森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2015.12.09
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カテゴリ: 森田番外編
本の紹介です。
伊丹仁朗医師の「絶対あきらめないガン治療・30の可能性」(三五館)という本です。

ちなみに伊丹医師は、週刊現代によると「日本のガン治療の名医100人」に選ばれておられる方である。

現在ガン治療は手術、放射線治療、抗がん剤治療が中心である。
それらは初期治療として行われるが、その後再発予防、再発治療はほとんど行われていない。
ホスピスに送られると安楽死を勧めている状況にある。本格的な治療は行われていない。

もしお医者さん自身がガンにかかった時、自分の治療法としてそんな治療を望むだろうか。
そのような患者に寄り添わないありきたりの治療だけで満足するのだろうか。
多分ガンに良いとされる最善の治療法を試してガンを克服したいと思うだろう。


私はガンにかかると三大治療を受けるか、安保先生の免疫療法に頼って、ダメならあきらめて死ぬしかないなと思っていた。
この本を読んで、それは間違いだということがよく分かった。

ガン治療法としてそれ以外にも30もの道があることが分かったのだ。
自分に合ったものを伊丹先生の援助を受けて自分で選ぶことが大切だということがよく分かった。

この本を読むと目から鱗である。私の印象深かったところを紹介してみよう。
まず84ページの温熱療法である。ガン細胞は熱に弱い。
ただ問題はこの治療器を設置している拠点病院が全国で16か所しかないそうだ。
次に152ページの高濃度のビタミンCの点滴である。
この中の過酸化水素がガンを攻撃するそうだ。
144ページには丸山ワクチンの紹介がある。
これはコラーゲン繊維を増殖させてガンを閉じ込めてしまうというものだ。

そして生きがいを持ってガンに立ち向かうということを勧めておられる。
生きがい療法ユニオンの活動である。

伊丹先生は患者のガンを治したいという目線に立たれたお医者さんである。
そのためには現代の医療の問題点を余すところなく指摘されている。
良いとされる療法はほとんど現地に出向いてその効果を確かめられている。

私のイメージとしては、現代に生き返ったシュバィツァー博士のようだと思っています。
ぜひガンにかかっておられる方はもちろんのこと、今は健康だという人もぜひ読むことをお勧めしたい本である。
ちなみに伊丹先生は森田療法にもとてもよく精通しておられる。
かってガン患者とモンブラン登頂に挑戦されたのも、森田理論でいう「生の欲望の発揮」であった。
本





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Last updated  2015.12.12 12:21:08
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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