体験を求める方にはいいのでは?あと、潜りからはそろそろリタイアと言っているジョン自ら同乗してくれるのは、とっても貴重なことかと。他でやっていない企画に、関わることができて私も本当に嬉しい!そういえば、次号がグレートバリアリーフ特集で、「クジラの特別ツアーとかできたらいいのにね」って言ってたんですよ。ジョンとの出会いに感謝です★感動体験をもって、ジョンの活動の賛同者が増えて、海を守る人が1人でも増えたらいいな。彼のインタビュー記事の載った冊子は、リビケンに折り込むほか今回は東京で4月3~5日に行われるマリンダイビングフェアでも配ります。ツアーの詳細は、もうすぐリビケンウェブサイトのトップページからお知らせしますね。
2009.02.19
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ある日の食卓。「学年が変わってから、クリケットの練習日が増えたね」「…ママ、ぼくケアンズ代表チームの選手に選ばれたんだよ。だから1日はその練習してんだよ。知らなかったの?」「え~、そうだったんだ!何気にすごいじゃん!ママ、クリケットって全然わからないから知らなかった」「クリケットのことがわかるわからないの問題じゃないと思うけど」(ダンナ)「…」と言うことで、久々に晴れた週末。アサートン高原で行われたクリケットの試合を観戦してきました。ルールがわかろうが、わからまいが、応援ゴコロだけはばっちり。手入れされた芝生、そよ風。ととても気持ちの良い空間でした。 つい野球と比べてしまい、「キャッチャーより後ろに打ってもいいんだ…変なの」とか打ち取られるまで同じバッターがずーっと打つので「だから時間がかかんだ」とか「ティーブレイク?さすが、イギリス上流社会発祥のスポーツ」とか、そんなことを1人思う私。いいプレイをしたっぽくて拍手をしていると娘が、「ママの拍手は周りより一歩遅れてる」と鋭い指摘。「だってルールがわからないからしょうがないじゃん!」でも、よくわかんないくせに、息子が打つ時と投げる時は私もドキドキ。野球だったら、"三振とれ!"とか"盗塁!"とか言葉が出てくるかもしれないけど、クリケットは何て祈ったらいいかすらもわからない。だからただ、"ちゃんと投げてよ~"とか"とにかく打て!"とか、原始的な言葉を心の中で念じてました(笑) 相手チームの子達が何故か私の周りにたくさんおり、バットマン(バッター)を送り出す時「打ち取られるなよ~」と声援を飛ばすと、コーチ(大柄な女性。貫禄あり)が「そういう時は、"ヒット飛ばせ"、とポジティブな言葉を使わなければいけません!"打ち取られる"っていう言葉が意識に残っちゃうから絶対使っちゃダメです」と注意しました。で、次のバットマンがフィールドに向かう時、すかさず「打ち取られるなよ~」と言う男の子たち。はっとして口を手で押さえてました。可愛い。&面白い~。息子はたくさん打ったようで「リタイア」となりました。(いつまで経っても打ち取られないので、50球?だか何だかで交代を命じられた。というのが私の認識ですが、聞いたにも関わらずルールがわかりません…)それにしても、クリケットは打つ時に色んな装具が必要なスポーツです。(服の下にも色々付けている。)なのに、守備の時は素手でボールを取る、と言うのが私には意味不明。それに「ところで、勝ってんの?負けてんの?」と聞くと誰もわからない。そんなスポーツってあり?何か打率とか色々な計算をしてポイントが出て勝敗が決まるそうです。は~、上流階級のやることはまどろっこしい。(?)この日は、最後で雨が降って来てしまい、試合はあと少しのところでお流れとなりました。が、翌日メールで計算表が送られて来て、どうやらケアンズ代表チームは対戦相手には勝ったらしく、全体の2位らしい。とのことでした。ちょっと感動は少ないけど(笑)また応援に行ってきます★
2009.02.17
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ビクトリア州のかつてない規模の山火事、ケアンズからさほど遠くないインガムの洪水…「今まで見たことがない」と多くの人が語るような自然の災害が今年に入って各地で起こっています。ケアンズの大雨、浸水もそうだし…。「自然からの呼びかけ」が今押し寄せているのかもしれません。地球温暖化は本当に人ごとではない。日々の生活で改善できることは、なるべくしたい、と思ってます。シャンプーと洗剤からまず変えようかな。しかし、突然やってくるこういう災害を見ると人間の生活ってはかないものですね。今まで築き上げてきたものが一瞬にしてなくなっちゃう。そう思うと、自分の心を磨いて周りの人を大切にするどんな災害が来ても消えない、そういうことが大切なのかなとつくづく思います。あれを無くしたら嫌だ、これもとっておきたい…そういう自分が作る執着心が自分を不自由にするんだろうなあ。ニュースを見ると、胸が締め付けられる思い。被災者の方々が一刻も早く通常の暮らしに戻れますように。祈るしかありません。もう先月の話になりますが、1月25日オーストラリアデイでした。オーストラリアの代表的な朝ごはんと言えば、ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ。すっごい胃もたれしそう…だが、うちの家族は食べていました。息子の背後に写っているのが、我が家の年季の入ったバーベキュー。ここで(ダンナが)ジュージュー焼いて出来上がり。オーストラリアの開拓者たちも、野外に鉄板をしつらえてジュージューしていたんじゃないかと思います。豪快さとお腹いっぱい優先さがいかにもオーストラリアだ…。ダンナが貨物船の操縦士だったころから持っている大きな国旗もわざわざ飾りました。オーストラリアって、小さい頃から自然と愛国心が育つ国ですね。こんなお手軽タトゥもスーパーに売ってました★そういえば,明日は日本の建国日ですね…。
2009.02.10
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娘と一緒に映画を観に行きました。観たがっていた映画のチケットが売り切れだったので、(ケアンズでもこんなことがあるんだ、と驚き)第2候補だったMarley & Meになったのですが、予想以上に素敵な映画でした。めちゃくちゃヤンチャなラブラドールと、飼い主ファミリーのお話。このワンちゃんに手を焼く主人公は新聞のコラムニスト。ワンちゃんネタが大成功で、社会的に成功していくんです。(そういえば、一時、自分の出産、子育てネタで一躍売れっ子になった漫画家とかエッセイストがいましたね)奥さんは赤ちゃんを産んで、記者としてのキャリアを断念。犬と子どもの世話にヘトヘトで、ずっとイライラ。そのシーンは、10年前の自分と思い切り重なりました(笑)「あなたは何も諦めてないけど、私は今の私を形成したすべてを捨てなきゃいけなかった気がする!結婚と子育てがこんなに大変なんて知らなかった!」って、すごいリアルな台詞だな~と思ったら、このお話は実話だそうです(笑)ストーリーの中には、ワンちゃんの破天荒ぶりの他、40になった主人公のキャリアでの悩み、それに対するファミリーとしての対処などが描かれていて何か、年齢といい、ラブラドールを飼っていることといい、とても身近に感じました。奥さんの気持ちもダンナの気持ちも何かわかる。みたいな。そして、子ども達が育っていき、幸せなファミリーにワンちゃんの最期の時が訪れる…と言う悲しい展開。胃がねじれてしまって、手術、でも老齢だから助からないかも、という流れが2年前に死んでしまったうちのドーベルマンとまったく一緒!そういえば、あの子も本当にヤンチャで犬の訓練学校でもいつも笑われていたなあ。(落第もした)色んな思い出が押し寄せてしまい、涙が…。こんな犬が家の中にいて、こんなに色々な物を破壊されたら頭に来ると思いますが、最期はやっぱりI love youという一言なんですね…。私の涙クライマックス!そう、どんな子でも、そのまんまで良いのです!愛は無条件。私が感動したのは、そこな気がします。この主人公はコラムニストとしてのやりがいをなくして、新聞のレポーターになるのだけれど、ここでも葛藤。たぶんこの後ワンちゃんのことを本に書いたんでしょうね。(本は、Merleyのはちゃめちゃぶりがメインらしい)ペットと、こういう出会いもあるんだなあと思いました。命ある限り、我が家の2 Boysも精一杯可愛がろうね!と娘と息投合して家に帰りました
2009.01.19
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今日(14日)は快晴のケアンズですが、2日前ウソみたいな豪雨にみまわれました。夜通し、まるでバケツをひっくり返したような雨が降り続き、出勤時周りを見るとすごい渋滞だわ、川は氾濫してるわ、住居が浸水してるわ…15年くらいケアンズに住んでいるけれど、初めて見る光景!通常15分の道のりを30分かけてオフィスに行ったところ、これまたすごいことが!大雨だけでなくて、King Tideと呼ばれる満ち潮が来たのです。海に近いうちのオフィス前の通りは、みるみるうちに川みたいになってしまいました。普通に、郵便局に行った2人。帰ってくるときにはこの状態。(裸足になってはしゃいでいるように見える)この頃は、まだ序の口だった…。ビルで働く人たちも出て来て、浸水を防ぐ工夫を始めました。でも、オージーってこういう時も何か楽しそうなんですよ(笑)うちのスタッフも何となく楽しそう…ほんと、あっという間に水位が上がって行くのには驚きでした。水が膝のところまで!とうとうオフィスにも浸水してきました。ケーブル類を床から上げたり、ちょっとてんやわんや。ビルの方たちが手伝ってくれて、砂袋を入口に積んだりもう、今日は仕事にならない!で、帰る頃にはまた道路からはウソのように水が消えました。(雨は降ってたけど)何と言うか、自然ってすごいですね。夜のローカルニュースを見ていたら、こんな豪雨と浸水は今までなかったことらしい。ある意味、いい体験ができた、のかも?まあ、ケアンズは水不足に無縁なのは本当に有り難いことです。家に帰ると、子ども達がはしゃぎまくって、プールで泳いだり、踊ったり、雨にずぶぬれになって、ものすごくハイテンション。犬もまざって、バルコニーを駆け巡り…何やってんの、あんたたち… 嵐って、動物を狂わせる何かがあるのかな。大人になると、野生の本能もなくなってきて、ちょっと味気ないですね(?)洪水の保険加入してたかなとか、つまんないこと考えたりして。というか、もしかして、こういう行動はうちの子だけ??とにかく雨が上がって私は嬉しいです。
2009.01.12
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年末に、東京からいらしたご夫妻と一緒にケアンズ高原を巡りました。ダンナ様は大手出版業界の経営に携わる方。そして奥様は、NHKで料理番組などに出演されたり、レシピ本も数多く出されている栄養士さん。ということで、ケアンズの美味しい食材を求めるドライブにしよう!と勝手に決めました(笑)正直言って、世界中の美味しいものが集まる東京の方からすればうなるように美味しいお料理は、ケアンズでは期待できません…(あ、ヤバイ。今の特集はケアンズグルメだった)でも、さすが大自然に囲まれたケアンズ!海の幸、山の幸に恵まれていて、食材自体は本当に美味なのです!(自分で料理ができれば、たぶんここでの食生活は豊かだと思う) まず訪れたのは、デブルーイーワイナリー。気前の良いボブさん、次々にテイスティングさせてくれました。私も知らなかったんだけど、この方のご先祖はナポレオン皇帝の出征時、何とか艦隊を率いた人らしい。ルーブル美術館にある肖像(!)の写真を見せてくれました。ワインラベルの絵が素敵だね、と言ったら「僕が描いたんだよ」とさらっと。自分でチャペルを建てていたり、ワイン作り以外にご自分のクリエイティビティを思いっきり発揮して楽しんでいる様子。こういう余生、いいなあ、と思いました。 私は運転手だったので、飲めなかったんですけど家にはここで求めたライチーワインとポートワインが置いてあり、私のお気に入りです。 次に訪れたのは、コーヒーワークス。マリーバ(ケアンズ高原)のコーヒーが、オーストラリアのコーヒー豆の8割近くを生産しているって知らない方も多いのでは? ここはマーケティングがうまいので、いつも観光客で賑わってます。昔は、酸味が強いこのアラビカ豆をあんまり好きでなかったのですが、マーケットでRucioという種類のを買ってからコクがあるけど飲み易いこのコーヒーのファンに。(勢いで業務用のコーヒーマシンを買ってしまったので、豆にもこだわってるのだ!毎日おいしいカプチーノを飲んでから出勤してます)ここでコーヒーはもちろん、チョコを味わいました。店内に小さなチョコ工場がついているんです。 トロピカルドライフルーツ入りのチョコほか、色んなフレーバーが揃っていて美味しい。(チョコホリックの私も認めます)また、倉庫を改造したような趣あるお店とカフェのセンスは脱帽もの。メニューボード1つとっても、アーティーで参考になります。クリスマスの飾り付けもカントリー調でおしゃれでした。 さて、 次に訪れたのは、マウント・アンクル。アボガドやバナナの果樹園だったここは、蒸留酒を作るようになってから観光客が来るように。行く度に、新製品を出していて感心します。今回はセクシー子猫とかいうピンクのボトル入りのマシュマロ入りリキュールが出てました。入れ物も凝っていた。リキュールの味は私ですら甘過ぎるけど、お菓子作りや、何かと割って飲んだらたぶん美味しい、と思う…?私がこのマウントアンクルが好きなのは隣接のレストランが落ち着けるから。こちらも、ラフな枕木なんかを大胆に使ったデザインでカントリー調な建物なのですが、照明をうまく使ってモダンな空間。紅茶の専門店でもあります。が、こんなに混んでいるのを初めて見た私は、ごはんが出てくるまでにどれだけかかるかわからない…と、ここでのランチを断念しました。(田舎の人は、のんびり仕事しか慣れていないので仕方ないんですけど)軽食メニューだけど、アボガドとか、とてもフレッシュなサラダが自慢なので次のお楽しみにしましょう。アサートン、トルガと抜けて次に行ったのはガロ・チョコレートファクトリー。その名の通り、チョコを作っています。でも後ろが乳牛農場になっているだけあり、私のおすすめはチーズです。ソフトチーズから発酵もの、色々と作っています。そういえばヨーグルトも美味しかったですね!ねとーっとして、いかにも体にいい気がした。ここのチョコは濃厚。で、ひとかけらでも食べ応えあり!カフェと工場のすぐ裏はこんな風景です。ちょうど牛さんの乳搾りをしてました。ここの乳製品がフレッシュでないわけがないのです。可愛い子牛くん発見。そういえば、今年は丑年ですね。この後も、ぐるぐると高原を巡り、気づくと遅くなってきたので、バリン湖のほとりのカフェでお茶をすることに。とにかく、ここのごちそうは湖面と熱帯雨林、という風景です!建物は100年近く前に造られたもので、暖炉もあり温かな雰囲気。名物のデボンシャイヤーティーをいただきました。懐かしい母の味的な素朴なスコーンと紅茶のセットです。そしてあっと言う間に夕方となり、ケアンズへと帰ってきました。翌日の新聞の一面は、何と私たちがドライブしたケアンズ高原のゲリラ豪雨。私たちが通り過ぎて少しして豪雨、洪水になったらしい。まったく知らずにまったりお茶をして、雨を先取りして帰路についていたのでした。今回思ったのですけど、「美味しいひととき」は、その空間に流れる空気や、一緒にいる人、食べ物にまつわる人々の生き方、命を捧げてくれた植物や動物、命を育む大地…何と言うか、ぜんぶつながった尊い時の流れを慈しむことなんですね。翌日は、ご夫妻を家にお招きしてバーベキューをしました。もちろん「美味しいひととき」でした♪またいつかお会いできるといいですね。
