吟遊映人 【創作室 Y】
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4月になると、少なからず環境が変わる。私の場合、職場において、担当する仕事がガラリと変わった。この年になると、なかなか新しいことを覚えるのがおっくうになる。好きなことなら多少の苦労も糧となり、未知の作業がむしろワクワク楽しく感じられるに違いない。でもたいていの場合、好きとか嫌いという以前の問題で、「それが仕事だからやるしかない」という気持ちである。ストレスも溜まる。憂うつにもなる。じゃあどうしたら良いのか?考えても答えなど出ない。そんな折、さる公共の施設の窓口で種をもらった。〝ご自由にお持ちください〟と書いてあったので、とりあえず『風船かずら』の種を一袋だけもらうことにした。私には園芸を楽しむ趣味なんてなかったのだが、これをきっかけに、庭の草むしりでもしながら風船かずらを育ててみようという気になったのだ。何もかも物価が高騰している昨今、タダでもらえるものならば、たとえ枯らしてしまってもショックは少ないだろうという打算的な思惑もあったのだが・・・ゴールデンウィークはどこにも出かける予定がなく、物置に使い古しのプランターがあったのを思い出し、さっそく種を蒔いてみることにした。種袋を開けて、風船かずらの種を手に取ってみると、これがまた可愛い!なんと、種がハートになっているのだから!(私と同世代の方ならご存知だと思うが、昔、戦隊ヒーローモノで〝ゴレンジャー〟という番組があった。そのゴレンジャーの中に、紅一点、モモレンジャーというメンバーがいたのだが、そのモモレンジャーの顔に似ている)私のことなので、時々水をあげるのを忘れたりしながらも、恵みの雨のおかげでどうにか芽が出た。ひょっこりと土を持ち上げて発芽しているのを見たときは、本当に嬉しかった!そのうち双葉となり、本葉が4枚程になったのを見計らい、花壇の方へ地植えしてみた。これから梅雨に突入するが、根腐れしないでどうにか持ち堪えて欲しい。この風船かずらの植栽に成功したら、私は今後、園芸を趣味として継続していくことになるかもしれない!?※筆頭管理人から飽きっぽい吟遊さんだから、園芸熱もいつまで続くか怪しいものですが(^^;)、何であれ気が紛れれば多いに結構(^_-)産経新聞のコラムに、「人間の方はといえば、入社や異動など年度替わりの環境の変化に、心や体の疲れが出やすい時期だという。〈六月病〉と呼ばれている。」とあり、いまごろの不調に喚起を促すものである(-_-;)そういうことで、六月病の予防になれば園芸だろうが文芸だろうが、どうぞ心ゆくまでお楽しみください♪
2025.06.14