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遊んでいても結果を出す人 真面目にやっても結果の出ない人 柴田励司著「ちゃんとメモをとりなさい」という教えを受けて、それを実行している人たちがいる。相手の話を聞いているだけでなく、その内容をしっかり手で書き残しなさい。(中略)ある有名な企業に呼ばれて、社内で選ばれた人たちとセッションをしたときのことだ。彼らは、私の話を聞きながら、ものすごい勢いでペンを走らせ、メモをとっていた。ちょっとノートを覗いてみると、みんなきれいに整理されたメモ書きになっている。(中略)しかし、彼らが本当に私の話を聞いて理解しているかといえば、実はそうではない。ためしに、「いま私が話したことを要点をまとめて言ってください」と頼んでみると、どうも要を得ない。(p.68-70)最近のディベート大会にて(個人的経験ですが)現役ディベーターでも上級生になって、そしてジャッジになると。理解(そして考え)しながら聞き、そしてフローを書くことも。それも場合によりけり。最近の日本語ディベートの大会だと、(第一)立論は結構早い場合が多いので、聞く→理解する→フローを書くというプロセスで手一杯になる事も少なくない(汗)ネガティブ・ブロック(否定側第二立論)、または(立論が一回のフォーマットの場合)否定側第一反駁のあたりから試合における議論と流れを考え始めることが多い(遅くとも)。準備時間がこの前にある(ディベーターが使う)、反駁スピーチは立論より遅い(若干だけども)、肯定・否定共に試合の流れを把握の上で自分達へ引き寄せる必要がある(立論における議論は試合前に事前に準備したもの、それをどの様に自分達の立場として説得するかが反駁)。日本語ディベートでは、勝敗を決定する時間も含めてスケジュールが定められており、かつ時間遵守。スケジュール通りに進行するのは有難いものの、ジャッジになった場合には(いつまでに勝敗を決定しなかればいけない)プレッシャーというのも本音。ディベーター、ジャッジ双方のコミュニケーションやはり基本に帰ると、ディベーターが議論の重要な箇所(事実、数値、理由)を理解した上でスピーチを行なう。立論に加えて、反駁においても再引用やまとめを行なう、というところなのだろうか。上手いディベーターの試合になると、結構な量の情報が伝えられ、ジャッジは理解し、そしてフローに取っている。以前、書いた、プロアナウンサーの「伝える技術」。ベテランアナウンサーは間の取り方等が上手い様だ。研究してみる価値あり。http://plaza.rakuten.co.jp/counterplan/diary/201401060000/ディベートシーズンもそろそろ開幕の声が。大会等で、そんな場面(スピーチ)に出会ったら、後で聞きなおしてみる事はお勧め。良いと思うところは、自分に取り入れれば、一歩どころか大きく前進です。メモを取りなさいというのは理解の一手段のはず。それは、人によって様々な方法があるはずなので、自分にとって適した方法考えてみるのでしょうね。ただ、自分の経験から言えば、相手の議論をメモ(フロー)に残すのと、それに対する自分の反論を考え準備するバランスを考えてみる必要が。メモを取るのは重要だけど、それに注力しすぎると、自分の議論(反論)まで時間と労力が回らなくなることも。かつては、片方の手で相手の議論を書き、もう片方の手で自分の議論を書くという伝説のディベーターもいました。ただ、普通の人には難かしいなぁ。
2014.01.29
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週刊エコノミスト 2014年1月14日号 「英語と経済」河合江里子氏(京都大学国際高等教育院教授)のコラムが参考になります。スイスにある国際機関である国際決済銀行(BIS)では英語が公用語化している。そこで働いていた経験に基づき、非英語圏で英語がどのように共通語として使われるかについて述べたい。(中略)分かりやすいメールやメモの書き方などもネーティブ、非ネーティブにかかわらず指導される。例えば、次のような簡単な表現に書き換える。In the vicinity of the airport → Near the airport(空港周辺)As a consequence → Due to(結果として)一つのパラグラフや文章は短く、受動態の文章を使わない。理解されやすい文章、まとまった論理的な文章を書く。読み手が見やすいレイアウトも大事であるという指導が行なわれる。(p. 27)英語ディベートの試合において、日常会話(英語)でも。短く、能動態、趣旨のはっきりした内容は通じやすい。どう考えても日本語英語(というかカタカナ)の人の言っている事が通じて、この人結構発音(自体)は上手いのにという人が通じなかったりする。極端な話、短く、趣旨をはっきり、という事に努めるだけでも結構大きな効果が。もちろん何でもかんでも短ければ良いという訳ではなく、短く端的に表現する必要が。そのためには事前の準備が必要。それも勉強。読み手が見やすいレイアウトというのは、議論のタイトルや、サインポスティングになるのでしょう。
2014.01.21
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今日からセンスを君の武器にしよう 石渡晃一著スキルや知識を身につけ、がむしゃらに仕事をすることはとても意味のあることだ。でも、それだけでは超えられない壁が必ずやってくる。その壁を乗り越えるためには、身につけたスキルや知識を最大限に活かさなければいけない。(p.2)選択肢の多さが、センスの質を決めるプロローグでセンスとは、1 情報量の絶対量を増やす2 その中からしかるべき情報を選び出す3 上手な伝え方をする(p.20)アイデアは考えない。見つけるもの(中略)センスのある人というのは、他者の侵入から自分を守って孤独に向上するのではなく、むしろ他者に自分を開いて、知恵や信念を与えたり、与えられたりして、いい意味での変化を恐れず、お互いを向上させられる人のことだ。(p.22)情報量の絶対量を増やすというのは重要だと思う。量が増えるに伴って、様々な意見がある中で、何が主流の意見なのか、少数意見なのか見えてくる。また、同じ主張でも、いくつか記事・情報に接することによりその経緯や理由の説明が見えてくることもある。経緯や理由を説明しない場合もあれば、なるほど(そうなのか)という説明をしてくれる場合もある。また、同じ事件・事実を報道する場合でも、報道機関によってニュアンスは微妙に違っている場合もある。様々な意見や見方があることや、その背景や理由を知ることにより、理解という点で一段高いレベルに到達できる。店員は情報の宝庫だった(中略)店は、お客さんと直に接しているから、確かな一次情報を持っているのだ。この商品はひそかに売れてきているとか、お客さんはこういう反応を示すとか、有益な情報を手に入れることができるだろう。(p.36-37)ディベートで言えば、店員・店をジャッジと読み替えると、当てはまるのでは。ディベーターが自分達で考えて試合で議論を行なった結果に対して、ジャッジの反応や、他の試合での議論の展開等々を知ることもできる(そこから学ぶ点は多い)。センスとかファッションなら、わが道を行くことも可能だけれど。ディベートだと、ジャッジを無視して、自説を曲げないというのは、無謀だなあ。昨日の新聞から学ぶこと昨日の新聞を読み返すことがある。なぜなら、「昨日の情報を、今日は活かせる」かもしれないから。(中略)僕だったら、新聞広告やビジネス書を見て、自分ならこんなコピーを書くよなとか案を横に書き付けたりする。(中略)興味を持って読んで、書いてあることをたたき台にして想像を発展させられた情報が、本当の「身のため」になるんだ。(p.39)試合の後で考えてみることは多いに役立つ。どうして、こんな事をしたのか、こうすれば良かった(試合を行っている時は、気づかない場合も多い)、スピーチの時間切れ、または議論の順番の失敗、等々。悔しい経験は次回晴らせばいい。ロールモデルを選ぶちっちゃなプライドを捨て、いいものは真似する(p.71)仕事でも、ディベートでも「私のやり方でやります」という人に出会う事がある。ただ、ほとんどの場合、その人が上手く行った例がない。逆に、「これいいね」と言って(言葉に出さない場合もあるが)、そのまま真似て実行している人は大体上手く行っている。そしていつのまにか、その人がそのやり方の重要な点を身につけて自分のスタイルの一部にしていたりする。加えて、その人の個性が加われば、完全にオリジナルの域に。センスという言葉をどの様に取るかにもよるが、外部(他人)から学び、自分を成長させていくことという意味に取れば、何を行なうにしても重要だなぁと思う。もちろん、その一方で、自分なりのこだわりがあっても良いと思うけれども。
2014.01.16