2009.01.09
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日本と違って、除夜の鐘などを聞きながら1年を振り返る、と言った風習のないオーストラリア。大晦日も、カウントダウンと花火で大騒ぎ。前向き…なんですね。でも、やっぱり日本人の私は周りのドンチャン騒ぎの中、様々なことに思いを馳せていました。2008年は、「痛みを伴う気づき」がいくつかあった年で、正直、通年よりはテンションが落ちてました。色んなことに対して、「このままでいいのか?」と言う気持ちが膨らんで来たけれども、深く追求せず…。何となく、のビジョンはあったけど100%の力では行動しなかった。でも、自分がどんな人間か、と言うことを考える機会に満ちた年でもありました。…でも、そんな事を考える前、実は大変だったんです!何故か突如お腹が痛くなり、ものすごい下痢と、ものすごい嘔吐。普段あまり汗をかかないのに、大量の汗も出た!死にたいくらい辛い時間(ダンナは仕事でおらず、子ども達はテレビを見て楽しそうに談笑。犬が外でクンクン泣いていた)が過ぎ、「何今の?否が応でも全身デトックス?」気分でした。あんなに吐いたのは生まれて初めてではないかと…。自分で作ったご飯にあたったかと思いましたが、子どもはピンピンしていたので原因は謎です。その後、久し振りにバスタブにお湯を張って、素敵なバスソルトの香りに包まれて、うるさいテレビをBGMにぼやーっと脱力してました。出るものが全て出てしまった。うん、不思議な大晦日です。取り巻く状況が更に厳しくなってきた2009年。今年は「自分に正直に進む」と言うことを大きな目標にしたいと思います。自分の奥底に流れる智慧とパワーを素直に信じて、人様の役に立つ働きをしたい。そのために、「自分が本当に大切にしたいことは何なのか」を常に問いながら生きていこうと思います。最近たくさん読んでいる、高橋桂子さんの本からいただいたヒントを元に、空っぽのお腹と空っぽの頭を抱えてそんなことを思いつつ迎えた年明けでした。
2009.01.02
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昨日は今年の仕事納めということで、お寿司とシャンパンを買って来てオフィスで乾杯。女3人集まれば話が尽きることは無く…。(男子1名には悪いけど・笑)… 2008年は、オフィスの引っ越しを初め、知子さんが加わってくれたことでウェブサイトを大幅改善、イベントをちょこちょこ、ツアーを初企画、とそんな感じであっという間に過ぎてしまいました。カンタス航空がケアンズ~東京便を12月から廃止、ジェットスター航空も、ケアンズ~名古屋便、ケアンズ~大阪便を12月からストップするというニュースが流れたのが6月。観光業が大きな産業であるケアンズは、日本人観光客が少なくなっちゃったらどうなるの?とパニック状態に陥りました。その時は、少なくなるとは言ってもゼロになるわけじゃないし、と思っていたけれど、昨今の国際金融危機は、観光業どころの話じゃなくて、世界的な大不況。身近でも大掛かりなリストラが行われたりして、「生活の糧は?」的な不安な空気が町中に充満してます。雑誌に美容の記事を投稿下さっているAkiko さんが、美味しそうなお菓子を下さいました!「でも、こんな時こそ、周りに雰囲気にのまれるんじゃなくて、自分たちは今まで何をして他の人に喜んでいただいていたか、っていう原点につながっていたいですね」と。シャンパンを飲んで赤ら顔の私の言葉に説得力があるかは疑問だけど(笑)幕末や、戦争や、大きな変化に人々が対応せざるを得なかった歴史は枚挙にいとまがないわけで、質の高いクリエイティビティは逆境の中で生まれるものかもしれない、と感じています。混沌としている時は、自然と世の中を良くしたい、という考え方になるのかな。少なくとも私はそうで、自分の長所に光を当てて、ほんの少しでも社会的に意義のある仕事ができたら、と願う今日このごろ。やるだけやって、ダメなら仕方ないじゃん?そんな心境の年末でなのです。 みんな1年間お疲れさまでした4人で作ってるなんて信じられない、と言われるようなモノを発行し続けてこれたのは、それぞれの専門性と、良いものを作りたいと言う真摯な姿勢の賜物だと思います。どうも有り難う!とにかく今はゆっくり休みましょ~ Merry Christmas & Happy New Year
2008.12.25
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暑くて溶けそうなケアンズです。長いスクールホリデーも始まり、何だかまったり感が充満!?おまけに、不況で周りのたくさんの方がリストラされたり、ケアンズの大手企業が倒産したり、倦怠ムードも甚だしい。でも焦っても、コントロール外のことはしかたない。自分ができることを、ただコツコツやるだけです。世間は大変な風が吹き荒れているけど、空は青く、変わらず太陽は私たちを照らしてくれています。それを感じるだけでも、余計な力みが抜けて行く気が…。先のことを思い悩むのは人間くらいだろうな…。海がキラキラしてます。
2008.12.18
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「本誌を補うもの」的な位置づけで作り始めた、リビング・イン・ケアンズのウェブサイト。思い起こせば、2000年。それまで月刊誌だったのを、隔月刊誌にする、と言う決断をしました。理由は、「月刊だと記事の寿命が短い」と嘆く広告主さんがいたこと。(読者の8割近くは観光客だったので、長く多くの人の目に留まる方が喜ばれた)そして、頻繁にちょこちょこ変えるより、少しゆとりを持っていい誌面を作りたい、と言う思いからでした。おかけで、時間に追われまくっていた月刊誌時代より、読者体験の記事が増えたり、デザインに凝るようになったり、と言った変化がありました。もちろん、変える事に対する反発もすごかった…色々な方とお話をし、理由を説明し。これで離れて行くクライアントがいても仕方ないと腹をくくって、この方が絶対、雑誌が良くなるという信念だけで突っ走りました。止めていった広告主さんは数件だったかな。その時に、フォローしきれない情報を流す、という目的で作ったのがリビング・イン・ケアンズのウェブサイトだったんです。その後試行錯誤を重ねて、昨年の9月に大リニューアルを敢行。そして更に、ユーザーの立場から改良を加えたリニューアルに今回取り組んだわけです。(プログラマーの知子さんが入社してくれたのも大きな理由です)東京まで行ってCSSを習って来たのが、今回役立ちました~。まだ未完成のところが多いけれど、これからもちょっとづつ手を加えます。ただ、(情報提供したいという)始まりが始まりだけに、採算ベースにいかに乗せるかが非常に大きな課題です。ビジネスって、最初の志が本当に大切なんだなあと、少し痛い(?)レッスンとなりました。あ、でも「ケアンズとれたて情報をお届けしたい」という一番大きな目標には着々と向かっていると思うのでとても嬉しいです。いいものを作れば、お金は自然と集まってくるこの気持ちがずっと昔からあるので、これからちょっとづつ仕掛けていこうと思ってます。 女性ばっかりのクリスマスパーティーをしました。最近、色々とお誘いを受けながらも不参加が多かった私ですが、この会は楽しかった~★カーニーズさん、とっても美味しかったです!(お料理をさげた後の1枚で残念)皆さん、素敵なひとときを有り難う。
2008.12.16
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老齢でドーベルマンのキャシーが亡くなってから、少しの間ペットのいなかった我が家ですが、今年ラブラドールのベンジーがファミリーの仲間入り。でも、この15年間常に大型犬と小型犬の2匹とともに暮らして来たこともあり、もう1匹欲しくなっちゃったんですよね…そして、先週ついに子犬がやってきました!テンターフィールドテリアくん。まだ生後2ヶ月未満の赤ちゃんです。ブリーダーさんの所に引き取りに行った時、あまりの可愛さにハートを打ち抜かれました。(私は大ボケで、じゃれついてきたこの子のお母さんを見て"赤ちゃんにしては割と大きいな"と思っていた。息子に、"それ、お母さん犬だよ"と言われて"あ、そうなの?"振り返ったところ、この子が走って飛びついてきました"頼むよ…ボクここだよ"とでも思ったかどうかは謎)とにかく。貧弱なボキャブラリーですが、「可愛い」肩に乗っかってきたり、お腹がすくと私の足をよじ上ろうとしたり。本当に守ってあげたくなり、でっかい図体(体重25kg)でアタックしてくるベンジーに冷たくあたる自分が少し嫌になりました(笑)ひいきはいかん。こういう私の態度を子どもも見ていたりするので気をつけなければ…でも可愛いのでつい。子ども達の方が大人?で、ベンジーが焼きもちを焼かないように、1人が赤ちゃんをあやすと、もう1人はベンジーのところに行って、ちゃんと"We love you, too!"と言っています。「偉いな、この子ら」と思いつつ、ジェイジェイ(赤ちゃんの名)を猫可愛がりしている私です。すぐ大きくなっちゃんだから、今楽しまないとね★見て、こんなに小さい…。娘は私が抱っこしているのを見て「ママはわたし達が赤ちゃんの時も、そうやって抱っこしてくれてたの?」ととても嬉しそうでした。そう。今では想像がつかないけど(笑)私にも優しいママ時代があったのだ。「私も自分の赤ちゃんが生まれたら、こうやってあやそう」と練習を始めたのはさすが女の子だな~と思いました。
2008.12.09
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野鳥ガイドの太田さんのお話を聞きながら、バードウォッチングをするというケアンズならではの贅沢な企画が実現。場所は、私もよく子どもと散歩したりするセンテナリーレイク。今まで鳥の存在などまったく気づかなかったのですが、太田さんのおかげで、2時間ほど散策する中、ゆうに30種類を超える鳥たちを観察することができました!(前日自宅でバーベキューをしたので、早起きがちょっと辛かったけど、本当に行って良かった★) 「あれは渡り鳥の◯○です。本来なら今頃ニューギニアにいるはずなんだけど…。渡り鳥でも、たまに間違えて他の群れにくっついて行ってしまうのとか、途中で挫折するのとか、色々なヤツがいます」「あ、不振な動きしてますね~。たぶん酔っぱらってるんだと思います。鳥でもたまに、発酵しかけているマンゴーを食べたりして酔うんですよ。」「この種類の鳥は、アリ塚を巣にします。子育てが楽だから」と、ガイドブックには書かれていないような鳥たちの生態のお話満載で、「鳥も人間みたいに色んな人がいるんだ」とすご~く親近感を持った私。もちろん、姿形をあんなにハッキリと見たのも初めて。太田さんが持ってきて下さった望遠鏡?の精度のおかげです。羽根の1本1本まで見えて、色の美しさや尾っぽの形、牙(?)など、自然のクリエイションは驚嘆ものでした。あと、一瞬にして鳥を見つけて、一瞬にして望遠鏡をセットしてくれる技&ガイドブックの何ページに載っているかを見つける素早さも驚嘆ものでした。私なんか散歩してても、全然わからん。視力はあまり良くないけど、気配でわかるのだそうです。プロってすごい!インタビュー時に「動物は本当に混じりっけなしですよ。気を抜いたら死が待っているから」と言っておられましたが、それぞれ与えられた体で一生懸命生きる姿は本当にいじらしく、遠くへ飛ぶために食べる量を調整して、体を軽くしていることにも感動。「すっきり生きるっていい!」と、鳥さんに教えてもらいました。自分にとって内側から本当に大切なことがわかれば、人もシンプルに美しく生きられるのかもしれません。 「ではそろそろ解散…」と、ガイドブックに本日出逢った鳥たちの和名を教えていただいていた時、すごい光景にでくわしました!カワセミがヘビを取って食べていたんです。ここでショッキングなショット! まだ生きているヘビ…可愛いヒナ…いや~、自然は私たちの理解の範囲を遥かに超えてます。この後、しばらくして、このカワセミはヘビを半分くらい呑み込んで半分くらい口から垂らしたまま飛び立っていきました。こういう光景を街中で見られるケアンズって、やっぱりスゴいとこかも。この企画、第二弾もぜひやりたいと思っていますので今回来れなかった方も待ってて下さいね。
2008.12.01
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ジェットスターの航空券が異常に安かったので、サクッと日本へ行ってきました。名古屋インだったので、東京への移動を入れると正味はたった3日でしたが…すっごくリチャージできました!友人に言うと、「ケアンズってスリーピーな街だからねえ」と。ほんと、土地によって"気"のようなものはある感じがします。私はさすが日本人なので、昨日までそこにいたかのように電車にも町並みにも馴染んだ(笑)3日間は、あるワークショップに参加しました。アメリカから講師を招いて行われた講義の内容は、「本質へのめざめ」。生まれて初めて、自分のことをじっくり見つめた気がします。考えてみれば、とっても贅沢な時間…。これと言った閃きとかはありませんでしたが、何だか生きるのが嬉しくなるような、勇気をもらえた内容でした。不思議体験もあって、先生が手を私の肩に置いてしばらくすると、ものすごい強くて太くて真っすぐなパワーのようなものが頭から体の芯をちょっとづつ降りていったのです!何これ!?と言う感じ。いや、本当にスゴかった。きっと、私が疲れているのを感じてくれたのだと思います。家族ともたくさん話ができて、本当に楽しかった。超かわいい甥っ子です親に教えてもらった昔話も、自分を知るヒントとなりました。生徒会も、学級委員も自分は立候補しないのに、いつも周りに推薦されて、かつがれてやっていたとか。選挙活動も友達がやってくれたらしい。レイジーなとこは小さい時から…周りの人が面倒みてくれるのも小さい時からだったんだ!変わってないし。兄弟ともつかの間の再会ができ、パワーをもらえました。(みんな、全く違う道を行っていますが仲良しなのです)それぞれ似てない!と良く言われる妹たち。思えば、子どもの頃から色々世話を焼いてくれました(笑) 仲良し兄弟に育ててくれた親、そして1人で行っている間、子どものお弁当作りほか色々やってくれたダンナ、花束を買って待っていてくれた子ども達、しっかり仕事をしてくれるスタッフに感謝!あと、新しい世界を見せてくれた先生や他の参加者さんにも有り難う。生き生き帰ってきた私ですが、ケアンズの異常な暑さに、昨日は電池が切れたロボットのようにずーっとカウチの上にいました。犬ですら、エアコンの部屋から出てこない。リチャージしたんじゃなかったのか?半日で電池使っちゃった??あーもったいない。先生からいただいたお言葉を忘れない様、また充電に励みたいと思います。しかし、暑すぎ!
2008.11.27
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「天は二物を与えず」と言いますが、才能、美貌、良い性格…全て持ち合わせている人にお会いしました。サム・パワーズさん。オーストラリアで有名なイリュージョニストです。テレビに数多く出演しているほか、CLEOマガジンの最もホットな独身男性の1人に選ばれたり、ハリウッドセレブに招聘されてショーをしたり、取った賞も数知れない…そういう方です。そんな方が、2年契約でケアンズに暮らし、カジノでショーをしているのです!ちょっとしたきっかけで、今回インタビューさせていただくことになったのでした。事前にプロフィールを眺め、プロモーション用の写真を見、すごい人だな~と緊張しつつ望んだのですが、現れた瞬間「かっこ良すぎ★」その一言に尽きました(笑) 自信と傲慢は紙一重とうことをじゅうぶん理解して、たゆまぬ努力を続け、脚光を浴びているサムさん。大学は歯学部ということで、かなり頭も良いのだとお察しします。しかも、親はプロテニスプレイヤーにさせようとした程の腕前らしい。(すごく謙虚なので、この辺りは会話の中でさらっと流れましたが)華やかな経歴で、若くてかっこ良かったら、普通有頂天なはずなのに、すごく足が地に着いている印象でした。偉い!しかも、売上の一部は子ども病院のチャリティに回したり、マジックのトリックなどを収録したDVDの売上の一部も、動物愛護協会に寄付しているそうです。自分が幼稚園の時のクリスマスパーティーにやってきたマジシャンに魅了されてから、ずっと練習を続けたそうで、何と言うか、たぶん純粋な方なんだと思いました。子どもの時の感動に素直に従う人って、いそうであまりいないですよ。「どう育てたら、こんなにカッコ良くて努力家で性格もいい人間になるんだろう。」おばさんの私は、素敵な人に会うと、すぐにどういう親御さんなんだろうと思ってしまいます(笑)ここら辺にあるものでマジックできる?と軽く聞いたらなんと、腕に輪ゴムをはめており(笑)目の前で披露してくれました! 信じられないプロの技。単純な私は本気でビックリ。日本人のお客さんは、ショーでも一番反応が良いそうです。日曜日以外は7:30pmからカジノでやっているので、良かったら行ってみて下さい。(子どもも大歓迎だそうです)わたし的には、サムは日本で公演したら絶対受けると思います!ルックスだけで、売れ筋NO.1になれそうです(笑)インタビューは、次号に掲載されますのでお楽しみに。
2008.11.17
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元はバリバリのビジネスマン。でもバブル絶頂期に、心にわき上がる夢に従って仕事を辞め、僧侶になられた吉田一心さんをご存知ですか?ダイビング関連のお仕事をされていたこともあってケアンズに縁が深いという上人。長年のご友人である、ケアンズDive7Seasの社長、池田さんから吉田さんのお話をうかがったのは、半年ほど前のことでした。ただ僧侶になるという夢を叶えただけでなく、お寺が長らくなかった小笠原に新寺を建立されたと言う、ものすごいパワーの持ち主。そんな方が、ケアンズで数人でもいいから講演会をして下さるという…私もぜひお話聞きたい!と言うミーハー心より誌面でインタビューさせていただき、この講演会の告知を行うことに。で、昨日がその講演会だったのです。テーマは「人生の転機」。すごく人間味あふれる方で、お話に皆さん聞き入っておられました。「迷って決めづらい時は、厳しい道を選ぶと良い」…安易な道を行くよりも、人間として磨かれるのだそうです。「夢に年齢制限を設けない」…無理だって、自分が決めてしまったら、何事も成せません!「努力は人を裏切らない」…夢を持つこと。歩み続けることが本当に大切なのだと。 わかりやすいように、オリンピック選手の言葉を引用して色々なお話をして下さり、勇気づけて下さいました。ドラマチックな人生を送られている吉田上人さんならではの説得力もさすが。お寺を建てるたって、誹謗中傷、色々な困難があったようです。でも、一方で応援してくれる人がどんどん増えて…。何事も、始めるときは妨害やら、大変なことが色々あるんだな。でも、それを乗り越えるひたむきさは、きっといつか報われる。自分が会社を始めた時のことと、思い切り重ねて聞いていた私。 実は、講演会以外の時間でお話させていただいた時の、「転機が来たっていっても、次のことが起こるまでの時間も2年くらいあった。身柄を自由にして、待つってこともありじゃないですか?」っていう言葉が響いていたりして。歩み続けながらも、無駄な不安は捨て、「無」になって委ねる。経営も、人生もそんな流れにできたら、と思います。右は、大阪浄光寺の住職、甲斐上人。吉田上人を支援されている方のお1人です。今回は、ご自分とケアンズ、そして吉田さんとの不思議なご縁についてお話下さいました。普段着だったら、絶対お坊さんに見えない!スポーツマンって感じの素敵な方でした。 自分の人生の転機についても、考える機会を与えていただき、この企画に関わった皆様すべてに本当に感謝しています★また、お2人ともぜひケアンズにいらして下さいね。
2008.11.14
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最近、車いすでのケアンズ観光に関するお問い合わせを続けていただいていて、情報発信の必要性を感じていた折、1本の電話。「ITのスキルを持っている方が、仕事を探している」と。求人募集はしていないけど、知り合いの方からの依頼でもあったので会ってみると、その方~田中さん~は、車いすに乗っておられました。ITの仕事はない、ということで会話が終わりそうになったとき、ダメもとで、「車いすでのケアンズ滞在の情報を書いてもらえませんか?」と聞いてみたところ、「他の方にも役に立てるなら」と快諾してくれたのです。それで、生の声の詰まったこんなコーナーができました。人の縁って不思議で、ありがたいな~とつくづく思います。生まれて初めて、車いすの方の目線でほんの一部の世界を感じることができました。留学生活の最後、お忙しい中記事を仕上げてくださった田中さんにお礼がしたくて、アボリジ二のディナーショーに招待することに! (左)入口でフェイスペインティング。 (右)田中さんを囲んで。 ジャプカイ、昼は来たことあったけれど、夜は幻想的で入口からして異空間!ドリームタイムストーリーとアートが飾られた部屋で、余興が。野外で火を興すセレモニー。火って不思議と人と人を近くしてくれる気がします。原始的になって、人間ってちっぽけだ~という気分にも(私だけ?) 儀式のあとは、室内で更なるダンスのパフォーマンスを鑑賞しながら、美味しいビュッフェディナー!デザートのケーキも5個も食べてしまった。アボリジニ伝統のスパイスなども使われていましたよ。 最後になってしまいましたが、田中さん、本当に有難うございました!日本に帰った後、望む方向に道が開いていきますように★ケアンズからお祈りしていますね。
2008.11.05
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家族でクラシックギターのコンサートへ行ってきました。ステージにあるのは椅子が一脚のみというシンプルさ。カーネギーホールでも観客を魅了したという、ジュリアン・ビザンチン氏。淡々とした演奏ながら、彼の指が奏でる音の世界に会場全体が満たされました。物悲しさと、激しさを秘めた曲目♪♪♪芸術家たちは、悲しみを創作によって昇華してきたのでしょうか。人間って悲しさや孤独を背負った生き物だなあ、とその音色から感ぜずにはいられなかったのですが、同時に、人生は悲しいほどに美しい。とも。不思議です。創る人も、演奏家も、音楽家というのは、人間の心の中に流れる美しさに多くの人々が同時に共鳴できる場をクリエイトしてくれる、特別な存在なのかも。素敵な音色…ずっと聴いていたい、風景まで思い浮かんだりしてうっとりする私の横で、「あと50分もあるよ!」足をプラプラし、「眠い~」、「夕ご飯どうするの?」色々うるさい子ども&ダンナ。不思議な感性の人たちです…コンサートの後は、音楽の話はまったく出ず(笑)ご飯を食べて、あ~お腹いっぱい、とさっさと帰りました。やっぱり、人間はそんなに物悲しい存在でもないかもしれません。
2008.10.29
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最近、本当に疲れてます。毎日、家に帰ると、ご飯を食べた後何もする気が起こらず、ぐったり…。何となく、気分的にも晴れず、私うつ病?とまで思い始める日々。来月、日本へ行くのであわてて取った期限切れのパスポート用の写真を見てビックリ!ゾンビかと思いました…。こんなのが10年間もパスポートに乗るのは納得いかない(自分だけの問題とはわかりつつ)と、比較的体調が良いと思われた日に撮り直したら、もっとヒドいクマでした!!ショックです。でも、お金がもったいないので、もう撮り直しは止めました。(どうせ、パスポートを見るのは、カスタムのオフィサーくらいだし)久々に会う人に、「疲れてない?」「痩せたんじゃない?」と口々に言われ、ダンナにも「そんなに長い間毎日疲れているのはおかしい。医者に行け」と言われ、素直に行ってきました。長い間、信頼しているギャリー先生。簡単な診察のあと、「どこも悪くなさそうですね。あと何年も君の姿は見てるけど、痩せた感じはしないよ?」「私も、痩せた気はしないんだよね。服がきつかったりするし。周りがそう言うだけ(笑)」(体重計を持っていないので、変動がわからない)で、貧血を起こしそうになりながら血液検査を受けた結果、「ビタミン12欠乏」とのことでした。ネットで調べて見ると…「ビタミンB12が欠乏すると、悪性貧血の症状が現れます。悪性貧血の症状とは、動悸、息切れ、だるさ、めまいなどが挙げられます。このほか、ビタミン B12の欠乏症としては、神経系を正常化する働きが阻害される事に起因して、神経過敏や気持ちがふさぐなどの心理的な症状も発生しやすくなります。」私の症状、そのまんまじゃん。「これで、説明がついたね」とギャリー。「可能性が少ないのに他の検査は薦めたくないから、欠乏具合の詳細をもっと取り寄せてから判断して注射するよ」とのことで診察終了。病気じゃないのがわかって良かった。血って正直。ついでに、ビタミン12は動物性の食品にしか含まれないとのことで、私のように野菜ばかり食べている人は不足しやすいようです。年とともに、あまりお肉を食べたくなくなってきたんだけどな~この気だるさを治すには、ステーキですか??
2008.10.27
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今、プロの方について写真を習っています。今まで雑誌の仕事でも人任せで、カメラの使い方を知らなかったのが気になってきて、いきなり「習おう」と思い立ったのでした。プロになりたい、などという気はなくて、自分の感じる素敵な瞬間を自分でフィンダーに収められるようになりたい!のです。で、いつか文も写真も、絵でも何でも、ミックスして自分の世界を表現できたら楽しそうだな~と夢見ています。(一応、ビジネスを始めるまでは、石版画に没頭する画学生だったので…)しかし。 写真&カメラというものは、素人には本当に難しい。当たり前だけど、機材の使い方がわかるだけではどうしようもない世界です…なのに、私はカメラの使い方そのものに振り回されてる~(調子にのって、先生のアドバイスのもと、マイ一眼レフカメラとレンズも購入してしまったのですが) 授業で撮った1枚。モデルさん可愛い~。でも、着物では彼女の美しさを引き出せなかったかな?とちょっと反省。初めてだからまあ、いいか?? 思えば、場を盛り上げる方、淡々とシャッターチャンスを狙う方、思い通りのポーズを上手に伝える方、と様々なタイプのカメラマンさんがいました。 撮る人の個性によって、こんなに絵が変わるんだ!と仕事を通して発見したのでした。エネルギー満ちあふれる写真、ふわっとソフトで素敵な世界観、ポップでキュート、まじめに収まっている写真、…いや、ホント同じ被写体でも撮る人によって違うんです。改めて尊敬している次第です!日本にいた時、テレビで今をときめく女流写真家、蜷川実花さんがフィーチャーされていたのですが、「写真って結局あるものしか写らないから」とクールに言っていたのが印象的。 自ら撮影して引き延ばしたビビッドな色彩のサイケデリックなバックグランドを使うこだわり。完全なマイワールド。私は、どちらかと言うと普段よく動く子どもの写真を撮ったり、会話中の自然な表情を撮ったりするのが好きなのでスタジオ撮影の授業は、正直きつかったです…。でも、プロのモデルさんって、可愛いだけじゃなくて、「納まり」が素晴らしい。ためいき。オフィスに飾ってある番傘1つでいい雰囲気を出してくれました…。さすがプロ!素敵な写真は、素敵な被写体と、写す人の気合いと、性能のいい機材、光…色々揃ってやっと撮れるものなんですね!
2008.10.21
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今日は快晴!用事があって街中を歩いていると、眩しい光を浴びながらゆーったりしている人達がたくさん。オフィスに閉じこもっているとわからない、ケアンズのこのユルさ…いいなーと思います。最近、仕事関係で会う方は口々に、「スロー」と口にします。この場合のスローは、ビジネスの調子が芳しくないってこと。連鎖反応で、全体的にホント、まったり感が漂っています…。(ツアー会社さんは今年いっぱいは忙しいということですが)加えて、スタッフのみんなが優秀と言うこともあり、私は時間に追われることがなくなったので、スローな時期だからこそ、今まで手掛けなかった何かをしてみたい。という心境です。「国際交流」「子ども」「アート」「文化」「癒し」「エコ」「アボリジニ」「ローカル」…キーワードはいくつか。ヒントを具体化するために本もいっぱい買ったし!自分たちは、B to B(ビジネス対ビジネス)も、B to C(ビジネス対消費者)も両方している。そして2つの文化を行き来している。結構ユニークな立場にいるな~なんて改めて気づいたりして。でも。今は、頭からの判断じゃなくて、心に引っかかることを大切にしよう…そんな感覚なのです。今まで突っ走ってきたから、ユルーく偶然を楽しみたいといったような。 昨日、ピアにご飯を食べに行ったら、見事な満月! ケアンズ日本人会のニュースレターを読んでいたら、羽田新領事さんの記事の中で、「2007年10月時点でのケアンズの在留邦人数は2929人で、世界で44番目に日本人が多い都市」と書いてありました。どんどんケアンズにも日本人の方が増えてきているんですね。(これは、在留届を出した人の数だから、実際はもっといると思う) 同記事の中には「日本人がこれほどの存在感を有する地は世界的に見てもあまり例がないと思います」とありました。(領事さんは、ケアンズの前はニューヨークに赴任していらっしゃったそう) 人通りの多い所に移ったためか、オフィスには色々な方が訪ねていらっしゃいます。先日は、奥さんが日本人というオージー男性がある質問をしに。「奥さんは、リビング・イン・ケアンズを楽しみに読んでいて家のコーヒーテーブルには、バンクナンバーが置いてあるよ」と。はたまた、「今度日本へ行くんだけど、どうしてもホテルの人に話が通じない!どうしたらいい?」と相談に来たオージー女性…(国際電話してあげました) 人に喜んでもらえて、私たちが出来ることは何だろう。結構、身近なところに答はあるのかもしれませんね。でも、本当は、自分の心の中に答があるんじゃないか、そんな気がしてます。
2008.10.16
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今回で2回目になる、Dive 7 Seasさん主催のキッズダイビングイベントが週末に行われました。せっかく、世界遺産の海の近くに住んでいるんだから、子ども達にも親御さんにももっとグレートバリアリーフを楽しんでほしい!そんな思いで企画されたイベント。 熱い思いに動かされ、リビング・イン・ケアンズとしても少しだけお手伝いさせていただきました。(第一回の様子はこちら) 今回は、うちの子ども達2人も初参加。実は、行く前にすっごく嫌がった。やっぱり、タンクを背負うというのがイメージ的に怖かったようです。あと、海の素晴らしさって大人が意気込んでも、子どもはわかんないんですよね(泣) まずは、教室で自己紹介や海に関するクイズ形式の遊び。きれいな海や生物の写真が盛りだくさんで、正解者はアメをもらえるなど子ども達も、すこーしづつ緊張から解き放たれて来た様子。若くて元気なインストラクターさん達に盛り上げてもらって嬉しそうです。同じ目線で楽しむのが大切なんですね!大人のやらせは子どもには響かない… クイズと、ダイビング機材の簡単な説明のあといよいよプールへ! 少しドキドキ気味です… インストラクターさんが、とっても丁寧に1人1人の機材装着具合をチェックしてくれました。8歳の娘にはタンクが大きくて肩のところがプカプカだったけど… レギュレーターを使うのはもちろん初体験。「まずは、口のところまで水中に入れてみよう」「はい、じゃあ顔まで潜ってやっていることを見て真似してみて」という感じで、少しずつ本当に上手に誘導してくれます。(私、泳げないので実は子どもよりドキドキしました でも、指導がさすがプロ!子ども達も抵抗なく機材に慣れていきます) マスククリアとか、レギュレーターを口からはずしてまたくわえると言った基礎を教わった後は、水中のループをくぐったり、楽しいダイビングゲーム。 自然と、意識が呼吸だけに集中しないで、水を楽しんで行くのがわかりました。子ども達の吸収力は素晴らしい。2時間はあっという間!子ども達は皆、本当に素敵な笑顔でした。 行くのを嫌がっていたうちの子も、心からエンジョイしたようで「本当に楽しかった。もっとダイビングしてみたい!」と帰りの車で超盛り上がってました。PADIの証書をもらったのも、すごく嬉しかったようです。(だから、親の言うことに抵抗すんなっつーの。) こうして機材に少しでも慣れて、いつか家族で熱帯魚や珊瑚のいるグレートバリアリーフを潜れたら素敵だなーと思ったのでした。というか、家族で水を恐がっている問題児は私だけか…。(ダンナはまだPADIもない時代に、何週間もかけてものすごい厳しい訓練を経てダイバーになったという、ある意味違う時代を生きている人です。笑) とにかく、子ども達に新しい扉が開かれたようで、とっても嬉しい日でした♪今回お世話になったダイブ7シーズさんのインストラクターさんのブログでも、イベントの様子が綴られています。(水中での写真を、ブログからお借りしちゃいます)
2008.10.13
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日曜は、娘の8歳の誕生日でした。 「ビーチでささやかなパーティーをしたい」と、本人がクリアなイメージを持っていたので話は簡単。ちゃっちゃかコンピューターで招待状や、買い物リスト、ほしいケーキのイメージなどを作って行く娘。 は~。自分が子どもの時とは完全に時代が違う。コンピューター使いこなしてるし…親がずぼらだと、自分で色々するようになるようです(笑) 私のお古のiMacをあげてから机に向かうことが多くなってきたので今年の誕生プレゼントは、机をあげたい!と私もクリアなイメージがありました。 しかも、白くてちょっとカントリー調で可愛いやつ!でも、イメージがあればあるほどケアンズは、ショッピングが大変です。(だって、お店がないんだもん…) 誕生日前は毎日昼休みに家具屋さん巡り。無事、イメージ通りのが見つかりパーティー当日の朝、取りに行くことができました。 ビーチパーティーは、仲良しのお友達とシドニーから来ているいとこ達が来てくれ、とってもアットホーム めずらしく波が高かったので、子ども達はおおはしゃぎです。 前日から本当に嬉しそうだったけど、お誕生日当日はずっと笑顔でした。まだまだ可愛いなあ。 パーティーをしたのは、地元の人に人気のクリフトンビーチ。バーベキューでソーセージを焼いて簡単ランチをしました。ビーチはもちろん、公園もあって子どもと集まるにはとっても良い場所です。 パーティーゲームも賞品もお兄ちゃんと2人で用意した娘。オーストラリアの遊びを知らない母は助かりました(笑)あ、でも「すいか割り」は、みんな超楽しんでましたよ。 楽しそうな子ども達の姿を見て、本当に私も心が満たされた1日でした。私から彼女への誕生カードのメッセージは、You are very special. Enjoy being yourself & special age !自分自身でいることを恐れず楽しんでほしい。人は1人1人がかけがえのない存在だから…そんな気持ちを込めました。HAPPY BIRTHDAY !!!
