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◆ずっと生理不順で悩まれてこられた29歳の方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。Q:29歳になります。ずっと生理が不順です。何年もの間、数ヶ月間まったく生理らしきものがないこともありました。生理を定期的にするためにピルを数年飲んでいました。子どもがほしいと思い、婦人科を受診したら、原発性無排卵症と診断をいただき、まずはプラノバールで生理をおこし、クロミッドで排卵を誘発させています。基礎体温の変化も不安定なので、念のため排卵がおこってもおかしくない期間に、できれば一日おきに性交を持とうと思っています。夫の射精後は、お風呂に入るとせっかくの精子が流れてしまうような気がして、そのまま下着をつけ朝まで横になります。朝に起床後もまだねっとりと膣からでてきた精子が付着している状態です。膣内に残っている精子はまだ子宮のほうにたどり着く希望はありますか? またシャワーではなく、お風呂に入るとせっかく膣内に残っている精子が全部流れてしまうのではないかと不安です。射精後はお風呂にゆっくりつかることをしてもそれは問題ないのでしょうか?誰に尋ねていいかもわからず困っています。よろしくお願いいたします。 *○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○ アドバイス:あまり心配せず、日々の感動を大切にしましょう まず、ご質問の「射精後…」の件についてお話いたしましょう。一度の射精で精液に含まれる精子の数は、個人差やコンディションによってもちがいますが、1億~4億個と言われています。残っている精子が卵子に出会う可能性は充分にあると思います。また、一度膣の中で射精された精子は、膣内を洗浄しても完全には取り去れませんので、入浴くらいで流れてしまうと言うことはありません。ですから、安心して入浴してください。むしろ、ゆったりと入浴されて身体を温め、心身共にさっぱりとされた方が良いと思いますよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 生理不順で治療をされていると言うことですね。治療に関しては、かかりつけのお医者様を信頼して指示に従われるのが良いと思います。ただ、身体自身の働きを良くすることが、治療の効果も上げますので、妊娠しやすい身体作りということも考えてみましょう。随分前から生理不順と言うことですが、身体の冷えはありませんか?また、適度な運動などで、身体の活力を引き出していらっしゃいますでしょうか?内臓が正常に機能するためにはある一定の体温が必要です。特に、子宮や卵巣は冷えの影響を受けやすい器官ですので、積極的に身体を温めるための習慣を取り入れましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 効果的なのは、半身浴とスクワット運動です。下半身の熱量を増やすことによって、身体全体が温まり、子宮や卵巣のある骨盤内の血行も良くなります。シャワーは非常に身体を冷やしますので、必ず湯船につかるようにしましょう。参考記事→冷え性の原因と対策/入浴編参考記事→冷え性の原因と対策/運動編また、これから夏に向かいますが、冷たい飲み物や食べ物を多くとりますと、身体を冷やす原因になります。食品の中には身体を冷やすものと温めるものがありますので、知っておくと便利です。参考記事→冷え性の原因と対策/食事編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 それともう一つ、ホルモンバランスを崩す原因になりやすいのがストレスです。ストレスは、脳下垂体が卵巣に向かって出す、排卵の指令などを妨げ、排卵障害の原因になることがあります。あなたは、ご自分を振り返ってストレスを感じやすいほうだと思いますか?細かいことを気にしたり、取り越し苦労をしたり、どちらかと言えば心配性でしょうか?それとも物事をあまり気にせず、前向きに捉えるほうでしょうか?もし、「自分は心配性だ」とか「今ちょっと不安な気持ちが強くなっている」などとお感じになるようでしたら、その心を切り替えてみましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 不安や心配、悲観などの気持ちは、心の緊張を呼び、心の緊張は脳に作用し、身体の免疫力や機能を低下させます。心と身体、そして人生は一体のものだということをよく理解され、「心の切り替え」や「ものの見方の転換」と言うことをあなたの生活の中に取り入れてみてください。最近、何かに感動されましたか?感動は感謝を呼び、心も身体も温かく、豊かにしてくれます。そのような温かく豊かな心と身体に、赤ちゃんは宿りやすくなりますので、工夫してみましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 ♪♪―――――――――――――――――――――――――♪ 季節に花が咲くこと… 太陽が光と熱を与えてくれること・・・・ 雨が潤いを与えてくれること・・・・ 動物や植物が一日の糧を与えてくれること… 両親がいて、自分がいること… そして、何よりも共に生きる伴侶がいてくれること!♪――――――――――――――――――――――――――♪♪共に人生を歩む相手がいると言うことは、本当に素晴らしいことですよね。これらはすべて、ひとつの偶然もなく「与えられていること」です。その小さなひとつひとつの事実に、心を開いてみましょう。心がジワッと温かくなりませんか?小さな感動を発見して「ありがとう」と言う気持ちを出すこと、それが実は心を温かくし、身体を温かくする秘訣なのです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、その気持ちを言葉や行動にも出してみましょう。笑顔にも出してみましょう。笑顔を出すことで、心も晴れやかになります。明るい感謝の言葉を出すことで、心も前向きになります。そして、周りも明るく温かくなります。 赤ちゃんを迎えるための環境作りをするつもりで、希望をもってそんな工夫をしてみてください。赤ちゃんは皆それぞれの個性を持って生まれてきます。その子にしかない素晴らしい部分を発見し、感動し、ほめてあげられることがお母さんにとっても、その子にとっても何よりも幸せです。そのような発見力を今から培っていきましょう。そんなあなたを見て、赤ちゃんもきっと生まれてきたくなるはずです。(○^o^○) *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 後は、ご主人との生活を温かく、充実したものにしてくださいね。赤ちゃんが欲しいと思うあまりに、夫婦生活が義務的になったり、プレッシャーになったりしてしまうと、かえってホルモンも精子も元気がなくなります。出会ったときの感動を思い出したり、してもらって嬉しかったことを思い出したりしながら、食事の支度をする…そんな積み重ねが、お互いの心を温かくしてくれます。参考記事→不妊治療と心の冷え参考記事→心の冷えの対処法以上のような心の処方箋が参考になれば幸いです。希望をもって工夫していきましょうね。応援しています。\(^o^)/*** 回答協力者:入江博治先生 ☆==== こんなお便りを頂きました ====☆入江先生をはじめ回答者の先生方、この度は私の質問に大変親切に答えて下さりありがとうございました。 おっしゃるとおり、私は心配性でストレスをためこむ性格であると思います。私より遅く結婚した周りの女性がつぎつぎに妊娠し、元気な赤ちゃんを出産していることもまた焦りにつながっていったのだと思います。確かにそんな気持ちの余裕の無いところに赤ちゃんが生まれてきてくれるのは難しいですよね。赤ちゃんが喜んで生まれてきたいような女性になれるよう努力します。私を愛してくれ、私たち二人の赤ちゃんを望んでくれる主人と生活を送れていることに感謝し、心も体も温かくして治療を続けます。 本当にありがとうございました。////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月30日
◆海外に在住の方から、基礎体温についてのご質問がありました。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。 Q:基礎体温について質問です結婚をしてからそろそろ1年になるので、基礎体温表を付け始め約3ヶ月が経ちました。 もともと、生理不順で30日~60日周期とばらばらでしたが、排卵等していなかったら嫌だと思いつけ始めました。 高温期は約13日のようです。 毎回高温期に入る1週間前くらいは36.5-36.6度を記録しています。 ●基礎体温で高温期に入る前に中温期はあるのでしょうか? ●体温が下がらずに中温期から高温期に入る場合は排卵している可能性は低いのでしょうか? 10日程前からマカとマルチサプリを飲み始めました。今回は排卵していないのかもと不安になり相談させていただきました。 現在海外に住んでおり、日本のような不妊治療を行なうことが出来ません。 その場合、何か自宅で出来る対策はありませんでしょうか? ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ アドバイス:心と身体に活力を持ちましょう 基礎体温において、中温期と言うのはありませんが、急激に体温が上がらず、なだらかに上がっていくタイプの波形も見かけます。参考記事→冷え性と基礎体温この場合、高温期が9日以上あれば、低温期の終わりごろに排卵していると考えられるようです。 体温はホルモンの変化だけでなく、風邪や炎症などがあったり、からだが疲れていたりしますと低温期でも体温が上がったり、逆に高温期でも体温が低くなったりしますので、あまり一喜一憂せず、淡々とつけていかれると良いと思います。 また、マカは身体に活力を与え、ホルモンバランスを整えますので、続けて飲まれても良いのではないでしょうか。 栄養のバランスをとるということは大切ですが、できれば、マルチサプリのほうは化学合成ではなく自然の原料から作ったものを選ばれることをオススメ致します。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 もともと生理不順があると言うことですが、日ごろの工夫で身体の状態を整え、赤ちゃんを迎えるための準備をしていきましょう。 キーワードは「温かさ」と「柔らかさ」です。 生理不順の方の場合、身体が冷えている方が多いのですがいかがでしょうか? 卵巣や子宮は冷えのダメージを受けやすく、脳の下垂体から分泌される排卵などを促すホルモンは、血液に乗って卵巣に働きかけますので、冷え等で血行が悪いと、排卵障害や生理不順の原因になる場合があります。 どちらの国にお住まいかわかりませんが、ゆっくり入浴できる環境は整っていますでしょうか? もし、そのような環境が整っているなら、半身浴でじっくり身体を温め、血行をよくしましょう。 もし整っていなければ、足湯でも効果があります。 参考記事→冷え性の原因と対策/入浴編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 身体の機能が活発に働くためには、ある一定の体温が必要です。 外からは入浴で温め、靴下やスパッツ、腹巻などで特に下半身を保温し、内からも活力を出すように、適度な運動で筋肉を鍛えましょう。 ウォーキングやスクワット、またストレッチも有効です。 参考記事→冷え性の原因と対策/運動編 次に、食事です。 基本的にその土地で取れたものが良い、とも言われていますが、どちらかというと、魚、野菜、大豆などが中心の食事が良いようです。 特に暑い国ですと、身体を冷やす食べ物を多く摂る傾向があります。 身体が冷えやすく、活力が不足しているタイプの方ですと、かえって身体を冷やしてしまいますので、にんにくやしょうが、にんじんなどを多く摂るように工夫してみてください。 また、果物も多く摂ると身体を冷やしますので、どちらかと言うとドライフルーツの方がオススメです。 参考記事→冷え性の原因と対策/食事編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 そして、もうひとつ大切なのは、心を冷やさず温めるということです。 ストレスや不安、不満、悲観など…自分を不快にする心は、自律神経に作用し、血行を妨げ、そのためにホルモンのバランスも崩れてしまいます。 海外でのご生活は、言葉や習慣、人々の考え方なども違い、何かと緊張感やストレスも多いことと思います。 そんな中での対策として、ぜひ、自律神経を元気にする習慣を取り入れて見てください。 リズミカルな運動、外気・日光に当る、心を明るく保つなどの工夫でそれが可能です。 参考記事→冷え性の原因と対策/自律神経編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 赤ちゃんを迎える準備として、心の状態を整えることはとても大切です。 心の状態を整える・・・・と言っても抽象的ですが、自分も家族も明るく心地よく過ごせること、そのような工夫をしてみましょう。 心が明るく希望をもてる、そして身近な人に感謝ができる…など、このような状態をキープしますと、身体も循環が良くなり、活性化していきます。 逆に、不安や緊張感、無気力な気持ちが続きますと心が硬くなり、身体の活力も失われていってしまいます。 そんな心をほぐし、柔らかく、温かく、心地よい心を保つには… ♪♪―――――――――――――――――――――――――♪ 「赤ちゃんができたらどんな風に育ててあげようか」「赤ちゃんにとってはどんな風に育てて欲しいのかしら…」♪―――――――――――――――――――――――――♪♪ など、思いをめぐらせて見ましょう。 器を用意しないと水を入れることができないように、何事もそうですが、準備を整えることによって物事が進み実現する、そのようなものです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 生まれてくる赤ちゃんが心穏やかに育つように、どんな家庭を作りましょうか? どんな家庭に生れれば、赤ちゃんは幸せでしょうか? たとえば、明るい家庭、感謝で満ちた家庭、愛ある家庭、笑いが絶えない家庭・・・・。 いろいろあると思いますが、何か1つか2つ目標を決めて実際に工夫してみましょう。 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓明るい言葉を出す、ご主人にしてもらったことを思い出して「ありがとう」という気持ちを出す、そして言葉にも出してみる、いつも笑顔で接する、いいところを見つけてほめてあげる・・・・。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓些細なことでよいのです。 そんな工夫のつみ重ねが、心を温め、身体を温め、家庭を温めて、ポカポカで柔らかい毛布のように、赤ちゃんが心地よい環境を整えます。そんな環境が整ったら、きっとかわいい赤ちゃんが降りてくると思いますよ。 遠くの地におられますが、私たちも、いつも応援しております。 \(^o^)/ ☆=回答協力者:入江博治先生・伊藤裕子先生 //////////エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月26日
◆「そろそろ二人目が欲しいのですが、なかなかできません」という方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。Q:一人目を出産後1年5ヶ月で、まだ二人目がまだできません 現在1歳5ヶ月の息子がいます。息子が1歳になったときに生理がきて、それ以来、生理の予定日にほとんどぴったりぐらいに毎月、生理がきています。そろそろ二人目が欲しいのですが、なかなかできません。一応生理終了1週間後前後に夫婦生活を持っているのですが・・・これって不妊症でしょうか。仕事をしていてなかなか病院にもいけないのですが、ちゃんと調べた方がいいでしょうか。それから夫は過去にインフルエンザとかで何度か高熱を出しています。それは精子に何か関係あるのでしょうか。ぜひ教えていただきたいと思っています。誰にも言えなくて悩んでます。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ アドバイス:思った時期にできないことが不妊と言うわけではありません 一人目のお子様をご出産された後、生理が始まって5ヶ月が経過しているが、 その間ほとんど予定日に生理が始まる、と言うことですので、特に問題はないのではないかと思います。 二人目のお子さんを早く欲しいと思っていらっしゃるのでしょうね。 それで、「思うような時期に妊娠しない」と、不安になってしまわれるのでしょう。 