森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.03.15
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人間関係でいつも苦しんでいる人は、小さい感情は無視している。我慢している。耐えていることが多い。
でも嫌な感情はそれで消えてしまうのではない。仮に顕在意識では気にしないようにと思っていても、
潜在意識の中にはしっかりとマイナスの感情として残ってしまうのです。

フロイトはそこに焦点を当てて研究して、精神医学の基礎を作ったのです。
それは蓄積されてひずみとしてため込んでいく。
ため込んでいく過程は、巨大地震の発生のメカニズムと同じことです。
小さい地震が時どきは起きているほうがまだよい。被害が軽微で済むことが多い。

東京の友人がこのたびの伊予灘地震の被害について被害確認の電話をしてくれた。
ありがたいことである。中国地方は地震があまり起こらなかったので、震度4でもびっくりした。

でも喉元過ぎれば熱さ忘れるで、みんな何事もなかったかのように生活している。
小さい地震でひずみを解放しているとこんな感じだと思う。

ところがそれをため込んでいると大変な惨事が起きてしまう。
東京では最近比較的地震が少なく、これは巨大地震に結びつくのではないかと噂されているという。
確率としてはかなり高いのだろう。一般的には起きた時の対策がテレビで何回も放映されている。
地震の場合はそれしか方法はないが、感情のひずみは対応方法がある。

小さい感情をきちんと感知して、小さい不快で嫌な感情をため込まないで解放させていくことです。
こういう場合は、感情の法則1を適応させてはいけない。これは単発の感情の場合である。
同じ人に同じような感情が沸き起こる場合は、我慢したり耐えたりしていては却って苦悩が増悪してくる。
感情の法則3を重視する必要がある。
感情の法則3は、「感情は、その刺激が継続して起こる時、注意をこれに集中するときに、


それを解放する道がある。私がたびたび紹介している自分中心の生き方を踏襲することである。
この場合、小さいうちにどんどんと吐き出してひずみとしてため込まないということです。
その方法については過去の投稿を参考にしてください。





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Last updated  2014.03.15 07:38:11
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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