2008.10.07
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ダンナの弟一家が、シドニーから3週間のホリデーでやってきました。子ども2人は、我が家の子ども2人と年齢もほぼ同じ。4人ともいきなりパワー全開で、とても賑やかです。(もちろんすぐプールに直行)でも2年ぶりなので、大きくなったな~と思うことしかりで、iPodの使い方を教えてくれたり(笑) 私より年上だけど、義理の妹にあたるキャサリンは、何と私と誕生日が一緒。しっかり計画を立て、自信を持って行動する姿にいつも感心します。思えば15年以上前、初めてオージー女性というカルチャーショックをくれた人でもありました。公認会計士のバリキャリを捨て、今は週に数日働きながら子育てに専念しています。シドニーの教育事情、子育てとお酒を飲みながら話は尽きず…。 「洋裁していると、娘がすごく嬉しそうに寄ってくるの。誇りに思ってくれてるんじゃないかな。子ども達と一緒に楽しみながら何かを作ったりすると、性格がよくわかるし、本当に得るものが多いわよ。子育ては大変だけど、私は彼女達からたくさんのものをもらっていると思う」と、自信に満ちた瞳で語ってくれました。 ジーンと来たと同時に、自分の自己中心さをつくづく感じる始末。私なんて、一緒に何かを楽しもうという発想があまりなくて、自分がやりたいことばかりしているなあと…。1人になりたいと、しょっちゅう思ってるし。忙しい中をやりくりして、子ども達が学校に行っている間にホットヨガや学校のボランティアなどをしているという彼女。私なんて、お稽古ごとは週末か夜だし!(思いっきり、子どもをダンナに任せている) 何かとってもイイ感じのファミリーだな~と思いつつも、今日からみんなで出かけた旅行に参加してない私。子どもが生まれてから、おそらく初体験のおうち1人が実は、すっごく嬉しいのだ~。日本語のDVD見られるし、家でやりたかったことやっちゃお。1人を満喫しちゃうよ! きっと6日目には充電して、家族に優しくなれるさ。みんなが帰って来たら、和食好きの姪たちも一緒にお寿司を巻こうと今から考えています。
2008.09.30
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息子も娘も、風邪で学校をお休み。これは結構めずらしい。あまりに長引いたのでお医者さんに診せたら気管支炎でした。かわいそう…と思っていたら、自分にもうつってしまいました。昔はいくら子供が菌をもらってきても大丈夫だったのに、今年はしっかり感染してます…。年齢とともに免疫が落ちているのか??何か、最近気持ちがダウン気味のせいか体も良くない?自分の生き方を見つめ直したい。でも、どうしていいかわからない辛さ。世界の社会起業家を紹介する本を読んでいたら、40~45歳に人生をリセットする人が多いとありました。あ~、私だけじゃないんだな、と変な連帯感。今まで、あんまり色々なことを望まなかったけど、何となくこうなっていた…という生き方をしてきたツケでしょうか?最近よく体がダウンするのは、人生短いし、本当に自分がハッピーになる道をそろそろ模索しろっていうサインなのかも。(体が悪いと考え事くらいしかすることないから)っていうか更年期かも。どちらにしろ複雑な心境なのであります。
2008.09.26
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久々の更新となりました。締め切りギリギリにならないとパワーが出なかったり、忙しい時ほど色んなことをする変な性質の私。それほど忙しかった訳ではない日々の中で、ブログも怠け傾向に?最近あったこと。まず、髪を切りました。すっごく短く。「お任せします」と言ったら、ベリーショートになった。普通は「ママ、可愛くなったね」とか何かしらお世辞を言ってくれる子どもも「びっくりした~。としか僕は言えない」by息子「髪は伸びるから大丈夫だよ」by娘という反応でした。子どもは正直だ。 他のできごと。先日、豪日協会主宰のパーティーに行ってきました。ケアンズと姉妹都市という三波町の方々や、ケアンズの市長さんも出席し、楽しいひととき。豪日協会の協力で、日本へ交換留学生として行くケアンズの2人の学生さんも、日本語でスピーチしました。国際交流、素敵なことですね!サルサダンスがあったり、日本人の方の歌があったり、色々なスピーチがあったり。自分ができることで、人に喜んでもらおうとするっていうのはとても素敵なことだな~と感じたのでした。自意識過剰だと、下手だから、とか余計なことを考えてしまうけど自分も楽しもう!というピュアな心持のパフォーマンスは、心温まります。 他の最近のできごと…何ヶ月も関わっていた仕事が2つ終わりました。で、今日は新しい出会いもあり、最近「こういうこと、やるべきだよな」って考えていたことをしてくれる方が現れました。すごい偶然! 他には…アマゾンで買ったダンボール1箱分の本が届いたので毎日1~2冊のペースで読んでいます。(私は本を読むのが速い)この半年で15万円以上アマゾンで使ってしまった。洋服なんかだと、1万円以上だと買う前に「高っ」と悩むのですが、本はなぜか平気で買っちゃいます。今まで日本語の活字に飢えていたから、反動ですね。近況報告はこんなところです。
2008.09.23
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今年の4月は、結婚して15周年だった私たち。外国人同士の私たちが、もう、そんなに長く家族でいるのかと気づいたら自分を褒めたくなった(笑)何となく、切りがいい数字だし(?)、結婚記念日の1週間後は誕生日だし、2つを合せてお祝いして、記念のジュエリー作っちゃおうかな、とダンナに言ってみると「今まで、君が買いたいって聞いて来たものにダメって言ったことあった?」「ないね。確かに。」でも、一応聞いておくというのが、結婚して学んだ知恵?よし、お気に入りを作っちゃおう、と意気込んでいたら偶然、息子のクラスメイトのお父さんがジュエラーということがわかり、オーダーメイドさせてもらうことになりました。奥さんは日本人の方。(偶然、私と同じ年で誕生日も1週間違い。)まずは、デザイン決めの第一段階。ジュエリーの雑誌がたくさんあって、ワクワクします★でも、私は最初に開いたページに「あ、これだ」というのを見つけてしまった。「こんな風に、ネクタイみたいなのでお願いします」「決めるの速っ。」ということで、再度、何冊もある他の雑誌も見てみましたが、やっぱり最初のインスピレーションに戻りました…。そこからがプロで、「じゃあ垂れ下がる部分を取り外せてブレスレットにできるような2ウェイがいいんじゃない?」とナイスな提案!もちろん、出来るか出来ないかは別の話。夢だけを膨らますという超楽しい時間です。「どんな石を使いたいの?」と聞かれて「茶色いので」と、またあっさり話が決まりました。この後、いい裸石を見つけてくれて、専門家にデザイン通りにカットしてもらって、更に大きさに強弱をつけたり、色々な作業があり…。もちろん、デザイン画をコンピューター上で見せてもらったり、直しを加えたりといった作業も。半年近く経って、この間やっとご対面できました~。写真だと宇宙人に見えなくもない!?私だけのジュエリー!下の垂れ下がる部分を取り外してブレスレットにできます。形といい、輝きといい、本当に気に入ってます。大満足。お陰様でいい記念が出来ました!どうも有り難う、David & Yumiさん。大切にしますね。ああ~、またたくさん働かないと…。
2008.09.02
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私は、外国に住んでいながらも親にメールは送らないし、電話もあまりしません…。 うーん、親孝行じゃないですね。だいいち、外国に住んでいてあまり孫に会えないこと自体。これが国際結婚の切ないところですが、結婚前からわかっていたということでしょうがない。先日、母から電話がかかってきて、(これもかなり珍しいこと)「今度ケアンズ行くから!」とのこと。このいきなりさ。私は母親の血をついでいたのか、と再認識。お盆なのに、ふっと航空券が取れたのだそうです。子ども達は飛び上がって大喜び。カレンダーにバツ印を付けて来る日を楽しみにしています。日本語が話せない彼等ですが、去年3週間近く私の実家に泊まって、地元の小学校へ行ったので、いとこや私の兄弟とも、たくさん素敵な思い出を持って帰って来たのでした。何しろ、月曜早朝着、金曜午後発という慌ただしさだったので、正味4日間。またしてもズボラな私は、疲れるかもしれないし、天候もわからないから行き当たりバッタリいこう…と決めました。母はたぶん7回くらいケアンズに来ています。なので、今回は朝起きた気分で高原の紅茶専門店へ行ったり、パームコーブで2人エステでお姫さま気分を味わったりしました。 中日だけは、子どもの学校を休ませてパロネラパークへ。日本人ガイドさんが付いたのは、実は私、初めてで(昔は勝手に歩き回るパークでした)色々感動してしまいました。『夢を、それもクリアなビジョンを持ち続けて努力を続けること。』というパーク創設者のメッセージが素晴らしい!で、その感動を「良かったね~」と日本語で分かち合える人がいるって、何て嬉しいんだ、と思いました。(特に親子のせいか、感性が似ていて感動どころが同じ・笑) 短かったけど、本当に色々な話ができて心から感謝しました。(悪いけど、今回はダンナにも通訳せずしゃべりまくってしまった)飛行機の見送りで、その旨を伝えると「良かった。今回は話をたくさんするのが目的だったから」と爽やかに去って行った母。私が今、色んな葛藤を持っていることが何となくわかったらしい。(40代は悩める年頃なのです)すごいテレパシー。親ってすごい。あと、最終日は子どもが喜ぶからと好物の餃子を山盛りちゃちゃっと作ってくれました。主婦の技はすごい。かなわない…そういう感想…もっとハッピーになって、私ができる親孝行をしたいな、と思ったのでした!
2008.08.31
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ディスカバー・ジャパンというイベントに、お茶の会の私たちも参加しました。ヤマギシの方々によるお餅つきがあったり、着物の着付けがあったり、ジャパン色に染まったコロニアルクラブ。訪れた地元オージーの方々も、点てたお茶にトライしたり着物を着せてもらって記念撮影したりエンジョイしていた様子。お茶落第生の私は、裏方でお手伝い…。でも、せっかくの機会なので、祖母の形見の大島紬を張り切って着ていきました。寸法直ししていないので、袖が短いのが気になるけど、まあいいか(笑)着物は動きづらいけれど、着ていると気持ちがしゃんとするので、とても好きです。いつか自分で着付けできるようになりたい!若いお2人は、華やかで素敵…ためいき。とにかく、日本の文化に浸れた優雅な午後でした☆先生の美加子さん(前列中央)を囲んで記念撮影。みなさん、お疲れさまでした。今回、着物を着せてくれた英美さんが書道教室をなさるそうなので、私も大人の部に入会させてもらおうと思ってます。日本から持って来た 写経セットがやっと使えるぞ~。
2008.08.29
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もうだいぶ前になってしまうのですが…髪を切りに行った時に、サロンのオーナーの娘さんがデザインした帽子のファッションショーがあるので行かない?と誘っていただき、鑑賞してきました。学校の休みに、サロンの床掃除してお母さんの手伝いをしていた彼女にこんなにクリエイティブな才能があったとは!(月日が経ったのを感じるな~)見て下さい、この華やかさ!帽子と言うか、ヘッドアクセサリーですね。素材も形も自由自在。ケアンズでは、年に2度ほど大きな競馬の大会があり、その際にファッションショーも開かれるんです。帽子をかぶるのがお決まりで、その日のために帽子を特注したり、帽子に合せたドレスや靴を買ったりと、何ヶ月も前から準備する女性が多いんです。私も子供が生まれる前は、興味津々で出かけていましたが、本当に華やかで、パートナーが賭けに興じている間も、女性はお互いのファッションチェックに余念がなかったです。うーん、楽しい思い出。娘の同級生のお母さんは、去年コンテストで優勝!地元フリーペーパーの表紙を飾ったりして、一躍有名になりました。余談ですが、去年のメルボルンカップは、日本の馬が1、2位という快挙を成し遂げました。今年はどうなるんでしょうか?
2008.08.15
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コンセプトから2年、地元の大きな期待がかかる、ビール醸造所Blue Sky Breweyのプレオープニングに呼んでいただきました。 ケアンズの熱帯雨林で取れたお水などを使った、ケアンズ地ビール!ドラフトやゴールドなど何種類か用意されていて、私がいただいた1杯は、非常にマイルドな口当たりでした。おつまみも、ピリッとパンチが効いたエビの串刺しとかワニのワンタン揚げとか、凝っててしかも美味しい。手抜きなし 発案者のベンは、実は私が会社を始めた頃から知っているんですが、当時は、イギリスから来てるお金持ちのおぼっちゃん。 この醸造所のプロジェクトは、ケアンズ観光業の最大手、キャプタグループのオーナー、ウッドワード氏にパーティーで出会ってから、とんとん拍子に進んだそうです。人の出会いって大切なんですね!ケアンズにとっても新名所間違いなし。私は、ビールはあまり飲まないのですが、ここはローカルも意識したスポーツバーを兼ね備えていたりとにかくインテリアにも工夫がいっぱいでセンスがいいので、利用したいなーと思っています。(女性でも行き易い雰囲気ですよ)パーティーは、300名以上が集まり大盛況。周りのオージー男性と話したところ、仕事帰りに寄れるパブがやっとできた!と喜んでました。 観光客用に、醸造ツアーやテイスティングもあるようなので、行ってみては?レイク通りです。去年までうちのスタッフだったカズさんも、今はこちらの会社でがんばっておられます!
