森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.12.21
XML
カテゴリ: 身近な社会問題
私は高校生の時、世界史が好きにならなかった。
日本史と違って範囲が多すぎる。
主な出来事と年代を覚えるというのは苦痛であった。
こんなことを暗記して何の役に立つのだろうかと思っていた。

現在は、20世紀初頭からの世界史の学習に大変興味がある。
20世紀は戦争の歴史だといわれている。
第一次世界大戦、第二次世界大戦が起きた。
このいきさつを学ぶことは、これからの世界の動向を考えるうえで欠かせない。
どんどん興味が湧いてきて、真相がどんどん明らかになっていく。


これは元大使の馬渕睦夫氏の影響が大きい。
馬渕さんは京都大学卒業後、外務省に入られ、世界各国の大使を務められた。
その後大学で教鞭をとられ、現在は外交政治評論家として活躍されている。
特にyou tubeでの説明は具体的で真実を明らかにされている。
推薦図書として、「国際ニュースの読み方」(マガジンハウス)を紹介しておきたい。

馬渕さんは、歴史を学ぶときは、目の付け所が大切であるといわれている。
表面的な出来事を見ていただけでは、紛争や戦争がなぜ起こったのかは分からない。
また、世界史を研究する場合、真相が捻じ曲げられてものを教科書として採用すると、真実の歴史からはかけ離れていく。捏造された世界史からは、決して将来は見えてこない。
森田でいう、ほんとの真実を知ろうとする態度を持ち続ける人が、現代社会の問題点にたどり着く。

馬渕さんは、紛争や戦争は、それを意図している人たちが必ずいるという。
紛争や戦争を起こして、利益を得ようとしている人たちが、その背後に必ずいるという。


そういう勢力は、すでに政治、司法、経済、金融、マスコミを抑えている。
莫大な金と権力を持って、影で政府に働きかけ、政治・経済・金融を操っている。
いわゆる、ウォール街の国際金融資本家のことであるといわれている。
馬渕さんは、その勢力のことをディープステートと呼んでおられます。
アメリカを支配してきた歴史は長い。

そのうちアメリカにとって代わる時代が来るかもしれないと警鐘を鳴らしておられます。

この勢力は、自分たちの果てしない欲望や野望を満たすために、日夜世界中で活動している。
国家という枠組みを無くして、自由な経済社会を実現して、できるだけ多くの利益をわがものにしようとしているのです。そこには、人民、国民、国家の幸せを追求するという考えはない。
そういう人たちの犠牲の上に自分たちの利益は成就されるという考え方なのです。

その手段として、世界各国に対して、軍事力を背景にして、外交圧力をかけ、グローバル化、自由貿易、規制緩和、民営化を推し進めようとする。
思い通りにならない時には、国内で対立関係を作り出して、内戦、紛争、戦争を仕掛ける。
そのために経済的な援助、武器の供与などは糸目をつけない。
場合によっては、紛争を激化させるために、対立関係にある双方に援助して戦わせる。
そこで人民の解放を掲げて、使命感をもって戦っている人たちは、ピエロを演じているようなものだ。実に巧妙なのだ。だから世界史の真実に迫る必要があるのだ。

相手国を破壊した後、自由と民主化と称して堂々と乗り込んで、利権を食い尽くしていくのです。外資の餌食とされてしまうのです。それが彼らの狙いなのです。
世界の歴史は、悲しいことですが、それが繰り返されてきたのです。
そこでいつも犠牲になるのは、何も知らされないで、紛争に振り回される一般の国民なのです。
その証拠に北アフリカなどでは、「アラブの春」で民主化されたはずなのに、国民はますます苦しい生活を送っているのです。

そういう視点を明確にして、国際問題を紐解いていくと、とてもよく理解できるのです。
そして、これからどういう世界を目指してゆくべきなのかが見えてくる。
人間の尊厳、人間関係の在り方、国家の在り方、国家間の付き合い方が見えてくる。

そういう意味では、アメリカの大統領選挙の行方は大変興味がある。
トランプ大統領はマスコミによって大いに誤解されているが、ディープステートに対抗している初めての大統領だということが分かるようになった。
それで反対勢力のなりふり構わない抵抗を受けているのです。
この選挙は、トランプ氏が最初は有利といわれていたが、どうも雲行きが怪しくなった。
もしかするとするとバイデン候補に敗れるかもしれない。
日本ではすでにバイデン氏の勝利が既成の事実として報道されている。
しかしアメリカでは、ドミニオン社の集計マシーンによる票の付け替え、郵便投票による不正等がネット上で大いに報道されており、国内が大混乱に陥っています。
アメリカの三大ネットワークは、ディープステートによって抑えられているので、不正選挙のことはほとんど報道されないのです。
テレビだけ見ていては真実を隠蔽されているので全く分からない構造になっているのだ。
今はかろうじて真実はネットの世界で飛び交っているのです。
日本でも興味や関心がない人は、捻じ曲げられた情報を鵜呑みにしている。
今やyou tubeなどで、事実を丹念に伝えている情報が唯一のたよりとなっている。
それは真実を捻じ曲げたいという勢力が圧倒的なのでどうすることもできないのです。

大統領選挙をウォッチしていて、真実を知るということは、相当な努力がいることが分かった。
森田では事実、現実、現状を正確につかむために、人の話を鵜呑みにしない。
先入観や思い込みで判断しない。
自ら実際に現地に出向く。自分で実験をして真実を確かめる。
両面観で反対意見もよく聞いてみることなどが大切であることを学んだ。

そうしないと誤った情報操作によって事実とはまるで違ったことを信じ込まされるようになるのだ。そうした洗脳教育や報道が堂々となされているのです。
それは自分たちの生活だけではなく、私たちの子孫に対しても惨禍をもたらすことになる。
真実が明らかにされて、アメリカ国民の民意が反映されることを願ってやまない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.04.07 20:25:03
コメント(0) | コメントを書く
[身近な社会問題] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

森田生涯

森田生涯

Calendar

Comments

森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: