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週末は吉田さんの節分祭京都は鴨川の橋の上からろーじの奥まで完璧な底冷え状態雨もパラパラの日曜日そんな日に散歩せんでもええのに見回すと自転車乗ってフラフラしている人も多い寺町通り丸太町の上のろーじで閑かに咲く黄花と出会うろーじの奥、黄色いボディのバイクの横に、迎春のかぐわしさ
January 30, 2008
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大原の名物は紫蘇。5月頃からは紫蘇だらけ水と土にあっているらしくよく育つ。だから柴漬けも名物になるきっと、この頃は観光客で大にぎわい、今ごろ行くのがいいのかも旬の野菜はいっぺんにできるので貰てもらうしかなかったそれを買ってもらえんかなーというところから朝市の智恵は出てきた「9年前までは0円でした。売上げができるようになって、みんなボケませんわ。みんな楽しみもってやったはります」なんかアケッピロゲみんな話づき、対面でもの売るのは楽しい、そんな雰囲気自分とこで食べるもんを自分とこのやり方で、今日売れるぐらい、つくるここには大量廃棄の問題もフードマイレージの問題も少なそう「おとうちゃんらが撃ってきはった鹿肉、そやけどな10人でいかはるさかい、10人でわけはんねん、もうけなんてあらしませんワ、ははははは」鹿の足は一本3000円だった。シシ肉もふんだんにあった。手軽に味わえるもみじ串焼きも「おいでやすー」の京都とは、別世界
January 30, 2008
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地産地消、家庭料理がおいしいところでこそ舌が育ち、いい料理人が生まれる朝市には、料理店のオーナーシェフやホテルのシェフが朝一番でやってくるモノを吟味できる目を持っていないと料理はできない自然の中で育ち、味覚を育て、いい物ワルイモノを見分けられる力それがあってこそおいしい京料理が作れる二十歳になるまでマクドばっかり食ってた、そんな人が料理人になったら大変だ「雪の中から起こしてきたんやけど」「冷とうてあんまり採れへんかった」「これは、ええとこの料理屋さんからの予約ですねん」雪に埋もれた畑は京都の町に直結しているようだ
January 30, 2008
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「ご夫婦で、楽しそうですね」「いやー、息子なんです」「へー、おかあさん、若すぎ」鯖寿司をつくって売ってるおばちゃんのほっぺは白くて艶々。雪国効果?横にいる中学生? が孫かぁ息子さんには悪いことをしてしまった・・・でも、こんなことがあるとしっかり顔を覚える昨日の晩は一家三代で大忙しだったんだろなー鯖寿司も巻きずしもちらし寿司もおはぎも、なんかぴかぴかに見えた鯖寿司、おいしかったです
January 29, 2008
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秋、お火焚さんのお祭りの時に本家のおばちゃんが火焔太鼓の焼き印をおしたおまんといっしょに鯖寿司を届けてくれた。家と家とをつなぐ慣わし、ボクは引き継げていない子供のころはギラリとヒカル皮のついてない部分が好きだった「えげつなー」といま、市内の鯖寿司の値段はバカ高。食べたくなっても、ちょっと手が出なかった大原ふれあい朝市の鯖寿司上(写真)は2000円。すばらしもちろん竹の皮で包まれている。きっと裏の竹藪から採ったのだ。印刷じゃないよ一口。おばあちゃんの鯖寿司の味に近いか。・・・もう少し甘かったかごはんがみっちり。お祭りの時に近所や親戚にお分けする、作り方。なんといってもここ大原は「鯖街道」おちゃのこさいさい、なのだ
January 29, 2008
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「にぬき、食べてください」放し飼いの鶏のタマゴテントの外は白い雪世界アースな色が際だついっぱい色がある、しぜん「放し飼いの鶏が産んだんです、食べてください」試食。カラを剥くのが大変だった。ゆで卵、新鮮なほどカラは剥きにくい100円のパウンドケーキを買う。おいしかったちょっと安すぎ一枚の絵を思い出すマツモトヨーコ作「Morning call」ブログはこちらマツモトヨーコの海豚亭通信
January 29, 2008
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冬、ちゃんとさぶいなんか安心一面雪景色の中で野菜を売る人々に会うお客さんも、この雪で疎らでも平飼いの名古屋コーチンはタマゴを産み大根は実を赤くするすすめるおばちゃん達は、話し好きで、とっても元気だスーパーマーケットの売場って、いったい何なんだ!「ねえ、これどんなふうに料理するの?」
January 28, 2008
