森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.09.14
XML
依存症には、アルコール、ギャンブル、ネットゲーム、買い物、過食、性衝動、薬物などがあります。依存症は脳が快楽に乗っ取られたような状態だと思います。
正常な脳の機能が破壊されたような状況です。
欲望が暴走を始めると、自分では制御不能となります。

冷静な時にはいけないことだと頭ではよく分かっているのですがつい手が出てしまう。やらずにはおれない精神状態に追い込まれます。
依存症はあなたが悪いのではない。脳の障害だと言っても、その弊害は深刻です。
ひどくなると、自分の健康破壊、自己破産、家庭崩壊、人間関係の悪化、懲戒解雇、社会からの永久追放をもらたしています。
そこまで至らなくても、依存症予備軍の人は多いように思います。
普段から欲望が暴走しないように注意して過ごすことが大切です。

森田理論では人間には精神拮抗作用が備わっているといいます。

車でいえば欲望はアクセル、不安はブレーキのようなものです。
アクセルを踏み込めば、車は目的地に向かって動き出します。
一旦動き出した後は、ブレーキを活用してスピードを制御しなければなりません。
ブレーキが故障すると、双極性障害の躁状態になります。

普段から生の欲望の活性化に力を入れつつ、適宜不安を活用してバランスをとる必要があります。
例えば、今日の懇親会で好きな酒を心ゆくまで飲みたいと思っても、二日酔いで次の日に頭が痛くて寝込んだことを思い出して自制心が働くようになっています。

この問題に対して、私は次のように心掛けています。
私はビールを注文する時に、お冷も頼みます。
これは酒豪の女性に教えてもらいました。
今ではビールを飲むたびに、お冷を飲むことにしております。
次に一杯のビールを飲み干すのは、なるべく一番最後になるように心がけております。


最初は前菜や野菜サラダなど腹が膨れるものを食べるようにしています。
腹を落ち着かせると酔いが回るのを抑制できます。
つぎに酒の好きな人は、ビールだけでは収まらず、焼酎、ワイン、日本酒、カクテル、ウィスキーなど手あたり次第手を出す人がいます。飲む量も増えます。
これが悪酔いする原因だと思っています。
欲望を制御する方法が分かったら、即実行することが肝心です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.09.14 06:36:30
コメント(0) | コメントを書く
[不安の特徴と役割、欲望と不安の関係] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

知らぬ間に立派な大… 楽天星no1さん

泉佐野フィルムフェ… へこきもとさん

激しい運動の後、疲… メルトスライム25さん

神経症を克服します♪ ROSE33333さん
「私」がいる幸せ えみこた2さん

Profile

森田生涯

森田生涯

Comments

kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: