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先日、米格付け会社S&Pによる日本国債の格下げに関連して、閣僚の発言が。その中には、目的と手段を取り違えている、または途中の思考経路を(説明せずに)飛ばしている人も。。。色々な考え方があると思うのですが、国の財政に関しては収入と支出が均衡するのが基本。国債による景気刺激策は、景気浮揚により法人税収アップ(その時には、国債を削減するはず)というのが財政学のテキストにある内容(だと思う)。ただ、法人税の増収が見込めない、社会保障費の増加は別の財源(といっても事実上消費税しかない)しか考えられないというのも事実かもしれない(これは一つの考え方です、念のため)。ただ、(消費税)増税というのは、あくまでも手段の一つでしかない。日本国の財政の健全化や、年齢構成の変化に伴う社会保障費の増大に対応すべく財源を確保しなければいけない、将来の世代に負担を残してはいけない、という目的が明確に認識されていないと。なんでも、自分達の主張につなげてしまおうと思ってしまうのは、政治家でも、ディベーターでも変わらないのは事実ですが。。。そう言えば、日本国債は95%が国内で保有されているので暴落しないという議論も良く出るけれど、それって、生活の資金を借金で賄っている人や、時代劇に出てくる放蕩息子(だいたい若旦那)みたいな気がしなくもない(誰かが面倒を見てくれるといった)。息子は最後は親が面倒を見てくれると考えていても、最後は親に勘当されて、あわてるといった結末もありますね。国債格下げ、「菅財政」へ厳しい目 政府債務、先進国で突出 2011/1/28付 情報元 日本経済新聞 朝刊 962文字 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による日本国債の格下げは、菅直人政権の財政運営に対する海外の厳しい視線を浮き彫りにした。政府の債務残高が先進国の中で突出しているにもかかわらず、財政再建が一向に進まないという懸念が背景にある。6月までにまとめる社会保障と税制の一体改革案についても、実現性を疑問視しているのが実情だ。 S&Pが今回の格下げで強調したのは、日本の財政運営への不信感だ。社会保障と税制の一体改革を否定しているわけではない。衆院と参院の多数派が異なる「逆転国会」の下で「2011年度予算案と関連法案が国会の承認を得られない可能性さえある」とみているのに、一体改革を実行するのはさらに難しいとの認識を示している。 ただ高水準の対外純資産などを評価。「政府が財政再建と成長見通しの改善に向けた施策を実行できれば、格上げを検討する」とも指摘した。 これに関連し、民主党の岡田克也幹事長は27日の記者会見で「残念だ。社会保障と税制の一体改革、財政再建の道筋を実現するようしっかり伝えていく必要がある」と語った。与謝野馨経済財政担当相はBSフジ番組で[「(消費税増税を)早くやりなさいという催促だ」]と述べた。 最大の問題は巨額の債務にある。経済協力開発機構(OECDによると、日本の政府債務残高(一般政府ベース)は名目国内総生産(GDP)の約204%に達する。先進国のほとんどが80~90%台で、2番目に高いイタリアでも約133%にとどまる。
2011.01.31
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ディベートは音声でのコミュニケーション。良いディベーターの試合は、例外なく美しい。聞いていて楽しいし、何を喋っているか分からない(論点とか、内容とか)という様な事がない。。「音声」とあえて書いたのは、ディベートには(多少であるが)例外もあること。かつての英語ディベートではチャートを使った時代もあったし(現在、可能かどうかは分からないけれど)、どんなものかを見せるのに、写真とかぬいぐるみ、とかであれば使用も許されるのかもしれない。音声でのコミュニケーションという点に加えて、当意即妙(とういそくみょう)な点も大きい。どんなに準備を行っても、相手の議論に対してすべて反論を事前に準備するのは事実上不可能。また、仮に、たまたま議論がほとんど準備できている場合があっても、相手の議論に応じて、どの様な順番で、どの位の時間配分で、どの程度の内容の深さでスピーチをするかは、やはりその試合の、その時点での選択。ジャッジなんかをしていて、反駁(Rebuttal Speech)まで原稿を準備している人も見かけたりする、たまに。ただ、その様な場合でも、なんかずれているなぁ、と思う事も多い。ディベートの試合の経過内容に関わらず、準備した資料をそのまま読んだり。そこまで準備できているならば、もう少し内容を深くできないかなぁ、なんて。かつて、US Debater(しかも全米でもトップレベルの)からBriefをもらうと、Briefの中でも、議論毎にブロックになっていて、Aパターン、Bパターン、Cパターンと使い分けが出来る様になっていた。また、同じ議論でも、短い時間でも、長い時間でも対応できる様にパターンがいくつかある(long version, short version)。テレビの生放送なんかでも、あと30秒、10秒と言われて、突然でも、機知に富んだ事を言える人は、格好いいですよねぇ。。
2011.01.31
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****は、TPPを以下の様に説明しています。「環太平洋戦略的経済連携協定の略称。シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国が参加する自由貿易協定で、2006年5月に発効した。さらに米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアが参加を表明し、新たな枠組みの合意に向けて9カ国で交渉している。米国は11年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までの合意を目指しており、日本も参加を検討している。TPPは、自由化レベルが高い包括的な協定だ。モノやサービスの貿易自由化だけでなく、政府調達、貿易円滑化、競争政策などの幅広い分野を対象としており、物品の関税は例外なく10年以内にほぼ100%撤廃するのが原則。APECの目標を共有し、より広範な自由化を進めることが協定の目的とされ、加盟国の合意によって参加国を拡大できる。09年の米国の参加表明によって関心が高まり、参加国の増加が見込まれており、アジア太平洋地域の新たな経済統合の枠組みとして発展する可能性も指摘されている。」我々肯定側は、「TPPを日本はTPPに参加するべきである。是か非か」の論題の下、以下のプランを提案します。1.日本は、TPPに参加する2.農家に対する補償金を導入し、関税引下げ・撤廃の影響を軽減するその他必要な項目に関しては、質疑応答、立論・反駁のスピーチの中で説明、明確化されるものとします。論点1.TPPへの参加は日本にとって喫緊の課題であるa) 避けては通れない道****は2010年に以下の様に述べています。「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加はメリットやデメリットで議論すべきではない。避けては通れない道だからだ。一種の「国際標準」であり参加しないと生き残れない」b) 参加によりルール作成に関与を****は2010年自身のブログで参加の意義を以下の様に述べています。「第一にTPPから除外されると輸出市場で差別扱いを受ける。輸出市場の喪失による損失はTPPメンバーの増加と共に拡大する。日本からの輸出が難しくなれば日本企業は生産拠点を海外に移すので日本経済が空洞化する。第二にアジア太平洋地域における貿易・経済枠組み作りへの不参加は日本経済に損失をもたらす。例えば、企業に影響を及ぼす政府調達やアンチダンピング措置などに関するルールが日本の関与がないまま決められてしまうと日本企業にとって不利になる。」c) 事実、関税撤廃に時間を掛けた実例があります****は12年かけた貿易関税撤廃プロセスの例を説明しています。「TPPは2006年5月に発効した。(中略)チリは乳製品の完全を2012年まで6%に維持でき、その後毎年1%ずつ削減し、2017年に0%とすることなっています。」論点2.政府の方向性は明確でなく、動きも遅い「TPP交渉への参加判断の時期について菅首相は4日の(本年の)年頭記者会見で『6月ごろが一つのめどだ』と初めて明言するなど、交渉参加に意欲を見せた。」論点3.TPPへの参加は日本にメリットをもたらしますa)日本全体****は以下の様に報じています。「内閣府の試算は、TPP参加に伴う関税撤廃による貿易拡大などにより、日本の実質GDPが0.48~0.65%(2.4兆~3.2兆円)押し上げられるとした。」b)特に産業界に対するメリットが顕著です同じく****からの引用が続きます。「経済統合を推進する経産省は、日本がTPPなどに加わらず、米国、欧州連合(EU)など主要国との自由貿易交渉で韓国の先行を許した場合、自動車、電気電子、機械産業の3分野で韓国にシェアを奪われると分析。20年時点で実質GDPが1.53%(10.5兆円)、雇用が81.2万人押し下げられるとした。」c) 農業も輸出の可能性大です****は農業の輸出の可能性について述べています。「例えば、オーストラリアの年間のコメの生産量は約2万トンで、消費量は約25万トンです。その差はもちろん他国から輸入しているわけですが、日本のコメの生産量は年間約850万トンで、余剰もある。コメは保管するにもコストがかかりますから、これを輸出しない手立てはありません。 オーストラリアではここ数年日本食ブームが起きています。他にも、APECの中ではロシアなども日本食ブームですね。あと忘れてはならないのが、巨大マーケット・中国です。中国のコメは日本食には不向きなので、北京・上海・大連・青島・天津あたりを中心とした需要増大の可能性は大いにあるでしょう。」農業が壊滅する、被害を受けるという議論に対して、事前に釘を刺しておきます。d)農林水産省の推計の前提は極端なものです****のHPより「日本では、自由化を前提とした議論は、タブー視され、先送りされてきました。TPP参加に関する試算でも、農林水産省は被害額は出しても、被害を止めるためにいくら必要なのか、示していません。数字を出せば、参加を認めることになるから、という理由です。これでは議論になりません。」試算の前提に関しては、農林水産省副大臣自身が記者会見で説明しています(同省HP、2010年10月28日)「関税取っ払ったということ、それで、何も対策を講じないという仮定で、そういう仮定を置いてやって、被害額というか、生産減少額が、3.6兆円、自給率が40パーセントから12パーセントになるというような計算をしたわけです。」
2011.01.26
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The below is the very preliminary draft of 1AC for February debate. Note: the contents will be reviewed and updated. This is for your reference only. I am planning to get something from great 1AC by Mr. Y in January. Regards,We support the resolution “Resolved: that Japan should rectify the TPP” with the following plan.Plank 1: Japan should ratify the TPPPlank 2: Subsidies for farmers are introduced in order to mitigate the impact of lifting the tariff.Other details and identifications are operationally defined in the speeches and cross-examination.Contention One: Joining TPP is the urgent issue for Japana) No other choice.*****, former professor of Univ. of Tokyo in 2010: “We should NOT discuss if Japan should join TPP. It’s UNAVOIDABLE for Japan to join TPP. TPP is a kind of “international standard” and Japan cannot survive without joining TPP.”b) Member countries request*****, 2010: “Leaders from nine countries involved in negotiations for an expanded Pacific Rim free-trade pact on Sunday urged Japan to join the talks by the time the next APEC summit convenes in November 2011.”Same source continues: "The TPP members were of the view that it would be good if Japan could make a decision soon to join the TPP, even though they understand that there are many domestic issues that Japan has to manage within the country.”Contention Two: Government direction is unclear and slow.Prime Minister Kan stated in a new-year address of Jan. 4, 2011: “June is one of the deadline to make a decision to join TPP negotiation.”Contention Three: TPP provides economic merit to Japana) Japan as a whole*****, 2010: “Joining a U.S.-backed trans-Pacific free-trade agreement would push up Japan's real gross domestic product by ¥2.4 trillion to ¥3.2 trillion, or 0.48 to 0.65 percentage point, according to an estimate by the Cabinet Office released Wednesday.”b) Huge impact to industriesSame source continues: “The trade ministry estimated that if Japan neither joins the TPP nor signs economic partnership agreements with the European Union and China, while South Korea inks free-trade agreements with the U.S., China and the EU, real GDP will decrease by about ¥10.5 trillion by 2020 with the loss of 812,000 jobs.”c) Export of agricultural products possibleProf. ***** states in 2010: “Japan produces rice of 8.5 million ton per year, with surplus. It costs to keep stock of rice, so we have an option to export rice to foreign countries. In Australia, among APEC, Russia, Japanese food is popular. Furthermore, we should not forget China as a market. I think we have a big chance to export Japanese rice, as Chinese rice is not good for Japanese foods.”Preemptively,d) MAFF’s loss estimate unreliableMAFF (Ministry of Agriculture, Forestry and Fishery) disclosed Yen 4.2 trillion loss, however, it’s over-stated.***** 2010: “Historically, Japan has not made discussion of liberalization, and postponed it. In case of TPP, MAFF (Ministry of Agriculture, Forestry and Fishery) shows estimate of damage, however, does not show necessary costs to avoid damage.Same source: “(MAFF’s loss estimate) is the very pessimistic scenario, on assumption that Japan takes no countermeasure.”