2008.08.06
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我が家に新ファミリーが加わりました!ラブラドールの子犬、ベンジーです。老衰などで今まで飼っていた犬たちがいなくなった去年から何となく立ち直ってなかった我が家。でも、売りに出している家が 最後の段階で売買が成立しなかったり(やっと売れると思ったのに~)子どもまでもが落ち込みだしたので、封印してた?子犬を飼おう!ということになったのでした。言い出したのは土曜の朝。すぐに、新聞でブリーダーをチェック。その日の午後、片道1時間半もドライブして会いに行き、新ファミリーに加わったベンジー。(名付け親:息子 わたしはベンベンと呼んでいる)あまり動かないし、お腹が異様に大きいし、ちょっとおバカさん?実は、この日は食べ過ぎで本人は苦しかったようです(笑)翌日は下痢。で、少しづつお腹の大きさも普通になりました。子ども達の喜びようは、ものすごく、一緒に遊び、お世話も少し。夜は隣で眠り、朝いちからベンジー・ベンジーおっとりしていて、食べるのが大好き。とっても和み系のワンちゃんです。
2008.08.01
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今、日本は夏休みですよね。ウェブサイトのお問い合わせ欄や、小誌のMixiコミュニティなどに、「子連れでどこへ行けばいい?」「子どもと楽しめるツアーは?」といった質問を結構いただいています。せっかくだから、ケアンズ近郊の自然をお子さん連れで楽しんでもらえるようなツアーを企画しよう!ということに。「子どもとしての意見をママに教えて」と週末私の子どもを引き連れ、ツアーに参加してきました。(リビケンの英語のタイトルコピーを考えたり、取材に同行したり、子ども的に仕事に参加させられる我が子たち…。) 最初に行ったのは、見晴らし台。ちょうど指先くらいがケアンズの町。沖にはグリーン島もくっきり見えました。(ちなみに、我が家はこの見晴らし台のすぐ下あたり)上から見ると、こじんまりしていて、ケアンズって可愛い!?この後、清流が美しいクリスタルカスケードへ。山歩きを楽しんでいる途中、ガイドのスチュワートはしょっちゅう止まる。(笑)「あっ、ここの湧き水美味しいんだよ」私は、靴を濡らすのが嫌で飲まなかったのですが…。裸足って楽でいいよね!この日の天気は、魔法じゃないかと思うくらい最高で、清流沿いの山道のお散歩は、それはそれは気持ち良いのです。 スチュワートは、本当に森のことをよく知っていて、たくさんの木の実を見せてくれたり、とにかくネタが豊富!(昔、プロの猟師としてブッシュに数ヶ月暮らしたりしていたそうです)「これ、何の実かわかる?胡椒だよ」「これは、スティンギング・ツリーっていって危険な植物。(説明が続く)でも、葉っぱについてる実は食べられるんだ」おいおい…なんと、グリーンアント(蟻)まで食べてしまいました! 森の中って、本当に恵みでいっぱいなんだ…(蟻は置いておくとしても)ふだんは森林浴と言っても、植物や動物の知識もないし、サクサク歩いてしまうんですよね。知らなかった森の秘密の一部分に触れられて、子ども達も嬉しそうです。この日の前夜はかなり寒くて、私は毛布を4枚もかけてたんですが、スチュワートは清流に飛び込みました!誰よりもツアーをエンジョイしている彼(笑)本当に水が透き通っていてキレイでしょ。シティから車で20分くらいで、こんな場所が広がるケアンズって恵まれているな~と、つくづく思います。子育て天国じゃないかと。この後、そこら辺の畑から失敬したサトウキビをかじったり、道ばたに生えているヤシの木からココナッツを取って来てもらったり、ゴアナに出くわしたり…子どもと一緒に走り出すわ、絶壁で飛び跳ねるわ、ひょいひょい木に上るわ、水があると必ず飛び込むわ、濡れたままバスを運転するわと心はまんま ヤンチャ少年のスチュワート。子ども達と同じ目線で遊んでいて、彼自身を観察してるのも面白かった(笑)(こんな大人はあまりいない気がします)どんな風に育てたら、こんな風に少年の冒険心と天真爛漫さを失わない大人になるんだろう?聞いてみると、「うちのジジイとババアは今、自転車でフランス一周旅行してるよ」とのこと。(大学で日本語を学んだだけあり、くだけた日本語も上手だったりする)そうか。ご両親の血を受け継いでいるんですね。話がそれましたが…(興味深い人に会うと、すぐどういう親御さんなのか知りたくなる私…すみません)渓谷を上から眺めたり、とっておきのビーチスポットに行ったり、ケアンズに15年も住む私も、改めて、ケアンズってこんないいとこだったんだ~と感動。(カメラのバッテリーが切れたので、この後の絶景の写真、撮れなかったんですが)少しでも多くの日本人のお子さん連れに、ケアンズの自然を楽しんでもらえたらいいなあ。私が子どもたちを生んで以来、ただ連れて行っていた場所にスチュワートが新たな発見をもたらしてくれた1日。他の方ともシェア出来れば嬉しい限りです。今回は、試しに行う1日企画なので、その時にケアンズに来る方、良かったらぜひ参加して下さいませ!ツアー詳細などのページはスタッフTOMOKOが用意してくれました。●予約、問合せは こちらからどうぞ。●日程の詳細はこちらからどうぞ。
2008.08.01
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ケアンズって自然がいっぱい。きれいだな マイナスイオン充満?そんな気持ちいい体験は ずいぶんさせていただいてきましたが、今回訪れたモスマン渓谷には、気持ち良さを超えた、言葉では言い表しづらい感動を覚えた私。場にあふれる神聖な気配に、圧倒され、癒され、そして厳かな気持ちに。「人間って小さいな」という想いと、でも「地球は平等に包んでくれているようだ」という想いと、何万年という悠久の時を、この森で暮らしてきたアボリジニの人々に対する敬意。更に、森に祝福されているような、慈しみさえ感じたのは私だけでしょうか?とにかく、何かすごくない?ここ? 何故ここにやってきたかと言うと、アボリジニ文化を学ばれたケアンズ唯一の日本人ガイド、杉本さんが7月をもって10年以上続けたこのツアーを辞めてしまう、と言う情報をキャッチしたから。現地でもアボリジニガイドさんに案内してもらえるのですが、今まで何度行っても彼等は不在。商売っ気がなく、週末はお休みだからだそうで(笑)案内していただいた森は、アボリジニの方に伝わる聖地で、許可なしでは入れません。入る前は、森に「お邪魔します」とお祈りします。 杉本さんのお陰で、アボリジニの方々の文化や森での暮らしの一部分を知ることができました。上の写真のように、ポキッと木を折って、道しるべを作っていたとか、出産時は女性だけが小屋に入り、赤ちゃんの名前を思いつくままに順番に言い続け、おぎゃーと生まれた時に呼ばれた名前にするとか(赤ちゃんが名前を選ぶのです)胎盤を森に投げて、当たった木がその子の守り樹になるとか。これは、キャンドルナッツという木の実。最初に白人を見た時、白い肌・金髪の彼等をアボリジニの人達は神様だと思ったらしく、色々なことをしてあげた。夜、灯りがほしいと言う彼等のために、油分の多いこのナッツをたくさんつなげて、灯りを点してあげたのだそうです。 この水辺は虹色に輝いていて、本当に清らかな美しさでした。女性と子どもだけがここに入るのを許されていたそうです。 周りの空気もキラキラ… 散策途中では、ソープツリーと言う石けんがわりになる葉っぱや、湿布の代わりに使えるという枝など、森の恵みに驚くことしかり。女性だけが、植物の使い道を代々伝え続けたそうで、薬草だけでも1万種類は皆が覚えていた、とのこと。本当に森と共存していたんですね。白人が入って来たことによって、そんな知識も今は途切れてしまい…(ガンの薬が熱帯雨林から取れそうだとか、今研究されてますけど)私たちが気づかないだけで、本当は全て周りにある。用意されている。そんな発見をしました。つながれるかどうか、だけのことなんでしょうね。きっと。 森にある素材で、こんな風にペイントしていた、と杉本さんが実践して下さいました。守り神やシンボルで、湿地帯とか水辺とか出身がわかるらしい。 そう、文字を持たなかったアボリジニの人々は、様々な教えや祈りを絵で表現してきたのです。この森にもありました。彼等の壁画。動物に混ざって船の絵が。「きっと航海でやってきた白人の姿を見た時の驚きを表現したんでしょう」どんな気持ちで描いたんでしょうか。 何万年も文化を継承し続けた彼等が、白人によって虐殺されたり、彼等の生活方式に強制されてから、まだ1世紀経つか経たないか。ずいぶん前ですが、「ついこの間まで、原始人の暮らしをしていたなんて進化がない」とダンナが言ったので、「それは違うでしょう。きっとアボリジニの人達は物質に翻弄されることを避けて、崇高な精神を守るためにあえて、平和な生き方を選択し続けてきたんだと思う!」と反撃しました。 文明が発達していること=幸せ。モノを持っていない=かわいそう。っていうのは間違っていると、すごくおこがましい考え方だと、私は学生時代インドに行って気づきました。自分が正しいと信じるのは、いいとして、その色に周りも塗り替えようとするのはNO GOODではないかと…。 さて。感動続きのこの森で、私が最も揺さぶられた光景がこれです。 この樹に出会えただけで、本当に本当に良かったと思いました。(仕事休んで来た甲斐があった・笑) 精霊が宿ってます、絶対!そして優しく見守ってくれてます。だって拝みたくなるような神々さなのに、そっと触ると安らぎも感じたから。そして、生かされている、という謙虚な気持ちで、地球と共存するように暮らしていきたい 不思議とそんな気持ちになりました。具体的にどうすればいいのか、わからないんですけどね。 杉原さんが「昔はこの樹に男の子をしばりつけ、成人の儀式を行っていました」と。3日くらい経つと、ぽーっとしてきて、精霊が見えるようになってくるんだって。恐怖を克服して、スピリチュアルな世界にもつながっていく、それが大人の男だったんですね。確か3回くらい、そのテスト(?)があり、合格すると毎回お腹に3本のキズをつけたそうです。で、キズがないと結婚もだめ。厳しい?と思いきや、それはそれで個性だから、アボリジニの人は気にしなかったようです。男は強くなければ!って強制はなかった。何か素敵ですね。 わたしは、アボリジニの人達が守って来た生き方に、人間の本当の幸せのヒントがあると思っています。あ~、このツアーが終わってしまったなんて残念。でも最後に行けてラッキーでした。 素晴らしいお天気だったので、帰りに寄ってくれたポートダグラスの見晴し台もこんなでした!夜は、東京からいらしていた知り合いの方とディナーしたのですが、眠くて眠くて。(すみません)パワースポットを訪れ、私はパワーをもらって元気になる、とうことはなく、やたらとまったりして夜はすぐに寝てしまいました(笑)
2008.07.28
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先日、ブリスベンから訪問している稲井領事の歓迎パーティーが行われました。第一部は、ケアンズで空手道場を30年以上主宰されている松本師範の表彰式。日本文化を長きに渡って伝承されている功績を称えての特別な賞です。「自分の国に認められて、とても名誉に感じる」と先生は感慨深げ。道場生の方々の前でのスピーチでは、「自分をリスペクトできない人は、周りを幸せにすることもできない。長く空手を続けている、珍しい人種(笑)のあなたたちは、自分のことを誇りに思ってほしい」云々。まだ10年強のお付き合いですが、先生が様々なことを乗り越えてこられていることを少し知っている私も どういう思いで道場を続けてこられたか、と言う話にジーン。「スピーチ良かったです!」と後で言うと「何だ、本気にしたのかえ。あんなの半分冗談だよ。面白おかしくしないと、つまんないじゃん。はっはっは」「……」ともかく、先生はよく「空手しかできねえ」と言うけれどもそれって結構かっこいい。何とかバカって言える職人気質の人って私にとっては、憧れだったりするんです。そういえば、大好きな平井堅のアルバムも「歌バカ」だった…自分はコレって言う道がわかってる人が羨ましい。迷わずに、一途に道を極めていけたら、人生ムダが少なそうだから。私みたいに、こちょこちょ色んなことをしている人間っていったい何をしたくて生まれてきたんだろう?なんて迷ってばかり。早いとこ何とかバカになりたい!?パーティー第二部は、ブリスベンの領事さんの歓迎ということで、地元の方々が集まりました。おしゃべりしていたら、何と全員ケイコという名前なことに気づき、記念写真をパチリ。左から、領事館にお勤めのケイコさん、ケアンズ初の日本人警察リエイゾンオフィサーのケイコさん、わたし、人気ジュエリー店を長年経営し今はルイヴィトンにお勤めのケイコさん。名前は一緒でも、やっていることは様々ですね★
2008.07.26
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今、出ているリビング・イン・ケアンズのインタビューのためにキュランダを訪れたのは、なんと入稿2日前!いつも、誰にインタビューしようかな~と考えていると、不思議な出会いとか「この人に会ってみたい」という閃きがあります。(何の脈絡もなく思いつくので、今までのインタビュイーもバラエティに富んでいるかと思います・笑)さて、今回お話をうかがったダイアナさんは、「こんな人になりたい」と心から感じた女性でした。おそらく、今まで様々なことを乗り越えてきたんだろうな、と思うんだけど、何と言うかものすごくオープンで、心が満たされているのがわかるんです。 輝いている!とすぐに感じたし、そういう人は周りも照らすんだ、と気づきました。 見て下さい、この写真!偶然とは言え、本当にダイさんの周りが光ってるでしょ。 誌面では使えなかったけど、素敵な写真を撮ってくれたコリンに感謝。 小さいお店だけど、地球や人とコネクトして、環境を守る生き方をしたいと共感しあう仲間と営む空間は、何ともハッピーな雰囲気です。 ヘンプでじゃれ合う?3人。同じビジョンを持つ人たちと進んでいけるって素敵だろうな~と思います。 そのビジョンが利益追求だと、いつの間にか仲間ではいられなくなると思うけど"私"を超えたこと~ダイさん達の場合は、地球を尊重する~だったら、エネルギーも友情もサステイナブルなのかも。 ヘンプって、イメージと違って?本当にキレイ。地球に優しい植物と知って、ヘンプコスメを使ってる私も少しは貢献できている?と嬉しくなりました。(ダンナには "マリファナ塗ってんの?"と言われたけど) ダイが好きだと言う言葉「Be the Change」心に引っかかることがあったら、自ら変化を興す。自分から変わる、ってことが大切なのですね。 この言葉、インドのガンジー氏によるものらしい。不思議なことに、この数日で本でもラジオでも同じ台詞を聞きました。 こんな生き方いいな、と思える人に会えたなんてラッキーです。私も自分なりのアンテナを信じて、Be the Changeを実行していきたいと思います。 リラックスしたインタビューの雰囲気が伝わるかな?ちなみに、インタビュー記事はこちらです。
2008.07.23
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スクールホリデー中にキャンプへ行こう!といきなり決まり、(前もって計画立てた試しがない我が家…)慌ただしく準備して行ってきました!ケアンズから西へ車で1時間半くらい。ハーバートンから奥に入った、知る人ぞ知る素敵な場所です。 ケアンズも少し寒かったけど、あちらは何と0度まで気温が下がったんですよ…暑いのは平気だけど、寒さに弱い私は、凍ってました。 「寒い」と言う子どもらの足下を見ると、裸足。頭を温かくしても、足下と首が冷えたらダメなのに…(寒さに弱い私はツボを知っている)ま、いいか。 キャンプファイヤーは、本当にいいですね。何故か兄弟も仲が良くなり(笑)、一緒に星空なんて見上げてしまったりして、ごはんも美味しいし、よく協力しあうし。 小学生ともなると、たき木を拾って来たり、一緒にテントを張ったり、たくさん手伝ってくれるので、キャンプは一層楽しい気がします。 寒すぎて私は眠れなかったけど、2人は朝5時半から張り切って起きて、川に仕掛けておいたヤビーポットを見に行きました。 たくさん網にかかってた~!と大喜び。その後は、お父さんと釣り。私より、遠くまで上手に釣り糸を投げられる2人。 しょっちゅう、からまるんですけどね…翌朝は、妹の髪の毛と手袋に釣り針が引っかかり大変でした(笑) ほんと、子どもは自然が好きなようで、声も大きくなっちゃって、笑顔が絶えないし、心から嬉しそう。そんな2人を見ていると、自分も嬉しくなってきます。マシュマロは、食べるより焼くのが楽しいようだ。この日、息子は初めてマッチで火をつけられるようになりました。(告白。実は、私は未だにマッチを使えません…) 私も、こーんな青空のもとで、読書できて充実。 自然、最高!どっしりした大地や、淡々と流れる川が、素のままでいいじゃん!と感じさせてくれました。色々なこと、焦らなくてもいいんだよ、ってことも。 帰った後は1日中、洗濯と洗車と通常の食料の買い出しで忙しかったけど、また、近いうちにキャンプに行きたいね、と盛り上がりました。
2008.07.17
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先日、コモンウェルス銀行、レイク通り支店の新装オープンパーティーに行ってきました。内装を今風にミニマリズムに変えたくらいのものかな?と思って出かけたら、大違い!新しい設備が入り、コンセプトそのものが、大きく生まれ変わっていたのです!例えば、設備は両替ブースが新設されたり、入金用の24時間作動のATM、同じく24時間作動のチェンジマシン(お札を好きな単位のコインにくずせる)などが入口に。お店やっている人に便利ですね!コインを数えるマシンも入ったので、今度子供たちに小銭を持って来させよう、と密かに思いました。店内も、すっきり。なんと窓口も、通常の銀行のようなガラスがありません!ほとんどがデジタル化されていて、必要な現金だけをマシンから取り出すので防犯ガラスが不要になったのだとか。また、個室ブースがとても増えたので、ゆったり座りながらお金の相談事や事務をすることができます。待ち合いスペースにはなんと、無料のコーヒーマシンも!パーティーには、たくさんお金を預けてそうな(笑)地元の名士もたくさん来てましたが、とにかくこの銀行が、個々のお客さんを大切にしたいという明確な姿勢を打ち出していることが印象的でした。コモンウェルス銀行は、オーストラリア国内に1000ヶ所以上支店があるそうですが、時間をかけて全てを内装、システムともに変えていくそうです。ケアンズ・レイク通り支店は、その第一フェーズ。今年50ヶ所改装されるうちの12番目と、結構国内でも先端なのです!7月いっぱいは、新装記念で定期預金の利子が少し良くなったりボーナスオファーもあるそうですよ。(詳しくは支店で)パーティーでは、つきっきりで新しい設備、コンセプトをエバさんが熱く説明してくれ、ここで働く銀行員としての誇りをヒシヒシと感じました。彼女は中国人ですが、「今後はもっと日本の方にも利用してほしい」と熱い。今は漢字の筆談(笑)でこなしているそうです。私も、この銀行にいくつか口座を持ってるんですけど、今度行くのも楽しみになりました。どうせなら、気持ち良くバンキングしたいもんね。でも私が昔からカッコいい…と思っていた平井堅似の銀行員のお兄さんはパーティーに来てなくて残念でした??巨大な投資でしょうけど、こうして個を大切にするサービスを先駆けて形にしたのは素晴らしいことだと思ったのでした。
2008.07.16
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昨日、次号のリビングインケアンズの色味などを見るために印刷所へ行ってきました。実は、創刊以来始めて!114号目にして初めて!印刷所を変えるという、大きな決断をしたのでした。一番の理由は、前まで工場がブリスベンにあり、プレスチェックができないのはもちろん、発効日が遅れてしまったり、細かな要望を伝えるのに時間がかかったということ。ケアンズの営業所のスタッフは、もう10年以上も一緒にやってきた人たちだからよくしてくれていたのですが、ケアンズ支社の工場が数年前に閉鎖なってから色々と大変で。今回からお世話になる印刷所は、実は当時の工場閉鎖でリストラに合った人たちばかりが働くところ。いやー、狭い業界です。当時うちの雑誌を担当してくれていた営業のダレンが、今はこれからお世話になる印刷所のケアンズ支社長になってます。ってことで、社をあげて歓迎?モードというか、値段交渉もスムーズで、更に色んなオファーもくれました。 工場長のジョンと大輔さん。リビングインケアンズを昔刷ってくれていた職人さんで、私が質にうるさいのを覚えているので、慎重~に進めてくれました。 ずっと付き合ってきた会社を切るのは、ちょっと罪の意識もありましたが、ダンナに「向こうだって、お金が欲しくて付き合ってるだけなんだからもっとドライになれ」と言われて、「まあそうだよね。不合理な点は改善しないとね」って少し悲しい気分になりつつ、決断しました。(こういう私なので、スタッフにも正直者はバカを見る、と言われます(笑)「理由を聞かせて」と、以前取引していた会社の支社長が来たけど、工場のロケーションについては動かさざる事実だから、すんなり納得してくれて「今まで有難う。でも向こうで不都合が出たらすぐ俺のとこへ来いよ」と堅い握手をしつつ言ってくれました。 さて、プレスチェックはスクールホリデー中だったのでうちの子供たちも連れて行ったのですが、大きな機械から刷りたてのページを見て、目を丸くしてました。いい社会見学になったかな。あと自分が考えた英語のキャッチフレーズが使われていたのも嬉しかったみたい。(いきさつは、こちらのブログへ)今回は、大人も子どもも、ちょっと社会勉強できた…気がします。
2008.07.09
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実はもう1ヶ月経ってしまいましたが、パシフィックインターナショナルホテルのメインダイニングとして新装開店した「ブッシュファイヤー」さんのオープニングパーティーに呼んでいただきました。 かっこいい料理長さんの後ろに見えるのが、ウワサのブラジル風串焼き。串というか、ほとんど剣!これを、ウェイターさんが熱々の状態でテーブルでサーブしてくれるエンターテイメント性バツグンのレストランです。同じテーブルには、ホテル総支配人のポールさん、そしてケアンズで一番大きい弁護士事務所の敏腕弁護士マークさんご夫妻が。 この日のパーティーにいた日本人はスタッフのゆみこさんと私だけだったような…ちょうど、カンタス航空減便のニュースの翌日だったので、色々な方から「これから日本人観光は大変だね。がんばって」と哀れみ?のお言葉をいただきました。でも、ポールさんは「リビングインケアンズのインタビュー、すごい反響だったよ!シドニーでまで読んだよって言われてビックリしたよ。とってもいい仕事してるね」と褒めてくれました(ポールさん一家のケアンズにおける業績は素晴らしいのです。 インタビューはこちらから) で、本題の料理。 見て下さい!美味しそうに焼けたビーフ!この他に、ポークやエビやチキンなど、ブラジル風のスパイスが効いてて豪快な美味しさです。 テーブルでサーブしてくれると、何故か美味しさも倍増しますね★食べ放題というのがまたいい。でも食べ放題(サラダ、温野菜、ソース、ポテト付き)で1人$38.50は安いと思いました。もちろん、アラカルトでの注文もOKで、チキンとサトウキビのドラムスティックマンゴーとライムのサルサソース添え$12とかブルースイマークラブケーキ(カニのコロッケ風)唐辛子と赤ピーマンのソース、アスパラガス、香草のオランデーズソース$16なんて工夫いっぱいのメニューが揃ってます。デザートも凝っていて、なんとドーナツは注射器付き。これに、ソースを入れてドーナツに注入するという、遊び心満点のしかけも。 今度は、家族で行ってみよう!と誓ったのでした。(本当はダンナと私で招待されていたのに、子守りで行けなかった彼…ごめんね)
2008.07.08
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12月から、日本~ケアンズの直行便が大幅減便ということで、ケアンズは町を挙げて静かなパニック状態です。 既になくなってしまった会社もあるし、(対応が速い!)閉店を考えているお店もたくさんあるようだし、リストラもおきているようだし、専門家の予想では、職を失う人が最低1600人なんていうことだし正直、ネガティブな話が多い! 取材で色々な方とお話する機会があったので、嫌でも肌で感じてしまいました。 でも、中には「こういう時こそチャンスだ」と言う方も。「気持ちの持ち方次第ですよ」と励まされてしまった。 確かに、落ちるところまで落ちたら、後は上がるだけ?今まで惰性になりがちだった事業内容などを見直すいい時期だと思います。 これからは、本当に求められているサービスだけが残って行く時代だと思う。そして、そういうサービスは、たぶんお金もうけ重視じゃないのでサステイナブルな要素が強いと思う。 なぜかこの間、地元新聞社に日本人観光について意見を聞かれて記事になってしまいました。 私的意見としては、ケアンズは単なる旅行先という立場でなくて、「●●のために、どうしても行きたい」と思わせる場所に変身していく時期に来ているということ、 ●●のテーマは人それぞれだろうけど、おそらくケアンズの魅力を一番分かち合えるのはLOHAS層の人ではないかということ、 それには、この土地の自然環境の希少性をきちんと謳うべきだということ、 良くなる前に、悪い時期も通り越すと思うけどケアンズはたくさんの可能性を秘めている というようなことが記事になりました。正直、思いつきで語っちゃったんですけど、知らない人から「ポジティブでいい意見だったわ」と言われたり、電話がかかってきて「話がしたい」と言われたり 知っている人からも「おっきい写真ですね」と言われたり「幕末の薄幸な女みたいな顔して写ってる」と言われたり、「同意見です」とメールが来たり ほんのちょっと反応がありました。 今、自分のビジネスはどう歩んでいくべきなのか考えたいと思っているところです。 明日入稿する次号は、既に15件以上も広告が減ったし、まあ状況はかなりシビアと言えます。 温泉でもあったらゆっくり浸かって考えたいな~。ちょっとスローダウンの予定です。
