森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2016.06.17
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このブログは5年間という期間限定で始めた。あと1年と6カ月である。
そのあとの展開をそろそろ考える時期に入った。
このブログは5年でおそらく50万アクセスぐらいになるだろうと思う。
その後100万アクセスを目指す道もある。

対人恐怖や社会不安障害、強迫神経症の人の個別カウンセリングの道もある。
今はネットやスカイプなどがあるので可能性はあるかもしれない。
心理学の学習は続けているが、実際開業のノウハウは全く暗中模索である。

それともう一つは、ネットを使った学習会の実施である。
生活の発見会で「オンライン学習会」に4回インストラクターとして参加してきた。

最近は無料の掲示板があるので、経費をかけずにこの掲示版を利用する手がある。

レクチャーはメールで送る。
それを読んで、課題について投稿してもらう。
インストラクターはその投稿に対して感想やアドバイスを行う。
受講者も他の人の投稿を見て自分の考えを書き込んで議論を深めていく。
私の目指している学習は、純粋に森田理論を系統立てて学習し、今後森田理論学習の道筋をつけてもらうことにある。
最初は3名から5名ぐらいで始めてみるのはどうかと思っている。

対象者は、森田理論学習の学習経験者、当面の神経症の泥沼から這い出てきた人、森田理論をさらに深めてみたい人、森田理論を生活の中に活かしてみたいと思っている人など。
期間は10週連続、約3カ月を想定している。
進め方の注意点として、症状は一旦横に置いておくこと。
ひとつの単元は木曜日に始まり水曜日に終わる。

受講生は課題に対して自分の体験を織り込んで書き込みを入れる
その他疑問点、意見等の書き込みもしてもらう。
他の書き込みに対して最低2人に返事を出すこと。
傾聴、受容、共感の基本姿勢のもとで、森田理論学習の深耕に力を入れる。
目標としては森田理論学習を深め、確固たるものにする。


カリキュラムについては次のように考えている。
ここでは学習経験者を対象としているので、森田理論基礎編は割愛している。
基礎編の学習と仲間作りの目標のためには、生活の発見会が年2回行っている「オンライン学習会」に譲りたい。
ここはどちらかといえば「ステップアップ・オンライン学習会」である。

1、 ガイダンス、自己紹介
2、 森田理論全体像の学習 略図の概要説明
3、 生の欲望の発揮
生の欲望の発揮とは
生の欲望の発揮と不安、恐怖との関係
精神交互作用を断ち切る
4、 生の欲望と不安の関係
5、 認識の誤りと「かくあるべし」の発生と苦悩の発生
認識の誤り、認知の誤りの学習
かくあるべしとは
「かくあるべし」の発生のメカニズム
かくあるべし人間の特徴
かくあるべしと苦悩の始まり
6、 事実本位、物事本位について
事実本位、物事本位とは
事実を観察する
事実をありのままに認識する
事実を受け入れる
4つの事実と対応について
7、 森田理論のキーワード
感じを高める、無所住心、純な心、あるがまま、事実唯真、精神拮抗作用、不即不離
物の性を尽くす、唯我独尊、努力即幸福など
8、 森田理論を生活に取り入れるための手順
9、 森田理論を使って自分の課題や悩みを考える
10、 各自「まとめ」を行う

以上の3つを平行的に行うことも考えられる。この方向が現実的かと思う。
多くの人に相談しながら、森田理論学習のの普及をライフワークとして取り組んでゆきたい。





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Last updated  2016.06.18 04:38:02
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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