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大原からさらに峠を越えて鞍馬方面へ「静原里の市」白い風景が目に眩しいゲレンデの上でコースを決めるときの、目ぐあい運動会のテントの下に並ぶ朝市の大根赤蕪ではなく赤大根、と教えられた自然の力はスゴイナーフードマイレージ、キログラムXキロメートル世界一の我が日本。コンビニ弁当の鮭を運ぶ冷蔵庫付きの船がデンマークから毎日のように出航していると聞くとなんか罪悪感を感じる。でもここの大根みてると、そんなキチガイザタの行為がじぶんの回りで起こっているなんてコトが消え去る錯覚に陥る。地産地消ワールド、南禅寺から30分ほどのスタッドレスのいる銀世界
January 28, 2008
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5時半、まだ真っ暗、雪がちらついている。日曜日は大原の朝市白川通りを北へ、八瀬を過ぎる頃から路面が凍り出す南禅寺界隈と大原とでも「寒さ」は格段の違いこの寒さがおいしいお漬け物を生みだすこの冬、真空パックのスグキを多く見た・・・樽から出したばかりのスグキの味さえも変わりつつある「酸っぱくなくなった」何人もが、そう言う「酸っぱい茎」ですぐき、とも言われるすぐき、乳酸菌・ラブレ菌がどーのこーの「儲かる商売」で全国ブランド?護られてきた「種」も、その畑にあうように生き抜いて上賀茂のすぐきじゃなくなっているカンジ母の漬物の味は京都からも消えつつあるこの日の大原の積雪は30センチ。大原のお母さん達はとっても元気だった
January 28, 2008
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白川畔、吉井勇の歌碑があるあたりここの遊歩道、昭和20年に強制疎開で取り壊されたお茶屋の後らしい。敷石は廃止になった市電蹴上線の敷石が転用されていると「わが道は京都岡崎から」(深江浩著)は記述している辰巳大明神に向かって左側の道、白川の北側を流れる白川南通昔は新橋通からアクセスした路地の奥だった白川を挟んで両側はお茶屋が裏を接していた丸見え、ではなかった路地の奥「ヒミツどっせ」のくうかん「寝るときも枕の下を水のながるる」そんなしつらいがあったしっぽりと川辺の一室で・・・吉井勇、読まないと
January 25, 2008
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「わが道は京都岡崎から」(深江浩著)の13ページ「竹村俊則氏の「昭和京都名所図会・洛東ー下」(駸々堂出版1981)に、『草川は南禅寺駒ヶ滝より発する大草川と山科厨子奥滝谷より発する小草川(草内川)とが、南禅寺山内にて合流し、三門前を北上して、末は白川にそそいでいた』」との引用がある町名の由来今でも庭と庭を繋ぐ小さなせせらぎが流れる草川町だけどインクラインが掘り起こされる前のなだらかな地形が思い起こされるいま、三門の北、だるま堂の横を抜けると、ほぼまっすぐにホウスイが流れている疏水記念館の横で発電所を通る山科からの本流に合流するこの辺りのお屋敷のセキュリティーは厳しそう。子供の頃は里道がはしり、お屋敷とお屋敷の境界は小川が流れている、みたいな感じだったイッタンが茂り、はいじゃこやオイカワ、鮎、手長エビが生息していた。疏水ビフォー、もっともっと前の草川町を子供になって走り回ってみたい
January 25, 2008
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京阪の深草駅。水のない疏水を渡ってJR奈良線の線路を越えた細い路地の坂道をゆくと石峰寺。あっけないほど近い伊藤若冲の意匠した五百羅漢があるゆうふくに活きた若冲の晩年の住まいくうふくにいきた時代の作品が並ぶ天明の大火で京都は丸焼け、若冲も焼け出されたふんだんな色づかいの花鳥図の時代は過ぎ去り晩年は墨で描いていたらしい絵の具を買うお金がなかったのかそんな必要もなかったのか清貧の境遇に生きたその時間が寺の裏の竹林に多くの石仏をつくり出すことになった天皇家の蔵に入る作品をつくった絵師がつくった石仏風化し枯れ葉に埋まっていた
January 22, 2008
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デジカメで流すように撮った、生活風景のような昭和6年頃の作品群が大好きになった揃ってみられるチャンスは、そうはない家族へのまなざし、生活スケッチが魅力的ちょいしゃれたアトリエ? 居間? の家族を描いた作品もいい洋画じゃなく日本画。正方形の画面なだらかな色づかい寒いさむい、冬の、雨の、京都の、一日館内はとっても暖かい観覧者も少ないし★追記:神宮道の「星野画廊」には値段の付いた玉村方久斗が並んでいます。こちらもお見逃しなく
January 22, 2008
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昨日からしぐれて、山々は雪景色瓢亭さんの前、えろうスッキリしんなりアスファルトの道路が濡れているせいか火鉢のヤカンから上がる湯気のせいかシンとした冷え込みのせいかいつもと変わらぬ門はきのあと、気持ちいいまだ疏水のない頃、南禅寺の惣門は現在よりだいぶ東インクラインにかかる南禅寺橋のあたりに立っていた惣門を出ると、丹後屋という湯豆腐屋、そして瓢亭が並んで営業していたと「わが道は京都岡崎から」深江浩著に書かれているそのさき南側にかつてあった「茶月」という料亭も今はない記憶の中の風情をつなぎ合わせてタイムスリップ瓢亭さんの軒の低さは江戸のリアリティ?
January 21, 2008
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人とひと、いっしょに過ごす歩幅もお茶碗の大きさも寒さの感じ方もちょっとずつ、違うけど待ってみたりいそいでみたりふーって、イキ、吐いてみたりこっちとそっちいっしょにじかんを運んでく
January 17, 2008
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朝日新聞スポーツ欄「京都4連覇ハイライト」の書き出しの一文、いい「振り向かない。その必要もない。京都のアンカーで立命大2年の小島は、翌日の成人式で振り袖を着るために肩まで伸ばした髪をなびかせ、ひたすら前を向いて走っていた。」京都のアンカー小島は都道府県女子駅伝四連勝を示すように右手をあげてゴールテープを切っている。写真もいい「女の記録は、やがて、男を抜くかもしれない。」センターラインのヨコを走る外人の女性の写真、むかしむかしの伊勢丹の広告を思い出したコピーライターの土屋耕一氏の仕事。70年代の予言どおり、マラソンをはじめとして、女性達は今、元気だ紅葉と花の間、冷えさびた木々、何もないシーズンの京都、資生堂のCMじゃないけど日本の女性が輝いていた。バックミュージック? は般若心経真剣な女性達の顔はとても魅力的だった
January 14, 2008
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日々修行、その成果望遠レンズで見る的は近いけど60メートル先の的はどんな大きさに見えるのだろう初体験、的中への思い、ふくらんで、きょうの寒さ、しばし忘れる
January 14, 2008
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朝の男性の部が過ぎて成人女性の部になるとカメラマンが増える顔の見える南側は、人集り我が子の晴れ姿を撮りたい母、恋人、父みごとな人垣に、どうしよう脚立を用意しているプロの人達に「1856番のとき上がらせてください」と腕を伸ばしてつま先だってバランスとってその一瞬への思い日本全国から
January 14, 2008
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本堂西側。南へ向けて12人が一斉の所作。艶やか的は60メートル先、1メートルの大きさ「○」的中のしるしはなかなか上がらない868人の晴れ着、袴姿のハレ舞台、ビデオカメラとデジカメ、携帯平成不況を生き抜いてきたと言われる若者達なんとなんとの「爛熟ニッポン」
January 14, 2008
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手ざし刺繍職人の「きょうの出来事」さんお勧めの三十三間堂へいってきた新成人1700人が「大的大会」会場を埋め尽くす。晴れ着の女性は868人昭和生まれ、ラスト組か。参加者は全日本弓道連盟会員で初段以上だ三十三間堂、この日はご縁日で無料公開。一年で一番混み合う日東向き千体を超える千手観音に冬の低い陽射しが差し込むころ本堂では「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」も受けられる頭痛封じと吉運。柳の枝は「人間の熱脳を除く」とされているらしい矢を放つ瞬間の顔は、凛々しい
January 14, 2008
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誉田屋さんの「商い、ますます繁盛」のディスプレイ。ほんまに京都人は持って回ってものごとを伝えようとする「分かる人は、分からはる」このイケズ感が、老舗の矜恃なのだろう店の奥にはなかなか入れないのれんとろうじ(写真)この奥にはイッタイ何が・・・なかなかひやかしでのれんはくぐれない四条のアートセンターから室町通りをあがる、ちょい旅丸太町を越えたところでお香のかおりが鼻腔をなでる。少し歩くと「山田松香木店」今回は、ここで「華月」という線香を手に入れて、あがり
January 11, 2008
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ついさっきまで、イロリは、ネクタイ人で囲まれていた奥のテーブルにもうつらうつらのセビロー族がユニオンの午後かつてとは比べられないほどお客さんは減ったというけど天窓から太陽がそそぐ、漫画本と週刊誌とスポーツ新聞、灰皿有線から流れるジャズ最近、コーヒーは少し薄くしているという。サラリーマンの胃を気遣ってか50年と数年、コーヒーだけを淹れ続けて。しみついているんだな店にも香りが
January 10, 2008
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室町通りを四条から中立売りまで北上自転車と人、トラックが行き交う着物の町「向かいの店に行くのに信号が必要や」というほど賑わった時もあったという「このあたりには6軒の喫茶店がありました。それがもうウチとこ一軒になりました」店が倒産するとダンナが居なくなり、サラリーマンもいなくなる、その上、取引先の人も来なくなる商談も休憩もなくなってしまう。コーヒーの登場も減るそんな室町通で270年の老舗の初売り長年続く店頭のしつらい、上得意が招かれ、仕出し屋さんが料理を運ぶ、店の人が忙しく動き回る座敷に並ぶ帯びや着物、奥でのおもてなしは、どんなモノなんだろう、未経験の領域二升五合、春夏冬の幡門松のナンテンに商売への思いがこもる
January 9, 2008
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お腹をへらしにふらふらと神宮道から、知恩院さん、祇園さんから祇園町、宮川町を抜けて、五条京阪から伏見のおいなりさんへ
January 7, 2008
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