2011.01.24
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金曜日の例会後、反省会&勉強会へ。お酒が回った中ですが、ディベートってどんな事という話になり、以下の様な例え話に。自分は会社の営業部長だとして、A、Bの2人の部下がいる。Aさんは、堅実に仕事をこなしていくタイプ。Bさんは、大ヒットも飛ばすのだけれど、ちょっとちゃらんぽらんな処もあり。営業部長の自分としては、今期中(多くの会社は3月決算)にどれだけの仕事(要は儲けですね)ができるかを正確に把握する必要がある。ちゃんと詰めないと、100の仕事が出来ると(Bさんの報告を真に受けて)考えている中で、期末になって(出来ないと言って)慌てる事になる。ディベートは、肯定・否定に分かれるので、性格が悪くなるとか(汗)、相手の事を考えないとか、言う人もいるのですが。物事の実態・実際をより的確に把握する。その為の手段を勉強する(一つの)手段。その場の人には、結構同意いただけたのですが。。どうでしょう。
2011.01.22
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スピードが速くなればなる程、NumberingやArgument Title、スピーチの冒頭のRoad Mapが重要になってくる。良い例えかどうかはともかく、登山の際には、準備をし、リュックサックには必要なものを身体に負荷がかからない様して入れ(できれば必要な際に取り出し易い様に)、また登山・下山経路や万一の際の避難場所を確認しておく様なもの(かな)。Numbering:ArgumentのTitleやNumberingは強く発音すべしというのが持論(という程でもないけど)。議論・内容はすべて重要なはずだけど、一語一語をすべて捕捉できないのもまた事実。タイトルが重要なのと同時に、それをスピーチで明確にすることにより、聴き手も聞き易い(はずだと思う)。Title, Numberingといった箇所を(より)強く、明確に離すことにより、より確実に伝わる(と思う)。本当にスピーチのスピードを上げた時には、一つのArgument(e.g. AD, DA)が終わった後にほんの数秒程度間を空ける。Judge/Audienceはスピーチを聞いて、その内容をFlow Sheetに書き取るので、その時間が必要。ほんのその数秒(とはいっても実際、2、3秒ですが)に「分かっているぞ」という雰囲気も(勝手な自己満足?)。Road Map:スピーチの前にどういう順番で話すかという(Advantage、Disadvantage、Counterplan)というのがRoad Map。だけど、特に早く話すのではない時は別になくても支障は無い。ただ、そこそこスピードが速い時はあるに越したことはない。Road Mapを使い出した頃には、こんな笑い話も。・Road Mapを延々と1分以上もやるディベーター。さぞかし凄いのかな、と思うもスピーチも並以下のスピード。それならさっさとスピーチを始めれば、と思ったものでした。・自分のスピーチの準備が出来ていないディベーター。Road Mapをしながら、巧みに?自分のスピーチの準備をしている。それはルール違反です。・Advantage OneとRoad Mapを始めたディベーター。Advantage Two, Advantage Three, Disadvantage One, Twoと続く。。。そんな丁寧に言わなくても、I will start with Advantages, and go to Disadvantagesと言えば十分(でしょ)。NumberingもRoad Mapも必要な事が分かることが目的なので(JudgeやAudienceがFlow Sheetの準備も含めて)、それが簡潔かつ適切にできるかでそのDebaterの力量がかなりの部分分かるのですね。American Debaterは、Road Mapから上手い!(というと言い過ぎか)
2011.01.20
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1980年代には、米国のNDT(National Debate Tournament)styleが日本でも流行りだし、スピーチの速度も一気に上昇。ただ、早くなっても分かる人と分からない人がいるのです(もともと分からない人はともかく)。現役最後の年や、ジャッジを始めた数年(やはり現役に近い)でも、数人はやはり分からない人がいました。何故か。自分のスピーチが分かったか(分かりにくかった)はともかく(汗)。とりあえず、思った事はBriefやEvidenceなしでどの程度(自分自身のスピーチの)速度を上げられるか。1ACや、Counterplan/DAといったBriefが10の速度とすれば、Rebuttal(特に2AR/2NR)で少なくとも6から7の速度で話す事ができるか。その程度の速度が出せる人は大体分かるのですね(よほどの例外がない限り)。一方、Rebuttalでは速度が半減(以下)の時は。。。。。もう、1ヶ月程前になりますが喜寿に際しての天皇陛下のお言葉に含まれている内容は結構大きな気がします。アナウンサーの話していることは分かる一方で、他の人の言葉は。。。http://mainichi.jp/select/wadai/koushitsu/news/20101223k0000m040116000c.html天皇陛下:77歳に…高齢者問題に心配る 毎日新聞 天皇陛下は23日、77歳の誕生日を迎えた。