2008.07.03
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息子のラグビーチームの試合のためにタウンズビルに行ってきました。ノースクイーンズランド50+のチームが集うトーナメント、と言うことで応援しなきゃと仕事を2日も休んで…。見応えある試合ばかりで、他のお母さんたちと黄色い声援を飛ばしてきました!(私は声が低いけど)とにかく、男の子たちの元気っぷりには驚きで、3日間も同じモーテルに泊まったものだから、試合の前後のはしゃぎようもすごかった。寒いのにプールでガンガン泳ぐわ、夜も駆け回るわ…とうとうモーテルのおじさんから雷が落ち、「うるさい子たちが泊まっててすみませんね」と言われた時は、「うちの子もあの中にいます」と言えずに他人のフリをしました…。試合は、4試合勝ち進んだけど5試合目に敗北。準々決勝止まりとなりました。でも当たったチームは優勝したので、くじ運が悪かったという言い訳にしておきましょう。ボーイズは悔しそうではあったけど、その後またつるんではしゃいでました…。子どもってそんなもの?最終日の夜は、地元カウボーイズのプロの試合を観にみんなでスタジアムへ。このバスの中でも「うるさっ!」この子達のエネルギーは無限なんだろうか、と真剣に思いました。でも、年配の方が乗ってくるとちゃんと席を譲っており、コーチの方のしつけに感心した次第です。そうそう、この試合のハーフタイムの余興で、今回のトーナメントに参加したジュニアチームの対抗リレーがあったのですが、それでも息子のチームは1位か2位でした!足が速い子が多いんだね。この時もお母さん方の黄色い声援が飛んでいたことは言うまでもなく…。たぶん息子にラグビーをやらせて「行け!タックル」などと叫んでいる(あれ?自分か?)お母さんは、ハイソな部類ではないと思います(笑)余談ですが、毎日じーっと試合を見続けていた娘は「私もグラウンドを思いっきり走りたいよ~」と言っていました。(余談ついでに、彼女はこの間の運動会の徒競走で1等賞を取り、リレーでも何人か抜かしたそうで、今走りたい気分なのです。たぶん・笑)今回、10才の男の子ってこんなんか…といくつか発見があったのでリビング・イン・ケアンズの次号のママのため息に綴ってみました。(写真も記事と重複しちゃうけどブログにも載せておきます)さて、今晩はステートオブオリジンという、プロ選手の出身州で競うゲームの決定戦(3試合め)なので、またテレビ観なくちゃ!
2008.06.30
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2週間、週末もなし。朝から晩までの取材が終わりました~。日本のメディアって、やっぱり速度と密度が違いますね。たまに、現地の取材や執筆の仕事をいただくのですが、ケアンズペースに慣れている私には驚きのスケジュールだったりします。特に今回はリビング・イン・ケアンズの入稿と重なっていたのでうちのスタッフはそちらを頑張ってもらい、融通が効く(?)私が取材に出ることになったわけです。最近、インタビュー以外あまりしていなかったので、お店を巡るのは久々。色んな発見もありました。「へ~、こんなグッズが売れてるんだ」とか「ケアンズ来る人にはこれが人気なんだ」とか「私は疲れると、顔に思いっきり出るんだ」とか「この人って、意外にメディア慣れしてるんだ」とか。カメラマンさんとは、娘どうしの年が同じだったり働くママとして話もはずみました?(なにしろ毎日10時間以上も一緒にいた仲)1日に2~5軒のレストランで取材&撮影!改めて、ケアンズっていいレストラン多いかも、と思いました。特に、最近オープンしてきた、海沿いのハーバーライツに並ぶレストランは、雰囲気もプレゼンテーションも味もGOOD。たまには、子ども抜きで食事してみたい?最終日は超強風の中、ダイブトリップ取材。ゲロゲロの人がたくさんいて、くじけそう?リーフにいても携帯ってつながっているし…「珍しいほどの悪天候」とスタッフの方もおっしゃってました。すごいラッキー。そういえば、グリーン島の取材日も怖いくらいの強風で、レフ板を持っていた私は桟橋で本当に飛ばされそうになりました。まあ、色々ありましたが、どこでも皆さんが良くして下さり、ケアンズの素敵な部分を再認識することができました。そんな機会を有り難うございます。私はこれから「書く」っていう作業が残ってるんですけどね…
2008.06.26
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今週は(も?)フル稼働。日本の某有名ガイドブックの取材で毎日カメラマンさんと走り回っています。ショッピングセンターの撮影では会社の公共災害保険が必要だったりセキュリティオフィスで20分くらいセンターに出入りする外部者用の安全ビデオを見せられたり、取材開始まですったもんだで1時間くらいかかっちゃいました…。お店の簡単な撮影でも、本社の許可を取り付けて…と、すんなりとは行きません。ケアンズって田舎なのに、だんだん都会のオフィスでの管理化が進んじゃって、個性が消えてきたなあなんて。世界各国に出現するマクドナルドのような?でも、キュランダに行ったらまだ個人の顔が見える世界が残ってました★人が温かくて、流れる時間ものんびり。自分たちのお店のポリシーを熱く語ってくれたお姉さんとか、旅の話を写真入りで披露してくれたおじいさんとか、とてもいい取材させてもらえました。(誌面には残念ながらモノしか載りませんが)蝶々園では、カメラマンさんがひたすらシャッターを切る間、ジャングル風のしつらえの中をひらひらと舞う鮮やかな蝶々を見て1人こんなことを感じてました。必要な分の蜜だけをそっと吸いにくる健気な蝶々。人生これでいいんじゃない?抱えきれないほどのモノや、もっともっと、ってお金は要らない。今日生きられる分の食べ物と寝床があることに感謝できたら、蝶々みたいに、ひらひら心も軽くなるかも?(あと蝶々みたいに美しくなれればもっと良し)しかも。蝶々って、芋虫だったりサナギになったり、あの華麗な姿になるまでに変身するんだよね。人間も、ああいう風にどんどん変わってもいいんじゃない?それで、最後にキレイな心になっていったらすごくいい。蝶々に足ることを知ると教えられました。って、その翌日から取材先で「これ可愛いんですけど」と、色んなモノを買ってる私は、蝶からはほど遠い存在です…
2008.06.20
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5月最後の日曜日、ダイブ7シーズさんにて、8才以上のお子さんを対象としたダイブイベントが行われました。「せっかく世界遺産グレートバリアリーフの近くに住んでいるのだから、海の美しさを体感する機会を作ってもらいたい」と言う7シーズ、池田社長の熱い思いで実現したこのイベント。その想いに共感し、小社もお手伝いさせていただくことに。急に海へダイビングでは敷居が高いので、まずは、プールでタンクをしょって潜る練習をすることになったのでした。>まずは、スライドを見ながらグレートバリアリーフのことが色々わかるクイズ。この魚は何かな?サンゴって何種類くらいあると思う?KOさんによる、フレンドリーな投げかけに、緊張も次第にほぐれて…。キッズたち、ほとんど正解でビックリでした。(正解者はアメをもらえる、というところも心憎い?演出です)絵で見せてくれると、興味も更にわいてくるよう。この後、YUKITOさんによる器材の説明があり、いよいよ着替えてプールへ。初の器材にドキドキわくわく<サイズに合ったウェットスーツを着て、いよいよプールへ。最初はみんな少し緊張気味でしたが、グループに分かれてインストラクターさんの手ほどきを受けるうちに笑顔がこぼれ始めます。「レギュレーターを使うと水中でも息が簡単!」あとはさすがケアンズっ子。シーズさんが用意した水中ゲームも難なくこなし、しばらくすると深さ4メートルの方へ移動。深い所で輪っかをくぐったり、完全に楽しみ始めました。さすが、子どもたちは吸収が早いですね。みんな上手いんで驚きました」とKOさん。「次は、本物の海を潜って魚やサンゴを見たい」と興奮気味のキッズたち。最後に表彰式も。プールから上がって熱いシャワーを浴びた後は、用意されていたお菓子やジュースで和みのひととき。オーナー夫人の差し入れ、かぼちゃのスープが水から上がってちょっと寒そうなキッズにも大好評でした。(気が効くな~。彼女は私の友人です)一息ついたところで、PADIの参加賞が1人1人手渡されて拍手。みんな、良かったね。「次回は親子で参加してもらえたら、嬉しいですね。でも、いつか海を楽しんでもらう足掛かりが今日できて良かったです」と社長さん。本当に、世界に誇れる海、グレートバリアリーフをもっと気軽に楽しんでくれるローカルの人が少しでも増えるといいですね!8才以上の健康なキッズなら参加可能のこのイベント。次回の開催はまだ決まってませんが、内容などはメールで問合せて見て下さい。●スタッフ、KOさんのブログ
2008.06.10
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先日、イタリア文化祭?にお招きいただきました。歌、踊りと盛りだくさんで、民族衣装を着てダンスを踊る姿が本当に微笑ましかったです。何と言うか、心から楽しそうなんです。ちょっと嫌なことがあった日でしたが、私も心から嬉しくなってしまい、パワーをいただきました。母国を離れても、こうして集まって文化を謳歌するって素敵だなー。年配の方も可愛いし。日本文化だとこう陽気にはいかない気がしましたが(民謡とか?)この心意気は見習うべきですよね。よく飲んで食べて歌って踊り、いくつになっても恋をする。うーん、いい感じ。イタリアに行ってみたくなった、単純な私です★お誘い有り難うございました。
2008.06.08
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昨日ジェットスター航空が、関西、名古屋からケアンズへの直行便を今年12月をもって停止すると突然発表しました。観光地ケアンズ。日本人マーケットがかなりの割合を占めていただけに今後、市全体に与える影響は多大、との予想です。何しろ飛行機の座席数を単純に見るだけで年間10万と、半分近くに減ってしまうわけで…。今、大臣をはじめ、市の実力者たちが一丸となって対策を練っているようです。1つのバスケットに卵をぜんぶ入れるな(リスク分散)って、ビジネスの鉄則ですけど、ケアンズはそれが出来てなかった。あるものは、いつか無くなる…永遠に続くものはないなぜか、この数週間、私の頭にはこのフレーズがよく浮かんでいたのですがこんなショッキングなニュースに出会うなんて!あって当たり前のものって、無くして初めてその有り難さがわかるものですね。(観光業に関しては、まだ今後の明るい展開を信じます)サイクロンがあった時に気づいたんですけど、私、ジプシーに憧れてるみたいです。必要最低限の大切なモノしか持ってなくて、行きたい時に行きたい所に行けるような生活。いつか無くなるモノに執着しない暮らし。自分にとって大切なモノって何かな、ということを1人で考えてみたくて、実は先週末、家族にお願いして1人にさせてもらったんです。結局、答が出なくて、1人でビーチにいたら翌日からすっごい熱が出て仕事まで休むハメ合ってしまったのですが…。今回、こんな不意なニュースがやってきて、またまた同じ問題に向かうことになりました。今は、自分もケアンズも、立ち止まって何かを考える時なのかもしれません。
2008.06.05
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