森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2021.08.29
XML
カテゴリ: 生の欲望の発揮
大リーガーの大谷翔平選手は、高校生の時にマンダラチャートを作り、努力・精進していました。マンダラチャートは、正方形の中に等間隔に縦に2本、横に2本の線引きます。
すると9つのマスができます。中央部分に自分の目指す最終目標を書きます。

大谷選手の場合は、「ドラフトで8球団から1位指名される」ことでした。
その周りの8つのマスに、中目標を8つ書きます。
大谷選手の中目標を見ると、体つくり、コントロール、キレ、メンタル、160kmのスピード、人間性、運、変化球を上げていました。
その次は、その中目標に対して、それぞれマンダラチャートを作るのです。
つまり小目標を作るのです。具体的な実践目標です。
このマンダラチャートを一つにまとめると、大目標を中心として周囲に81のマスが作られます。驚くべき数です。

例えば、「運」という中目標に対して、「挨拶をする、ゴミを拾う、部屋の掃除をする、道具を大切に使う、審判さんへの態度、プラス思考、応援される人間になる、本を読む」という具体的な実践目標が並びます。



身体づくり、コントロールをつける、球のきれを磨く、球のスピードを上げる、変化球の習得などは野球を職業とする人の目標です。
それとともに、メンタル面の強化、人間性を磨く、運を味方につけるという精神面も目標に掲げて努力精進していたというのに驚きました。

このマンダラチャートは作っただけでは絵に描いた餅になってしまいます。
毎日取り出して64の具体的な実践目標の進捗状態、8つの中目標の進捗状態、一つの最終目標の進捗状態を検討することが大切になります。
命を賭けて取り組むと少なからず成果が上がります。
64の小項目に対して、毎日、或いは1週間に一回ぐらい自己内省して、分析、検討、改善することで、初めてこのチャートは生きてきます。

大谷選手は、グランドに落ちていたゴミを拾いポケットに入れていますが、これは運を引き寄せる実践の一つとして初心を忘れないで継続しているのです。

現在の大谷選手は、このマンダラチャートの最終目標を取り換えているのでしょう。
日本のプロ野球の世界に飛び込んだ時点で、取り換えていたはずです。
目標を達成した時点で、また新たな目標を設定して、81のマス目を埋めていたに違いありません。現在では、アメリカ大リーグで二刀流の野球選手として両方とも成功を収める。
ピッチ―としても10勝以上、バッターとしては長距離ヒッターとしてホームラン王や打点王になる。


この方法は私たちもぜひ取り入れてチャレンジしてみたいと思います。
例えば、国家資格試験の合格を目指すという最終目標を立てる。
その目標を実現するために、8つの中期目標を立てる。
8つの中期目標の周りに64の具体的な小目標を立てる。
進捗管理を行いながら努力精進していく。

人間は生きている限り、課題や目標を持つことが大切になると思います。
それは、空気や水、食べ物のようなもので、それらが不足すると生死につながるものだからです。

私は大谷選手のマンダラチャートを参考にして、森田理論のマンダラチャートを作ることを思いつき、早速作ってみました。今の最終目標は、「森田理論を深耕して人生観を確立する」としました。その周りに8つの中目標を設定しました。
詳細は明日の投稿でご紹介いたします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.08.29 06:20:05
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

知らぬ間に立派な大… 楽天星no1さん

泉佐野フィルムフェ… へこきもとさん

激しい運動の後、疲… メルトスライム25さん

神経症を克服します♪ ROSE33333さん
「私」がいる幸せ えみこた2さん

Profile

森田生涯

森田生涯

Comments

kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: