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バーにいる常連の人が病気に。それ以来毎日がつまらない。一緒にいると楽しくて、家よりも落ち着く場所だったなぁと今気づいた。あと最近体に仕事虫がいっぱいくっついている。取っても取ってもくっついてる。そのせいかなもとから鈍い頭と体と心がもっと働かなくなってきている。いや寒いからかな。おしゃれなコートより半纏とかガウンがほしいぜ。何売り場にあるんだろう。小さいころ紅い半纏を持ってて中にポケットがついててちょっと嬉しかったなぁ。25歳になってからかだんだん物や形いろんなことにこだわらなくなってきた気がする。しっかしデパートは誘惑でいっぱいだね。でもだんだん見てるとどれも同じみ見えてくる。いやほしいものがないとそうなるのかな。バスの窓に雨のしずくがたくさん。すれ違う車のライトがあたってキラキラしていた。何かがすっと染み入ってきた。心に。もっと気持ちが真っ直ぐでいられたらと思った。ひん曲がってる歩き方をやめて真っ直ぐ歩こうと思った。
November 26, 2006
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本日は両国へ写真展を見に。風が冷たくてすごく寒かったし、見るものがいっぱいあって目が回って疲れた。帰りに誰かご飯に誘おう。最近赤ワインがおいしくて仕方ないから今夜もきっと誰かと飲むだろう。それと牛肉の赤ワイン煮込み。でも思い出してやめた。オークドアでのランチ。金曜の晩にバーテンとオークドアの話しをして、それだけで、テキーラサンライズ・ハーフアンドハーフ・赤ワイン・赤ワイン…とすすむくらい、なかなかあの味は忘れることができない。-その日は雨。傘の向こうに六本木ヒルズがみえ、その裏道を行くと壁のように大きな扉があってハイアットホテルに入る。そこから上階へ。雨がサラサラと降る中庭を行くと、また大きな木の扉。中は全体的に濃いグレーと茶で、天井は高く広く、外からの光がそのまま明かりになっていた。「予約している…」通された大きな四人掛けのテーブルへ。頼んだのはレアステーキと樽香のするワイン。窯の薪がぱちぱちと音をたて、外からの光と雨がまざった静けさが素敵な時間を生み出した。一緒に食事をした人とは、ホテルのロビーで待ち合わせた。大きなカウチで10分ほどなかなか止まらない汗を拭きながら、何度か深呼吸をして落ち着こうとした。少し緊張していた。テーブルについてもまだ緊張していた。ステーキが出てくるまでの間、 ホテルのレストランで食事をすることが、何よりも自分を満たしてくれる。でもそれは誰かと一緒でないとほとんど意味がない。誰かと共に感動を分かち合う、とてもシンプルなこと。自分の好きなものを口にして、幸せだと感じるときそこに誰かいてほしいから食事は一人ではしたくない。ホテルで払うサービス料というのは、自分がしてほしいことを十分にかなえてくれる契約みたいなもので、ペンを取り出しているとそこに紙がすっと出てくるような心地よさが誰からか与えてもらえる。人が心を通じ合わせるような感じというのかな。私はそれがものすごく好き。洋服やバック、宝石よりもそれにお金を払いたいから毎日ヒィヒィいいながら働いてるんだと思う。なんてことを話しながら腹いっぱいになり、最後におっきなカフェオレボールが。泡がおいしくて、幸せになった。極上とはこのこと…時間はあっという間に過ぎ夕方に。雨があがって空気が少しきれいになって、涼しい風が吹いた。帰りにデザインの凝った雑貨や、インテリア、それと熱帯魚を見たけど、物で満たされることのないものをさっきもらったばっかりだからほとんど興味が湧かなかった。あんな素敵な時間ってない。一生に一度ってこんな感じなのか。-人間の手によっておいしくなる自然、それが料理。自然を見て感動できることは、料理を食べて感動することと同じこと。美術館、買い物、遊園地に行くことと食事に行くことはちょっと違う。あぁまたオークドア行きたいなぁ。
November 12, 2006
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