京都情景 graphis kyoto
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今年の初展示。本日、土曜日はじまりです。さかいはるか個展「いびつでやさしい」1月18日(土)~26日(日)/12-18時・月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2019/11/sakai-haruka-exhibition-2020118-26.html地下の風景を見るために、できるだけ毎日描く。地下の空気は少し湿っていて、孤独で、うすら暗い。でも不思議なくらいほっとして、うとうとと眠くなる。言葉から絵は生まれない。無になって描くことからタイトルが始まる。移りゆく実感を残して、並べてみる。変化を見たり、共通点を見る。並んだものは、どれも不思議で、あたたかで、ちょっと怖い。いびつで、やさしくて、ちょっとだけ暗い。・・・紙に色鉛筆で描くことにした。紙は、麻紙やロクタ紙、日焼けした和紙など。色鉛筆は決まって、ホルベインの油性のものを使っている。自在に筆圧を変えて、チリチリと紙の繊維を絡めながら描き込んでゆく。柔らかな紙にぐりぐりと色を食い込ませてゆく。その感覚が、自分に合っていたし、誰もが解る感触だと思った。できるだけ毎日描くことにした。思い浮かばなくても、辛くても、紙に色鉛筆をちょんと触れさせることから始めた。怖かったら、弱い弱い筆圧で消えそうな線を描いた。あるときは、ぐりぐりとグーで握りながら色を塗り込めた。複数のドローイングの中から気になる絵を選んで、今度はその絵を深めるために何度も同じ構図で描く。そうして浮かび上がった風景に、タイトルをつけた。(さかいはるか)SAKAI Haruka 略歴1990生まれ 大阪府在住2009 大阪府立三島高等学校卒業2013 京都市立芸術大学院 美術研究科絵画専攻 卒業2015 京都市立芸術大学大学院 美術研究科油画専攻 修了個展2012 酒井遥 個展/gallery i(京都)2012 酒井遥 個展「 Oval 」/京都市立芸術大学内ギャラリー2014 酒井遥 個展「ハレ」/ギャラリーモーニング(京都)2014 かしましドローイング展/京都市立芸術大学小ギャラリー2016 酒井遥個展「吊革の森」/ギャラリーモーニング(京都)2017 さかい はるか 個展「余白の人たち」/ギャラリーモーニング(京都)2018 さかい はるか 個展「正気の花」/ギャラリーモーニング(京都)グループ展2012 油画三人展「カーテンプール 1」/京都市立芸術大学内ギャラリー2013 油画三人展「カーテンプール 2」/京都市立芸術大学内ギャラリー 時間が経過、変化つづく日常のなかで、絵を描く濃密な時間が作品に。芽が出て、花になって。サボテンが奇妙に横たわり。多肉植物の横で貝の音が途切れる。人にまみれたノイズ、一人のじかん。トリがghostになり図像に偏光をつくりだす。絵から絵の連想ゲームが続いてゆきます。色鉛筆と多様な紙(麻紙、ロクタ紙、日焼けした和紙)に油性色鉛筆で描いた作品29点を展示。ギャラリーモーニングでは一年半ぶり5回目の個展。ご高覧下さい。/gallery morning・・・次回の展示月本ちしほ展 "translucence" TSUKIMOTO Chishio2020年1月28日(火) 〜2月2日(日)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2019/12/tsukimoto-chishio-exhibition.html
January 18, 2020
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