森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.05.19
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子どもを叱るということは、「かくあるべし」押しつけることでいけないことなのでしょうか。藤崎達宏氏は、子どもを叱ることは必要だと言われています。

子ども自身が大ケガをすることが予想されるとき、人様に多大な迷惑をかけることなどは心を鬼にして真剣に叱らなければいけません。
子どもの時に、しっかりと叱らないと、同じことを繰り返すようになります。
時には命取りになることもあります。

叱るというのは、「わが子が将来生きていくのに必要な価値観を真剣に伝えること」です。
この部分さえブレていなければ、体罰は論外として、親は自信をもって𠮟るべきです。
逆に、𠮟るのがめんどくさいから、子どもに嫌われたくないからといった理由で、わが子の正すべき行為を見逃すのは、愛情不足と言わざるを得ません。

3歳を過ぎた子どもは言葉が分かるようになります。
ごまかす、言い訳を言う、話をそらす、笑いをとるなどの様々な対応方法を持ち合わせるようになります。
そこで、より必要になるのが、「親の真剣さ」です。

注意点は「ここぞ!」という瞬間にスイッチを入れることです。
そしていつまでもダラダラ叱らないということも大切です。
短く、真剣に叱った後は、「わかりましたか?」、返事は「はい」もしくは「ごめんなさい」、ここで切り替え、すっぱり日常生活に戻ることが大切です。
(モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす 藤崎達宏 三笠書房 183ページ)

森田理論を学ぶと叱責は「かくあるべし」を相手に押し付けることと学びました。
叱責は悪いことだからしてはいけないという考え方に染まっています。
子育てにおける叱責は、子どもへの愛情の裏返しということが分かります。
注意点としては、子どもを叱責する場合、いつまでもネチネチと叱責し続けることがあります。また、過去の過ちを蒸し返してしまうこともあります。
これは百害あって一利なしと心得たいものです。





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Last updated  2024.05.25 18:04:26
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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