森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.03.20
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今の子供たちは、自信のない子供が多いそうです。それは小さいころから、あれをしてはいけない、これをしてはいけないと「かくあるべし」「かくあらざるべし」を押し付けられて、子供たちの存在を認めてこなかったことが原因かもしれない。
そういう子供が大人になると、会社などで「ちょっと来て」と言うと、「私が何かしましたでしょうか」とおどおどした調子になるという。

元日本弁護士連合会会長の中坊公平さんは、お母さんから叱られた事はなかったといいます。いつもやさしく包み込んで、なぐさめ励まし続けてくれたそうです。
小さい頃は劣等生で、みんなが受かった中学校に落ちた時、お母さんはこう言ったそうです。
「公平、あんたが悪いんと違う。世間が悪いんや。」その励ましが中坊さんを勇気づけたそうです。
その後、不本意ながら行った中学校の最初の試験で中坊さんはよい成績をとったそうです。
その時お母さんは、「公平は天才やなあ」と手放しで喜んでくれました。
ところがしばらくして、成績が真ん中ぐらいに下がったそうです。
それをお母さんに言うと、「なにゆうてるんや。人間万事、中庸が一番や」


これによると、人はミス、欠点、弱点をあげて叱咤激励されるより、人に認められることによって自信を得て、安心して成長していける。その安定した土台があってこそ親から本当の意味で自立してゆけるようになるということではないでしょうか。





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Last updated  2013.03.20 07:13:02
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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