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これまでご覧いただき、ありがとうございました。本編をもちまして第17回JAMの報告は最後になります。 今回のJAMはメーカー編でも触れたとおり、これまでになくクリニックやステージイベントが充実したものでした。出来ればクリニック(セミナー)は全てとは言わなくとも、個人的には宮下洋一さんと二日目の熊岡正之さんのセミナーに参加したかったのですが、都合で三日目しか行くことができず、大変残念でした。出来れば今後も今回同様充実したクリニックやステージイベントを期待しています。さて、本題に入ることとします。 宮下洋一氏はこの世界の達人でご存知の方も多いと思いますが、「中越地方鉄道」の製作者。ご自身で『地鉄電車慕情』なる本を執筆され、今年4/2~17には巣鴨のさかつうギャラリーで作品展を開催、さらに最近は月刊誌「RM MODELS」の本文や写真など編集にも携わっておられます。セミナーでは心象鉄道「地鉄電車」そのコンセプトとモジュール製作のこぼれ話と題し、中越地方鉄道が出来た歩みとそのコンセプト、そしてジオラマ製作の実演を説明していただきました。聞き手は、別セミナーでペーパー車両工作の講師をされた大久保健二氏で、会場は立ち見が出るほど盛況でした。(全ての画像が拡大できます。画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)印象に残ったのは、中越地方鉄道の全てが頭に入っていて、始発駅岩倉町から終点田島駅の路線図が出来上がり、鉄道の成り立ちや沿線の産業、施設、そして列車運行図まであるということ。ジオラマ製作の実演では、地面に高低を設けることで、より立体的になり奥行がでること。土手の淵(断面)を加工しやすいバルサ材で製作。土手法面はご覧のような目の細かい段ボールを糊付け。隙間や地面は100均で購入した軽い紙粘土を水で湿らせ擦り付ける。線路は枕木と引き抜きレール使用するハンドスパイク方式。線路のベース板上に中心線を鉛筆で描き、その上に両面テープを貼って、両面テープの上に枕木を並べ、レールに小さいスパイクを使って打っていく。バラストを撒く前にレールの側面をハンブロール(塗料名)62番で塗装する。バラストを均一に撒き、数滴の中性洗剤を混ぜた水を霧吹きスプレーで吹きかけたあと、木工ボンドの水溶液をスポイトでバラスト全体に万遍なく垂らす。・・・畑もバルサ材で製作。法面の段ボールがよくわかる。白く擦り込んであるのが紙粘土。右上は紙粘土、その下に枕木、左上にスポイト、ターフ、バラストと左下に両面テープ。詳細は地鉄電車慕情の「少年の夏」全製作プロセス参照ください。にほんブログ村
2016.08.26
ここでは今回のイベントで一番興味をもったHOジオラマをご紹介したい。出展名は大阪環状線ではなく「Osaka Loop Line」である。私も30年近く前、大阪に住み、自宅近くの丸武模型店や曽根崎の旭屋書店ビルの一角にあったマッハ模型などに足繁く通ったこともあって、大阪はそれなりに知っているつもりである。これをみると大阪市内観光をしているようだ。このジオラマはそんな私の知る大阪を本当によく研究し細部まで表現、凝縮したもので、とても感心させられる。作者は茨城県在住の鈴木肇さん。鈴木さんは2年前の第15回でも「銚子電鉄犬若線」を、去年の第16回では「おけいはん電鉄はんなり線」を出展されており、いずれも素晴らしい出来栄えであった。特に前者では銚子の魚市場や醤油工場、犬吠埼灯台等、銚子の町を凝縮したもので深く記憶に残っている。そんな「銚子電鉄犬若線」は現在、銚子市内の銚子セレクト市場で展示されているそうだ。前置きはこの位にして、早速ご紹介しよう。(全ての画像が拡大できます。ぜひ画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)「Osaka Loop Line」まずは難波高島屋方面から見た全体像。しかも大阪環状線はちゃんと複線である。続いて、反対側の通天閣方面から見た全体像。なんば高島屋の屋上遊園地。飛行船が懐かしい。食道楽大阪の道頓堀飲食店街。手前の金龍ラーメンから蓬莱の豚まん、かに道楽にくいだおれ太郎と正に道頓堀満載である。路地からのぞき見える金龍ラーメン。道頓堀。かに道楽。くいだおれ太郎。道頓堀川とお馴染みのグリコの看板。ふぐ料理のづぼらやもある。橋の上では、修学旅行の記念撮影。(全ての画像が拡大できます。ぜひ画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)建設中の建物も実によく観察されている。難波にほど近い千日前商店街。大阪環状線鶴橋駅と交差する近鉄電車。大阪環状線鶴橋駅。環状線鶴橋駅高架下の鶴橋本通商店街。左手前の店頭にかかっているのはチマチョゴリ。鶴橋駅下の焼肉店街。通天閣と大阪環状線。新世界の串カツ屋さん。環状線と高架下の飲食店街。高架下から覗くと、ここにも金龍ラーメン。阪堺電気軌道阪堺線。お店↓のすぐ上を走る大阪環状線↑。高架下。次は宮下洋一氏のクリニック(セミナー)をご紹介したいと思います。にほんブログ村
2016.08.24
メーカー編に続き、ここではNゲージを含むジオラマ、レイアウトで気になったものをご紹介したいと思います。(全ての画像が拡大できます。画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)まずは国学院大学鉄道研究会OB会ほか有志の会のHOレイアウト。東京運転クラブのHOジオラマ。東雲機関区の機関庫。転車台に乗るのはC11。横須賀鉄道模型同好会のHOレイアウト。以降は全てNゲージのジオラマ。J-TRAK Societyより結婚式。ウォーリーならぬ花嫁を見つけてください。(画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)工場。後ろに富士山ということは富士市の製紙工場?製材所。丸太だけでなく製材した材木やオカ屑、車両が雰囲気を醸し出す。駐車場。お城の花見といったところだろう。桜まつりの看板がそれらしい。道路工事。川には鯉が泳ぐ。駅伝。先導の白バイに続く1位のランナー。歩道を自転車が駆けていく。セブンイレブン前の中継所。テレビ中継車の他に救急車も待機。もう少しだ。頑張れ! 応援団の前で倒れたランナー。その前を583系が行く。結伝社より警察に出頭する大物犯人。これは事故、はたまた事件? 横を行くサンライズエクスプレス。こんなところで釣りしていいの? 海に落ちてる人がいる。くろてつの会より下総鉄道「行徳線日の出駅」。2010年TMSの表紙を飾り、レイアウトコンペで何と特選を受賞した作品だそうです。最後は鉄ちゃん倶楽部の上越線ジオラマ。次は今回のJAMで一番興味を抱いたHOジオラマをご紹介します。にほんブログ村
2016.08.23
先日おかげさまで30万アクセス達成となりました。ありがとうございました。さて、毎年楽しみにしているJAMに行ってまいりました。例年は初日に並ぶのですが、今年は最終日になりました。今回クリニックも充実しており、出来れば全てのクリニックに参加したいところですが、現実はそんなわけにいきません。当ブログでは、4編(メーカー、ジオラマ・レイアウト、大阪ループライン、宮下洋一さんのセミナー)に分けてご紹介したいと思っていますので、どうぞ最後までご覧ください。なお、メーカー編ではHO(含むOJ)ゲージのみの扱いとしています。(全ての画像が拡大できます。画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)天賞堂ブースJAM2016年ニュースとして、EF58形大窓とお召(国鉄時代)全5種類のカンタムが2017年に発売されるそうです。またEH800形ブラスHGモデルも2017年に発売予定。秋から冬にかけて発売予定の商品(蒸気はいずれもカンタム)が展示されていました。前はC61-2号機梅小路保存機、後ろは東北タイプのはくつる牽引機。前は九州晩年タイプ、後ろは東北タイプはつかり牽引機。JR旧型客車オハニ36。JR旧型客車スハフ32。OJで近日発売予定のキハ40(中・下段)と48(上段)。トミックスブース。先日の日本鉄道模型ショウでもご紹介した富井電鉄猫屋線はナローゲージ。2両(キハ1 ホハフ50)セット税抜予価4,200円。9月発売予定のクモニ83-0形(MとTの2種)。153系と併結運転中のクモニ83形。ミゼットの島式ホームキット基本セット1.1万円。なかなか雰囲気が出ている。エクスプレスショップはやてのブース。浜田行の行先表示板は39,800円。寝台特急日本海のヘッドマークは49,800円は何かの間違えでは?こちらも先日松屋で見たマイクロエースの新あずさ色183系1000。トーマモデルワークスのコッペル4トンCタンクの完成品とキット。同じく日車20トンCタンクキット。モリタのJOT22T6コンテナ。ワールド工芸3Dプリンタ試作見本。キヤ97-0番台、レール輸送車。TMC200F、軌道モーターカー。U-TRAINSのクモヤ143-4 湘南色。同じくクモヤ143-0番台 前期タイプ。でんてつ工房のOJコキ50000とコキフの5両セット63.5万円。イモンブースの大起製EF65アウトレット。エンドウブースより。JR北海道H5系はやぶさ。485系3000番代 いなほ、北越。JR北海道14系急行はまなす。京成電鉄新3000系スカイアクセス線特急。JR北海道キハ183系ノースレインボーエクスプレス。次はジオラマ・レイアウト編に続きます。にほんブログ村
2016.08.23
小湊鉄道でトロッコ列車が運転されていることを知り、乗ってきました。JR内房線五井駅から小湊鉄道のキハ200に揺られ、トロッコ列車始発駅の上総牛久駅へ向かいます。(全ての画像が拡大できます。画像をクリックして画面を拡大してご覧ください。)上総牛久駅で待っているとトロッコ列車が近づいてきました。里山トロッコ列車入線。機関車は一見蒸気機関車に見えますが、実はクリーンディーゼル車です。DLの運転席。トロッコ客車。4両編成で天井はガラス張り、中程の2・3号車は窓のない展望車。走行区間は上総牛久~養老渓谷で約1時間かけてゆっくり進む。いざ、出発!沿線は緑深い里山。4月は一面菜の花が咲くという。途中、女性の車掌さんから沿線に咲くラベンダーをいただきました。トロッコ列車を楽しんだ後は小湊鉄道終点の上総中野駅まで乗車。上総中野駅からはいすみ鉄道に乗り換え、外房は大原駅に向かう。房総半島を横断し、いすみ鉄道終点の大原駅で見たキハ52。にほんブログ村
2016.08.04
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