森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.08.13
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カテゴリ: 感情の法則
こんな質問をするのが神経質の特徴である。

普通の人は、嫌いな人は不快であり、性格の異なる人とはソリが合わない。
これを抑圧しようともどうしようともせずに、ただ我慢して境遇を押し切り、運命を切り開いていこうとしている。
これに反して神経質者は、自己中心の功利主義から、自分の苦痛をもっとも少なくして、最も大なる幸福を得ようとする工夫から、楽々と愉快に、人と交際し、何事にも、自分の思う通りにしたいと考えるからである。

我々は自分の直接の感じのままに、好きは好き、嫌いは嫌いでそのままに交際してゆけばよい。
これを感じから出発するという。
嫌いだからと言って、会釈笑いとか簡単なあいさつは当然しないといけない。
それ以上のことはしなくてもよい。嫌いという自分の心を持ちこたえておけばよい。

ダメなのは、直観から出発しないで、二念、三念から出発することである。

これと同時に、自分はあの憎らしいのが、不愉快だから、彼の合うところには行かないとか、話しかけられても、対応しないとかいえば、それは気分本位でありわがままである。
これが森田先生の考えである。

私はそれに加えて、虫が好かない人の行動はよく観察することをお勧めする。
わがままな上司などは、気分がしょっちゅう入れ替わる。
機嫌の悪いときは話かけるのは遠慮したほうがよい。気分が入れ替わるまで待ったほうがよい。
よく見ていたらすぐに分かる。また上司が見えないところで仕事をしているのなら、近くにいる人に聞いてみることだ。
私はややこしい話は必ず機嫌のよい時と決めていた。仮に機嫌の悪い時にややこしい話をすれば、火に油をかけるようなことになる。考えてみればこれは感情の法則ですね。





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Last updated  2013.08.13 06:13:05
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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