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こんにちはenoです。 通信簿的なものを作り、項目別に点数をつけて注意事項を書く。「こんなことに注意して練習すればいいんだな!」という参考資料にする。 反面、いざ一人一人について書こうと思っても、細かいプレーが頭に浮かんでこない人が多く、いかに私自身が気を付けて見ていないかがわかり、それらの反省にもなりました。 少し脇道へそれてしまいましたが、話を元に戻して、色々なチームと練習試合をした結果、とにかく杉野は得点能力が少ないという感じを強く抱きました。 特に、50点以上入れられた試合では必ずと言っていいほど負けており、勝つためには相手チームを50点以下に抑えるディフェンスを作り出さなければと思いました。 そして、結果としてオールコート・プレスディフェンスになったわけです。 最初の練習目的は、簡単にボールを持たせないディフェンス。持たせてしまったときは、ボールを早く運ばせないディフェンス。 速攻を出させない、時間をかけて攻めさせるディフェンスの完成でした。 しかし、個々のディフェンス能力からみると、とても1対1では守りきれないので、マンツーマンを避けて、3・2のゾーンプレスにしてみました。 基礎練習では一人がドリブルで抜かれても次から次へと助けに行くことを覚えさせるような3対3を練習しました。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月29日
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こんにちはenoです。 enosans (エノサンズ)というチームをつくりました。といっても、プレーをするチームではありません。 ブログやメルマガ、今後予定している動画、クリニック情報、等々を配信するために協力をしてくれるチームです。 一言でいうと、一人でやるのは大変なので、協力してくれる人にお願いしたということです。(笑) さて、前回では短期間ではチームの間での疎通がままならず、誤解が生じてきて空気が悪くなるばかりだと言いました。 そこで考えたのがレポートを書いてもらうということでした。 これは、面と向かって言えないことも紙面を通してだとかなりスムーズに表現できるのではないかと考えたからです。 確かにこれは成功で、一人一人が何を悩み、どこで私と意見が違っているか、そしてどんなことを考えてバスケットをやっているかがよくわかりました。 その結果、選手の精神状態を十分に把握できたと共に、彼女達もただ漠然とバスケットをやるのではなく、一人一人が、自分のこと、他人のこと、チーム全体のことを考えてプレーするようになり、チーム全体に「和」というものが出てきました。 しかし、これでは一方通行になる恐れがあるので、私の方からも彼女達に「今、君のバスケットに対する能力はこのくらいです。」 「こんなことを注意して練習をすればそれは治ります。」等というようなことを書いた通信簿的なものを作り、渡しました。 これは、パス、ドリブル、シュート、フォロー、ディフェンス等の能力を23項目に分けて点をつけ、そのあとに注意事項を書きました。 少しでも自分の能力を知り、その能力をもっと上まで持っていく為には、「こんなことに注意して練習すればいいんだな!」という一つの参考資料的な意味があります。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月27日
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こんにちはenoです。 色々な方にアドバイスを受けて、つかみ得たことは、我々がプレーしていた頃と対して変化していないことということでした。 しかし、特に強く感じたのは、きめ細かいバスケットは影をひそめ、「 力 」のバスケットが全盛であるということでした。 そして、それらを克服して、他チームと互角に戦うためには、どんな方法が賢明なのか?同じこと、同じ考え方でやれば、とにかく敗戦は明確であり、コーチをする意味もない。 その為には、他のチームが練習していない、習得していない何かを捉えて、それらを取り出し組み立てて練習し習得させればかなりのところまで行けるのではないかと考えました。 その為に、なるべく多くのチームと練習試合をして、選手に身をもってそれらのプレーを感じてもらい、具体的に説明しようと思いました。 しかし短期間ではなかなか意思の疎通がままならず、誤解も生じてきて、チーム内の空気も悪くなるばかりでした。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月20日
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こんにちは、enoです。「2年間は他のことを犠牲にして もバスケットをやってみたい!」女性というものに対して抱いていた、スポーツに関する吹っ切れない何かをこの言葉ですっかり流したような気になりました。体育会系の大学ならいざ知らず、服飾の学校にいる女の子たちがこの気持ちを持っているのならば・・・というのが、私がコーチを引き受けた最大の理由です。こんな気持ちの流れがあって、さてどんなチームにしたらよいのか?その為の練習計画は?と考えだし、他のチームはどんなことをやっているのか、皆目見当もつかず、また知る術もない自分に気がついた。幸い、関東実業団リーグ戦が始まっていたので、時間を都合してなるべく多くのゲームを見ることに専念し、恩師である畑先生や、日立本社の小川氏に色々とアドバイスを受けて、短時間で当時のバスケット界の流れをつかもうとしました。そして、つかみ得たことは、我々が昔プレイしていた時と考え方は、たいして変化していないということでした。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月18日
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話すことが沢山ありすぎて何から話そうかと考えた時に、一番に頭をよぎったのは私がコーチを始めるきっかけとなった杉野女子短大でした。いかにして杉野は強くなったか。ある日、突然に杉野をコーチするようになってから正直言ってこれほど早く成果が出てくるとは思いもよらなかった。というのは、私自身の考えているバスケットを、どの程度浸透させられるかが疑問だったからであり、まして、前に一度もコーチをした経験がなく、その上相手が女の子であるということからである。そんな気持ちの定まらないままの私を、初対面で「やってやろう!」という気持ちにさせたのは、他でもなく、彼女達の「やる気」が外にも内にも強く出ていたからだったと記憶している。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ (当ブログと内容が違います)『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月15日
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From:榎本日出夫みなさまこんにちは!この道にかけてみようと思って、その当時,誰も認めてくれないプロコーチを名乗ってスタートし、何の手本もないままいつも手探りの中で、「負けたくない!勝負でも!人間としても!」そんな思いを胸に、「なにくそ!!」と思いながら肩肘張ってやってきた30数年・・・。たくさんの人たちに囲まれ、バスケットをして、勝負をしてきました。始めの頃の様な無鉄砲さや荒々しさが近頃無くなったのも確かです。でもその分、コートの上で教えるテクニックは上達したと思っています。もう、試合の指揮は執りませんが、クリニックではまだまだ大きな声を出して青春しています。そのコートを去って行った選手達、それを囲む友人たち。人の輪も大きく、沢山出来てきました。でも、もっと沢山の人たちとバスケットを語りたい。そして自分が手探りで始めた頃の様な形では決して次の時代へはバトンタッチしたくない。そんな思いを込めて、長年培った指導の技術や戦術を公開していきたいと思います。=発行人プロフィール= ◇榎本日出夫 【 プロコーチ:元女子日本代表監督 】えのもと・ひでお/1941・7・7/東京中野に生まれる。私立武蔵中学・高校・大学と進む。中学3年生よりバスケットボールを始め、高校では3年連続でインターハイ出場、優勝も経験する。武蔵大学では工業経営、企業分析を専攻するも、何故か畑違いの、光文社へ就職する。其の為か、仕事への挫折感を経験する羽目となり、苦悩する。その時、杉野女子短大のメンバーと衝撃的な出会いをする。それを最高のエネルギーにして、バスケットコーチの仕事を始める。日立戸塚女子に移ってから、日本初のプロ・コーチ宣言をして、本格的な活動を始める。日立戸塚女子に、25年在籍して、日本リーグ、オールジャパンと連続2冠を取る。その間、女子日本代表チームのコーチ及び監督を歴任。その後男子へ移り、日立本社、ゼクセルのヘッドコーチを歴任。男子日本代表チームのコーチも経験する。2000年3月に、現役コーチを引退。35年のベンチを終える現在は、体力のある間にと、長年培った、指導の技術を伝えるべく、全国的にクリニックを展開中。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ (当ブログと内容が違います) 『 Basketball is my life ~気がつけばバスケットボール人生~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html
2010年10月13日
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