京都情景 graphis kyoto

February 18, 2010
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オフ農耕シーズンの風景
大枝の柿畑

洛中では芸術系大学の作品展が立て続けに行われている
先週末は京都市立芸術大学。岡崎の市立美術館を見て
大枝の本学での展示を見た

アートの見過ぎはよくない。すぐにメモリフルエラー。はいってこなくなる。作家の掛けたじかんを思うと観賞のじかんは一瞬に過ぎない。一瞬のために作家は生涯じかんをつぎ込む・・・
夕刻には桂駅周辺のオープンアトリエもまわった・・・ハードすぎた

夕暮れ近く、農家の前にホウレンソウや白菜や日野菜が並んでいた、新鮮そうで、村にやってきたモノにとってはその風景自体も新鮮だった




野ッパラに100号を持ち出して風景を描いている作家がいる
その話をコダマさんから聞いたのは去年の春先だった

浅野真一氏

芸大の裏門を抜け、高速道路の延長工事が始まろうとしている山裾を超えて、旧道を歩き、細い道をさらに入ったところ。視界が開けた

生駒から大阪が見渡せる。広大な風景の中に、彼はいた。100号のキャンバスが何とも小さく見えた
教会の前で、積みわらの前でモネは絵を描いた。太陽の動きに合わせて、キャンバスをいくつも取り替えたという
確かに様々な積みわらの絵を見たことがある。百年前、じかんは、まだゆっくりながれていた

絵はじかんの固まりだと思っていた
彼の描いている場所は高速道路になるために柿の木が切り取られた柿畑
来年か再来年には、コンクリートの下になる

記憶の中だけにしか残らない風景の中で彼は絵筆を動かしていた

追いかけるように風景も次々に姿を変えてゆく

人が野道を歩いてゆく。焚き火の煙が透明に変わる。雲が流れてゆく。すべてに包まれながら絵の具によって出来事にストップをかける。油絵の中で地球の回転が止まるのだ


100号の絵は六ヶ月の月日をかけて「そのとき」を閉じ込める


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Last updated  February 18, 2010 01:40:59 PM コメントを書く
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