森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.04.07
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カテゴリ: 認識の誤り
マイナス思考、ネガティブ思考は一方的で、バランスを逸している。
バランスをとるためにはプラス思考、ポジティブ思考も取り入れないといけない。
神経質者の場合はプラス思考に注力することでやっとバランス感覚を取り戻すことができる。
その方法を「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」古川武士著を参考にして紹介してみたい。
最初から全部取り組む必要はない、これはと思うことを一つでも二つでも自分の生活に取り入れてみてください。

1、 人と比べて自己嫌悪、自己否定に陥りやすい人は「世界に一つだけの花」の歌詞を紙に書いて部屋に貼っておく。

そうさ、僕らは世界に一つだけの花。
一人一人違う種を持つ。
その花を咲かせることだけに一生懸命になればよい。

一つとして同じものはないから、ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン。

自分の長所、存在価値を見つけ出すと生きる勇気が湧いてきます。

2、 「かくあるべし」は自分や他人をきびしく価値判断して、責め続ける。
「かくあるべし」を「かくある」という事実を認めて、事実を受け入れ、事実に服従してゆけるように修正していく。とりあえずは「かくあるべし」を少し緩めてゆく。
「○○であるべきだ」を「○○であったほうがよい」「○○になるために努力してゆこう」などに変えてゆく。

3、 マイナス思考の強い人は完全主義、完璧主義の人である。
それは観念の世界でのみあり得ることで、現実的ではありません。
完全主義の強い人は「成功か失敗か」「よいか悪いか」「上手か下手か」「0点か100点か」と白と黒で判断したがります。
白黒思考が問題なのは、すべてのことに100点を求めるため、無駄な努力を続けてエネルギーを使い果たしてしまうこと。
1つでもうまくいかないことがあると0点と判断して自己嫌悪に陥ることです。
さらに問題なのは「失敗」と判断してしまうと、その中にあった良い点が見えなくなることです。

また不完全な自分、物足りない他人を許す必要があります。

4、 「他人中心の生き方」を「自分中心の生き方」に変える。
他人の思惑を気にすることよりもまず、自分の気持ち、思い、欲求、やりたいこと、夢や希望をはっきりさせる。
一日レベル、一か月レベル、年間レベル、人生レベルで目標をしっかりさせる。
紙に書いてまとめる。日記に書いたり壁に貼っておく。





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Last updated  2014.04.07 23:47:17
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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