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陽射しが柔らかくなって来た京都岡崎gallerymorningkyotoから展覧会のご案内です。柴垣 美恵展「その眺め」SHIBAGAKI Mie Exhibition 2025 Sep.30 (tue.) - Oct.12 (sun.) 2025年 9月30日(火)-10月12日(日)12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/08/shibagaki-mie-exhibition-2025-930-1012.html景色を絵にしたいと思う時、私の場合は感情移入できる対象がその眺めの中に必ず存在する。人はもちろん、鳥や動物、木々、岩、雲など、絵の中で形にできるものの殆どがその対象となる。感情移入といっても、風が気持ちよさそうだな、くらいの皮膚表面の共感程度だが、その心地よさが見る人の肌に浸透するように描きたいと思っている。/柴垣美恵・様々な画題に取り組んできた作家の、今回は「感情移入できる眺め」です。墨のようにも見える荒い岩絵具の線描、また色を使った筆跡もその場の臨場感を伝える動きのある表現。どこかに小さく見える人や生き物が愛おしく、作家の視点に共感して楽しくなります。新作16点、過去作から新作とは対照的な華やかな花の絵なども展示しています。今展にあたりギャラリーモーニングの出来事第15巻「柴垣美恵BOOK」を発行します。こちらでの発表作を中心にここ数年の変遷をご覧いただければ幸いです。/ギャラリーモーニング柴垣 美恵1972 大阪府 生まれ1994 京都精華大学造形学部日本画専攻 卒業個展1997-8 galerie16(京都)1999 信濃橋画廊(大阪)2002 ギャラリーそわか(京都)2006 石田大成社ホール(京都)2007 海岸通ギャラリーCASO(大阪)2009-11 ギャラリーSUZUKI(京都)2013,15 ギャラリーSUZUKI(京都)2017,18, 20, 22, 23 ギャラリーモーニング(京都)グループ展1998 「個のしごと」 (信濃橋画廊) 「PIN98」 (エル大阪第3ギャラリー)2000 「thing・matter・time 2000」 (信濃橋画廊)2007 「Painting 2007」 (海岸通ギャラリーCASO) 「re-concentration展」 (石田大成社ホール)2008 「concrete 2008」 (Gallery Den)2009 「京都日本画新展」 (美術館「えき」KYOTO) 第1回,2012.第4回2012 「Favorit Art展」 (gallery monning)2013 「続京都日本画新展」 (美術館「えき」KYOTO) 第1回,2014.第2回2015 「演画・中の島ブルース」 (gallery monning)2017 「植木鉢のある風景」 (gallery monning)2020 「陶と絵 アオトカナデル」 (ギャラリー佑英)2022 「演画・中の島ブルース 2」 (gallery monning) 「陶と絵アオトカナデル」(ギャラリー佑英)2024 「花の絵の花」(ギャラリーモーニング) ・
September 30, 2025
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吉原英里個展 -curtain2025-YOSHIHARA Eri Exhibition2025年9月16日(火)ー28日(日)/12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/08/yoshihara-eri-curtain-2025-91628.html私は主にペインティングと版画を用いて制作しています。一つの画面に異質な技法や素材を組み合わせることで、それぞれの特性を際立たせ、不思議な空間を生み出すことを目指しています。また、複数のパネルを使い、それぞれに異なる空間や異質なモチーフ、異なる表現技法を施すことで、絵を描いている私自身が画面から画面へと自由に出入りしながら、これまでに出会ったことのない感覚を探る旅をしています。その手助けをしてくれているのが、現在のところ版画のモノタイプです。エディションを取る必要がないため、一枚一枚を思う存分自由に楽しめるし、紙版は軽くて体力も要らず、しかも版が安価なので、より一層自由な制作が可能です。考えてみると、画家としての私は、いつも自分らしくいられる自由な方法を探しながら、同時に自分に課した制約の中で揺れ動きながら制作を続けてきたように思います。そうした中で生まれた作品に、思いがけず新鮮な驚きを感じる瞬間が何より嬉しく、また、そのような状態へ導いてくれる方法に出会えたときも、大きな喜びがあります。最近は、ふとしたきっかけで始まった《curtainシリーズ》の制作を続けています。カーテンというモチーフは、古くから多くの作家が扱ってきましたが、布一枚でそこにあったはずの世界の一部を消し去る不思議さと、その向こうに広がる想像の余地に強く惹かれています。また使い方によっては、空間を歪め、次元や時代を変えることもできます。私がやりたかったことが次々と浮かび、なかなかこのシリーズを手放せなくなってしまいました。/吉原英里・・・ここ数年続いているカーテンシリーズ2025年版。強い陽射しを思わせるドアから始まり、いくつかのカーテン(窓)に囲まれた空間は親密で落ち着くと同時に隠された外の世界を想像させます。奥の部屋に展示しているモノタイプ(紙版)は大作と呼応してカーテンの隙間から覗き見るかのよう。小窓のように配された新作エッチングは(いつもの)雁皮紙を使わず和紙の色そのままをいかし鮮明な印象です。/ギャラリーモーニング・・・吉原英里略歴 YOSHIHARA Eri1959 大阪生まれ1981 嵯峨美術短期大学版画科卒業1983 嵯峨美術短期大学版画専攻科修了受賞1981 大学版画展 買上げ賞受賞 大阪フォルム画廊東京店、東京1982 大学版画展 買上げ賞受賞 大阪フォルム画廊東京店、東京1987 ミヤコ版画公募展 都賞受賞 都画廊、大阪1991 ABC絵画イラストコンクールABC&PI展 優秀賞受賞 ABCギャラリー、大阪1997 「京展賞」受賞 京都市美術館2003 文化庁平成14年度優秀作品買上げ主な展覧会2011 第8回 高知国際版画トリエンナーレ いの町紙の博物館(高知)2013 コレクション展2013−春「部屋の中で」和歌山県立近代美術館2013 新収蔵品展「信濃橋画廊コレクションを中心に」 兵庫県立美術館2014 コレクション展2014-秋 和歌山県立近代美術館2014 第9回高知国際版画トリエンナーレ いの町紙の博物館(高知)2015 「Re-collections!! 文化庁買上優秀美術作品展 寺田倉庫ギャラリー(東京)2016 館蔵品展「版画の誘惑展」砺波市美術館(富山)2016 第60回CWAJ現代版画展 ハイフィールド・ホールガーデンズ(アメリカ)2016 大田市国際美術交換展 Daejeon Jung-gu Cultual Center halls(韓国)2016 The 13th GONGJU INTERNATIONAL ART FESTIVAL LimLip art museum(韓国)2017 ART NAGOYA 2017 ウエスティンナゴヤキャッスル2017 「Daejeon International Art Show2017」KOTRA Exhibition Center in Daejeon(韓国)2018 なつやすみの美術館8「タイムトラベル」 和歌山県立近代美術館2018 「ニュー・ウェイブ現代美術の80年代展」 国立国際美術館 (大阪)2019 ART in PARK HOTEL TOKYO 2019 パークホテル東京2020 「TAMAVIVANT 2 2020 幕間以前・以後」多摩美術大学アートテークギャラリー(東京)2022 兵庫県立美術館開館20周年「関西の80年代」今ふりかえる関西ニューウェーブ展2023 「Welcome!新収蔵品歓迎会」展 兵庫県立美術館個展1984~2025 東京、名古屋、京都、大阪、ミラノ他(75回) ギャラリーモーニングでは、2010, 2016, 2017, 2018, 2019, 2021, 2023, 2025〈パブリックコレクション〉町田市立国際版画美術館、文化庁、宮崎県立美術館、和歌山県立近代美術館、兵庫県立美術館、京都市立芸術大学、嵯峨美術大学、砺波市美術館、神戸アートビレッジセンター、ウィル愛知(愛知県女性センター)、色彩美術館、兵庫県立こころの医療センター・・・
September 16, 2025
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河崎ひろみ展KAWASAKI Hiromi Exhibition あらゆるものと小さなひとつのために9月5日(金)-14日(日) 12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/08/kawasaki-hiromi-202595-14.html描き出しは 気のむくままにいろいろな線や かたち 色をそれらは少しずつ動き 絡み合い重なり合って 大きなったり バラバラに なったりたくさんの小さな水蒸気が集まって 雲になるように /河崎ひろみ・「あらゆるものと小さなひとつのために」をタイトルに掲げた油彩画はさらに多層になって筆致の隙間から色や線が見え隠れします。原点である版画(ドライポイント)は「seed」シリーズでシンプルに線のみの表現。近年発表しているミクストメディア作品は版画技法に絵画の色がプラス。多彩な表現に線描の自由さ楽しさは共通します。ご高覧ください。/gallery morning・・・KAWASAKI Hiromi 略歴1960 和歌山県生まれ1984 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了個展1984 Rギャラリー(京都)1985 ギャラリーすずき(京都)1986 ギャラリー白(大阪)/88’89’90’91’93’94’95’96’1987 信濃橋画廊エプロン(大阪)1989 ギャラリーココ(京都)1991 ギャラリーOH(一宮)1992 ギャラリー16(京都)/'941993 ギャラリーMOCA(名古屋)/'941997 ギャラリーGORO(大阪)2000 伽藍洞ギャラリー(名古屋)2003 ギャラリーけやき(兵庫)/’08 ’112005 ギャラリー恵風(京都)/'07 ’10 ’132009 ギャラリーモーニング(京都)/以降~’11 ’14 ’15 ’16 ’17 ’19 '20 '21 '22 '242023 ギャラリープチポワン(神戸)2025 ガレリアヴェンタリオ(神戸)グループ展1983年ULTRA VIEW(ギャラリーVIEW・大阪)、1987年YES ART DELUXE(佐賀町エキジビットスペース・東京)、1989年 いま絵画は-OSAKA’89(大阪府立現代美術センター・大阪)、1995年 アートヘルメット展(ギャラリー16・京都)、1996年 画廊の視点’96(大阪府立現代美術センター・大阪)、 2003年「たがやすように」(和歌山県立近代美術館・和歌山)2004年 CAP ART Fair 2004(CAP HOUSE・神戸) 絵画を見る2004/3(ギャラリー白3・大阪)、2010年ペインタリネス(ギャラリー白・大阪)2013年「日本の絵画五十年」(和歌山県立近代美術館)など多数 ギャラリーモーニングでは「版画旅行」に毎回出展
September 5, 2025
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