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指導者に命じられてやるか、自分で納得(理解)して行なうかの違い。自分で納得して行なう時の方が当然、良い。どんな事でも、もちろんディベートでも然り。ディベーターの時(大学で、ESSの現役Debaterとして)、色々と無謀な事もした。・自分の能力を超えて、速く話そうとしたり・自分の理解もしていない(不十分な)、議論や理論(Theory)を試合に使ったり等々。その結果、痛い目にあったり、痛い目に会わされたのもある。。(勝敗だったり、バロットの点数だったり)もちろん、その過程で先輩が色々とアドバイスをしてくれたのだけれど、やはり自分で実際に体験して、感じるものには適わない。Debate自体も、その時々で変化しているし。現役を引退(ESSのDebateは大学3年生で引退)して、ジャッジとか、アドバイスをする立場になった。「こうしたら」という事はできても、「こうしなさい」という事はできない。自分がそうしてきた訳だし(汗)、ディベーター一人一人がディベートにかけるものや、求めるものが違っているのも事実。ある程度、頑固くらいな方が上手くなるものだ。ただ、違うと自分で分かったら、変える勇気(判断力)も必要。この記事に出てくる荒井監督のモットーは「シンプルに、しつこく」。ディベートにも通じる処があるのでは。基本に関しては、シンプルに、しつこく(徹底的にやる)。それから先は、そのディベーターの個性を活かす場所。甲子園優勝監督のシンプルでしつこい指導法前橋育英・荒井直樹監督のリーダーシップhttp://toyokeizai.net/articles/-/27765
2014.01.09
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かつて、英語ディベートを始めるにあたってスピーチの練習に、いわゆる名スピーチ(ケネディ大統領やキング牧師)を勉強したものでした。抑揚とか間というものは、実際のスピーチから学ぶ事は多い。日本語ディベートだと。。アナウンサーや、プロの噺家(落語家)さんからも学ぶ点は多いと思います。下記に引用した、ベテランアナウンサーの例は、多くの事を示唆している。以前書いた事もあるのですが、日本語ディベートの試合をジャッジしていると、少し(あくまでも少し程度)ゆっくり話した場合に、スピーチに高得点を付けている事が多い気がします。相手チームとの差(実力や議論)に加えて、ディベーターが心に少し余裕が出来ているのもあると思うのですが。こんな視点からも、ニュースのアナウンサーや、番組の司会者を見てみるのも面白いかもしれません。アナウンサーで別格なのは久米宏さんなのだそうです。久米さんは、1分間に760字から800字をしゃべっているとか。ベテランのアナウンサー(聞きやすい)が話す速度は、一分間にせいぜい400字から450字なのだそうです。。プロアナウンサーの「伝える技術」 石川顕著特に、気になったタイトルより(抜粋)句読点「、」「。」にも大中小のサイズがある大胆な間合いと小声スタート落語に学ぶ話のメリハリだれにでもある口癖 ゆっくりしゃべると、発音は乱れません。さらに内容を理解しながらしゃべることができ、お客さんがこの話に関心を持っているかどうか、反応を見ながら話しを軌道修正することもできます。 相手にうまく伝えるためには、まずは自分自身が話す内容をしっかり理解しなければなりません。話のうまい人は、文の意味を理解し、文節の切れ目を無理なくきちんとつなげて、強調する部分ではしっかりと“間”をとる。この“間”のとり方が上手なのです。同じ原稿量でもベテランアナウンサーが読むとゆっくりと落ち着いて聞こえ、若いアナウンサーだと早くせわしく聞こえるのは、この“間”のとり方の違いなのです。しかも早口で読んでいるアナウンサーも、ストップウォッチで計ってみると、不思議なもので意外と時間がかかっている。おもしろいですよね。 プレゼンテーションなどビジネスの場面では、スピードのあるテンポのよい話し方が知的に聞こえる場合もありますが、たいていの人は、ゆっくり“間”をとって話すほうが、落ち着いて自信があるように見えます。緊張しやすい方は、どうしてもスピードが増していく傾向にあるので、ゆっくり話そうと意識してちょうどよくなるかもしれませんね。(p45-47)
2014.01.06
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