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高額な医療費を請求されたらどうしよう、
そんなわけで、できたら避けたい病院通い。でも長期滞在になってくると、そうも言ってられません。私は病院とはほぼ無縁の生活をしていますが、目だけは別。今回も目の調子が悪くなり、泣く泣く眼科に行く羽目に。
私はレーシック手術を日本で受けているのですが、それ以前から目が乾燥しやすいたちでした。涙の分泌が少ないらしい。レーシックを受けてからそれが加速して、血清点眼を受けたことも。そんな目ですから、ヨルダンの強烈な日差しにはもっと注意を払うべきでした。
ところがサングラスが壊れたのをきっかけに、約1か月ほどサングラスなしで外を歩き回った時期がありました。まだまだ日差しがきつかった夏の終わりのこと。目の調子がおかしくなったことに気づいた時にはすでに遅し。目は絶えず充血するし、目の奥からぐぐっと押されているような違和感。薬局などで目薬を買っては差していましたが、一向に良くなる気配なし。
ついに緑内障ではないか、と疑い初めました。以前にヨルダンの眼科の3分診療で 40JD (5000円以上) を取られた経験があるので、どうにも気持ちが進まなかったのですが、悩んでいてもらちが明かないので眼科に行くことを決意。
保険の仕事をしているアラブの友達がいい先生を紹介してくれました。さらに予約を取ってくれ、その時に値段交渉までしてくれていました。なんとまぁ、至れり尽くせりに感謝! さらにはカバンのひったくりに遭ったことまで伝えてくれていました・・・(笑)。この話、友達の間では伝説ですよ。事あるごとに言及されます。
でもこれはかなり人の同情を買うようで、利用しないわけにはいきません!! 日本人というだけでお金を持っていると誤解されますので、ぼったくりの対象になります。こうした悲しいストーリーを伝えることで(笑)、ほんのちょっぴりあるヨルダン人の良心に訴えるのです。
さて、診察の結果はただの「乾燥」。緑内障でも何でもありませんでした。良かった~~。目薬を2つ処方され、診察代は 20JD (2500 円強)。ヨルダンの病院も、お医者さんの処方箋を持って薬局に行く仕組みです。
でも診療費が安くで済んだのはひとえに友達のお陰です。
ここヨルダンで適正な料金で適正な治療を受けるには、
コネと交渉が必要ってことね・・・。なんちゅうか、複雑・・・。
まぁ郷に入りては郷に従え、といいますから仕方ありません。
そんなこんなで、ヨルダン生活2回目の病院体験。あまりあってほしくないですけど、これくらいで済んだことに感謝です。ところで、この先生は見立てがいいことで評判のようです。ヨルダン在住の皆様で眼科受診を考えておられる方がおられましたら、ぜひどうぞ。
先生の名前は Fuad Saaig (フワード・サーイグ)。Jabal Amman に診療所があります。私はこの眼科のまわし者ではありませんが(笑)、情報が限られるこのヨルダンでは、こうした評判や口コミが大きな意味を持ちますので、ご参考になさってくださいね。
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