森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.14
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NHKスペシャルのJAPAN BLANDをみた。元気がでる番組だった。

自分たちの国が何十年もかかって作り上げてきた生活インフラは、日本人にとっては
それが当たり前になっている。
そのシステムやノウハウの素晴らしさに気が付くことはない。

ところが東南アジアなどの新興国にとっては、のどから手が出るほど欲しいものだらけ
だったのである。たとえば温水の水洗トイレなどは驚きを隠せないようである。

番組では、北九州市がベトナムに、水の浄化システムの生活インフラをシステムと
して売り込んだという。
地方自治体には、生活関連インフラのノウハウの蓄積は素晴らしいものがある。


それ以外に上海にスーパー銭湯の運営のノウハウの売り込み。
JR東日本の列車運行システムの売り込み。
日本には列車を1分30秒ごとに事故もなく運用できる技術がある。
ICカードの利用などは驚くばかりである。
またエキナカの商店街の運営、宅配便の運用、移動健康診断車両、学習塾の売り込み事例
などが紹介されていた。

リサイクル関連で33兆円、水の浄化システムで87兆円、鉄道運行ノウハウ関連
で22兆円のビジネスの様子が紹介されていた。

今まで日本の経済は家電を中心とした製造業が担ってきた。
ところが韓国や中国が追い上げてきて、今や青色吐息である。
それらはもう韓国や中国等に任せたらどうだろうか。

なかなかこれといったものがないのが実情なのである。
バイオや遺伝子、医療の分野にしてもアメリカなどに後れがちである。

そういう新規分野を開拓するのも必要だろうが、もっと自分たちの作り上げてきた
生活インフラのシステムを見直してみたらどうだろう。
開発途上国に行けば、日本の技術の素晴らしさはすぐにわかる。


自分たちの持っているもの、長所、得意分野、素晴らしさを再認識することにも力を
入れるべきではなかろうか。
開発途上国には14億人、未開発国には40億人が暮らしているという。

日本の生活インフラの運用ノウハウは必ずや役に立つことだろうと思う。
自分たちにしかできないことで、人に役に立つこと、人が喜んでくれることは必ずや
成功すると思う。

神経症で苦しんでいる我々も、自分たちの持っているもの、長所、得意分野、
存在価値を根底から見直して、それらをいかに活用してゆくのかを見つめてゆくべきだと思う。
森田理論では、唯我独尊という。
自分たちの可能性を見つけ出し、できうる限りの最高の生き方と能力の活用に邁進
することである。





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Last updated  2014.01.14 07:20:42
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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