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こんにちはenoです。 ◆ 練習後の水分摂取 … 練習中に水分を我慢すると、練習が終わった後、水やジュースをガブ飲みすることになります。これも"ベスト・コンディション"にとって有害な習慣の一つです。まず、水をガブ飲みするほどノドが渇いていると言うのは、既に練習中に水分が不足して、そのために運動能力の低下をきたしている可能性があるし、少なくとも体力の消耗は、より大きくなっていると考えられます。その疲れは、次の日にも影響してきます。スポーツ選手として"ベスト・コンディション"を考えるなら、練習時間以外の努力(と、言うよりも気を付ける程度で良いと思いますが)大切なのです。指導者の皆さんにお願いしたいのは、練習中に出来るだけ自由に水分摂取をさせていていただきたいと言うことです。選手各自のスクイーズ・ボトルなどを用意しておけば、特別に練習を中断しなくてもプレイの空いた時間で飲むことが出来ますし、いつでも飲めるとなると、選手はガブ飲みしなくなるものです。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月31日
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こんにちはenoです。 ◆ ノドの渇き ...(3)飲料としては特にスポーツ・ドリンクである必要はありません。ただの水でもいいし、麦茶でもかまいません。暑い季節で汗がたくさん出る時には、氷水にほんの少量の塩と、オレンジやレモンの果汁を絞ると効果的です。(1ℓにつき2~3g程度。濃くし過ぎると、逆効果なので、せいぜいこれくらいの 濃さにすると良いでしょう)水分摂取に関しては、知っておいて欲しい具体的なことがまだまだありますが、"ベスト・コンディション"にとって、とても重要なことなので、別の機会に改めて取り上げることにします。さて、この項の冒頭で触れたアメリカのスポーツの効率の良さについてですが、彼らは練習中の水分摂取を我慢することに努力しません。水分を十分とった良いコンディションで練習そのものに集中することに努力しようとすることが、その具体的な効率の良さの一面と言えるでしょう。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月29日
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こんにちはenoです。 ◆ ノドの渇き ...(2)「ノドが渇いた」と感じる時には、すでに体からかなりの水分が失われていると言われています。ですから、極度にノドが渇くまで水分摂取を控えるのではなく、「少しノドが渇いた」もしくは、それ以前に少量の水分をとることが大切です。ガブ飲みは、もちろんいけません。1回につき飲むのは、コップなら半分か1杯程度。それを練習中(試合中)に必要に応じて繰り返すのです。プロ・テニスプレーヤーの選手の試合中の様子を思い出してもらえばわかり易いと思います。彼らは、ベンチに戻ると汗を拭いた後、少量の水分を良くとっています。バスケットボールとはルールや練習の仕方が違うので、テニスのようにはいきませんが、選手個人、個人の水の飲み方として、プロ・テニス選手の例は参考になると思います。スクイーズ・ボトルだと、飲み口が小さいので(ストロータイプもある)、一気にゴクゴク飲むことができません。これを使えば、少しずつ飲む習慣づけに便利です。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月27日
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こんにちはenoです。 ◆ ノドの渇き ... (1) 海外旅行をしたり、外国の生活や風俗を紹介しているテレビ番組などを見ると習慣や文化の違いに驚くことがよくあります。スポーツは同じルールだし、同じような練習をするので、特別には違わないのではないかと思うかもしれませんが、実際には色々な面に違いが見られます。アメリカと日本を比べた場合、練習日数や練習時間は、一般的にアメリカの方がかなり少ないようです。それでもアメリカのスポーツが強いのは、一口に言って、練習の効率が良いからだと言えるでしょう。その効率の良さの一つが、練習中の水分摂取です。練習中や試合中に適度に水分をとることは、バスケットボールに限らず、スポーツ全般の常識になっています。「水を飲むと運動能力が落ちる」と、言われることがありますが、実際にはその逆です。 汗などで水分が失われたら、出来るだけ速やかにそれを補給しないと、運動能力が落ちるばかりか、暑い時には特に、体に危険な状態にもつながりかねません。 水分を適度にとらないと、体力の消耗が激しく、体のバテも早く来てしまいます。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月24日
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こんにちはenoです。 ◆ 本当に我慢すべきところ ...(2)ケガを進化させてしまうと、初期に治療したのに比べて、治りも格段に遅くなります。苦しさを克服する「根性」や「精神力」は大切ですが、何に対して頑張るかが重要なのです。我慢することが逆にマイナスになることもあるのだということを、理解しておいてほしいと思います。また、何でもかんでも頑張ろうとするのは、何かに集中して頑張るのと比べて集中力が落ちることにもなりやすいのではないかと思います。 "ベスト・コンディショ"を作るうえでも、ただ頑張って、我慢すれば良いのではなく、バスケットボールにとって何が大切で、どうすべきなのかを考えることが重要です。以下に上げる項目は、意外に見落とされがちな身の回りのことですが、"ベスト・コンディション"にかかわる大切な点です。体は鍛えることも大切ですが、車で言えばメンテナンスも必要です。出来るだけ気持ち良い、快適な状態に調整すること。それでこそ、ここ一番という「 最大出力 」の我慢にも耐えられるというものです。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月20日
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こんにちはenoです。 ◆ 本当に我慢すべきところ ...(1)いわゆる"スポ根マンガ "と言われるものがあります。日本的な「根性」や「精神力」の世界が強調されているので、"スポ根"などと言う呼び名が付いたのだと思いますが、チョット気になるところがあります。それは、なにかにつけて、耐え忍ぶこと、我慢することを「 美徳 」とする傾向です。「根性」や「精神力」と言うのは、スポーツに限らず、何事かを成す上で欠かせない大切な要素です。 しかし、「根性」や「精神力」だけで何でも解決できるものでもありません。例えばケガです。ケガは基本的に、我慢して克服すべきものではありません。少し我慢していれば、そのうち治るんじゃないかと思ってやっているうちに痛みがますますひどくなったり、または治療していれば、もっと早く治ったものが長引いたり、痛みをかばって不自然な動作で運動しているために、別のところまで悪くなったりすると言うのが、良くあるケースです。その結果、最悪の場合は試合に出られなくなるし、何とか出られても、力を十分に発揮できないということになります。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月17日
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こんにちはenoです。 ◆ 練習を中断した人に対してどう対処するか ...(2)足首を捻挫した選手は、数日間チーム練習を休ませます。休ませる期間はもちろん捻挫の程度によりますが、その間なにもしないのではなく、およそ次のようなことを行います。 捻挫の状態によっては3日間もアイシングを行うこともありますが、大体3日目からはシャワーによる交代浴 ( 温水60秒、冷水30秒のセットを5セット ) と関節可動域や筋肉の回復トレーニングを行います。腫れや痛みがひいたら、エアロバイクやその他のトレーニング、(幹部以外を使うトレーニング)を入れます。 以上のように、日立戸塚では捻挫した選手は思い切って休ませて、ケガの回復に最善を尽くすとともに、単にチーム練習を休ませるだけでなく、患部の機能回復トレーニングや幹部以外の部分のトレーニングを積極的に行っていくわけです。 一般には、チーム練習を休むことへの「罪悪感」がまだ根強いと思いますが、選手自身のためにも、チームのためにも、勇気を持って休むことが大切だと思います。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月15日
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こんにちはenoです。 ◆ 練習を中断した人に対してどう対処するか ...(1)練習を中断した選手には、腫れを最小限に食い止めることを目的として、U字パッドを両くるぶしに当て、テーピング(オープン・バスケット)を施し、前述と同様なアイシングを繰り返します。大体1時間で氷が融けるので、そうしたら30分くらい外しておき、それからまた冷やします。これの繰り返しです。24~48時間、つまり、丸1日ないし2日の間、アイシングを繰り返します。そして必要であれば、病院に行かせます。専任のトレーナーがついていないチームでは、捻挫した日から次の日に、まずは病院で診断を受けるようにした方がよいと思います。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月10日
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こんにちはenoです。 ◆ 練習中にケガをした選手は、練習後にどう処置するか ...(2) 冷蔵庫の氷を使う場合は、氷の温度が零度以下(例えばマイナス10度など)に冷えているのが一般的で、この氷をビニール袋に入れて肌に直接当てておくと冷えすぎて凍傷になる恐れがあります。 冷蔵庫の氷を使う場合は、表面が白くカチカチになっている状態が融けてきてから使うほうが安全です。 また、アイシングは、氷を当てたり外したりを繰り返し行うのが一般的な方法で、連続して長時間行うものではありません(長時間冷やすと凍傷になる恐れがあります) 日立戸塚の時では、練習後に当てた氷がそのまま融けてしまう約1時間の間当てているのですが、この範囲では経験的に凍傷などの害は出ていませんでした。通常は冷やしすぎないための配慮から、1回に冷やす時間は20~30分とされているので、過度にならない範囲を十分に行ってください。 (凍傷になると、皮膚が黒ずんできます) アイシングの方法については、いずれ改めて取り上げたいと思っています。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月08日
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こんにちはenoです。 ◆ 練習中にケガをした選手は、練習後にどう処置するか ...(1) 練習を続行した選手に対しては、練習後すぐにアイシングを行います。 足首を捻ったことで、足首への負担が多少なりともかかっていると考えられるからです。アイシングは、練習直後に約1時間、寮(家)に戻って風呂(またはシャワー)の後に約1時間行います。氷は製氷機の氷を使い、ビニール袋かアイス・パックに入れて用います。約1時間くらい当てておくと溶けてしまう量が目安です。 冷蔵庫の氷を使う場合は、氷の温度が零度以下(例えばマイナス10度など)に冷えているのが一般的で、この氷をビニール袋に入れて肌に直接当てておくと冷えすぎて凍傷になる恐れがあります。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月06日
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こんにちはenoです。 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、 ◆ 練習中に足首を捻った。どう対処するか ... (2)足首を捻った選手が出た時、捻った箇所をビニール袋に入れた氷、またはアイス・パックで冷やします。足首は90度に固定して、トレーナーが自分の体を壁にして足の裏を支えます。10~15分くらい、そうして冷やしている間に、ケガの直後に動揺、興奮していた選手も徐々に落ち着いてきます。そこで氷を外し、次の3点についてチェックします。【1】立てるか? 両足で均等に荷重できるか?【2】歩けるか? 痛くて歩けない、痛いけど普通に歩ける。痛くて力が入りにくい(ビッコを引く感じになる)など、痛みの状態も一緒に確認する。【3】つま先たち出来るか? 両足でつま先たち出来るか?軽く両足でホッピングできるか?【1】~【3】、の項目が全てクリアできたら、練習続行が可能とみなして、両くるぶしのところにUの字パッドを当て、テーピングを施して練習に復帰させます。 逆に【1】~【3】の一つでも支障がある場合には、練習続行は不可能とみなします。【2】の項目で、歩けても痛みがあるなら不可とします。【3】の項目を行うのに多少の痛みが伴う場合には、トレーナーの総合的な判断で続行させるかどうかを決めます。ただし、高校以下の一般のチームでは、経験を積んだ専任のトレーナーがいないので【1】~【3】の項目がクリアできても、痛みが伴うようなら、その日の練習は止める方が安全です。 ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年01月03日
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