森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2022.11.06
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中内玲子氏のお話です。

つい子どもをしかってしまうことが多い方は特に、「ありのままのあなたが大好き」という気持ちを、意識して言葉や態度で伝えましよう。
子どもが赤ちゃんだった頃の話をしたり、写真や動画を見せてあげたりするのもいいでしょう。自分の写真でいっぱいになったスマートフォンの画像フォルダや、親が自分の写真を待受画面に設定しているのを見るだけでも、子どもはうれしいものです。
お祝い事のときに撮った写真はそのままにせず、ぜひ額に入れて飾ってください。

わが家では、キッチンに置いたデジタルフォトフレームに子どもたちが赤ちゃんのときからこれまでの写真データを入れてスライドショーで表示しています。
子どもたちはそれを見るのが好きなようで、たびたびデジタルフォトフレームの前に集まっています。「これは誰かな。○○ちゃんだね。かわいいね」
「はじめて『ママ』って言ってくれたときはうれしかったな」
「初めて一人で歩いたときは、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんな拍手して大喜びしたんだよ」と写真を見ながらいかに愛されているかを伝えるのです。
小さいうちはこのように親の愛情を伝えてあげるだけでも自己肯定感を育めます。


子どもの自己肯定感を育むには、親の無条件の愛情が必要だということがよく分かります。私の知っている方は、子どもの笑顔いっぱいの小さい頃の写真を大きく引き伸ばしてシルク印刷にして玄関に飾っています。
1Ⅿ角くらいの大きなものです。
最初見たときは驚きました。子供が恥ずかしがらないだろうか。

最初はお姉ちゃんの写真でしたが、中学生になると、次は弟の写真に替わっていました。これを見ただけで親が愛情いっぱいに子供を育てていることがよく分かります。
子どもたちは、たとえ対人関係で傷つくようなことがあっても、いつでも心の安全基地に寄港することができるのだなと思いました。
他人を信頼することができる素敵な大人になることでしょう。

中国のお父さんで、女の子どもが生まれから、毎年1回記念写真を撮っていました。30年以上にわたり毎年欠かすことなく続いていました。
これだけでも子育てに合格点はもらえるのではないでしょうか。
赤ちゃんから少女、思春期の女の子、大学生を経て大人の女性へと、娘が成長してきた軌跡がとてもよく分かりました。素晴らしいお父さんですね。
その女の子はとても愛情豊かに育てられたのだろうと思います。
こういう子どもが親思いの子どもになり、その気持ちは子どもから孫へと引き継がれていくのでしょう。


驚くことに何十年にもわたって年賀状は家族の集合写真です。
この年賀状は異色です。10名くらいの家族の変遷が毎年見れるのです。
とても仲のよい家族です。最近の孫の動画がよく送られてきます。
娘はよいところに嫁にいったものです。
孫も愛情豊かに育っていてうれしい限りです。


写真にしてファイルするのもいいですね。私はこちらの方です。
気に入ったyou tubeプレミアムの音楽を聴きながら、時々眺めていると落ち込んでいる時に効果があります。
今は精神的に苦しいけれども、いつか這い上がってやるぞという気持ちになれるのです。それは自分の存在を捨てたものではないと再認識できるからではないでしょうか。





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Last updated  2022.11.06 06:26:05
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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