「二人目不妊」で悩んでいる方は多いのですが、その中には、「一人目は簡単に妊娠したので、2人目もすぐにできる」と思っていた…なのにできないということで、不安になってしまう方も沢山いらっしゃるようです。 そのままの状態で月日がたっていくと「やっぱり不妊かもしれない」と不安をますますつのらせていくこともあるようですが、「思った時期に妊娠しない」ということイコール「不妊症」というわけではありません。 あなたの場合、生理が始まってまだ5ヶ月ということですので、お話をうかがう限りでは、不妊症とはいえないと思います。 「自分は不妊症ではないか」という不安が強くなっていきますと、かえって心や身体が萎縮して、妊娠から遠ざかってしまいますので、あまり心配なさらず、自然の時期を待たれたら良いのではないでしょうか? もし、それでもご心配でしたら、基礎体温をつけ、信頼できる婦人科の先生にご相談ください。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、ご主人様の件ですが、ご主人様が高熱を出されたのは、一人目のお子さんが生まれたあとでしょうか? もし、もっと以前に高熱を出されたということでしたら、その後お子さんができているわけですから、問題はないと思います。 最近高熱を出されたということであっても、インフルエンザや高熱が直接精子に影響を与えるかと言えば、お医者様に見ていただくしかありませんが、通常よく言われているのは、成人してからおたふく風邪にかかった場合、合併症として睾丸炎を発症することがあり、そのために精子の発育に影響が現れると言うものです。 この場合、原因は「高熱」ではなく「睾丸炎」ですので、ご主人様の場合は当てはまらないのではないでしょうか。 お身体の機能に問題があるかどうかは、こちらではわかりませんので、どうしてもご心配なら、専門のお医者様に見ていただくことをおすすめ致します。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 最後に、「生理終了後一週間前後に…」と書かれていますが、排卵日は体調などでずれることもしばしばです。 ですから、排卵日だけをねらって…というのであれば少々無理があります。 どうしても早くほしいと言うことであれば、週に一回以上の通常の夫婦生活を持ちつつ、タイミングも合わせると言うことで、基礎体温をつけ、専門のお医者様の指導を受けられると良いかも知れません。 どちらにしても、先ほども申し上げたように、不安や心配は自律神経のバランスを崩し、身体にも良い影響を与えませんので、安らいだ明るい気持ちで幸せな家庭を築いてください。 今のあなたの状態なら大丈夫だと思いますが、身体を冷やすことも子宮や卵巣の機能を低下させますので、できるだけ温めるように注意してください。 参考にしていただければ、幸いです。\(^o^)/ 参考記事→冷え性の原因と対策法 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽そして、こんなご返信を頂きました 「先生に相談に乗っていただいて、とても安心しました。やっぱりあせってるんだと思います。不妊症ではないということに自信をもって、そしてあまり気にせず過ごしていきたいと思いました。なんだかほっとしました。本当にありがとうございました。」 ☆-------------☆-----------------☆回答協力者:入江博治先生////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月23日
◆若いママが憧れなので早く赤ちゃんが欲しいですとおっしゃる方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。 Q:生理不順でホルモン剤を飲んでいます。早く子供が欲しいのですが… 20歳になります。市販の妊娠検査薬で確認したら薄く線が出ましたが、説明書には濃い薄いは関係ないと書いてありました。以前から生理不順で通っていた産婦人科に行ったところ、「妊娠はしていない」と言われました。薬(ホルモン剤)を10日分出してもらい飲み終わった頃にまた病院に行き、まだ「生理がないんです」と伝えたら「飲み終わって2.3日したら来ますよ、1週間経っても、ない場合は妊娠が考えられますのでまた来てください。」と言われ結果を待ってる状態です。今は下っ腹が痛くダルイ感じで微熱が続いています。生理が来そうな気配もありません。頭痛もあってトイレが近いですが妊娠でしょうか?想像妊娠でしょうか?彼と付き合って2年になりますが1度も避妊した事がありません。子供が好きで周りが次々と子供が出来ているので毎日泣く程辛いんです・・・何で私だけ?と思うようになりました。友達に相談したらまだ若いんやから、焦らなくてもいいよと言いますが,若いママが憧れなので早く欲しいです。不妊治療するべきでしょうか? ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ アドバイス:焦らず、将来の理想を描いて見ましょう その後お体の調子はいかがですか? 妊娠の可能性があるなら、信頼できる産婦人科の先生に見ていただいてくださいね。 生理不順がおありになると言うことですが、10代から20代にさしかかる頃の若年期には、ホルモンが安定しないことがあります。 これから女性として、心も身体も成熟期に入っていきますので、自然に体質が変る可能性はあると思いますが、積極的に体質を変えていくことも実践していかれると良いと思います。 それが、妊娠しやすい体質を作り、妊娠後の胎児の発育にも良い影響を与えます。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まず、考えられるのは「冷え」の問題です。 現代の服装や生活パターン、食生活は、どうしても身体を冷やしてしまう傾向にあります。 あなたは、下腹や太もも、手足の先が冷たくありませんか? 冷えは血行を悪くします。 血行が悪くなると、ホルモンの働きや子宮や卵巣の働きも低下してしまいます。 卵巣や生殖器官が活発に働くためには、一定の体温が必要ですし、妊娠後も、胎児が育ちやすい子宮環境として、温かい体温が必要ですので、今から整えておきましょう。 参考記事→不妊症と冷え性の密接な関係について *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まず、規則正しい生活を心がけ、自律神経を元気にしましょう。 自律神経が整いますと、生理のメカニズムも整ってまいります。 参考記事→冷えの原因と対策/自律神経編また、食事や入浴、服装などからも冷えは解消できます。 化学調味料や添加物は身体を冷やしますので、できるだけ自然に近い物から調理することをおすすめします。 更に、食品には身体を冷やす食べ物と温める食べ物がありますので、下記の記事を参考になさってみてください。 参考記事→冷えの原因と対策/食事編参考記事→冷えの原因と対策/入浴編 参考記事→冷えの原因と対策/服装編 このような習慣は、赤ちゃんが生まれてからもとても大切ですよ。 お母さんの心のこもった、できるだけ自然に近い物を食べさせてあげてくださいね。 もし、不妊治療を受けられるとしても、治療だけに頼らず、赤ちゃんが育ちやすい身体作りを心がけましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、家庭を整えるというのも大切な観点です。 どんな家庭を築きたいか・・・・どんなお母さんになりたいか・・・・描いてみましょう。 それが、赤ちゃんを迎えるための準備となり、環境(お母さんの心構え)が整ってくると、赤ちゃんの誕生という希望の実現も引き寄せられてきます。 子育てとは非常に神聖なものです。 あなたは、なぜ子どもが欲しいのでしょう? 考えてみたことはありますか? 子どもが好きだから…それも母性の現れでしょう。 でも………もっと心の深いところからあふれてくるもの、そんな思いがあるのではないでしょうか? *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 例えば、人を愛したい…そんな気持ちが、子どもという対象に向かっているのかも知れません。 もう少し具体的に思い描いてみましょう。 愛するってどういうことでしょうか? おっぱいをあげること… かわいい洋服を着せてあげること・・・・ それも愛かもしれません。 でももう少し掘り下げてみましょう。 忘れてはならないことがあります。 それは、赤ちゃんは小さくて何もできないけれど、生まれたときから人格をもっているということです。 いえ、もしかしたら、生まれる前からもっているのかも知れません。 そして、その人格―個性―をのびのびと成長させて、♪♪――――――――――――――――――♪ パパやママを喜ばせてあげたい、 人の役に立ちたい、 世の中の役に立ちたい♪――――――――――――――――――♪♪ と希望に胸を膨らませて生まれてくるのです。 ○自分の所に生まれてくる子を伸ばしてあげよう、○理解してあげよう、そんな気持ちが心の奥深くにあるから、自然と子どもが欲しいという気持ちが湧いてくるのではないでしょうか? 生まれてくる子どもに対する愛の心、自分のところに生まれてくれてありがとう・・・・ こんな気持ちが満ちてくれば、きっと赤ちゃんもあなたの所に生まれてきたくなるはずです。 心というものは不思議なもので、そんな家庭の姿がありありと思い描けたら、現実のものとなっていくのです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まだ、お若いのですし、子どもが大好きなあなたですから、たくさんのお子様をもたれて、明るく笑顔の素敵なお母さんになってください。 そのためにも、身体は冷やさず、心もポカポカに温めましょう。 特に生理中や産後の冷えには気をつけてください。 栄養もしっかり摂ってくださいね。 少しポッチャリしているくらいの方が赤ちゃんはできやすいですよ。 参考記事→心の冷えの対処法参考記事→漢法からみた不妊症参考記事→漢法からみた二人目不妊 ご家族がいつも笑顔でいられるような、幸せな家庭を作ってください。 私たちも応援しています。\(^▽^)/\(^▽^)/////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月18日
◆不妊の原因が自分の飲酒の習慣のせいではないかと気にされている男性からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。 Q:毎日お酒を飲んでいますが、それが不妊の原因でしょうか? 子供がどうしてもほしいのですが・・・。妻は毎朝、基礎体温を測って記録しています。生理がくるたびにがっかりしている妻をみているととてもつらいです。自分に原因があるのではと思っています。毎日酒を飲んでいるのですが、それがいけないのでしょうか? ◇◇━━━━━━━━━━◇◇━━━━━━━━━━━◇◇ アドバイス:お酒はほどほどに、生きる姿勢を変えてみましょう まず、アルコールが生殖機能に及ぼす影響についてですが、度をこした飲酒やアルコールが身体から抜けない状態であれば、精子の形成にに異常をきたしたり、アルコールに酔った精子になってしまったリして、不妊の原因になることがあります。 あなたの場合、どのくらいの量を飲んでいらっしゃるのかわかりませんが、あくる日に疲れが残ったり、ご自分でも気になるくらいの量であるとか、飲み始めると適量では止められないということであれば、少々問題があるような気はいたします。問題は2点です。 一つ目は、アルコールそのものの、身体に対する影響です。 度をこした量でなくても、飲酒は一般的に身体を冷やします。 最近、男性でも低体温の方が増えており、体温が充分にないと生殖機能も低下してしまいます。 参考記事→男性不妊と冷えの関係 また、毎日の飲酒は肝臓に負担をかけます。 肝臓への負担が、そのまま生殖機能の低下につながるということではないのですが、身体はそれぞれの臓器が連携し合ってバランスを保っておりますので、身体全体の機能低下が、結果的に生殖機能の低下にもつながりかねません。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 二つ目は、毎日お酒を飲まずにいられないような状態です。 現代社会ではストレスを受けることが多く、お仕事での緊張をほぐすためにお酒に手が伸びる、ということは誰にもあることだと思います。 しかし、毎日お酒を飲まないといられない状態があり、それをお酒にゆだね続けている、ということであれば、心身のバランスを崩してしまいます。 お仕事で疲れていらっしゃるのでしょうから、これ以上の努力をというのも酷ですが、「子どもがどうしても欲しい」ということであれば、それに向けて何らかの努力をすることは必要なのではないでしょうか? 一度自分の心の状態や生きる姿勢などについて、じっくり振り返ってみてはいかがですか。 そして、お酒に逃げてしまうような心を見つけたとしたら、勇気をもって生活を変える決意をしましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 ご主人様の立場でできる努力を考えるならば、気持ちを前向きに変えることです。 「生理がきてがっかりしている妻を見るのが辛い」とおっしゃるあなたは、大変心の優しい方ですね。 しかし、夫婦で一緒に一喜一憂してしまっていては、家庭のムードがどんどん暗くなってしまいます。 有名な心理学者の言葉に☆== 感情があって行動が現れるのではない。行動があって感情が現れるのである。 ==☆というものがあります。 心を変えるのは誰しも大変です。 でも、行動を変えることによって心も変り、家庭の雰囲気も変り、人生も変っていく可能性はあるのです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 たとえば、♪♪――――――――――――――――――――――――――――――――――――♪ 辛いこと、いやなことがあったときなど、それをそのまま行動に表すのではなく、 努めて笑顔を作ってみる。 気分の晴れないときにいつもはしないような晴れやかなネクタイをしてみる。 失敗をしたとき、自分は成功者であるかの如く胸を張って歩く。♪――――――――――――――――――――――――――――――――――――♪ ♪ こんな些細なことでも心にとめて、実行してみると、その行動につられて心も前向きになっていきます。 もちろん言葉は、とても大切です。 なぜなら、自分で発した言葉は、人の耳に入るだけでなく、自分の耳にも入り、耳から入った言葉は潜在意識に働きかけて、その人のあり方や人生を左右するようになるからです。 ですから、否定的な言葉を口に出さず、肯定的な言葉、前向きな言葉、明るい言葉を常に口に出すことが大切なのです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 家庭の中で、希望や幸福な感覚よりも、重い悲観的な感覚が支配して来ないように、希望をもてるような言葉や行動、考え方を生み出していきましょう。 これは、意識すれば工夫できますし、工夫し続けていると身につくものです。 もしそれに対して奥様が否定することを言ったとしても、くじけず、そのような思念を出し続けてください。 そうすればそれにつられて、奥様の心も軽くなるはずです。 少し、抽象的な話になりますが、家庭には気運というものがあります。 この気運を上げるのが、先ほどからお話している発想なのです。 家庭の気運が上がってくると、次々と良いことが起きてきます。 そんな努力をしているうちに、いつのまにか子宝にも恵まれていた…そのようなことも起こってまいります。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 そして、奥様を温かく大きく包んであげてください。 感謝や愛を言葉で表現することも大切です。 女性はちょっとしたことでも嬉しいものです。 \(^▽^)/ そうしたことで、あなたと奥様の間に、今までよりももっと温かいものが循環してまいります。 心と身体は密接につながっており、悲観や不満、不安などの心、ストレスなどは脳の視床下部、自律神経に作用し身体の機能を低下させます。 それとは逆に、希望、感謝、愛などの前向きな心は不安や悲観などの心を取り除き、身体も活性化しますので、ぜひ、実行なさってみてください。 また、自律神経を元気にするためには、散歩なども有効ですので、休日にはお二人で散歩に出かけられるなど、楽しんで工夫されることをおすすめいたします。 参考記事→不妊症を引き起こす冷えの原因と対策/自律神経編参考記事→不妊症を引き起こす冷え性の原因と対策法参考記事→心の冷えの対処法 以上、ご参考になれば幸いです。 回答協力者:入江博治先生////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月16日
●31歳の方から、流産後の心と身体の変化に対する悩みのご相談が届きました。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.Q:流産後の心と身体の変化を改善したいのですが… 現在31歳です。1年前に流産しました。その流産後から気になるナゾの症状◆性交中に吐き気がするようになったこと◆以前から1年に3・4回身体の感覚が麻酔がかかったように皮膚の感覚が鈍くなることがあり、子づくりに悪影響があるのではと思い検査を希望して産婦人科へかかりました。検査をした結果、卵管造影の際には卵管が詰まっていたらしく、かなりの痛みも感じました。その他、ドクターから言われたことは「排卵が遅いことと黄体機能不全」でした。かなりショックでした。ちなみに基礎体温表は二層にはなっていますが、全体的に体温は低く、(普通時35.80~36.10・高温期36.50~36.60)、高温期が10日程度で周期が30~50日と長いです。“排卵が遅い”とわかった時点でドクターに「誘発剤の注射を打ちましょうか?」と突然言われて・・・もちろん子供は欲しいのですが、◆薬の力を借りて今すぐと思っていなかったこと◆主人とも相談できていないこともあって今回は・・・と止めていただきました。その後、病院へ行くと・・・卵管機能不全だとわかり、着床しやすくする注射をまた突然打つといわれたので、それも止めていただいてしまいました。注射への抵抗感を拭えずに止めてしまい・・・今は不安に思っているのですが…。 私としては妊娠に関しては、できるだけ薬・注射の力を借りずに自然でと思っています。こういったホルモンを正常値に戻すような私本人の身体への治療というものはあるのでしょうか?多少時間がかかっても構いません。生活習慣的なことでも、漢方のことでも構いませんのでご指導ください。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆アドバイス:まず、生活習慣から変えていきましょう 「排卵が遅い」「黄体機能不全」と診断され、できるだけ自然に改善したいということですが、その可能性は充分にあると思います。 あなたは、体温がかなり低めで、高温期が少し短いようですね。 このような場合、子宮や卵管、卵巣が冷えていて血行が悪く、そのため卵胞の発育や黄体の機能が低下している可能性があります。 参考記事→排卵障害と冷え性の関係 からだの臓器が活発に機能するためには、体内温度が37.2℃以上必要ですので、(脇の下で36.5℃)あと1℃近く体温を上げたいですね。 生活習慣等を見直し、改善していけば、必ず効果が上がるはずです。 ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. まず、食事です。 食品の中には、身体を冷やすものと温めるものがありますので、できるだけ温めるものを多く摂るようにしましょう。 また、最近は減塩ということが叫ばれていますが、血液を循環させるのにはある程度の塩分も必要ですので、冷え性の方は、むしろ塩分をとったほうが良いという説もあります。 ただし、その場合は精製塩ではなく、必ず自然塩を摂るようにしましょう。 これから暑い季節に向かっていきますが、アイスクリームや清涼飲料などの冷たい飲み物や食べ物はできるだけ避けて、のどが渇いたら、温かい紅茶などをゆっくりと飲む程度にされると良いでしょう。 しょうがを入れた紅茶や、しょうが湯なども大変効果的ですよ。 参考記事→冷え性の原因と対策/食事編 ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. 次に、冷え性を改善するには、下半身を温めるのが最も効果的です。 そのために有効なのが、半身浴。 下半身を温めることで全身の血行がよくなり、子宮や卵巣のある骨盤の内部も血液のめぐりがよくなります。 参考記事→冷え性の原因と対策/入浴編また、服装による下半身の保温、就寝時の湯たんぽも有効ですので、参考にしてみてください。 ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. 以上にご紹介しました方法のほかに、体温を上げるには、やはり自分から活力や体熱を生産していくことがとても大切です。 簡単なスクワット運動やストレッチ、ウォーキングなども生活の中に取り入れていきましょう。 参考記事→冷え性の原因と対策/運動編 体温の多くは筋肉で生産されていますので、少しずつでも筋肉を鍛えることが必要です。 また、体温の調節は脳の視床下部で行なわれています。 ですから、何らかの原因でこの部分がバランスを崩すと、冷え性を誘発してしまいます。 更に、この視床下部は、卵巣に指令を出して卵胞の発育や排卵を促しますので、バランスを整える工夫をしていきましょう。 視床下部から出される指令は、ホルモンとして血液の中を流れ、卵巣に到達して、卵胞の発育や排卵を促します。 参考記事→生理のメカニズム ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. では、視床下部を健全に保つにはどうすればよいか、ということについて考えてみましょう。 一つ目は、日常生活の習慣により、自律神経を元気にすることが必要です。 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓・日中は日光にあたる。 ・外気にあたる ・ウォーキングなどのリズミカルな運動をする。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓このようなちょっとした習慣を取り入れることで、自律神経が元気になり、視床下部のバランスも整ってまいります。 参考記事→冷え性の原因と対策/自律神経編 そしてもうひとつの方法は、ストレスに対する対処です。 視床下部はストレスの処理も行なっていますので、ストレスのかかる状態が長く続くと、生殖機能への指令がおろそかになり、その結果、生殖機能の低下を招いてしまいます。 黄体の機能を低下させたり、排卵に不都合が起きる原因の多くは、このストレスと冷えが関係していますので、ストレス対策もしっかり考えておきましょう。 参考記事→不妊症とストレスについて ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. 1年前に流産されてから、性交中に吐き気がしたり、皮膚の感覚が鈍くなることがあるということですが、これは精神的なものがかなり影響しているのではないでしょうか? 一般的に、流産を経験した女性は、自分を責める傾向におちいることが多いといわれています。 流れてしまった子どもに申し訳なくて、新たな子作りに対して罪悪感を感じてしまう…。 その結果、夫婦の営みに対して心の中でブレーキをかけてしまい、拒否反応として不快感がおきたりする場合があるのです。 流産を境に、〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ご自分の心境が変った、 明るい気持ちになれない、 前向きになれない、 ご主人に対しても良いところが見られない、 現状を受け入れられない〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓…などの心の変化はありませんでしょうか? 人間は非常に高度な精神活動をしておりますので、このような心の状態が身体の状態に反映してしまうということはよくあるです。 ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. このような心の原因を見つけて取り除くことができれば良いのですが、それはなかなか簡単にはできません。 そんなときは逆にプラスの思いを心に満たしていくこと、これが効果的だと思います。 なぜならば、人間は悲しみながら喜んだり、怒りながら心から相手をいたわることができないように、同時に2つのことを思うことができないからです。 一般的に身体に活力がなく、低体温気味の方は、心にも活力のない状態であることが多いのですが、 心の活力、栄養は、まず「希望」を持つことです。 ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. あなたは、お母さんになってからのビジョンや、理想の家庭像などを描かれたことはおありでしょうか?♪♪――――――――――――――――――♪ こんな子育てをしたい、 こんな夫婦になりたい、 こんな人生を送りたい♪♪――――――――――――――――――♪ …など、理想を描くことによって心が前向きになり、その理想を実現するために何か工夫や努力をすることで、心に活力が生まれます。 心は自分の身体や人生を作っていく作用をもっていますので、これを活用することによって身体や生活も随分変ってくることと思います。 参考記事→心の冷えの対処法参考記事→希望をもとう ・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:.。。.:*・゜゜・*:. そして次に大切なのは、「ありがとう」という感謝の気持ちを出すことです。 人に何かしてもらって嬉しい、ありがたいと思うと心がポッと温かくなりませんか? 感謝の気持ちは、自分の心を温め、同時に相手の心にも伝わって暖かな交流を始めます。 同じ出来事でも、そこから何を発見するかによって、人生は随分変わっていきます。 日ごろ見逃してしまうような何気ないことでも、実は感謝できることはたくさんあるかもしれません。 それをたくさん発見できることが、心を温め、人間関係も運勢もよくしてくれます。 ♪♪――――――――――――――――――♪ 主人がいてくれて嬉しい、 一緒に食事ができて嬉しい、 元気で働いてくれてありがとう♪――――――――――――――――――♪♪ …などなど、当たり前になってしまっていることを見直してみませんか? そして、ご主人やまわりの人の素晴らしいところをいっぱい発見してあげてください。 こんな発見が感謝につながり、感謝の心は相手に伝わり、喜びとなって自分にもどります。 そんな循環ができてくると、心も身体もポカポカになり、ストレスにも強くなって、赤ちゃんができやすい状態になるはずですよ。 そんなポカポカのパパとママの家庭に生まれた赤ちゃんは、きっと幸せに育っていくでしょう。 そしてもし、不安や悲観、不満などで心が固まりそうになったら、そこにこだわらず、サラサラと流していく努力をすることです。 このようなマイナス思いは心を固くし、神経を緊張させて身体本来の治癒力を奪います。 参考記事→マイナスの思いを止めよう参考記事→感謝の力 じっくりと楽しみながら工夫してみてください。 私たちも応援しております。\(^▽^)/ 回答協力者:入江博治先生////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月12日
●子宮外妊娠の手術をされ、その後生理不順が続いている方から次のようなご質問が届きました。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。. Q:子宮外妊娠で手術をし、その後生理不順が続いています 26歳の女性です。 私は昨年11月に子宮外妊娠をし、入院・手術なしの数値観察で退院・外来通院しました。 HCGの数値が完全に下がったのは今年の1月中旬です。その後、初めての生理が3月7日に来て以来、4月には来ませんでした。基礎体温を測っていますが高温になりません。心配になりかかりつけの病院に行って、内診・エコーの検査をして頂きましたが、問題ないとの事でした。しかし、あと2・3日で高温期になるよ言われましたが、なりませんでした。もうすぐ結婚をする予定なのですが、子供のできる体なのか凄く心配です。どうかアドバイス等ありましたら宜しくお願い致します。今、冷え性対策として 薬局でマカと薬用養命酒を飲んでいます。 これもこのまま続けていいのかわかりません・・・。あと、生理不順を改善する方法等ありましたらお願いします。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓アドバイス:理想を描き、ストレスを心から追い出しましょう ご結婚を控えられて、ご心配ですね。しかし、一度妊娠をしていらっしゃるのですから、不妊症ということはないはずですし、子宮外妊娠について適切な処置をされているのでしょうから、心配はないと思いますよ。流産や子宮外妊娠などで、妊娠が中断されますと、ホルモンのバランスが崩れる場合がありますので、あまり気にせず改善のための工夫をしていきましょう。ただ、子宮外妊娠については、それなりの原因があるかも知れませんので、かかりつけのお医者様に相談して、調べてみられると良いかも知れません。その場合、原因があったとしても、医師の指示に従い、改善すれば大丈夫ですので、安心してご相談ください。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 では、今後の改善策について考えてみましょう。婦人科系の治療、ことに流産や子宮外妊娠の治療となると、精神的にも負担がかかることと思います。もともと生理不順と冷え性がおありのようですので、治療後の影響も受けやすいのではないでしょうか。身体を温めるための健康食品をお使いになっているということですね。体質にもよりますが、これらのものも効果はあるとは思います。しかし、健康食品はあくまでも身体をサポートするためのものですので、普段の生活から見直していく必要があります。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 あなたの場合、冷え性でいらっしゃるということですので、卵巣や子宮への血流が悪くなっている可能性があります。卵巣の血流が不足すると、卵子の発育が悪くなり、排卵の妨げになりますので、ぜひ冷え性は改善しましょう。参考記事→排卵障害と冷え性の関係まず食事についてです。外食や、コンビニなどの食事が多くなっているというようなことはありませんでしょうか?これらの食事は、一般的に添加物や化学調味料が多く使われていますので、身体を冷やすばかりではなく、有毒物質が身体に蓄積され、生殖活動や胎児にも影響を及ぼしますので、頻繁に摂ることは好ましいとは言えません。また、清涼飲料水などの飲みすぎも、余分な水分を身体にためこみ、冷えの元になりますので、注意してください。また、食品には身体を冷やすものと温めるものがありますので、できるだけ温めるものを摂るように心がけましょう。参考記事→冷え性の原因と対策/食事編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 食事以外では、入浴時の半身浴が冷え性の改善にはとても有効です。特に、骨盤内の血流がよくなりますので、生理不順にはとても良いと思いますよ。また、汗をかくことはデトックス効果もありますので、習慣にされると良いでしょう。参考記事→冷え性の原因と対策/入浴編冷え性の改善には、下半身を温めることが大事です。服装でも工夫できますので、以下の記事を参考にしてください。また、就寝時の湯たんぽも有効です。参考記事→冷え性の原因と対策/服装編更に、適度な運動や、自律神経を元気にするなど…いろいろ工夫できますので、ぜひ参考になさってみてください。参考記事→冷え性の原因と対策 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 ご結婚の準備や、からだの治療などが重なって、何かと神経を使われることでしょう。でも、生理不順に一番影響を及ぼしているのが、実はストレスなのです。人間の生殖活動のメカニズムは、脳の下垂体がつかさどっています。この下垂体は、ストレスの処理も行ないますので、ストレスが長く続く状態になりますと、ストレスの処理を優先し、生殖活動の方がおろそかになってしまいます。そのために、排卵がなかったり、生理が来なかったり、或いは不順になったりという現象が起こってしまいますので、心のコントロールということが必要になってまいります。参考記事→.不妊症とストレスについて参考記事→生理不順について *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 あなたの場合、ご結婚を控えていらっしゃるということですので、これを機にご結婚後の生活、人生について、理想を描いてみられてはいかがでしょうか。人間は同時に二つのことを思えないものです。ですから、先々を心配するのではなく、希望をいっぱい描くことによってストレスを心から追い出してしまいましょう。♪♪――――――――――――――――――――――――♪ 結婚したら、どんな家庭を作りたいのでしょうか? どんな奥様になりたいですか? 仕事で疲れて帰ってきた彼を、どんな風に迎えてあげますか? 赤ちゃんが生まれたら、どんなママになりたいですか?♪――――――――――――――――――――――――――♪♪ いろいろと、夢を描いてみましょう。人間の心と身体は密接につながっています。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓希望を描き、それにむかって前向きな心でできる努力をしていると、心は晴れやかになり、身体も活性化してくるものです。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓参考記事→心が及ぼす身体の冷え症参考記事→希望をもとう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 そして、♪♪―――――――――――――――――――――♪ 約束した運命の人に出会えたこと… あなたを産み、育ててくれた方がいたこと… 今まで支えてくれてきた人たち… 仲良くしてくれた友達…♪――――――――――――――――――――――♪♪ 色々な人や色々なことに「ありがとう」という気持ちを、心から出してみましょう。そうすると、きっと心がホワッと温かくなり、おだやかな気持ちになるはずです。そんな心は相手にも通じ、物事がスムーズに運ぶようになりますよ。赤ちゃんは、そんな柔らかくて温かい、ママの心と身体が大好きです。今から赤ちゃんを向かえる準備をするつもりで、工夫してみてくださいね。参考記事→感謝の力 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 それでも、どうしてもイライラすることや、いやなことが起きたら、ちょっと思いを止めて、大きく深呼吸してみましょう。イライラを吐き出すように大きく息を吐いてみましょう。そうすれば、少し気持ちが楽になり、今までと違った自分を発見できるかも知れません。参考記事→:マイナスの思いを止めよう参考記事→心の冷えの対処法 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 あなたの場合、子どもができない身体ということは決してないと思います。取り越し苦労はされず、今できる工夫を前向きにしていきましょう。そして、心に理想を描き、幸せで満ちたご家庭を作ってください。お二人のお幸せを心からお祈りしています。\(^▽^)/回答協力者:入江博治先生////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月09日
●稽流流産をされた後、生理開始までの間にも少量の出血が続いていて心配です、という方からのご質問です。 .:*○.:*:・☆'.:*○.:*:・☆'.:*○.:*:・☆'.:*○.:*:・'.:*○.:*:Q:稽流流産の後、生理前に出血があります。不妊の原因でしょうか? 流産(8週目稽留流産)から1年たった去年の8月から子作りを始めました。流産後3ヶ月ほどしてからなんですが、高温期8日目あたりから、生理開始まで少量の出血が続き、体温が下がりきちんとした生理がはじまります。このことが気になり、通院を始めました。基礎体温の温度差はしっかりあり、綺麗な2層のグラフで高温期も14日きちんと続きます。ホルモン数値も普通よりやや少ないものの、心配するほどではないという事でした。1度妊娠をしているという事で、お医者さんはあまり気にしなくていいと言うのですが、妊娠しないのはこの出血のせいじゃないかと思ってしまって…。以前妊娠する前は、このような症状はありませんでした。今は、通院をお休みしているのですが、転院を考え、きちんと調べてもらった方がいいのでしょうか?このまま妊娠しない場合には、7月ごろからまた通院をはじめようとは思っています。宜しくお願い致します ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ アドバイス:ストレスや身体の疲れが出血の原因になっているかも知れません。 流産後に不正な出血がある、ということでご心配でしょう。しかし、出血の量も少ないということですので、ご心配はいらないと思いますよ。まず、生理前の出血の原因として考えられるものについてご説明いたしましょう。排卵後、卵巣には黄体が形成されますが、妊娠が成立しない場合、通常2週間ほどで退縮します。それに伴い、黄体から放出されていた黄体ホルモンも急激に減少し、子宮内膜がはがれ、生理時の血液と共に排出されます。これが生理のメカニズムですが、精神的、肉体的疲労などによって黄体ホルモンの減少が少しずつ早めに起こることがあります。すると、子宮内膜も少しずつはがれ、少量の出血が起こるのです。その後、黄体ホルモンも急激に減少し、本格的に生理が始まります。あなたの場合も、このための出血ではないかと思われます。子宮筋腫や子宮内膜症などの場合も、出血することがありますが、いずれにしても少量であれば心配要らない場合が多いようです。出血の量が急に増えたり、血液の固まりが出るような場合は、きちんとお医者様に受診されることをおすすめ致します。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。あなたの場合、基礎体温もきれいな2層の波形になるということで、高温期もしっかり続いていらっしゃるようですし、一度妊娠していらっしゃるのですから、心配ないと思います。また、出血が妊娠しない原因ということもありませんので、安心してください。ただ、ストレスや身体の疲れが、出血の原因になっていることが考えられ、そのストレスや身体の状態が、妊娠しにくい状況を作っているということも考えられますので、そちらの対応をしっかりしていかれてはいかがでしょうか。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。1年半ほど前に、稽流流産をされたということですね。そのときのショックやストレス、身体への負担が大きかったのではないでしょうか?生殖機能に関連するホルモンの分泌は、脳の下垂体が司っていますが、この下垂体は、非常にストレスの影響を受けやすい部分です。参考記事→不妊症とストレスについて流産を経験された女性の中には〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓そのときのショックを引きずってしまう、或いは、自分のせいで流産したのではないかと、自分を責めてしまう・・・・〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓そういう方が多いようです。また、これから先、子どもを授かることができるだろうか・・・・そんなことも気になるでしょう。そんな気持ちから少しの変化に敏感に反応してしまうようになります。その結果、ストレスを受けやすい心の状態になってしまうのでしょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。もしこのようなことが思い当たるようでしたら、流産という過去の経験は、いったんリセットしてしまいましょう。24歳と、まだお若いのですし、基礎体温も理想的ですから必ず元気な赤ちゃんが授かりますよ。自信と希望をもってくださいね。そして、♪♪――――――――――――――――――――――――――――――――♪ これから赤ちゃんが生まれてきたら、どんな家庭を作りたいか・・・・ どんなお母さんになりたいか・・・・ ご主人様とはどんな夫婦になりたいか・・・・♪ ――――――――――――――――――――――――――――――――♪♪など、そんな理想のビジョンを心に描いてみましょう。人間は無限に成長していくことのできる存在です。色々なことを経験しながら、人の気持ちや周りのことを理解する力が増していくのです。流産というひとつのきっかけが、自分を成長させるチャンスを与えてくれた・・・・そんな捉え方もできるのではないでしょうか? *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。少し視点を変えるだけで、心は明るく軽やかになり、それによって身体も変ってまいります。また、心は不思議な力をもっていて、思ったことが実現していきますので、できるだけ積極的なイメージを心に描きましょう。参考記事→心の冷えの対処法 参考記事→心の冷えの対処法/希望をもとう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。それからもうひとつ考えられるのは、身体の冷えです。