森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.07
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カテゴリ: 感情の法則
小さな不快な感情をたいしたことはないと抑え込んでいくと、自分の感情は次第に
鈍化してゆきます。

他人が自分に嫌がらせをしても、いつも我慢して押さえつけていると、自分が傷ついて
いることが分からなくなってくるのです。これは大変な問題です。

感じる力が弱まってくるのです。感情を拒否、無視、抑圧、否定した結果、自分の本来
持っていた鋭い感性が失われていくのです。
もともと持っていた能力の喪失現象が起きるのです。恐ろしいことです。

感性がなくなると、まず危機に対する反応力はなくなってゆきます。
また感動する、うれしいといったプラスの感情も感じられなくなってくるのです。

人間として生きてゆかなくてはなりません。
感情を持たないロボットのようなものです。考えただけでも恐ろしいことです。

さらに小さい不快感というものは、表面では何事もなかったかのように見えても、
無意識の領域では不満が蓄積されているのです。

それが長い期間にたくさんたまってくると、ひずみとして蓄えられます。
地震の原因となる地殻のひずみの蓄積のようなものです。
いずれ最後には耐えられなくなります。どうにも我慢ができなくなります。

無意識の世界では、なんとかその不満を解消しないと気が狂いそうになるのです。
人間は理性で動いているのではありません。感情で動いているのです。
理性で動いていると思うのは錯覚です。
無意識に蓄積された感情が、理性に優先して働きます。

後で必ず後悔します。その責任のつけは大きいのです。

こうした事態を避けるためにはどうしたらよいのでしょうか。
これには何としても、小さい感情を確実に素早くキャッチすることが大切となるのです。
さらにその小さい感情のうちに適切に処理してやるということが重要となります。
その方法については今まで何度も投稿してきましたし、これからも投稿します。


ところが火の手が回ってしまうと自分の力ではどうすることもできないということを
肝に銘じておくことが大切です。






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Last updated  2014.01.07 23:41:03
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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