誕生日を前に会見し、この1年について高齢者の所在不明問題にふれ「生死が分からない状況にある人々がいることが明らかになったことは、非常に残念」などと述べた。誕生日会見は負担軽減などのため2年間見送られており、3年ぶり。 会見では体調に関し「耳がやや遠くなり、周囲の人には、少し大きな声で話してくれるように頼んでいます」「ニュースなどで、アナウンサーの話していることは分かるのですが、他の人の会話はかなり字幕に頼ります」などと率直に述べ、「高齢者へ十分配慮した建物や町が整備されていくことを切に願っています」と語った。 クニマスの再発見について「本当に奇跡の魚(うお)と言ってもよいように思います」と喜び、「絶滅することがないよう危険分散を図ることはぜひ必要」と提言。皇太子ご夫妻の長女愛子さまについては「登校が難しくなるという思いがけない問題が起こり、心配しています」と語り、雅子さまについても「何よりも健康の回復に心掛けるよう願っています」といたわった。【真鍋光之】
2011.01.20
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放送大学の石教授のセミナーに出席。現在は放送大学学長ですが、この方は一橋大学教授時代の著書からのエビデンスはたくさん使わせていただきました。現在の財政改革に関して、2020年を目指してのプライマリー・バランスの均衡策は、「ここ数年が勝負」との発言もありました。(方向性を決めるという意味で)一時間半の講演&質疑応答も、教授のテンポの良い話と分かりやすい説明であっという間に過ぎました。なによりも凄いと思ったのは、自説を説明する一方で、他説の看過している点や説明不足の点を分かりやすく説明した点です。(ディベートと同じ)最後の質疑応答で、ある質問者が「自民党関連の講演会に出たところ、沖縄返還の裏金は表の10倍。そんな感じのお金は山ほどあるのです」と言った質問に対して、ご自身の学者としての立場から、「事業仕分け等の無駄を省くというは当然ながら、それはあくまでも一時的なものに過ぎない。それに裏金、埋蔵金というものはあれば越した事はないが、それに頼って政策を行うものではない。現在の支出は、介護・医療といった恒常的かつ増加するものであり、それに対しての収入というものを確保しなければならない」感情的な、そして一部を取り上げたエビデンスやクレームに対して、明快に論破したディベーターの様でした。
2011.01.19
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ディベートでも、学校でも、会社でも、完璧にできるということはまずほとんどない。(ディベートであれば、完勝!という状況)○○に関しては、予定通り上手く行った、△△に関しては、予想もしない事象が発生して中途半端、××はほぼ何もできず、なんて。でも、そんな状況で、総合的にこれだけできたので、ディベートでは肯定側/否定側の勝ちとか、実社会でも人事評価に結び付けるとか。。。少し自分側に有利に言うにせよ、自分の議論(理論)が完璧である一方で、相手の議論(理論)が意味をなさないというのも、聞いている人にとっては、ちょっと疑いの気分。新幹線とか、高速道路の建設は、(第二次世界大戦直後の)計画を基づいて、次の着工とか、言っているし。ダム工事も同じ位の時間軸で話をしている。誰の書か忘れましたが、朝令暮改どころか、朝令昼改でも構わない。ただ重要なのは、何が変わるのかどうして変わるのかをみんなに伝えること。岡田幹事長「政権公約、できないことはきちんと説明」 見直し必要との認識 2011/1/6 17: 民主党の岡田克也幹事長は6日午後の記者会見で、2009年衆院選マニフェスト(政権公約)について「こういう理由でできないとか、やらない方がいい、ということについてはきちんと説明することが重要だ」と述べ、見直しが必要との認識を示した。 野党が衆院選公約の大幅変更を税・社会保障などの超党派協議の前提としていることに対しては「次元の違う話」と指摘。一方で「(野党との)議論の結果、見直すことはある。『絶対変えない』と言った瞬間、各党との協議ができなくなる。柔軟に懐深くと思っている」と説明した。〔日経QUICKニュース〕
2011.01.07
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かつて、Education Counterplanというのがありました。シートベルト(既に法制化されていますが)といった様に、強制化(法制により)しなくても、実際の効果を知れば、人々は行動に移すのではないのかと言う事柄に対して(当然、affirmative case)、その効果を教えるcounterplan。当然、効果を知ったら行動に移すでしょ。。でも、日本人気質というのか、ルールは守る、でもルールではないと守らない。日本経済新聞 2011年1月4日 47面■明示あれば順守 モラルは低下するばかりなのか。例えば「今電車に乗っているので」と着信しても携帯電話をすぐ切る人が増え、街中では歩きたばこが減った。特定非営利活動法人、せたがや子育てネット(東京・世田谷)の松田妙子代表理事は「たばこが触れ乳幼児がやけどする心配が小さくなり、外出しやすくなった」という。 ただ、名古屋大の吉田俊和教授(社会心理学)は「現代は『これがルール』と社会が提案しなくてはならない。携帯のマナーも鉄道会社が頻繁に訴えた結果」とみる。 成長が見込めず、世知辛い社会で、いたわりや思いやりを求める人は少なくない。一人ひとりの公共性が問われている。
2011.01.04
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