稽流流産は、医学的には胎児に問題があるといわれていますが、東洋医学的には、骨盤内の血行が悪いと流産しやすいと考えられています。また、卵巣や子宮は非常に冷えのダメージを受けやすい臓器ですので、冷えによってホルモンバランスが崩れるということも、考えられます。参考記事→不妊症と冷え性の密接な関係について下半身が冷えるということはありませんか?運動不足であったり、足腰が固いということはありませんでしょうか?最近では、自覚症状がなくとも身体の芯は冷えているという方が増えています。入浴時の半身浴や、就寝時の湯たんぽ、日ごろから下半身に厚着をするなど、身体を温めることをおすすめ致します。また、ウォーキングやストレッチなども、骨盤内の血流を良くするのに有効です。参考記事→冷え性の原因と対策また、食べ物にも身体を温めるものと冷やすものがありますし、バランスの良い食事や、規則正しい生活で、身体全体の機能を高めることも大切です。参考記事→冷え性の原因と対策/食事編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。赤ちゃんは温かい子宮で育ちます。妊娠しやすい身体と、赤ちゃんの育ちやすい子宮内の環境を作るために、身体を温めましょう。そして、心を感謝や希望で満たしポカポカにすることです。そんなママの心を栄養にして、赤ちゃんは元気に育ってゆきます。今をそのための準備の期間と捉えられて、心と身体を整えてゆきましょう。ありがとうという気持ちや、互いに思いやる気持ちで満ちてくると、心も身体も家庭もポカポカになり、赤ちゃんはが降りてきやすくなりますよ。不妊治療の効果も出やすくなるはずです。参考記事→感謝の力焦らず、希望をもって改善していきましょう。私たちも心から応援しております。☆\(^▽^)/☆回答協力者:入江博治先生///////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月04日
◆高齢で結婚され、その後妊娠できずに悩んでいらしゃる方からのご質問です。 ☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。. Q:37歳で結婚しました。高齢のため早く子どもが欲しいのですが… はじめまして。妊娠できず悩んでおります。昨年、37歳で結婚したこともあり、初産には高齢です。すぐに妊娠したいと思い、昨年末より婦人科にかかり、タイミング法、クロミッドなどの薬、そして排卵誘発剤を使って、すでに4ヶ月試しましたが、妊娠しません。不妊検査では異常なしなのですが、やはり高齢ということで妊娠しにくいのかと悩んでいます。あと、思い当たる点といえば、高温期でも36.6度ぐらいと低いので、黄体ホルモンがあまりでないのかと心配しています。冷え性を治せばなるのか不安です。人工授精もすぐに、そして最終的には体外受精も必要かと悩んでいます。アドバイスを宜しくお願い致します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆アドバイス:高齢だからといって、自然妊娠の可能性がないわけではありません 私(伊藤)も結婚が遅かったので、あなたのお気持ち、とてもよくわかります。それでも、何とか一人授かり、今は二人目をと思って努力している最中です。あなたの場合、不妊検査で異常なしということであれば、可能性は高いと思いますよ。悲観せず、一緒に頑張りましょう。\(^▽^)/ *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。冷え性でいらっしゃるということですが、冷え性や低体温ですと、血液の循環が悪くなり、血液によって運ばれるホルモンなどの機能も悪くなります。その結果、卵巣や黄体の機能も低下しますので、これは是非とも改善しましょう。生活習慣を見直せば必ず改善できます。冷え性を治して妊娠された例は数限りなくありますので、希望をもって実行していってください。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。まず、食生活です。規則正しくバランスよく食べるというのはもちろんですが、食べ物には身体を冷やすものと温めるものがあります。知っておくと便利ですので、ぜひ参考になさってください。参考記事→冷え性の原因と対策/食事編また、あなたはどちらかというと色白で皮膚や筋肉が柔らかいタイプの方ではないでしょうか?日本人の女性に非常に多いタイプなのですが、このようなタイプの方は身体に余分な水分がたまっていることが多く、それが冷えの原因になります。もし思い当たることがおありになるようでしたら、清涼飲料などの余分な水分をとることを控え、質の良い塩分(精製塩ではなく、自然塩)を積極的に摂られることを、おすすめ致します。◆参考文献:「病は”冷え”から」石原結實著 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。また、子宮や卵巣のある下半身を温めること、血流を良くすることがとても大切ですので…入浴時の半身浴、ストレッチ、就寝時のゆたんぽ、日ごろの服装で下半身を冷やさないようにする、などの工夫も有効です。赤ちゃんは温かい子宮の中で健やかに育ちます。身体を温めるということは、妊娠後の赤ちゃんの発育にも良い影響を与えますので、今からその準備をするつもりで、取り組んでいかれてはいかがでしょうか?参考記事→冷え性の原因と対策余談になりますが、パラベンや硫酸系の界面活性剤が含まれたシャンプー、洗剤、化粧品などは、生殖機能への影響を危惧する研究も進んでいますので、できるだけ避けたほうが良いでしょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。確かに35歳を過ぎると、初産には高齢ではあるかもしれません。しかし、受胎、妊娠という営みは、人間の知識をはるかに超えた意思が働いているとしか思えないような、神秘的な部分があることもまた確かです。すぐにでも妊娠を…と思われるお気持ちはとてもよくわかりますが、このような大きな意思を信じて、ゆだねてみるという気持ちのゆとりも大切かもしれません。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。人間が生きていく上で、先々を考えて手を打っていくというのは必要なことですが、それが取り越し苦労となり、心を支配してしまいますと、それで心が固くなり冷えていき、その心の冷えが身体にも影響してしまいます。今流行りの自己実現系の書籍に、心の法則が書かれているのを見かけられたことはありませんでしょうか?心とは不思議なもので、思っていることが実現していくようです。悲観的なことを思うと、悲観的な人生が、明るいことを思うと明るい人生が開けてきます。ですから、気持ちを前向きに持ち、必ず良くなっていくという希望をもち、できる努力をしていきましょう。そうすると、いつのまにか妊娠しやすい身体になっていく・・・・、そのようなものです。参考記事→心の冷えの対処法 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。高齢だからといって、自然妊娠の可能性がないわけではありません。人間の身体も自然の一部ですので、生命を育む状態になれば、必ず生命が授かるものです。そのための準備期間を与えられたと捉えられて、身体作りと心作りに励まれ、そして、ご主人様との充実した愛あふれる家庭作りを工夫されてみてはいかがでしょうか?そうしていくことによって、心が前向きになり、身体にも活力が出てまいります。そんな準備ができたら、♪♪――――――――――――――――――――――――――――――♪ あなたのご家庭に生まれたいという赤ちゃんがきっと現れるはずです。♪ ―――――――――――――――――――――――――――――――♪♪妊娠しやすい心と身体を作ることにより、お医者様の不妊治療の効果も上がってくると思いますよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。焦らず、希望をもって改善していきましょう。私たちも心から応援しております。☆\(^▽^)/☆\(^▽^)/☆回答協力者:伊藤裕子先生・入江博治先生////////// エクセレント不妊・子宝ひろば
2006年05月02日
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